Highlight Acro1.8 |
00/12/09
箱から出して1時間でこの状態です。 機体製作の部分は @エルロンをテープヒンジで留める。 A尾翼の台座に二箇所3mmタップで取り付け穴を開ける。 B尾翼に取り付け穴を開け、皿ビス加工する。 C尾翼すぐ前の胴体に垂直尾翼取り付け用の穴(溝)を開ける。 D垂直尾翼の角度を決め、下側をカットし、接着剤で接着する。 Eラダーリンケージパイプの穴を開ける。 以上で完成です。 あとはメカ積みだけ・・・・。 |
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主翼は5mmカーボン無垢カンザシを差し込みし、両翼中央のノックピンをそれぞれ胴体に差し込み4mmビス留めです。私はポリカナベビスとしました。 胴体は極細手抜きケブラー胴(ゲルコート無し)です、これは好き嫌いが極端だと思いますね。 カラーは何種類かありますが、私は補修フィルムの入手性から赤にしました。 キャノピーは落とすともったいない?カーボンです。(意味な〜いじゃん!) |
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尾翼はコンベンションタイプで簡単に取り付け出来ます。 私は3mmのビス留めにし、ポリカ皿ビスを使用いたしました。 この材質(スチレン一体成形)は好き嫌いがありますが、非常に軽量です。 主翼と同じで、今風の仕上げですね?アリアンみたい・・・♪ 次回はメカ積みですが、手が止まってしまいました。 これはショックコード仕様にいたします。 |
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ラダー・エレベータのリンケージ この種のグライダーはシビアな操縦を必要としますので、ガタが無い事が重要です。 今回、リンケージは付属のピアノ線を使いますので、1mm厚のFRP板をホーンとして使いました。 付属のピアノ線を2cmくらいカットして、そのカットしたピアノ線でFRP板に穴あけをいたします。 ピアノ線の先端はLにカットして差しただけの物ですが、飛行中には絶対外れることはありません。 |
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リンケージその2 この種のリンケージでガタを出さない方法ですが、まず、ピアノ線の差す部分に薄っすらとオイルを塗布してホーンに差し、その穴に瞬間接着剤を一滴垂らして硬化させ、その後軽く動かすとピアノ線が穴の中で「カチッ」と回って、ガタの無いリンケージが完成です。ガタがあるとそこに瞬間接着剤が充填され隙間が埋まるしかけです。 |
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サーボの搭載 胴体内にエレベータ・ラダー用のサーボを搭載いたしますがスペースの関係で今回、このAcroにはグラウプナのC2081を4個使いました。 サーボはベニアに二個並列に並べてネジ止めしてサイレックスでサーボベットを胴体に固定します。 ストロークを稼ぐためこういうリンケージになりましたが、お互いに干渉しないようリンケージいたします。 このリンケージ方法ですとスペースが充分確保出来て、あのフタバの弁当箱のようなPCM137GPも搭載可能です。 |
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キャノピーとフックの取り付け フックは胴体内のブロックで固定します。 まず、2mm厚のベニアに5mm厚のバルサを瞬間接着剤で張り合わせ、幅7〜8mm・長さ50mmくらいのブロックにして、フックで胴体ととも締めします。(ブロックは胴体には瞬間接着剤で固定しません) |
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キャノピーの取り付け このキャノピーはテープ等で固定するようになっていますが、私はFVKのシンプリー・ザ・ベストと同様な固定方法にいたしました。 具体的には、キャノピーの両縁にエポキシレジンで幅2mm、長さ10mmの爪を付け、胴体に切った溝に差し込み固定いたしました。 一旦固定したら、隙間がピッタリなので爪(指の)が入らず、キャノピーを外すのが一苦労です。 |
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エルロンサーボの取り付け C2081は厚みがギリギリなので取り付けは楽です。 バルサ棒でサーボがピッタリ納まるベット(木枠)を取り付け、サーボをセットしてホットボンドで木枠とサーボを点止めしました。 クレビスは使わず、1mmのピアノ線のみです。 ホーンは1mmのFRP板で作り、エポキシで接着いたしました。 固定方法はラダー・エレベータと同じでリンケージのガタは取り除いております。 ロッドの抜け止めは電線の被服を差しておきました。 |
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フライト ミキシングはEpsilonで使っているのをコピーして修正いたしました。 曳航・滞空用フラップMixを付けてオールモード対応となり全備430gです。 受信機用ニッカドは250mAhでノンバラストで重心ピッタリです。 重心位置は全縁から65mmに設定したしました。 今日、ショックコードで初フライトしたしましたが、エレベータのトリム調整(約1mmダウン)のみでokでした。 ミニグライダー用のショックコードを使用いたしましたが、フラップ10mmダウンで曳航すると充分な高度がとれ、滞空時には約2mmのフラップダウンで良好な滞空と操縦性が確保されています。(エルロンは上20mm、下10mmの大舵設定にしております。)ランディング直前の移動中の速度で高度6〜7mくらいからロールしてみましたが、クルリと回りました。(危なかった!・・ねぇ小野さん。) この機体は1.8mスパンの関係で足は大変長く、ショックコードから離脱してから、300mくらい右前に出しましたが充分サーマルを捜しに行って安全に帰ってくる余裕です。可変フラップの関係で速度レンジが相当広く、また進入性も良く楽しいグライダーです。 毎回、何らかのサーマルに乗り、長時間フライトと相まって、久々に楽しい思いをいたしました。 |