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モーターの冷却

02/06/01


ホームセンターで売っている直径約2.5mmのアルミ線を1mくらい切り、モーターカンとの接触面積を増やすためアルミ線全体をDカット(リューター+砥石でアルミ線の片面を削り取る)いたしました。
あとは、それをモーターカンより少し小さい筒にしっかりと巻きつけ、それを約3mm間隔でモーターカンに巻きつけて完了です。
アルミ線の固定は瞬間接着剤を点付けで使用いたしました。
この状態でもモーターはヒンヤリします。
DCファンは12V仕様の小型ファンを使用(動力用ニッカドと直結)
取り付けですが、まずモーターの高さと同じ幅で長さ10cmほどアクリル板をカットしてそれをUの字型に曲げてファンに固定しました。形は上から見るとD形状になります。
そのままモーターの上からかぶせてモーターとプラ板の隙間を2mmくらいにしてホットボンドを使い、2点で固定いたしました。
これで小さなファンでも気流に流速がつき、拡散することもなく結構な速度でモーターカンの表面(全体的に)に巻きついて流れます。
この状態でテストするとモーターの上下にかなりの風が出てました。
モーターとサーボの間にDCファンがちらっと見えます。
今日は10セルでピニオンギャを1T上げて15Tでテストいたしました。
今日の気温は30℃はあったでしょう、まずフライト前のモーター温度ですが、エンドベルと反射率の関係で誤差はあると思いますがモーターカン付近の温度は両方とも32℃でした。
ホバリングで浮かなくなるまで飛ばして着陸した直後のモーター温度は53℃、サイドのモーターカンあたりは45℃でした。
写真はフライト約5後の温度です。エンドベル付近で41℃です。計測中でもどんどん下がっています。
次にアイドルアップ(スロットル100%)で上空フライトしてから、あと浮かなくなるまで1分ほどホバリングして着陸した直後のモーター温度を測定いたしました。
フライト前のモーター温度はエンドベルとモーターカン付近ともに33℃でしたが、フライト直後はエンドベル付近が53℃、モーターカン付近は42℃てした。
強制冷却するとエンドベルと風のあたるカンとの温度差は約10℃くらいあり、ファンとアルミ線の効果はかなり出ています。
以前のブラシモーターでの測定結果から推測いたしますとモーターカンと内部との温度差は20℃くらいと思いますのでこの場合、中は70〜80℃くらいと推測いたします。(かなり限界ギリギリ?)
この写真はフライト約5後のニッカドの温度です。ちなみにフライト直後のニッカド温度は65℃でした。
【まとめ】
さぁ、この結果ってどうなんでしょう!