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香川県高松市のスポーツ医療総合施設(スポーツ障害専門の鍼灸院・整骨院・ケアトレーニングジム・リハビリ) 中曽根鍼灸大学堂・整骨院です。

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肘関節傷害elbow joint

症状の説明

施設写真上腕骨内側上顆炎
上腕骨内側上顆炎は、野球肘の障害の代表的なものの一つです。
前腕の筋肉のうち、手首や指を曲げたり手首を内側にひねったりするための筋肉は、束になって腱となり、上腕骨内側上顆に付着しています。投球動作では、筋肉が収縮するときに、肘の内側が強い力で引っ張られ、筋肉や腱が上腕骨内側上顆から引きはがされるような動きになります。
上腕骨内側上顆炎は、投球動作を繰り返し行うことで、筋肉や腱、関節を包んでいる膜が疲労し、炎症を起こして肘の内側に違和感や痛みを覚える症状です。野球肘で最も多くみられる症状で、初期の障害とも言えます。しかし、放置して投球を続けると症状が悪化します。悪化すれば、上腕骨内側上顆剥離骨折に至るケースが少なくありません。これは、肘の内側に加わる引っ張る力が繰り返されることで、腱や筋肉がその付着部の上腕骨内側上顆の骨の一部を剥がしてしまう障害です。

施設写真上腕骨外側上顆炎
長時間パソコンのマウスを使う人、家事で腕をよく使う主婦、ゴルフやテニスなどのスポーツをしている人、物を掴んで移動する仕事に従事する人などに起こる肘の外側の痛みです。
肘の外側には、手首を伸ばしたり、指を伸ばす筋肉が付いています。この筋肉の使い過ぎで、上腕骨外側上顆に負担が掛かり、炎症を起こして痛みが出ます。テニス肘とも呼びます。
ゴルフのクラブやテニスのラケットを振る、長時間パソコンを操作する、タオルを絞る、物を掴む等の動作で、手関節や指を伸ばす筋肉の緊張が強くなり、肘の外側から腕の外側に痛みがでます。上腕骨外側上顆を押すと痛みます。  

離断性骨軟骨炎
小学生高学年に多いです。上腕骨小頭という部分の骨が軟骨と共にはがれてしまい、中等度以上の離断性骨軟骨炎では関節面が障害されるため、関節可動域の減少などの後遺障害を残すことが多い。まだ骨が幼弱なうちに過度の負荷がかかってしまうことが主要因とされる。
離断性骨軟骨炎の症状は投球時の痛みであるが、初期では、練習終了後は速やかに痛みが消失するために単なる使い痛みと勘違いされることが多い。少し症状が強くなると、関節の腫れがでたり練習後にも痛みが残ったりするが、この時期にはすでに中期以降に進行していることが多い。
初期には症状が非常に軽度であるが、この時期の軽微な症状を見逃さないことが重要で、肘が完全に伸ばしにくくなる事が多いです。ごく初期であれば数ヶ月の投球禁止で治癒することもあるが、この時期には症状も軽度で、本人や周囲の人たちの病識も悪いために十分な安静が守れず、進行してしまうこともあります。手術なしで治癒することもありますが、通常は1年以上の治療(投球禁止)期間が必要であり、特に学生選手にとっては現実的でないことと、病院受診時にはすでに進行していることが多いので、手術が必要になることも多いです。
離断性骨軟骨炎は進行してしまうと投球動作に関わるスポーツが十分出来なくなるどころか、成人期以降も変形性関節症を発症し、痛みが出たり、動きが悪くなったりすることがあり、早期発見・早期治療が重要です。      

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機器写真

・怪我の状態が改善し、競技復帰を目指している
・競技復帰までに何をして、どの様にペースを上げればよいか分からない
・怪我をしにくい身体作りに取り組みたい
・基礎的な身体の動作を身につけたい
・良いコンディションを維持し、充実した競技生活を送りたい
・健康な身体作りに取り組みたい(スタイルアップ、姿勢矯正など)