ブレードランナー(BLE)

98/10/31


本日、秋田経由宮城県産F5B600機のブレードランナーが四国松山の空を初飛行しました。
数年振りに購入したF5B600ですが、中古ですので飛行実績はあり全く緊張感は無く、重心位置は結城氏の指示通り前縁から70mmに設定しての初飛行です。
このブレードランナーはF5B600の悩ましいレギュレーションであります翼面積を36duにすべく主翼を小さく水平尾翼を大きく設計したもので重心位置は前縁から45ミリの位置から70ミリまでの範囲内で好みでセッティング可能です。
ただ、F5Bの競技で使用する場合はそんなに幅がないと思いますが、とりあえず最後部の70mmに設定しました。
結城氏曰く「重心は機体の水平尾翼が大きいことで後ろのセッティングすると、失速も速くなりますが、反面に高速旋回時の性能があがってくる」との事です。
この場合、当然機体へのロードも大きくなるわけですが、強度的にはまったく問題ありませんでした。当面はこの機体でまた1から練習です。
ということで本日(10/31)初フライトいたしました。

@搭載モータ(F7LMR
世間で言われるF7というモータです。
このモータはAVEOX社製7セルブラシレスモータにRobbeプラネタを組んでいます。
このユニットの弱点としてはギャシャフトです。
5mmであり、また焼きが入っていないので着陸でプロペラハブが何かに当たれば簡単に曲がってしまいます。
予備パーツとしてはプラネタを持っておく必要がありますね。
重量的には不利ですが、R325/3プラネタのギャと互換があれば変更したいと思っています。
A使用アンプL60up
BEC出力をもったセンサー付きブラシレスアンプです。BECとして使用する場合はSWを介して受信機へ接続すればOKです。ただ、BECで使用する場合はアース線が共通ですのでオプトカプラーによる動力線と信号線の分離は出来ませんのでBECで軽量化を狙うか別電源として安全性を狙うかは好みです。
アンプの設定方法(モータオンは当然ギャSW使用)・送信機のSWをいれ、フタバはそのチャンネルをリバースにします。
・受信機のSWを入れ、アンプにあるSWを押す。
  LEDが1回モードでブリンクしこれでセットアップモードに入ります。
・送信機のギャSWをオフにして、アンプのボタンを押す。
 (LEDが2回モードでブリンク)
・送信機のギャSWをオンにしてアンプのボタンを押す。
 (LEDが3回モードでブリンク)
・送信機のギャSWを再度オフにしてアンプのボタンを押す。(LEDは消える)
B動力ユニットの全体
 この組み合わせは1〜2年前のものですが、本日使った感じではまだまだ戦闘力はあるな!といった感じです。
【フライトインプレッション】
 手投げ後の全備1790gのBLEをほぼ垂直に引っ張り上げます。
 RFM13*9narrowを付け地上で約80A、8000RPMでした。
 推力は2Kg以上は出ているようです(当然飛行中)
 話しには聞いていましたがF7LMRはなかなかタフなユニットのようです。
 ただ、夏場は冷却を考えないと当然ダメでしょう。
 パワー的にはHP220ギャードとかHP370の7掛けでしょうか?
 飛びにおいては非常にマイルドで旋回もくせはなく飛ばしやすいF5B機でした。
 またまた、お気に入りの一機です。(旋回時のエレベータはド安定)
Cモータマウント
 汎用的なモータマウントに変更し、今後のモータに備えました。
D使用スピンナーとペラ
 スピンナー:TOPAZ45カーボン
 ペラ:RFM13*9narrow
Eブレードランナー
 4〜5年振りのF5B600機購入
 
Fピットその1
 ニッカドはザッピンクした直付けのRC2000 です。
Gピットその2
 充電完了して飛行を待つBLE。
H主翼の取り付け
 4mmアルミパイプのダウエルピンと後部の3mmネジ2本で固定。
Iアンプの搭載場所
 セッティングが出来る様、開口部前に搭載(コードでつながっているのでどうしてもここになる)
J水平尾翼
 本機の特徴である巨大な水平尾翼です。
 (エリプス2Tの尾翼より大きい)
K冷却中
 飛行を終え、モータとアンプの冷却中です。