フランス
CHAMONIX 
シャモニー

(1)日程

1998.3.7〜3.15(9日間) フェロースキー使用。
ツアー代:222,000円。(4日間ガイド付)

レート:1F=24円

(2)気候

到着日から初日にかけて大雪で全面パウダーだった。気温は標高3,000m以上の所を滑るので氷点下は下回っているが湿度が低いせいかあまり寒さを感じなかった。

(3)アクセス

関空から飛行機で約12時間、スイスのチューリッヒ着。そこから乗り換えで30分でジュネーブ着。ジュネーブからバスで国境を超えて約2時間?(寝てしまったので覚えてない)シャモニー着。

(4)スキー場

シャモニーにはロニオン・グランモンテ、ル・トゥール、フレジェール、ブレヴァン、レ・ズーシュの5つのスキー場があるが日程が足りなくて全部は回れなかった。うーん、残念。

モンブラン初登頂に成功したパルマの像→

(1日目)

ロニオン・グランモンテへ。大雪でパウダー天国(地獄?)だった。初級、中級、上級とスキーのレベルに応じてガイドがついているので、我々は調子に乗って上級ガイドについていったのだがこれが悲劇の始まりだった。降りしきる雪のため視界が悪い上にパウダー経験が乏しい我々は悪戦苦闘の滑りだった。おまけに滑り込んだコースのリフトが止まっていて1山登るはめに・・・。ガイドさん、スキー場の状況はしっかり把握しとけよ!

(2日目)

天気は晴天、モンブラン山を挟んでシャモニーの反対側イタリア クールマイユールへ。オプションで行けるのだ。スキー場はきれいに圧雪している所が多いのだが、我々は懲りずに上級ガイドについていった為またまたパウダー地獄。ガイドは全然止まってくれないので休む間もない。写真すら撮らせてもらえないのだ。晴天なのに・・・。昼からは体力が底をついたのでガイドからはなれて個人で滑った。圧雪斜面を快適に飛ばしたあと、クールマイユールの街でショッピング(何も買わなかったけどね)おすすめはカーボンストックで約6,000円ぐらい。

クールマイユールの街

(3日目)

天気は晴天、再びロニオン・グランモンテへ。ガイドは現地の外人ガイドで雪崩発信機を持たされた。「これが必要なとこを滑るのか」と心配したが、見どころ、滑りどころはバッチリ押さえてくれて最高だった。このスキー場は山頂からモンブランが見渡せるし、アルジェンティエール氷河も滑ることができるので晴れた時に行くべし!

ヨーロッパ最高峰モンブラン 4807m

アルジェンティエール氷河

アルジェンティエール氷河

(4日目)

天気は曇り、ブレヴァンへ。雰囲気は日本のスキー場に似ていてコース幅もそんなに広くなく圧雪された斜面が多い。

(5日目)

天気は曇り、ル・トゥールへ。広大なオープンエリアがあるらしいのだがガスで視界0。午前中で撤収。

(6日目)

天気は晴天、お弁当を持ってバレブランシュ氷河へ。ロープウェイで一気に標高3842mのエギュー・デュ・ミディの山頂へ。展望台から見渡す景色には感動した。山頂から氷のトンネルを抜けて麓に下りるとき全員腰をロープで結ばれて歩いて下りるのだが道は細くて両サイドは絶壁でめちゃくちゃ恐い。一人落ちたら全員道連れにしてサヨナラだ。

なんとか、板がはけるとこまで下りてバレブランシュへ滑りだす。結構、深い新雪だが1日目,2日目の特訓の成果か、まったくこけずに滑る事ができた。しかし、スキーが楽しめるのは序盤だけで、あとは景色を眺めながら緩斜面を延々滑ることになる。途中漕がないと進まない所も多いのでボーダーにはきついかも?

エギュー・デュ・ミディ山頂展望台

バレーブランシュ氷河

セラック帯

バレーブランシュ途中の山小屋

(5)食事

はっきりいってまずい。特にゲレ食はサラダ以外はまずくて食べられない(おまけに高い)ので絶対ファーストフード系をお勧めする。フランスパンのサンドイッチやホットドッグは安くておいしいのだ。

夕食はホテルのコース料理だが緑のスープは豆の味しかしなかったり、黄色のスープはじゃがいもの味しかしないので自分で塩で味付けして食べた。また、食事の時間がやたら長い。2時間ぐらい掛かるのだ。フランスのお国柄なので仕方ないのだがもう少し早くしてほしい。

(6)その他

5つのスキー場へはリフト券で乗れるバスで行く事ができる。また、現地のフランス人は英語ができない。(私もできない!)英語が通じるのはホテルと一部のお店だけなので身振り手振りで話そう。

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