2000年 5月19日 金曜日 題 変質者ぱーと3
コチコチコチ・・・
雪 う〜ご主人様遅い〜〜〜、夕御飯冷めちゃいますよ〜。
「ちょっと出かけてくる、夕飯頃には帰ってくる」て言って出かけたのに〜夕御飯の時間とっくに過ぎちゃいましたよ〜〜〜。
ドドドドドドドドドドド バタン!!ガチャ!
雪 あ!帰って来たみたいですね、ご主人様お帰りなさ〜
は 雪!!急いで家中の鍵閉めろ!
雪 何かあったんですか?
は いいから早く!!
雪 は、はい
ドタドタ ガチャ パタパタ カチャ ドタドタ ガラガラガラ〜 パタパタ カツ ステ〜ン
雪 戸締まり完了しました〜。
は よし、それとさっきこけたな。
雪 う、はい・・・
それよりどうしたんですか〜ずいぶん慌ててましたけど? あ!変な人に追いかけられたりしたんですか?
て、そんなわけないか〜あはは〜。
は よくわかったな正解だ。
雪 え゛そうなんですか・・・
は 本屋から帰ってくる途中にこの前と同じ視線を感じてな(変質者ぱーと2参照)そこにいたんだよその視線の主が・・・
雪 どんな人だったんですか?
は まず頭ツルツルで。
雪 ふんふん
は まだ5月なのにこんがり日焼けしてて、白い歯がまぶしくて・・・
雪 ほうほう
は ビキニパンツだけ着てて・・・
雪 あ!わかりました〜それで筋肉ムキムキだったんですね〜。
は 正解・・・
雪 それで今まで逃げてたんですね、でも突然逃げ出したりしたらその人に失礼じゃないですか〜
は あのな〜普通「ハイ、ボーイワタシトイッショニアツイカイラクノヨルニタビダタナイカ〜イ」
なんてさわやかに言われたら逃げたくなるって、しかもポーズとりながら追いかけてくるし。
雪 確かに・・・
ドンドンドン!!
雪 何かドア叩いてますよ〜
は やっぱり来たか・・・
雪 予想してたんですか・・・?
は 来ないと話が進まないからな。
雪 は〜ぁ、そうなんですか〜
ドゴ〜ン
ま ヘイボーイミツケマシタヨ〜ウフフ〜
は・雪 うげ〜
雪 気持ちわる〜い・・・
は 確かに・・・
ま ハイガール、ガールモイッショニドウダイ?
雪 遠慮しておきます。
は おい!マッチョ帰れ!!
ま ノーノー、ボーイトタノシムマデハカエリマセーン。
雪 ご主人様やっぱり実力行使ですか?
は 仕方ないそうするか・・・雪!いつもの箱もってこい。
雪 そこに置いてます。
は 準備いいな。
雪 はい、2回もあんなことがありましたから前もって準備してたんですよ〜。
は ふ〜ん、とりあえず試しに釘バットで試してみよう。
覚悟しろ〜、せい!
ドゴ バキン
は・雪 え゛
は 釘バットが・・・
雪 折れちゃましたね・・・
ま フフン
雪 どうしますご主人様?
は 次は火炎ビンだ、うりゃ
ヒュン ガシャン ボ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ま ノ〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
は よし効いてるぞ。
雪 この人もよく燃えてますね〜
ま フン!!
バフン
は う゛ぞ
雪 気合いでかき消しちゃいましたね〜。
ま キラン
雪 どうするんですかご主人様〜
は う〜ん打つ手なしだ
ま ムキムキ
ジリジリ
雪 ご主人様ぁ〜あの人迫って来ますよ〜しかもポーズとりながらぁ〜
ま ヘ〜イ!!
は くそ〜!!
雪 きゃ〜〜〜〜〜!!
・
・
・
は ん?
雪 あれ?
は どうしたんだ?
雪 ご主人様この人固まってますよ・・・何か考え込んでるみたいですけど〜
ヒラヒラ
雪 顔の前で手をヒラヒラしても反応しないんですけど〜
は ん〜、あ〜〜〜〜そうかポーズのネタがつきたから他にないか考えてるんだ。
よし!!今がチャンスだ、雪!手伝え。
雪 手伝えってどうするんですか〜?
は これをこいつの全身に塗れ
雪 これは〜セメントですか?
は さっさと塗れ!!
雪 は〜い
ぬりぬり
・
・
・
は ふ〜塗り終了
雪 終わりましたねご主人様、でもどうするんですかこれ?
は 大丈夫だ安心しろ。
ピンポーン
雪 あ、誰か来たみたいですね。 は〜い
運 どうも運送会社のものですが、荷物はどれですか?
は これだ、送り場所はここ、お願いしますね〜
運 はい確かにお預かりしました。
は それじゃお願いします。
運 まいどありがとうございました、それでは失礼します。
雪 運送屋さんに運んでもらうんですね、でもどこに?
は ん、ナイショ。 それよりも飯にしよう
雪 あ、そうですね。 ご飯冷めちゃいましたから暖めなおしますね。
は 早くしてくれ〜逃げ回ってたから腹へった〜
雪 はいはいすぐに準備しますから待っててください
そ・の・こ・ろ
ま オーツギノポーズガオモイツキマシター。 テ、カラダガウゴキマセーンソレニココハドコデスカー?
ミシミシ ピシ!
ま オーイッタイナンデスカー。 ノーミズガーミズガーカラダガシメツケラレマース。
ピシピシ バコン!!
ま カラダガツブレマース。
ノーーーーーーーーーーーーーーー。
そこは太平洋の底でした
ま ノーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。