うんちく

パスタ(1) パスタと言っても種類は多い。また、製造メーカーも多くなっていきます。
大きく分けて、ロング/ショートパスタに分類されますが、
使う時はその料理に合ったパスタを選択する事が重要不可欠な事なのです。

      パスタはいろんな形、いろんな種類があります。
     元々、パスタは小麦で作られていますが、よく、パスタの袋を見てみると「デュラムセモリナ」
     と、書かれいると思います。(今度、よく見てみてください。)
     これは、「デュラム小麦」セモリナ粉を練ったパスタと言う事です。
     この、「デュラム小麦」は、イタリアも方でしか栽培されない小麦です。(日本では作ってないと思います。)
     セモリナとは、粗引きの状態。つまり、デュラム小麦を粗引きにして作ったパスタって事になりますね。

     話は、元に戻しますが、パスタの種類と、料理の相性ですが、パスタ大きく分けて、2つに別れます。
     ロングパスタ と ショートパスタ です。

     ロングパスタは、よく家庭でも使いますよね。要はスパゲッティです。
     でも、このスパゲッティにも、太さがいろいろとあります。

     太さが1.4mm以下だと、スパゲッティーニとなり、1.5mmを越えると、お馴染みスパゲティです。
     また、中には、切り口が楕円系のリングイネ
     平たいきし麺の様なタリアッテレ
     タリアッテレより、幅の狭いフェットチーネ
     中心に穴のあいているブカティーニ などなど、他にも沢山あります。

     ショートパスタは、サラダに入っているものをよく見かけますね。
     これも、種類は沢山あるのです。

     まずは、お馴染みマカロニ サラダでは定番ですよね。
     ペン先の形に似ている、ペンネ
     貝殻の形をしたコンキリエ。これも、サラダやスープによく入ってます。
     蝶々の形をした、ファルファッレ
     車輪の形をしたホイール
     らせん状にねじりの入った、フリッジや、フスィリ  などなど、紹介しきれないくらいです。

     これら、沢山あるパスタの種類。これをパスタによって使い分ける事が出来たら、あなたのパスタライフは
     当然、幅の広いものになるでしょう。

     簡単に言えば、こうなります。
     

種類 料理
スパゲッティーニ どんな料理にも合います。
が、細めのパスタはオイル系にとても相性がいいのです。
特に、素材(ソース)の味がシンプルな、薄い感じの時は、迷わずこのパスタを使いましょう。
例:ペペロンニーノたらこスパゲティ
スパゲッティ どんな料理にも合います。
が、太目のパスタはトマトソースや、ホワイトソースにいい感じ。
特に、素材(ソース)の味が濃いもの、ミートソースなどには、太目のこのパスタを!
例:ミートスパゲティ
リングイネ このパスタの代表料理と言えば、ペスカトーレ(漁師風パスタ)
特に、魚介類のパスタにどうぞ。
タリアッテレ
フェットチーネ
これらは、ホワイトソース系。クリーミーな感じのソースの時に良いでしょう。
例:鮭のホワイトソーススパゲティ
ブカティーニ 濃いクリーム系のパスタにぴったし。
濃い味になればなるほど、パスタもしっかりとした感じになっていきます。
麺にソースが絡みやすいように・・・・
マカロニ 重めのソース。濃い味(ソース)の料理にどうぞ。
例:サラダ、グラタン
ペンネ これも、重めのソース
例:ペンネアラビアータ
コンキリエ 小さい物は、スープなどによく使いますね。
大きいものは、ミートソースでも大丈夫。
例:サラダ、スープ   ミートソース、トマトソース
ファルファッレ どんなソースにも合います。
サラダや、スープにも、ぴったり!!



    タリアッテレ     コンキリエ    ホイール(キャラクター)


     つまり、形状がソースに対し、絡みやすい、存在感がある。そんな状態を察知して、使い分けてやる事です。
     ミートソースに、スパゲッティーニを持って来ても、ソースが強すぎて、パスタより、ソースを食べているような
     感覚に見まわれる事でしょう。
     逆に、薄味のペペロンニーノに、ラリアッテレを使っても、パスタが強すぎて、何の味かわからなくなっちゃいます。
     要は、パスタソースの味の濃い/薄いが分かれば(判断)できれば、パスタは自ずと決まってくるのです。

     いろんなパスタを使って(上記、以外にも)、楽しいパスタライフを演出して下さい。
     別にパスタに決まりはないと思ってる、かるがも教官でした。

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