現在、私たちの周りには様々なアートが溢れています。広場の彫刻やビルの壁画、街角のショーウインドー、テレビのCMなどアートといえるものがとても身近になっています。
それは、純粋芸術と大衆芸術の境界線がなくなってきたからだと言われています。同時にアーティストと鑑賞者の関係も変わってきており、アーティストが何かを訴えたり表現するだけでなく、鑑賞者もその作品に色々なかたちで参加する「アートプロジェクト」の作品も創られるようになりました。

下記の作品は「アートプロジェクト」のシュミレーションです。〈企画案〉ですので、このままおこなうというのではなく、場所によって、かたちは変わってきます。この作品に、協力賛同してくださる方や場所を提供してくださる方を探しています。企画案に興味や質問のある方は、メールで問い合わせをお願いします。
『札ふだ ― 警告』

昔から神社・仏閣にはお守りや祈願のための「お札(ふだ)」というものがあります。
「レシート」は、いちばん生活臭があり芸術性とはかけはなれた素材です。それを、社(やしろ)と合わせることで現代人の、「危機感」「無駄」や「手抜きの反省」をし、一人一人が今の生活をもう一度見直そうというコンセプトの作品です。
これは、社(やしろ)をお借りして実際に創った作品です。レシートに無駄な買い物と思われるものに赤いマーカーで印を付け貼っていきました。このようなコンセプトで、色々な場所でこれでもかというくらいレシートを貼り、「札」シリーズ作品を創りたいと考ています。
 (例)神社・仏閣・車・電車・ビル・壁・フェンス・美術館・学校・        防波堤など


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『道 ― 生きる』
人生には、ひとそれぞれの出来事があり道があります。
自分の進んできた道はどうだったでしょう?とりあえず平凡とか人並みにとかと答える方が大半かも知れません。
誰にでも、進むべき道を選び決断をする時が幾度かありました。しかし、その時、自分の考えよりも人や時代に流されたりしなかったでしょうか?わたしはその中のひとりです。でも、そうやってシマッタと反省をしながら成長し、考え方や生き方が自分流になり明確になっていくような気がします。

この作品は、一度自分の価値観を捨て過去と未来の自分と向き合うことから始まります。そして、本当の幸せとは何であるかということを問いたいと思います。
写真は、全てイメージ(シュミレーション)です。白布に描かれた道は絶対に必要なプランです。屋根の上の作品はイメージで作品ではありません。実際には、テーマに沿った作品を公募したいと思っています。
希望場所 (例)神社・仏閣・街のストリート・学校・廃校舎・美術館など

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