ランナーよ 集まれ!北の大地に〜
福祉住環境ネットワーク会議
    全国大会 IN 北海道
「福祉住環境をコーディネートできる人材づくり、環境づくり」
「福祉住環境ネットワーク会議」とは

 
地域地域の実情に根ざした福祉住環境の改善に取り組む、自主自立の活動組織が全国にあります。それらの団体が2002年に集まって、つくられたのが、福祉住環境ネットワーク会議です。
 北は北海道から南は九州までの広い地域から参加し、緩やかな関係の中でネットワークを形成しています。個々の地域での活動内容は、団体によって様々ですが、大きな意味で、同じ目的に向かって取り組んでいるもの同士、お互いの情報交換や多くのレベルの交流を行っているものです。
 これにより、個々の地域活動に広い視野を得るとともに、精神的にも連帯感を持つ事ができ、お互いに切磋琢磨していける関係作りを目指しているのです。
 
■日時■ 平成16年12月4日(土)〜5日(日)
■場所■ 札幌コンベンションセンター2階204会議室 
       札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1   
2004/12/4・5 福祉住環境ネットワーク会議全国大会IN北海道の一般参加プログラム
第二部
17:00〜19:00
  北海道の有志との交流会
卓話と交流会
縁を結ぶ〜小さなきっかけを大きなつながりへ〜
白鳥健志氏 ●まちづくりグループACE代表●特定非営利活動法人コンカリーニョ理事であり、行政の職員でもある。江別市にて地域に根ざしたまちづくり活動を行っている。

東田秀美氏 ●NPO法人旧小熊邸倶楽部代表●特定非営利活動法人景観プロジェクト理事長、北海道立市民活動促進センター相談員等を務め、北海道のみならず全国規模で活動を展開中。

鈴木秀樹氏 ●札幌市身体障害者福祉センターPTj●社団法人北海道理学療法士保健福祉部長。理学療法士として数々の住宅改修・福祉用具選定等の相談に対応する傍ら、今年「北の暮らしと追記ケア研究所」を発足し代表を勤める。
ゲスト
第三部゜
19:30〜
大懇親会
会場 ●北海道海鮮魚介料理・カニ料理 居酒屋魚御殿 すすきの店
第四部
10:00〜13:30
テーマ別座談会
各テーブル6名〜9名で座長を中心に意見交換を行いました。
その後、昼食を取りながら各グループから出た意見の発表を行いました。
1) 災害と福祉住環境〜新潟水害から学んだもの〜
座長 品田浩子氏 ●新潟 グループ築宅代表

今年7月の新潟水害や地震災害から福祉住環境との関係を考える
2) 北国の冬の生活ラクラク計画
座長  鈴木秀樹氏  ●札幌市身体障害者福氏センター PT
期間雪に閉ざされる北国の冬の生活を安全で快適に楽しく過ごすための方法とは
3) き物と新しき物の融合〜歴史的建造物の再生〜
座長 東田秀美氏  ●NPO法人旧小熊邸倶楽部代表
歴史的建造物の再生にも福祉住環境的視点が必要です
4) 芳村幸司の「FJCよかかってきなさい!」
座長 芳村幸司氏  
●NPO法人ユニバーサルデザイン推進協会理事
福祉住環境コーディネーターの精神とは・・・熱き魂を教えます
5) NPOと行政の協働と地域のネットワークづくり
座長 松下雄一郎&辻川昌宏氏

●NPO法人ユニバーサルデザイン推進協会理事

特定非営利活動法人ゆにばっぷの取り組みと実例をふまえ、それぞれの地域でのネットワークづくりを考える
6) 人にやさしいまちづくり〜誰もが安心・快適に〜
座長 笹岡和泉氏  ●福祉住環境ネットワーク高知代表

高齢になっても障害を持っていても住み続けられるまちとは
7) キーワードは「一風館」〜新しい家族はできるのか〜
座長 本田圭一氏  ●NPO法人阿波グローカルネット代表

地域での共生型住まい(グループリビング)を考える
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 大阪・福岡・名古屋に続く、第四回目のネツトワーク会議が北の大地 北海道にて盛大に開催されました。
 今回は日程も拡大、内容もさらにパワーアップして、第1部では全国各地から集った13団体の活動が紹介されました。
 
