うんちく

パスタ(2) パスタを茹でる。基本的な茹で方とは何なのでしょうか・・・

     

      次に肝心なのは、パスタのゆで方です。
     ここが失敗すると、全ては終わり。ソースがいくら上手に出来ても、麺が茹で過ぎていては
     ひとつもおいしくないでしょう。
     失敗しないコツ!ここでは、その事について学びましょう。

     まず、用意するのは、
     @:パスタ(当然ですが・・・)
     A:深鍋(極力、深い方がいいでしょう。)
     B:塩
     C:オリーブオイル
     D:もちろん、水

     まずは、強火で水を沸かします。鍋にたっぷりと水を入れてくださいね。
     沸騰した鍋に、塩、オリーブオイルを入れます。
     塩の目安は、1リットルの水に10gの塩(結構、多めに入るでしょ。)
     オリーブオイルを入れるのは、麺がくっつくのを防ぐためです。

     ここからが、本番!!必ず、時計を用意して下さい。
     パスタを茹でる時は、パスタの茹で時間を知る事が重要です。(袋に書いてあると思います。)
     パスタを一気に入れ、あとは、時間を計るだけ。
     しかし!!ここに重要さがここにあるのです。

     
     (1) 基本編
         茹で時間の1分前から、麺の状態を見ます。
         つまり、アルデンテの状態にするわけです。

        アルデンテ:パスタの中心に髪の毛1本分の芯が残っている状態。

        1本取って、自分の舌と、歯で感覚を覚えていくのが良いでしょう。
        大体、1分〜30秒前くらいには、アルデンテになっているでしょう。

      (2)応用編
         冷風パスタの時:この時は、しっかりと茹でてください。
                    茹であがった時に、冷水でしめますが、その時に兆度、アルデンテになるのです。

         煮込むパスタの時:この時は、アルデンテ以上の硬さに茹でてください。
                    煮込み上がった時に、アルデンテになるように調整しましょう。

         グラタンなどの時:オーブンなどで焼く時は、オーバーボイル(茹で過ぎ)の状態まで茹でます。
                    オーブンで焼く事により、しっかりとした硬さになるのです。

       ロングパスタも、ショートパスタも基本は同じだと思います。
       ただ、違う個所、注意個所はあります。
       ショートパスタの場合は、塩分を控えましょう。(塩分の吸収が多いからです。)
                      くっつきやすいので、木ベらなどで、ちょくちょくかき混ぜましょう。

       それと、もう一つ、決してやってはいけない事があります。

       1.さし水は絶対にしてはいけません。
       2.火加減は常に強火。
       3.パスタを途中で追加しない。

       以上が、パスタの茹で方です。
       これが、出来れば、もう、90%出来たも一緒。
       パスタライフを充分に楽しみましょう!!かるがも教官でした。

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