有光酒造場

土佐宇宙酒計画

  できるなら、自分自身が宇宙に行きたい。

 子供の頃から「空」に憧れていた。学生時代には、よく登山をした。雲海を見ながら稜線を歩いていると、雲の上に住んでいるようだ。そこからスキーで滑り降りると、まるで空を飛んでいるように気持ちよかった。20歳代にはパラグライダーで空を飛んだ。風の音、空気の温度、気流の段差。
 最近はお手軽になり、ラジコングライダーを自分の代わりにして、サーマル(上昇気流)の中に投げ込んでいる。

 もっと上空高く上がると空の色はどんなになるのだろう? でも、旅客機で10000m位を飛んでも空の色は同じだったな。

 宇宙飛行士の話
 人や大部分の生物が生きている地球表面の薄い膜の様な大気と海水の青色。そして宇宙の空の半分を占める「玄」(くろ)色。その青と玄の境界の碧色(あおいろ)、その碧色の美しいこと!!絵や言葉で現すことが出来ない。

 「行ってみたい、見てみたい。」

 

 

 てんくろう(天喰郎)の会 発足

2002年 秋 高知県宇宙利用推進研究会発足 「地元土佐から宇宙へ飛ばそう」
当初より有光酒造場は司牡丹と共に会員として参加。
同年12月 ニックネームが『てんくろう(天喰郎)の会』に決定。

*天喰郎=土佐弁で、おおぼら吹きのこと。得意になって天を食う様な話をする奴のことらしい。そのとおりだ。(ちなみに名付け親は吉澤さんです。)

また、JAMSSも全面的に力強く協力してくれる。
以来、ほぼ2ヶ月おきに研究会に参加しながら宇宙利用について考察する。
*注 : 高知の場合 「考察する=盃を酌み交わしながら意見を述べ合う」となる。

 その甲斐あって、軽くて丈夫(?)な「食品酵母菌と乳酸菌」が、てんくろうの会として最初に打ち上げる荷物の有力候補として取り上げられる。

 「自分は宇宙へ行けなくても、宇宙に行った酵母で酒を造りたい。」

 

 2005年10月1日、打ち上げ決定!

 高知県酒造組合として、酵母打ち上げに参加することを決定。
2005年4月打ち上げ費用負担案が高知県酒造組合で承認される。
いよいよ2005年10月1日(奇しくも日本酒の日)ロシア バイコヌール宇宙基地よりソユーズで打ち上げ決定!
(正確にはバイコヌールはカザフスタンにあってロシアに貸与しているとのことです。)
尚、この事業は有人宇宙システム株式会社(JAMSS)の強力なバックアップを受けています。

バイコヌール基地訪問決定

10月1日のソユーズ打上を現地で、確認するため、私有光を含め5名が、バイコヌール基地へ行くことに決定!!

メンバーは、以下の通りです。

高知県の酵母を開発した、高知県工業技術センターの上東氏。
美丈夫の浜川夫妻
てんくろうの会事務局の西森氏

 

 いよいよ「碧色」を見てきた酵母で酒が造れる!!

 2006年2月に土佐宇宙酒初しぼり!!

 2006年4月土佐宇宙酒発売!!