【腰部障害】    

腰痛症

スポーツ活動によって強い力が腰部に加わることにより、腰部椎骨を支えたり、各方向へ動かす筋肉、筋膜、腱、靭帯などが部分的な損傷や炎症が生じます。
これらの軟部組織の損傷によって、二次的に誘発される反射性筋痙攣や、過度なスポーツ活動の継続による筋疲労によっても腰痛症は起こります。局所的な血行障害が起こり、ハムストリングス(太ももの裏側の筋肉群)や腰仙筋(腰の筋肉)に血液がいきにくくなり、疼痛を発生します。
腰部の軟部組織の小さな外傷、炎症が時間や日にちをおくにつれて、拘縮、筋弱化などが進み、局所的な血行障害とともに脊髄神経を刺激し、腰痛が起こりやすくなります。
    

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