トルコ一人旅(2001年9月)


  

ヨーロッパ大陸とアジア大陸にまたがる国トルコは「東西文明の十字路」「ヨーロッパとアジアの架け橋」と言われ、様々な文化が渾然一体となった不思議な国である。イスタンブールから鉄道とバスを利用してアンカラ、カッパドキア、サフランボルをまわる旅をしました。今回の旅は、往復航空券と最終日のホテル1泊を予約して出発。あとは行き当たりばったりの旅。インフレの激しいトルコ、1万円札を両替すると一億一千万トルコリラとなってとまどったり、バスでの移動はなかなかハードでしたが、各地でフレンドリーなトルコ人に出会い、楽しい旅をすることができました。


9月1日  関空12時35分発のトルコ航空(TK558)に搭乗、 約12時間のフライト(時差6時間)で、19時25分イスタンブール着。タクシーとフェリーを乗り継いでハイダルパシャ駅へ行く。 22時30分発の夜行寝台列車「アンカラエクスプレス」に乗車。個室寝台で快適、食堂車でビールを飲んでバク睡しました。

9月2日  8時頃アンカラ駅着。アンカラ城へ登ったあと11時30分のバスに乗車。17時頃カッパドキアのユルギュップ着。バス停近くの旅行代理店で当日の洞窟ホテルと翌日の現地ツアーを予約する。カッパドキアの奇景は、自然の浸食作用で造られたものでキノコ岩や多くの岩窟跡がある。

キノコ岩 ラクダ岩 キノコ岩

9月3日  9時30分ツアー出発。デレベントバレー、パシャバー地区、アワノス、ウチヒサール、ゼルヴェ野外博物館などをまわる。17時30分のバスでアンカラに戻り、ウルスのホテルに泊まる。    

9月4日  9時30分発のサフランボル行きのバスに乗車。13時頃到着。トルコ独特の古い木造建築が多く残る街並はユネスコの世界遺産に指定されている。フドゥルルックの丘からの街の眺めは素晴らしい。今日中にイスタンブールに戻るため、15時30分のバスに乗車。22時頃ハレムのオトガルで下車。旧市街のオスマン様式のホテルに泊まる。 

洞窟ホテル「アルフィナ」 サフランボル トプカプ宮殿表敬の門

9月5日  トプカプ宮殿の開門時間は9時30分であるが、それまでに続々と観光客が集まってくる。ハレム内をガイドツアーで見学。宝物館などを見てまわると昼となる。午後ブルーモスクに行き、2時間ボスポラスクルーズの船に乗る。下船して、新市街にあるガラタ塔に登る。この展望台からは海を挟んで旧市街、アジアサイドの眺めも素晴らしい。新市街の繁華街、イスティクラル通りや第一ボスポラス大橋手前のオルタキョイへ行く。昨日のホテルに連泊する。   

ボスポラス海峡の向こうにアジアが(左)  金角湾を隔てて旧市街が(右)

9月6日  世界最大のドームのアヤソフィア、大規模な貯水池の地下宮殿を見学。午後は、絨毯屋で知り合った人が、トルコの公衆浴場ハマムに連れていってくれる。古代ローマ宮殿風蒸し風呂といった感じで、おじさん三助が体を洗い垢すりとマッサージをしてくれる。夜は予約していたプレジデントホテルの隣にある「オリエントハウス」にてディナー付き民族舞踊とベリーダンスのショーを楽しむ。   

ブルーモスク ベリーダンス アヤソフィア

9月7日  最終日、グランドバザールからベヤズットジャーミイ、スレイマニエジャーミイなど見てまわる。帰りの飛行機(TK48)は17時30分頃出発。

9月8日  10時過ぎ関空着。