島の写真


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伯方港(木浦港) - Hakata Port -
 しまなみ海道が開通する前は、この伯方港が島の玄関口の役割を果たしていました。本州(尾道・因島)と四国(今治)に向かうカーフェリー高速船がそれぞれ1〜2時間に1便発着していましたが、しまなみ海道開通後高速船は廃止され、カーフェリーと快速線便数を大幅に減らして運航しています。伯方島に住んでいる人は橋の恩恵を受けられるからいいのですが、航路上の他の島の人たちは、大変不便な交通事情を強いられることになっています。
 下の写真はふるさと歴史公園から撮影しました。

木浦(きのうら)の街並み - Kinoura -
 島の東部に位置する木浦(きのうら)は島の中心部で役場を中心に商店街が広がっています。役場・警察署・金融機関などが集中しており、狭い平地に家々がひしめき合うように立ち並んでいます。近年は、高等学校が有津に移転したほか、スーパーマーケット・病院・町民会館といった人が集まる場所が島のあちらこちらに散在するようになったので、人通りはめっきり減ってしまって活気がなくなったように感じられます。
 上の写真はふるさと歴史公園へ登る途中で撮影したものです。
木浦

ふるさと歴史公園 - Furusato Rekisi Park -
 中世の山城を復元した、城郭の容姿が戦国の息吹を感じさせる居館上)には、歴史ゾーンを始めビデオシアター体験学習室等があります。展示館製塩ゾーン産業・文化ゾーン造船・海運ゾーンに分かれて、地域産業の発展の過程が一目で理解できます。
 またこの公園は小高い山の上にあり、伯方港木浦の町並み燧灘の水平線が一望できます。元旦には水平線から登る初日の出を見ようと、多くの人が集まります。

伯方町立伯方小学校新校舎 - Hakata Junior School -
 伯方島には4つの小学校がありますが、伯方小学校はそのうちでもっとも規模が大きい学校です。平成6年に新校舎が、有津に移転した伯方高校の跡地に建設されました。それまで木造2階建てだった校舎から、このような近未来的な建築物に変わってしまいました。旧校舎跡地ははグランドと体育館を残してあとは取り壊され、、役場の駐車場として利用されています。
 新たにオープンスペースコンピュータルームなどが設けられており、新しい教育への積極的な取り組みが期待されています。
伯方小学校2

沖浦ビーチ - Okiura Beach -
 埋め立てなどにより海水浴場が減っている中、島の南東部に位置する沖浦ビーチは、約1kmにおよぶ自然海岸の海水浴場です。休憩所・シャワー・更衣室などのほか、キャンプ場も併設しています。
 この写真を撮影したのはだったので釣り人が1人いるだけでした。夏休み期間は島の人たちだけでなく帰省客や観光客でにぎわいます。

有津(あろうず)の海岸線 - Arouzu -
有津
 有津地区は海に面していて、海岸から家が山側に向かって家が広がっています。以前は自然の砂浜が多く残っていたのですが、埋め立てて国道を海側に拡張したため、便利にはなりましたが海水浴ができるような自然海岸が減ってしまいました。
 有津港には定期航路はありませんが、島の海運業の中心である貨物船、毎日の荷物を運搬する渡海船、小型の釣り船などの船がつながれています。

船折(ふなおり)瀬戸(有津瀬戸) - Funaori Seto -
 伯方島有津鵜島(うしま)に挟まれた狭い海峡を船折瀬戸といいます。船も折れてしまうと言われるほどの急流は海の難所として知られ、渦潮も見られます。特に干潮・満潮時の潮の流れが変わる際の潮の流れは川のようで、そこを大小さまざまな船が上り下りしている眺めは飽きることがありません。
 写真に見えている灯台は四十子島(しじこじま)の赤灯台で、船折瀬戸の絶景にさらなる趣を加えています。
船折瀬戸
船折瀬戸
船折瀬戸

鶏小島 - Niwatori Kojima -
 しまなみ海道伯方島ICから少し東に向かったところ、島の南端から見える白い灯台のある小さい島が鶏小島船折瀬戸の急流の中にぽっかりと浮かんだこの島の周りは、他にも能島鵜島鯛崎島などが大島との間に所狭しと浮かんでおり、伯方島からの景色でもっとも風光明媚なところの一つです。
 鶏小島には村上水軍の出城があったとされ、海岸には桟橋の跡も見られます。
 また、この島にはいくつかの伝説が残されており、ただの小島とあなどることのできない、奥深い島なのです。

伯方・大島大橋 - Hakata・Oshima Bridge -
 しまなみ海道上の橋で、伯方島大島をつないでいます。昭和63年(1988年)に開通しました。伯方島から途中の見近島までが伯方橋(桁橋:325m)、見近島から大島までが大島大橋(吊橋:840m)です。
 橋の上からは、伯方島、大島、見近島はもちろん、鵜島能島鯛崎島鶏小島などが見渡せ、まさに「多島美」を実感できます。
 写真は有津(道下)からですが、伯方島サイドからのビューポイントはSCパーク開山展望台宝股山沖浦ビーチへの道中などいろんな角度から眺めることができます。
 くわしくは「瀬戸内しまなみ海道を行く」ホームページ で。
伯方・大島大橋

