2011年12月。江口は切羽詰まってました。

〜続・江口とレープクーヘンの一日〜


賞味期限:2011年2月9日
あとの3本はヒ・ミ・ツ☆

 はいはい、ゴメンね。うかうかしてたらもう12月28日だって。とうにクリスマス終わった。大丈夫、欧米じゃメリークリスマス&ハッピーニューイヤーだから。
 というわけで、お待たせしましたレープクーヘン本編。正直、ジンジャーブレッドはもう作らない。年明けちゃうし。

 レープクーヘンとは何ぞや。
 僕らのWikipediaによりますと、香辛料等の入った菓子。本場ドイツでは材料の配合の規定が厳しいらしいが、ここは日本の江口家と集英社のnon-noお菓子基本大百科なのでざっくり行くよ。

 では材料から。

 【材料】
 薄力粉・ベーキングパウダー・シナモン・カルダモン・ナツメグ・クローブ・塩・卵・ブラウンシュガー・レモンピール・オレンジピール・アーモンドパウダー
 (仕上げ用)コーティング用チョコレート・粉砂糖・レモン汁・ピスタチオ・刻みアーモンド・アーモンド

 以上。
 やっかいな材料ですな。
 まず、4種類のスパイス。どれもこれもちょっぴりしか使わないのにな。江口家は、夫がスパイス使うのが好きなので揃っているが、江口ひとりならまず置いてない。冷蔵庫に並んでいるほとんどが、結婚前に夫が持っていたものだ。え、それって何年前? 
 ブラウンシュガー。ジンジャークッキーの時もやったが、三温糖だって茶色いのでGo!
 レモンピール・オレンジピール。売ってないし!
 いやあ、比較的大きなショッピングセンターに行ったんだけどね。このクリスマスシーズンで普段よりも製菓材料アイテムを増やしているだろうに、置いてないなレモンピール。気のせいかも知れないが、昔ほど製菓材料ってどの店も揃ってない気がする。江口の小さい頃、近所の田舎スーパーにはドレンチェリーもアンゼリカも見かけたんだけどな。
 閑話休題。

 

 仕方ないので、ここは江口手製のゆずハチミツ漬けにご登場いただく。大量に貰ったハチミツとゆずの使い道に困って、両方を同時に消費するナイスレシピとして作ったはいいが、まったく使うことのないゆずハチミツにいよいよご登場いただく。
 アーモンドプードルは簡単に手に入った。今回の材料を揃えるのに、金出して買ったのコレだけ。
 仕上げ用いろいろ。無視。

 お待たせしました、早速作りましょうー。

 これ、ドロップクッキーなんで、材料測ったら後はめっさ簡単。

 砂糖と卵をすりあわせて、ピール混ぜて粉混ぜてアーモンドプードル混ぜて、天板に生地を落として焼く。
 ボウル一つで済むし、焼くのも10分で終わる。
 作り始めて片付けるまでで30分とかからんかった。

 

 焼けましたー。
 ドロップクッキーだからって成形が雑でいいとは誰も言ってないけどね。

 
 
 ふんわり目のしっとりクッキーです。んまい。
 あんまりスパイスの香りがしないのは、量をケチりすぎたか、古すぎて香りが飛んでしまっているのか、一緒に入れたゆずピールの存在感が強烈なのか。

 それではこれで、今年のクリスマス企画を終了致します。メリークリスマス&ハッピーニューイヤー。

 来年は何にしましょう。
 そろそろ、定着しつつあるシュトーレンにそろそろ手を出そうか。
 
 Wikiのカテゴリ『クリスマス料理』にある料理名でまだ作ってないのを、編集される前に記録しとこ。

 アップルサイダー/クグロフ/グリューワイン/シュトレンスペキュラース/ダンディーケーキ/マーコシュ・グバ/マルチパン/ユールムスト
 あと、別件で知ったスペインのトゥロンと。

 こうして並べてみると、ダンディーケーキが名前的に一番ステキ。

 ではまた来年。




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