体験談.2

頑張りました

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私は娘がアトピーになってからは、本当にいろいろやってきました。だから、常々「うちの子が良くなったら本の一冊位書けるよね〜。それにいろんなアトピーで苦しんでいる人達に話して上げたいよね〜。」と言っていました。でも、まさかそんな日が本当にくるとは思ってもいませんでした。

一番初めに1歳半でアトピーと診断された時に、初めてステロイドという薬があることを知りました。でも、その薬を塗ると最初は良くなった様に見えても、どんどん効かなくなり、次第に肌そのものが薄くなってきているのが解りました。それと同時に、病院の指導の下、食事療法も始めました。娘は血液検査をしても、卵のIGEが少し高いくらいで後の食べ物は正常でした。でも、全然症状が良くならないということで、制限される食べ物はどんどん増え、最後には雑穀までいきました。手造りケーキも雑穀のスポンジです。肉も魚も決められたものだけ、芋類もだめ、もちろん調味料も高松から取り寄せたものだけ。今から思うと、かなり入れ込んでいたかもしれません。でも、娘の症状は全然良くならず、夜通し抱いて寝てかく手を止めるために手袋をさせ、それを勝手に脱がないように紙の絆創膏を手首にまいたりしていました。スーパーへ買い物に行くと、アイスクリームを持っている子供を見て「あれ何?」と聞かれた時は涙がとまりませんでした。その後も全く良くならないまま、人に良いと言われたことは何でもやってきました。化粧品会社がやっているパック風呂に東京.大阪.京都まではいりにいきました。ヘルストロン、防ダニ布団、そして有名な病院の薬も34年塗りました。最後には、何百万という費用をかけて自宅温泉湯治治療をしました。小学校1年の終わりでした。まだまだ遊びたい娘が朝..晩と一日3回、合計1時間半〜2時間 24時間循環器をつけた温泉に入るのです。温泉も20リットルのケースを最初の頃は3日で8ケース交換です。その手間と費用はすごいものでした。それ以上に今まで病院のステロイドを塗っていたので、そのリバウンドは全身もですが、特に顔がすごかったです。

2年間湯治療法をやったけれど、よくならず途方に暮れていた頃、清水先生とご縁がありました。先生は「女の子だから早く顔を良くしてあげたい」と言ってくれました。私はこの先生を信じようと思いました。先生の内と外からの治療で見る見る良くなりました。本人もそれまでは顔がひどくて、鏡も見なかったのですが、最近では毎日覗いています。今でちょうど1年半になりますが、肌もほとんど本来の姿に戻っています。

人の好奇の視線に耐え、何気ない普通の生活を諦めていた私たちは、本当に先生に感謝しています。娘に痒みのない生活を取り戻して頂いて、ありがとうございます。

これからも油断していたら、叱咤激励してください。

        新居浜市在住  K.H