〜ゴーヤでお菓子計画・試作品 2号〜

ローストチキン
白い生地の間に見える緑色は‥‥。

 

 はい、予告通り、盆の仏前菓子として、ゴーヤ菓子を作りました。実家に対する嫌がらせでしょうか。我々は不仲なのでしょうか。

 それよりもまず先に、前回のゴーヤットーネ続報。
 他人にも食べさせてみたところ、特にゲテモノ扱いはされませんでした。が、やはり苦味はあると。「大人の味がしました」と、大人な反応を見せてくれる人もいました。
 焼きたてはあまり気にならなかったのですが、時間が経つと苦味が強くなります。生地本体に甘みが無いので、苦味がダイレクトに感じてしまうようです。

 それでは今回は、買い忘れたバターを用意して、生地に甘さを加えたバージョンでチャレンジしてみましょうー。

 【材料】

 (パネットーネ生地)

 (ゴーヤジャム)

 

 作り方は、前回と同じです。
 まず生地をこねて、1次発酵。ジャムを混ぜ込んで2次発酵。
 今回はちょっと色気を出して、ドライフルーツをブランデーに漬け込むが如く、2種のジャムにリモンチェッロを少量加えて溶いて。
 いやあ、元々、酸味がなんか欲しくてね。実はコアントローでも用意してやろうかと思ってた。でも予算がなくてね。たまたまこの前日に、リモンチェッロを買ってきて飲んでましてん。酸味+洋酒風味、ということで足してみました。結果はあんまり変わりませんが。

 ただ、水分が多くなるので、生地が混ぜにくくなります。

 で、前回はパウンド型に入れて焼きましたが、今回はマフィン型に入れました。理由は、あとで切り分けるのがめんどくさいから。
 なので焼き時間も前回より短めに。170度で20分、150度に落として10分です。

 焼き上がりましたー。
 ゴーヤマフィンなので、略してゴーフィン。ゴフィンでも可。

 嫌な緑色がクッキリですー。

 では、味見ー。

 やっぱり生地も甘い方がおいしいです。
 生地がみっちり重いのは、江口によくある、発酵失敗です。
 あとね、発酵させた生地はちゃんと切り分けなきゃダメだよ。ちぎると生地が荒れるよ。
 分かってんだけど、毎回ちぎる。めんどいは全てに勝つ。

 

 はい、以上で、江口のゴーヤ菓子チャレンジを終わります。

 結論は。

 別にゴーヤ入れなくたっていいじゃん。

 「入れることによって美味しくなる」菓子にはなりませんでした。なら、入れない方が美味しい。
 見た目にアレな緑色や、苦味を消すために、次は抹茶を入れてみようかと思ったが、そろそろ飽きたので止めます。
 だって次に作るとすれば、ゴーヤクッキー、略してゴッキーだ。それはちょっと。

 ではでは。

 

 

 追記。コーヒーゼリーに混ぜたらどうなるかなあとも考えた。

 

 

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