HAYA

02/09/21


RC AIRWORLD 9月号で紹介されていました模型工房YOUKI の結城正氏製作のHAYAが来ました。
HAYA(速)はかっ飛び「カタパルトランチグライダー」で仕様は以下の通りです。
全幅:1,530mm
全長:1,055mm
翼面積:26dm2
尾翼面積:3.9dm2
翼型:RG15mod(6%)
全備:695g(私の)
カラーリングは全てオーダーで、好みの色とロゴが入ります。
私は主尾翼とも裏は濃紺に白のボカシを入れ、上面は同じく濃紺の3本のストライプを翼端に入れていただきました。
極限まで絞り込んだ胴体に一体成型の垂直尾翼が付き、リンケージも内蔵に近く、空気抵抗がかなり抑えられております。
実際、発射してみますと「シュー」と細い音でカッ飛んでいきます。
主翼の平面型は直線を採らない形状となっております。エッジもシャープです。
構造は主翼がバルサ芯材のシャーレ工法で、胴体はグラスクロス+ロービング補強でウレタン塗装、尾翼はバルサのムクにグラスクロスを直張りしてウレタン仕上げになっています。
エルロンはシャーレの外皮を使ったスキンヒンジ仕様となっております。
主翼中央にはHAYAのロゴが入り、主翼を胴体へ取り付けるのは中央3mmビス2本です。
重心位置はリーディングエッジから85〜92mmのところにあります。
水平尾翼が大きいため、重心位置の設定幅が広く好みに合わせて設定できます。
私は95mmからだんだん前にずらし調整して90mmに落ち着きました。
胴体はノーズコーン式となっており、先端近くまでカーボンロービング数本で補強され、かなり丈夫です。
メカ積みですが、前から釣り用の円錐状になった鉛、次に4N/250mAhニッカド、受信機(R147F)です。
その後ろにはエレベータサーボ(S3103)を積んでおります。
本日、初フライトでした。まずは土手上からグライドテストを行い、エレベータとエルロンのトリムをとります。
これが、このHAYAにはとても重要です。
HAYAは胴体形状から、通常の手投げランチでは指ではなかなかつかみづらく、高度差をとる為に土手上から投げました。
ノーズを少し下げて「す〜っ」と走る位置に設定するのが良いです。
これは重心位置とエレベータトリムで調整しますが、まずは85mm程度の重心から始めるのが良いです。
いきなり後ろから始めて重心を前にもって行くと、直後のエレベータトリムアップの量が足らず、水平に走り、ポールに向かって行きますので要注意です。(私のパターン)
プロポはFF9を使用して、1-6がエルロンとしてフラッペロンを使いました。
エルロンサーボはSM555です。
今回使ったバンジーです。
長さ16mで小指ほどもある丸ゴムをダブルテンション(8m)にして、それに60号前後のF3Bで使っているテグスをリングを使って結び、約10kgのテンションをかけて水平に打ち出と一気に上空へ舞い上がり発進3〜4秒後には50〜80mの彼方へ落ちて?いきます。
ゴムの接続には神経を使います、なんせ10kgのテンションをかけ、もし外れた事を考えると・・・・・。
ポールはしっかりと打ち込み、二本のロープで補助します。同じく10kgのテンションをかけ、抜けた時の事を考えると・・・・・逃げられない!
左上は10mmφのメインポールで長さ1mです。その右が固定方法です。
下左がテグスとの接合部で、テグスには保護用として3mmφの電気工事等で使う絶縁用?のエンパイャチープを被せて、F3B等で使う溶接したリングでゴムと接合しております。
その右がグライダーに引っ掛けるリングで、F3B等で使う溶接したリングに1mmのピアノ線を足して、ハンタ付けしています。
HAYAのフックですが、水平に打ち出す為にこの位置に付いています。
フックはこれくらい前に付けないと10kgのテンションで一気に舞い上がってしまい、お楽しみの「トップスピード」が出なくなります。
ゴムのテンションを約10kg程度で打ち出すと、最初は「なんじゃこりゃ〜っ!!!」と声が出ます。
テンション10kgで離す時の勇気は・・・・・でも一旦コツをつかむと面白いように上がります。
発航時は気持ち「エレベータを引き気味」にしていた方が安心いたします。
また不安定にはなりますが、滞空時にはエルロンを2mm程度下げて、エレベータを1mm程度上にオフセットすると楽になります。
結城さんと須美さんのご好意?で翼端に入ってきたロゴです。なかなか気に入っています。
う〜ん、左の翼が少し軽いなぁ・・・・・・・。私は多摩川では泳いでないよ!