電動機によるスケールエアロトーイングをやってきました。

06/03/25


本格的に滑空場でスケールエアロトーイングをしようという事で、私と矢野(龍)氏で曳航機を準備しました。
私は以前から使っている京商の1.8mの50カブ電動改造機をリポ4200mAh/5セル仕様に改造し、350gの減量。
矢野氏はエンジン機スカイランナー140をリポ3700mAh/10セルに電動改造してきました。
スカイランナーはウイークエンド的な機体でグライダー曳航にもむいております。
クラブ員保有のスケール機体は、主にスロープソアリング用として保有しておりま。
しかし、一部の機体は岡山県笠岡市でのスケールトーイングにも使っている機体もあります。
そこで、どうしても地元の滑空場で曳航しようという事になり、今日のフライトとなりました。
スカイカンナーは翼長2560mmあり、今使っているBGX-1搭載の機体とほぼ同サイズですが、この電動改造機
は全備重量は約5kgという事でかなり減量化されております。
ただ、使用するペラはBGX-1と同じサイズをほぼ同じ回転数で回し、静止推力は9.5kgを越えております。
当然垂直上昇です。

本日皆さんが持ち寄った 機体は
@MINIMOA 1/5(サーマル工房製)全幅3.4m/全備約3Kg
AVentus 2c 1/6(コスモテック購入)全幅3m/全備約2Kg
BASH26 1/5(Graupner)全幅3m/全備約3Kg
Cスイフト S-1 1/5(ミボ社) 全幅2.53m/全備約3.5kg
DASW27 1/4(Bruno)全幅3.75m/全備約5kg
EASH26 1/4(Bruno)全幅4.5m/全備約6kg
FDG200/17 1/8(フェスター社)全幅2.1m/全備約800g

@ABFは私の電動カブで上げました。
パワーとしては静止推力3.5kgオーバーでFS70程度かな?
曳航1回250〜300mで約550mAh消費します。
連続で6〜7回の曳航が可能となりましたが、あと充電が1時間・・・・。
上昇角度としては一気に直線で250〜300mまで上げます。
ちなみに本日はカブで10回上げました。
矢野氏のスカイランナー140改は最初にテストで@を上げてから、DEを上げました。
これらの機体の曳航ならBGX-1搭載の曳航機とほぼ同性能で、少し向かい風があれば旋回はほぼ不要です。
ちなみに上げた高度は、ともに「うわ〜!見えないぞ〜!どっち向いてる?どこにある?」でした。

でも離脱高度は200mくらいにしょう。 実機曳航でも低い場合は300〜400mほどで離脱するのに・・・・。
あと曳航機は2機増やそう。
スカイランナー140電動改です。 スカイランナー140と京商1.8m電動カブです。
息子さんと「機体の魂抜き?」です。 給油(電)中です。
リポ10セルです。 テスト飛行ですが、このあと数メートルの滑走で離陸
していきました。(驚異)
宮田さんのVentus 2c 1/6全幅3m/全備約2Kgです。
本日が曳航初飛行でしたが、問題無くサーマルも
捕って、良く上がっていました。
柴さんのMINIMOA 1/5全幅3.4m/全備約3Kgです。
透けた服が・・じゃなかった、リブ翼が綺麗で、雰囲気
が出ています。
柴さんと宮田さんの「その他」です。 給油(電)中です。
私の黄ばんだASH26 1/4全幅4.5m/全備約6kgです。 矢野氏のASW27 1/4全幅3.75m/全備約5kgです。
宮田さんのVentus 2cのメカです。
脚とフックは1サーボで連動しています。
是沢氏のスイフトS-1 1/5全幅2.53m/全備約3.5kgです。
今日は最後の曳航機トラブルで飛べませんでした。
矢野氏のASH26 1/5全幅3m/全備約3Kgです。 パイロットの矢野氏の息子さんとASH26です。
今日がトーイング初挑戦でしたが、別のDG200で
完璧に2フライトしました、小5です、凄い!
矢野さんの「シーガル」です。
初飛行ですが、「中のメカ」を取りたいとの事で持って
来ました。(本人は壊して焼くつもり?)
地上を走り回ってトリム調整をしました(????)ので、
これから離陸です。
離陸後垂直上昇で軽快に上がっていきます。
良く飛びます。
毎回離陸で即垂直上昇していましたが、よく観察する
と普通の離陸上昇は危険で無理なようです。
本人は気に入ったので「焼かない」そうです。
飛行を待つ機体(ASW27とASH26)です。 今日は機体がにぎやかでした。
普段は私も含めて質素でしたが、トーイングをする!
となると、集まるものです。
おわりに
@曳航機は足が速くなくてはいけない・・・ソアラーの場合、遅い曳航機について飛ぶのがやっとである。
Aソアラーの場合、目安として「曳航機とグライダー重量合計の半分の静止推力」があれば、ちゃんと曳航可能。
B電動曳航機は、離陸スタート時のダッシュが良く、もたつきが少ないためリスクが小さい。