家相風水・家相入門> 家相の「欠け」と「張り」影響や判断と対策

家相風水・家相入門

家相の欠けと張り

家相の「欠け」と「張り」


建物を計画する時に、長方形の建物が理想ですが、
最近の家はデザインの凝った物が多く、複雑な外観になり
どこかに出っ張ったところや、引っ込んだところが出てきます。

この、出っ張ったところを「張り」、引っ込んだところを「欠け」といいます。
一般的に、「張り」は吉相、「欠け」は凶相となり、
住んでいる人に影響を与えます。

ただ、自分の住宅には「欠け」がなく「張り」しかないから安心かというとそうではなく、
「1.方位の基本」で説明した北東、南西の位置に「張り」がくると凶相となるので
計画には注意が必要となります。

同じく「欠け」の場合も北東、南西は、特に避けなければなりません。

「張り」「欠け」とは次のような場合を言います。

「張り」は建物の一辺の長さの三分の一以内が出っ張っている。

「欠け」は建物の一辺の長さの三分の二以内が引っ込んでいる。

   張りの図
*****



   欠けの図
*****

建物の「張り」と「欠け」は家族の健康面に影響しますが、それ以上に家族の運勢に大きな影響を与えます。
詳しくは33項以降で説明していますが、まず自分の生まれ星の方位に張りを作ることです。

しかしながら、二黒土星、八白土星生まれの人は、建物の南西(裏鬼門)と北東(表鬼門)に張りを作ることになりますので、この方位は、凶相となり要注意です。
たとえば
イ.一白水星の人は、建物の北に張りを作ることで運勢が強くなります。特に事業家に効果があります。

ロ.三碧木星の人は、建物の東方位に張りを作ることです。東の張りは頭脳を使う人には吉となります。

ハ.四緑木星の人は、建物の南東方位に張りを作ることです。これは巽張りで吉相の代表です。
そして、社会的信用も大きく地位も確実にいい方向になります。

ニ.五黄土星の人は建物の中央になります。中央を主人の居間にすると張りと同じ効果があります。
トイレ、階段は大凶となりますので、間違ってもつくらないようにしてください。

欠けの判断ここがポイント


時々こんな質問が来ます。

一辺の長さの三分の一以内が出ているのが張りで、三分の二以内引っ込んでいるのが、 欠けとありますが、欠けも三分の一以内じゃないのですか?
図では、そうなっているように思いますが。

回答

欠けについて、補則解説します。
欠けの図
三分の一を超えて張り出すと、残りの部分が欠けとなります。
「欠け」という言葉に「小さい欠片」とか「少し」というイメージがあると混乱します。
建物の半分以上が引っ込んでいて、他の部分が張りのように見えても欠けとなります。



張りの図


張りについて 小さすぎる張りは意味が無いかも

張りと欠けについてですが、例えば10mの辺の右側に1mを残して(8〜9mの所に)1m四方の張りを作った場合、右端に残った1m部分は欠けになってしまうのですか

回答

10メートル四方の方形の建物にたいして、1メートル四方の形状であれば張りとなります。
ただし、この質問の建物の場合ですと、張りとしては小さすぎますので、張りとして有効かどうかの判断が必用です。

張り図

少し複雑な欠けについて

欠けについての補則解説その二です。

欠けの判断で迷う方が多いので、補則解説します。

張りのイメージを単に出っ張っている形状だと考えると欠けの判断を間違えます。

また、欠けのイメージを小さな引っ込みと考えても間違えます。

この張りのイメージが強すぎると欠けの判断を間違える事があるので注意して下さい。

解説用の図面を書いてみました。

はじめに、この上の建物は欠けでしょうか?



家相入門を読んでいる方であれば、欠け相だとわかるはずです。

では、下の建物はどうでしょうか。

出っ張り部分が右に動いていますが大きさが変わっていないので、やはり欠け相ですよね。

下の建物形状だと欠けが2ヶ所できてしまっていますので、それぞれの欠け方位の影響が発生する可能性があります。


多段欠けと斜行欠けなど複雑な欠けの家相について

ハウスメーカー(工務店)などの間取りは経済性も考えて設計されていることが多いので、
極端に凸凹の多い建物はありません。

打ち合わせの際も、間取り集などに載っている基本プランを元に変更してゆく事が多いので、

最初に書いたページを参考にすれば張り欠けの判断をする時もそれほど苦労はありません。

当然例外もありますが、そういう場合はフリー設計などの規格外の建物となります。

建物形状が複雑になる場合は、施主や設計士が意匠的に凝った設計をする場合もありますが、

建設地の形状が狭小だったり変形した土地だったりすることの方が私の経験上圧倒的に多いように感じます。

土地の形状が極端に変形している場合。

たとえば三角形の土地とか土地の一部が斜めになっている土地だと、
敷地を有効利用しようとして建物を土地に合わせて計画したくなります。

まれに上手くゆく事もありますが、たいていは建物に張り欠けができてしまいます。

特に境界境が斜辺となっている土地に合わせると、建物に複数の欠けが連続できてしまったり建物形状に斜辺ができてしまうことがあります。

私は、この複数の連続した欠けを多段欠け(階段欠け)と呼び、建物の斜めとなった部分を斜行欠けと呼んでいます。

多段欠けは複数の欠けが重なるような欠け相となりますので、家相の考えを大切にするのであれば、この様な計画はしないことが大切です。

多段欠けの対処としてはあるにはあるのですが、建築法規上難しい事もあるので補正ありきでの計画は止めた方が良いでしょう。

斜行欠けについては、斜辺の境界に合わせて建物の一部を斜めにするような計画はあまりしないと思いますが、凶相となり補正対処も難しいので避ける事です。

土地形状に合わせるため建物の一部を曲線(緩やかな連続したカーブ)にし設計した場合、この形状も多段欠けとなるので欠け相のある建物として判断をみることになります。

※R形状(曲線の欠けやカーブのある欠け)については家相入門で説明しているの参考として下さい。
R形状(曲線の欠けやカーブのある欠け)を含む建物と家相


★多段欠けのような複雑な形状の場合、

多段欠け斜行欠け
建物の形状がごちゃごちゃしていて、張り欠けが良く分からない時は

中心を求めて方位盤を置いてみると建物の全体のバランスが分かるので、
欠けているのか張り出しているのかが分かります。

上の図は建物の中心を求め方位盤を重ねた物ですが、
こうやって作図して見るとどの部分が張りでどの部分が欠けなのかが何となく分かると思います。

この建物の欠けの部分に色をつけてみます。

欠け相

色をつけた欠け相の部分に建物がある物として、この建物の方位図をみると
バランスがとれた形状になったのがわかると思います。

左上と右下の張り相は、別に悪くは無いのですがちょっとうるさく感じます。

どちらか一つを張り欠け無しにできれば、更に良いバランスの建物となると思います。

補足説明
家相の欠け対策や補正について



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