適用の定義(駄文なり)
 さて、前回まで色々と小難しいことを書いていたので
読むのが飽き飽きしていた方もあると思いますが。
前回まで説明してきたのはあくまで「法律の適用を受ける企業」の基準です。
実際違法に、認可を受けていると開示しない企業は少なくないでしょう。
実際知識が無ければ追求しようもないですかな・・・・
 ちなみに例として「消費者金融で入会金(負担金)払うために借りてきてくれ」
と言う企業も実際ありましたが
これも、金融の斡旋資格の無いものがやると都道府県条例に違反します。
つまり犯罪です、「借りてくる方法もありますが?」とかならいいのかと思いますが
恐らくそんな風には言いませんねぇ。
ローンが組めない場合はこうする事が多いようですが、金融行ってまで参加させるのは
個人的にもその時点でどうかと思いますが・・・

 未成年や学生の場合は問題外、収入が無いし、未成年は親の承諾無しに契約できません。
学生の場合も収入が無いので、大きな買い物をする場合
自分の収入以内、もしくは親権者が許す尺度内での金額以上は
親権者の同意が必要です。
大学生をターゲットにしてるところもありますが悪質ですので辞めておきましょう
第一学校所では無くなってしまう可能性もありますので(^^;

でも、MLMをやるなとはいいません、日本は個人の自由な契約を保証していますが
自己責任です、当然ですが。
 しかし、ここで重要なのが「周りに迷惑をかけない」と言うことです・
失敗して借金作ろうがそれは自己責任ですが、勧誘した人まで
借金を作るのは如何なものでしょう。
ロクな説明もしないまま入会させ、金品を巻き上げる、いくら親しい友人でも
そりゃ切れますよ。
 しかし、それらもあくまで相手方の自己責任、
十分な知識を持たないで参加するとロクなことは無いと個人的に思います。
参加する場合もきちんと数式で計算し儲けが出るまでの時間や費用を考え
自分のしっかりした意思の元に決定してください。

		MC(マインドコントロール)
 恐らくこれはMLMに限らず特定商取引法に抵触する可能性がある企業は
おおむねこの方法を用いることが多いですね。
 つまり、会員を増やす事で利益を得るわけですから、MCした方が
圧倒的に増やしやすいってのも在ります。
詳しく説明すると心理学の範囲に入ってしまうかもしれませんが
簡単に「不安」を抑圧することでこのような状態に陥ると考えられます。
 不安は誰でも持っているものです、一度MC状態に陥ると
簡単には抜け出せません。
ちなみに、私も事実一度かかった事があります。
「盲信」に近い物がありますが、本人は全く気づきません
これは「不安の抑圧」により、そう信じることに快感を覚え
本能がそれを求めるから、本人にとっては「普通」と思えるのです。
 よく「友人を抜けさせたい」等の情報を耳にしますが
生半可なことでは抜かさせるのは無理かと思います。
出来るとすれば、その人と精神的繋がりが深い「恋人・親族」
それでも難しいことには変わりません。
 大抵は事を急ぎすぎ逆に「精神的繋がり」を絶たれてしまうことが多いです、
こうなってしまっては元もこも無いので、大切なのは
「相手の話を聞き、相談に乗るような感じ」で
少しでも本人が疑問を持っているのなら、ありがちな答えを言ってしまわず
本人に何故そうなのか、口に出して言わせましょう。
発言するのと思っているだけでは相当効果が違うようです。



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