94.床の間吉凶について
●床の間について
床の間についての質問をよくいただくので、簡単な概要と家相上気をつける事を説明します
床の間は座敷の一画に床柱、床框、床板を設けた、一段高い場所です。
中世以前は、客を一段高いところの座らせ、主人が客を歓待する交際の作法があ り、
現在でも、客人が床柱を背にして座るのは、この様な理由からだといわれて います。
床の間の起源は、仏間が起源であるとか、客人の寝所であるとか、
中国の作り付 けの机が変化したもの、茶室からだとか諸説があるようです。
どちらにしろ、座敷には無くてはならないものとなっています。
庶民(民家)に床の間が普及するのは、江戸時代に入ってからですが、身分不相 応として、何度も禁令がでました。
実際はあまりにも、床の間が普及していたため、不問となる事が多いようでした。
床の間には、本勝手と逆勝手があり本勝手は、部屋に入って向かって左側に床の 間のあるものを言い 逆勝手は、その反対に右側にあるものを言います。
本勝手の作りの方が自然です。

●家相のポイント
さて、家相のポイントですが、 床の間の形式としては、
織部床、蹴込床、置床等色々ありますが、形式について は、家相的な影響力はそれほどありません。
床の間の設置方位は、北に設けられ南向きが最良で、権威と品位を保つ相となり ます。
次に、西に設けられ、東向きの床の間です、発展の相となります。
北西に設け、東向き あるいは、東南に設け北西向きも吉相です。
南、東、北東設置の床の間は、凶相です。 その中でも、北東の床の間は、最も凶相となります。
南西の床の間は、鬼門向きとなり、相対しますが、支障ありません。
上記をまとめると次のようになります。
| 北設置 |
南向き |
最良相 |
| 西設置 |
東向き |
発展良相 |
| 北西設置 |
東南向き |
吉相 |
| 東南設置 |
北西向き |
吉相 |
| 南、北東 |
凶相で避ける事 |
東方位 |
床の間は、客の座であると同時に、神の座であるという意識から、神の部屋である神床として使用する場合があります。
この様な使用用途の場合は、不浄物用途との接合は避けることが大切です。
一般の飾り床の場合は、影響の発生無しと判断します。 また、床の間(飾り床)にタンスを置いても方位影響の発生はありませんが、設 置方位によっては、良くない気が滞留しない対処が大切です。
南正中エリアが大きく閉塞される配置は凶相となります。
新築・建て替え・マンション・リフォーム・間取り・プランの参考としてご利用下さい。
家相、風水