特に食物アレルゲンになるには、@繰り返し食べるもの。A大量に食べるもの。B好きなもの等です。牛乳、卵、大豆はこれらの条件にピッタリ適合する食物なので、三大アレルゲン食品と言われるわけです。 ●アトピー性皮膚炎は、どうして発生するのですか? 「アトピー発生の主犯は食物によって起こる食源病」であると言うことです。私達が毎日繰り返し、多量に食べ、しかも、好きな食べ物が原因となって起こった皮膚炎のことを、食事性アレルギーと言う。例えば、牛乳を例にすると、口から入った牛乳蛋白は胃腸や肝臓、胆のう、すい臓等から分泌される消化酵素により、最小分子のアミノ酸にまで消化、分解されます。ところが、体力の低下やストレスで、胃腸が 弱っているときは、免疫力も共に低下しています。そんな時に、牛乳を飲んでも、最小分子のアミノ酸にまで、分解されず、又、免疫の作用も受けないので、不消化な牛乳蛋白(抗原)となります。免疫はこの不消化な牛乳蛋白を(異物=抗原)とみなし牛乳蛋白を破壊する武器である抗体(IgE)と結合し、アレルギー反応(戦闘)を起こします。生じたアレルギー毒(ヒスタミン他)により、腸の粘膜は破壊され、傷つけられます。異物(抗原)の体内への侵入を阻止すべく、防衛していた腸粘膜が、これら牛乳抗原により、破壊、損傷をうけるとそこから、多量の牛乳抗原がやすやすと腸粘膜から吸収され、血中に侵入します。そして血液により皮膚の真皮に運ばれますそこで待機していた牛乳抗体と再び戦闘を開始し、アレルギーを起こし、皮膚炎が発生します。皮膚での戦闘(アレルギー)で表皮細胞や汗腺、皮脂腺等の細胞も破壊や損傷のダメージをうけ、カサカサ、汗が出ない(皮膚乾燥)、皮脂分泌障害等の苦情が出るわけです。又、アレルギー毒によりカユミも生じます。このようにアトピー性皮膚炎は一見、皮膚の疾患のように思われますが、私達『アトピー性皮膚炎研究会』では『消化器と免疫の疾患』と考えています。そこで、これらを改善していってアトピー性皮膚炎を治療してゆく方法をとっています。 |
画像をクリックすると拡大画像が見れます。 |
アレルギー性皮膚炎、ニキビ、じんましん、慢性接触性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症、アレルギー性喘息などの全てのアレルギー疾患に対して効果のある方法です。ただ、かゆみを止めたり、ステロイドを用いる事によって炎症を取ったり、鼻水をおさえたり、咳をしずめたりする対象療法だけでは基本的な症状は変わりません。 しみず薬局では、部分を治療するために、体全体の体質を改善してゆく、すなわち体全体を健康に導けば、部分はおのずと治るという事を基本的に、考えた自然療法を行っております。 |
アトピーな〜に.2
|
アトピー性皮膚炎 |
アトピーな〜に.1 |
アトピーな〜に.2 |
アトピーと腸の関係.1 |
アトピーと腸の関係.2 |
治験例(画像)1 |
治験例(画像)2 |
体験談.1 |
体験談.2 |