伯方S・Cパーク - Hakata S・C Park -
 しまなみ海道伯方島ICを出てすぐのところに位置する伯方SCパーク。SCはSports & Cultureの略で、写真左の伯方町民会館、右の勤労者体育センターの他、テニスコート(6面)50メートルプール(ウォータースライダー有り)ゲートボール広場など設備が充実しています。
 伯方・大島大橋を後ろに控えている絶景ポイントの一つであるこの施設では、はかた夏祭りの他さまざまなイベントの会場として使われ、その度ごとに多くの人で賑わいます。
 しまなみ海道の開通にあわせて、地場物産などを販売するしまなみの駅/道の駅「マリンオアシス伯方」がオープンした他、99年夏には海水浴場「伯方ビーチ」も並んでオープンしました。

伯方ビーチ - Hakata Beach -
 1999年7月、伯方SCパークに隣接してオープンした海水浴場です。もとは自然海岸だった場所なのですが、埋め立てをして駐車場スペースを作り、その向こう側に人工海岸を造りました。沖浦ビーチと比べると少し狭い気がしますが、今後さらに延長する計画があるそうです。伯方・大島大橋を見上げながら海水浴を楽しむことができます。
 撮影したのは夏休みに入ってすぐの土曜日で天気も曇り空だったため、泳いでいる人はまばらでした。
伯方ビーチ1
伯方ビーチ2

枝越港 - Edagoe Port -
 枝越港は、しまなみ海道伯方島ICを西へすぐのところにある漁港です。また、写真に写っているクレーンは造船所です。

大三島橋・鼻栗瀬戸 - Omisima Bridge ・ Hanaguri Seto -
 しまなみ海道の橋の中で一番最初に開通したもので、昭和54年(1979年)になります。328mのアーチ橋で、伯方島大三島の間の鼻栗瀬戸の上に架かっています。豊かな自然の中に調和した人工美は、しまなみ海道上でもっとも美しい景色の一つといえるでしょう。
 写真は伊方・熊口港からです。開山展望台から真下に見下ろすことができるほか、宝股山からも眺めることができます。
 くわしくは「瀬戸内しまなみ海道を行く」ホームページ で。
大三島橋

開山(ひらきやま)フラワーパーク - Hirakiyama Flower Park -
 島の北西部にある標高149mの開山桜の名所で、春には約1000本の桜の木が咲き乱れ大勢の花見客で賑わいます。開山展望台が昭和47年に完成し、その後トリムコース(アスレチックコース)が作られたのですが老朽化し、平成元年にフラワーパークとしてリニューアルオープンしました。滑り台やブランコなどの遊具があり、家族でお弁当を持って遊びに行くにはもってこいの公園です。
 2002年春に全面改築された展望台からは眼下に大三島橋が見下ろせるだけでなく、伯方・大島大橋多々羅大橋も遠望できるという、複数の橋を一度に眺めることができるしまなみ海道沿いでは数少ない絶景スポットの一つです。


2002年3月サクラ三分咲き

喜多浦八幡神社 - Kitaura Hachiman Jinja -
九州博多の箱崎宮より分霊勧精し創設されたと言われており、伯方島の名前もここから名付けられていると伝えられています。春には「弓放し」「春市」といった行事が催されます。写真下は「春市」で芝居が行われる舞台となる建物です。
喜多浦八幡神社1
喜多浦八幡神社2
喜多浦八幡神社2

どんで - Donde -
 蛍の住める自然環境を残そうと、「北浦ほたるの会」が整備を呼びかけ、できた公園です。遊歩道や水車小屋、草生水路(ほたる水路)などが 整備されています。ここで育てたほたるを鑑賞する「ほたる祭り」が毎年行われています。

宝股山 - Houkosan -
 伯方島の最高峰宝股山(標高304m)からの風景です。360度見渡すことができ、伯方・大島大橋、大三島橋、多々羅大橋の3橋を一度に見ることができます。駐車場から頂上までは15分ほど登らなければならないけど、そのちょっとした苦労の後、目の前に広がるパノラマに感動することは間違い有りません。
宝股山1
(瀬戸浜、金崎、津波島、赤穂根島)
宝股山2
南東(有津、四坂島)
宝股山3
(船折瀬戸、鵜島、大島)
宝股山4
南西(伯方・大島大橋、見近島、大島)
宝股山5
西(枝越、大三島橋、大三島)
宝股山6
(多々羅大橋、大三島、生口島)

約200度 パノラマ合成

瀬戸内しまなみ海道を行く

伯方島の地域産業

伯方町合併40年の歴史


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