 また、来年度の議長には阿波グローカルネット代表理事 本田圭一が就任することになり、次期全国大会は大阪で開催されることが決定しました。

第2部では北海道で各方面で活躍されている講師をお迎えしての卓話と交流会では、会場参加者とのやり取りをしながら和やかに行われました。

第3部大懇親会では、場所を移して北海道の海の幸を味わいながらも、それぞれがしっかりと情報交換や交流を行いました。

そして、2日目は7つのテーマ別に座談会を行いました。
 
その内容についての報告
全国大会の様子は「いわて福祉住環境コーディネーター・ネットワーク」でも紹介されています。

http://www.h3.dion.ne.jp/~sogo-s/nw-kaigi%20in%20hokkaido.html

12月5日〔日〕10:00〜
第4部 テーマ別座談会

ネットワーク会議のメンバーが座長となって、一般参加者も含めた5〜6名のグループで各テーマごとに意見交換を行なった。その後、昼食をとりながら、各グループで出た意見を発表した。


1.災害と福祉住環境〜新潟水害から学んだもの〜
2004年の新潟水害・中越大震災から災害と福祉住環境の関係を考える
座長 品田浩子〔新潟・グループ築宅 代表〕

○マスコミが報道する情報と現実とのギャップがかなりあった
○行政と民間とのあいだを繋ぐ組織体制作りが必要
○災害は忘れたころにやって来る・・・日ごろの防災の準備が大切である。



2.北国の冬の生活ラクラク計画
長期間雪に閉ざされる北国の冬の生活を安全で快適に楽しく過ごすための方法とは
座長 鈴木秀樹〔札幌身体障害者福祉センター 理学療法士〕

○長期間雪に閉ざされる雪の生活に対してポイント・・・雪や冬をどれだけポジティブに捉えられるか、が一番大きな鍵となる。
○除雪の問題・・・自分の処だけではだめ。一部の人達にとってよくても、その他の人にはよくない、ということもある。
★サービスの連続性が必要 
○すべるときの問題・・・砂や石を撒くことで摩擦係数を上げる
★自分たちの工夫..・・・靴、車いす、杖、歩行器が滑り道でも安全なものを選ぶか、情報収集が大切   例えば、ほっき貝を使った靴。電動四輪駆動の車いす。杖先のピン。転んだときに骨折を防ぐ下着を普及・活用する。
○外に出なくなるのはなぜ?まちが魅力的なもの、行ってみたいところであれば、困難を越えていく。
★外出してみたいようなまちづくりを並行してやっていく。・・・冬に使われなくなるものや人を活用できないか?人・モノなど町自体をダイナミクスに動く工夫が必要。



3.古い建築物と新しき物の融合〜歴史的建造物の再生〜
歴史的建造物の再生にも福祉住環境的視点が必要です
座長 東田秀美〔特定非営利活動法人 旧小熊邸倶楽部 代表〕

古い建築物をいかに残すかということを活動している。自分たちの地域の中でどう折り合いをつけていけるのか?建築の歴史家とバリアフリー推進との葛藤と戦い。結論は出てはいないが、これからの課題である。
お金の運営方法・・・実行委員10人程。実行部隊100人で地域でかかわっている。
市らの受託事業、市民活動の推進、観光資源として建物を残す。文化保全として残す意味がある。将来的には市民ファンドを利用したい。



4.芳村幸司の「FJCよ、かかってきなさい!」
福祉住環境コーディネーターの精神とは・・・熱い魂を教えます
座長 芳村幸司〔特定非営利活動法人 ユニバーサルデザイン推進協会 事務局長〕

コーディネーターって何や・・・目標をもって強い一つの想い、共通の価値観を横串でさしていくことが必要である。
福祉住環境コーディネーターの職域はどこにある?役割をどう考えていくべきか。



5.NPOと行政の協働と地域のネットワークづくり
特定非営利活動法人 ゆにばっぷの取組みと実例をふまえ、
それぞれの地域でのネットワークづくりを考える
座長 松下雄一郎&辻川昌宏〔特定非営利活動法人 ユニバーサルデザイン推進協会 理事〕

ゆにばっぷが豊中市と協働で行なっている数々の事例紹介


6.人にやさしいまちづくり〜誰もが安心・快適に〜
高齢になっても障害を持っていても住み続けられるまちとは
座長 笹岡和泉〔福祉住環境ネットワークこうち 代表〕

○人に優しいまちづくりといっても、まずはひとりひとりの住まいから。必要な地域の情報が届いていない現状。それをどういう形でつないでいくのか。
○公園などの場づくりが必要。子供のころからの教育が必要。ココロトシクミトカタチ
 感性を大切にしながら取り組むことが大切。



7.キーワードは「一風館」〜新しい家族はできるのか〜
地域での共生型住まい〔グループリビング〕を考える
座長 本田圭一〔特定非営利活動法人 阿波グローカルネット 代表〕

設ではなく、集合住宅でもない、普通の下宿で他人同士が家族に近いカタチでの暮らし方、
というのも、住まいの選択の一つ。問題点としては、同年代同士が暮らすと、看取り看取られができず、継続が出来ない。「地域」との関わりを持ちながら可能性の道を探る。