F5B−400クラスの機体製作とフライトインプレッション


できましたら画面はフルサイズでご覧になってください。

製作は8時間でした。

更新日 98/05/31


@主翼の製作
翼型テンプレートをPCで印刷、1mm
ベニアでテンプレートを作り、スチロー
ルコア切り出し迄が3時間。
カーボンロービング等でのコアの補強
とバルサプランクに2時間です。
Aエルロンの切り出し
スチロールバルサ間にあらかじめ埋め込
んでいたマイラーをヒンジとする為上面
にケガキを入れ下面を幅2mmでバルサ
・コアをカットしました。
(第1の手抜き)
ついでにサーボ穴も・・・・・。
Bモータとペラの取り付け
今回は時間がなかった為旧HL−1EX
の胴体を流用
ノーズを重心に合わしてCUTした為こ
んなになってしまいました。
(第2の手抜き)
C尾翼の製作
105°でVの角度を設定。
ラダー効果なしのためエレベータのシン
プルリンケージとしました。
Dメカのレイアウト
右が前です。前からモータ・アンプ・受
信機ニッカド・エレベータサーボです。
5mmと隙間がありません。
Eニッカド搭載状態
これがニッカド搭載状態です。
コネクタが相当大きく見えます。
実際、非常に邪魔です。
Fエルロンサーボの搭載
今日(5/30)が初飛行なので「どう
せ落ちるのやったらカバーはいらない
な!」という事で付けませんでした。
(第3の手抜き)
兵頭氏が指をさして指摘「手抜き!」
G翼端形状
翼端はRを付けて10mm程度テーパー
状に中のスチロールコア
をのけて上下面を瞬間貼りしました。
(第4の手抜き)
Hエレベータサーボ
レイアウトの関係で後ろギリギリで固定
しました。
ホーンが胴体に当たるため曲げて固定。
I完成写真
初飛行の前に1枚
「これが最初で最後の一枚になるか?」
「こんなものは飛ばない」とは私の心の
中のつぶやきでした。
JAura3との大きさの比較
2200mmのAura3との比較ですが
小さい!
まるでミニエクセルコンペ
K真部氏のピット
お〜!そこにいらっしゃるお方は兵頭さ
んではないですか!
真部さん、ジャッカル危なかったですね?
私は落ちたと思いました。
草を刈るのは草刈機だけにしましょう。
地上1mで裏返しにしなくても・・・。
フライトインプレッション

飛ばす前のメカテストでFF8+Piko2000が大変な状況になりました。アンテナ縮めての距離テストで10m、モータを
回すと5mでノーコンになります。モータにノイズキラーコンデンサを追加したのですが、この受信機はどうやればまともに
使えるの?
やっぱり・・・・。頭のなかを友人の忠告がグルグル回っています。

私:「距離を離さなかったら大丈夫でしょう。」 真部氏:「そうやなぁ」 (非常に無責任なお言葉)
超薄翼なので相当心配でしたが写真も撮ったし、お披露目も終わったしもう良いか!ということで手投げをしました。
420gのせいかまあまあの上昇です。走りもこのサイズからしたら良く浮きも思っていたより良くサーマルにのります。
ただ、ペラにブレーキがかからないのが難点です。

今回、F5B−400のエルロンはマイラーをはさんでプランクしましたので下面のCUTと上面のケガキで完成でした。
これからの小型機のプランク翼の製作はこれに限ります。
でもこの翼は作っている段階でこんなに不安になったことはありませんでした。
翼はT−Babyのそれと比較してもはるかに薄くなり、NAROサーボの約半分です。やっぱり8〜9%にするべきでした。
強度はB面でのターンでバンザイかな?と思ったのですが、まったくしなりもせず問題ありませんでした。

今日、学んだ事

本日のF5B−400試作機で色々なデータ取りが出来ました。
F5B−400の機体ですが、重量は400g以下で作る必要があります。
今回420gでも非力なS400でA面通過後のモータランでのエレベータUPではほとんど失速して下を向くことなく必死に
上がって行きました。

今日の飛びと6/7のF5B大会での色々な機体の飛びを見て細部の見直しが必要です。
このジャンルが今後も存続するのであれば非常に面白いクラスになりそうです。
(すべて自分で製作出来てこれまた安い!)
引退後はスロープの風見鶏に・・・。

今後もこの種の情報は逐一UPしていきます。(自身がないので自分でやったものだけ)

本日の収穫
@スポイロンは不要です。このサイズと重量ではブレーキは必要ではありませんでした。
A信頼性のあるメカ(特に受信機)を使用する。

この2点でF社のPCMの3chの受信機に載せ換えスポイロン設定をはずしました。明日(5/31)1フライトだけして確認
します。
5/31のレポート
スポイロンによるブレーキは不要でしたが本番では命取りになるかも・・・・・。
兵頭氏:「18ラップはほしいな!今週末に何パターンかテストしましょう。でもこのサイズでは150mはつらいな?」
私  :「兵頭さん!距離は75mです!道理で遠いと思った、B面コールまでが・・・・・!」
兵頭氏:「20ラップしよう!」
私  :「無理!S400で〜!これ。」
兵頭氏:「けどエントリー、6名もいるの?、いなかったらただのエキシビジョンで〜!」
私  :「兵頭さん、出ようよ」
兵頭氏:「・・・・・。」
以上でした。