私なりのEP Concept

01/04/10 up
注)私が使用しているHBRモーターは旧仕様です。
現仕様と比較する場合は注意してください。

40Sは現仕様です(10wi Kv4260rpm)


せっかくの国産のEPヘリですので、パーツが容易に入手出来る事が重要と考えました。
純正パーツ・オプションパーツの入手性として動力系を考えると、一番問題になり頭が痛いのがモーターピニオンです。
現在、入手可能なピニオンは13T〜16Tです。今までHacker MotorはHBR40-9Wil(3700rpm/V)+18Tを使っていました。
この18Tが曲者で、今や入手はほとんど不可です。でも代替用としてはまだどこかで17Tが入手可能なので、しばらくは使えそうですが、少し方向転換いたします。
主に動力系ですが、色々とテストして自分なりの方向性を見出しました。
私の感覚としては少し高めのKV値のモーターでギャ比を高めにして飛ばすとやはりピッチの追従性もよく、回転落ちが少ないようです。18Tでは辛いものがあります。
今までHackerは8Wi-L+15T-16T(結果的にこれがベストとは思います)、HBR9Wi-L+18T(7cells)、HBR40-7Wil+13T(6calls)、LMT1520/13+18T(7cells)、HBR40-10WiS+16T(7cells)を使ってみました。
それで、今後は下記仕様で煮詰めてみたいと思っております。
とりあえず、こだわりとしてスロットルカーブは0-100(75)-100-100-100で設定です。あの安定感とフライトタイムは捨てられません。
【EP Concept Data】

EP Concept SR改 7cell仕様 950g
HBR40-7WiL(155g) 4800rpm/V 3SL-40-6-18 BEC改 Asami 13T
JRC 準対称ローター
Futaba FP-R116FP(72MHz)
Futaba GY240 * 1
Futaba FP-S3102 * 1
Futaba FP-S143 * 1
HITEC 81MG * 2
NiCD RC2000 7cell仕様 1370g
Ni-MH GP2000 8cell仕様 1320g
これはボディ交換で1300g以下に軽量化可能です。

EP Concept Schweizer300C 6cell仕様 925g
HBR40-10WiS(125g) 4260rpm/V 3SLB-40-6-12 純正 16T
京商ハイグレードローター、又はJRC 捻り下げローター
Futaba FP-R116FB(72MHz)
Futaba GY240 * 1
Futaba FP-S143 * 4(要交換)
NiCD RC2400 6cell仕様 1295g
Ni-MH GP2000 7cell仕様 1250g
これはボディ交換で1200g以下に軽量化可能です。
【バッテリー重量memo】
SANYO RC2000 7cells 420g
SANYO RC2400 6calls 370g
GP2000 Ni-MH 7calls 325g
GP2000 Ni-MH 8calls 370g
Pn3000 Ni-MH 6calls 375g
MS880 Ni-MH 7calls 125g(Hornet用)
GS580 Ni-MH 7calls 110g(Hornet用)
SANYO AR500 7cells 140g
テスト結果(2001/04/08)

EP Concept SR改 7cell仕様 950g+バッテリー

7N-RC2000 ホバリング時間7分41秒
8N-NiMH2000 ホバリング時間6分56秒(メインロータ回転数:2100rpm)
ニッケル水素の8セルではメインロータ回転数からしても少々ホット傾向でした。でも6分56秒はねぇ・・・・。
ニッカド7セルでは予想通りの良い結果ですがザップド7cellsには少々辛い。
でも13Tをチョイスしたのでギャ比が上がり、ビッチ操作時にもすんなりとりいてきて、また回転の落ちも少なく良い結果です。
EP Conceptの場合、HBR40Lの選択肢としては、Kv4200〜4800程度がピニオンの入手製を考ると良いようです。
ただ、パワー的にはHBR40SでもKv値に4500rpm前後をもってくると問題はなさそうです。
でも結果的にアクロ仕様で7cells仕様はKv4200rpmの旧仕様のHBR8wiLがベスト(現仕様ではB40/7WiL Kv4286rpmが近い)のようです。

EP Concept Schweizer300C 6cell仕様 925g+バッテリー

6N-RC2400 8分37秒
7N-NiMH2000 7分23秒
6N-NiMH3000 時間未計測(メインロータ回転数:1600rpm)
この組み合わせは正解でした。ヘリも7セルHBR40L仕様と比べグッと軽く(モーターの重量差30g)、上空フライトも殆ど問題ないようです。
体感では、7N-NiMH2000が7分23秒と予想外に良く、またモーターの発熱も少なくてフライト時間も長く良い結果です。
また、この仕様はカー用としてマッチドやザップドの高性能バッテリーの入手が簡単でお手軽でお勧めと思います。
私のようにピニオンの入手性や発熱(モーター効率)を重視しますとEP ConceptにHBRモーターをチョイスするにはKv4000〜4200あたりがベストですね?(今更書かなくても当然か♪)
つぶし(6cells/7cells)の効くHBRモーターはKv4300〜4400rpmあたりとみました。またHBRモーターはLでなくSでも充分パワーはあります。
HBR40-10WiS 4260rpm/V 3SLB-40-6-12 純正 16Tの6cell仕様では発熱も問題ないレベルでした。
逆にHBR40-7WiL 4800rpm/V 3SLB-40-6-12 Asami 13T+ザップド7cellsパックはハイパワーですが火事の一歩手前って感じです。
池内氏・松本氏のHBR40-8WiL 4200rpm/V 3SLB-40-6-12 16T+7cells仕様も同じ?アッチッチ!ですか。夏15Tは冬は16Tですね。
Hacker MotorにEP Conceptにおいしい4400rpm/Vあたりが無いのが残念です。
LMTですとLMT1515/13かLMT1520/10あたりが狙い目でのようですが、他社とのコントローラとの組み合わせ(Kvが変わる)が難しそう・・。