1999年11月1日(月)〜11月14日(日)までのごはん

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11月14日(

 今、必要があって、昔のルーズリーフバインダーを引っぱり出してきた。授業中に書いたと思われる手紙やらナニか分からないモノの書きかけが挟まってた。高校時代の俺。バカだ。
 いや、なんていうか。クリスマスだねぇ。
 このまえ売場にクリスマス関係の商品が入ってきたとき、「気が早いなぁ」とか思っていたのが、気が付いたた店内全部がクリスマス一色。どの売場のディスプレイも緑と赤だし。
 でも、今年のクリスマスだって、きっと仕事だろうなぁ。金・土曜日だもん、ウィークエンドだもん。俺は確実に仕事だろうなぁ。そして『笑っていいとも クリスマス増刊号』見るんだろうなあ。タモリの毎年同じギャグ聞いてしまうんだろうなぁ。シャンパンぐらいは買うかも知れない。シャンパンじゃなくても、絶対酒は買ってる。そして一人酒。
 なんか自分で言ってて空しくなったので消える。

11月13日(

 気が付けば星空が綺麗な季節。う〜ん、俺って詩的。
 そろそろクリスマス&新年用の、なにかイラストでも描かねばなぁと思う。しかしよく考えたら、江口は別に絵描きでもない(どちらかといえば文章のヒトだ)のに、なんでそうそうアニバーサリーイラスト描きたがるかなぁ。でしゃばり?
 ここ最近スキャナを欲しがるのは、理由にそれがあるからかもしれない。しかし、マシン上で彩色するよりは、最初から彩色も済ませた完成品をスキャナする方がよっぽど早い。しかし、江口は彩色道具を何一つ持ってない。色鉛筆ぐらいね、12色の(しかし5本ぐらい無い)。
 そういうわけで、年末年始、なにかあるかもしれない。

11月12日(金)

 ぎっくり腰再発かも。いやん。
 最近得た教訓。財布は秋に買い換えるな、転職は冬にするな。思っただけ。
 だめだ、今酔ってて、思考回路切れてる。
 今日は久しぶりに水炊きだったの。水炊きと言えばビール(江口家での鉄則)。
 ゴハン時にビール、久しぶりのパターンだ。いつもはゴハンの時に呑んでしまうと、後々風呂に入れないので(入れるが、心臓に悪い)、寝るまえに寝酒程度しか呑んでない。ああなのに。今日は本当に、ゴハン酒だ。
 どうでもいいが、そのむかし就職していた頃、残業続きで晩御飯が相当遅くなるため、固形物を採らずビールで済ませていた。そりゃ痩せるって。体型ぼろぼろだったけど。今もだけど。
 そうやって、毎日酔いながら、「ああ、今の俺って(中島)らもってるなぁ」などと思ってた。末期症状だったんだな。
 すま〜ん、江口そろそろ今のバイト初めて5ヶ月目突入で、色々ストレスたまる時期なのだ。今日もバイト仲間の高校生相手に愚痴り〜ぬ。大人としてダメだね。

11月11日(木)

 時々行くタコ焼き屋の店員がしていたエプロンに“First Food”って書いてあった。ツッ込もうかと思ったけど、とりあえず止めた。
 何故か一日、のび太の母親と家庭環境について考える。
 あの家ほど、理想的な両親が揃ってる家庭はないんじゃないだろうか。
 よくのび太のママは教育ママと言われるが、あそこまでデキの悪い息子に対して、当然言うべきことしか行ってない。さらに、ママの説教パターンは「宿題は!?」が殆どであり、予習・復習を強いたり、塾にいかそうとか思ったことはない。ほのぼのファミリーの代名詞としてあげられるだろう磯野家では何か違う。あの家では説教の担当は父親であり、はたまた姉である。母は滅多に説教しない。デキの悪い息子が宿題をほっぽって遊びに行こうと、「しょうがないわねぇ」ですます。説教を父一人に任せっぱなしにしている。野比家では、勉強面では母親、人格形成のためには父親がそれぞれ顔を出す。一人息子だからだろうが、両親がそれぞれの役割を暗黙の内に決めていて、それに対して実行している。
 デキの悪さから言えば、おそらくカツオよりワカメちゃんの方が断然悪い。カツオはサボるだけで、勉強が出来ないわけではないだろうし、スポーツも出来るとみた。ワカメはなんだか何もかもダメそうだ。
 彼女の狙いは、いいお母さんになることだ。炊事洗濯が完璧な。でも子供に対して説教はしないだろうな。
 などと考えて、本が一冊書けるんじゃないかとか思った。
 ヒマだったんだね、俺。

11月10日(水)

 駄菓子屋でアメやら金平糖やらの量り売りをやってたので思わず買う。江口はゼリービーンズが好きだ。オレンジ色はオレンジ味だと思って買う。黄色はレモン味。赤はイチゴ味。まったくそんな味はしないが。あの毒々しい着色料なのにも関わらず、全く購買意欲は減退しないのはどうしたことだ。
 着色料と言えば。昔のおいり(香川県西讃域伝統の祝い菓子)の赤とか緑は食べると舌が痺れていたが。
 ひょっとして問題発言なのかな、コレ。
 ところでその量り売り。
 10g20円だった。買ったら218円だった。18円オマケしてくれた。こんな事で幸せ。俺って可愛いなぁ。
 しかしどでかいサイズのアメ。食べたらテニスボールリンチの如く口内を占拠しやがった。小さいお子さまは気を付けよう。
 いつの間にやら、こんな埃だらけだろう菓子や、蠅が止まってるパン屋のパンなんかを平気で買えるようになってる。なのに缶ジュースの飲み口は一度拭かないとイヤだ。なんなんだかな。

11月9日(火)

 紙で指を切る。それは別にいつものことなのだが、今日のはダメージがデカい。
 段ボールの破壊力はそれなりに分かっているつもりだが、所詮やつは紙。紙ごときにやられたのかと思うと屈辱的だったりする。畜生。
 メール友達に「何か、日記ページが面白いホームページ無いかなぁ」と聞かれた。
 しかし、よく考えれば、日記が面白いのは、相当レベルの高いページって事になるよなぁ。
 誰が好きこのんで、見知らぬ人間の日常を知りたいか、なにか特別な情報が入手出来るわけでもなく。下手すりゃ、鬱モードの人間の愚痴が延々並んでるだけだったりするのに。
 だから日記が、全く関係ない第三者にとっても、面白いってのは、相当の力が必要だと思った。
 昨日も言ったとおり、江口は鬱モードです。
 なので3日ぐらい「鬱のため充電中」とか言って、更新止めとこうかな、で、再開したときにちょっぴりグレードアップさせたり。しかし、こんな個人ページを、出張とかじゃなくて完全なワガママで3日もあけたら、後々自分が泣きそうなので、それは止めとく。

11月8日(月)

 しまった、バイト先で休憩中に読む本が尽きた。漫画では1時間もつぶせないので、活字本になるが、もう無い。文庫じゃなければ有るんだけど、重い。新しいの何か買おうかな。しかし金がない。いつものことだ。
 今、欲しい本があって、出版されてるのは分かってるが、どこの出版社からか分からないので、本屋の店員に聞いても分からないだろうと思って地道に捜している。でも見つからない。それを友人に言ったら、「ホームページで検索したらいいじゃないか」と言われた。そうだね。
 どうも江口は、まがりなりにもネットサーファーなくせに、イマイチ波に乗れていない。
 ところで江口は、西原理恵子が好きだが、彼女の書くエッセイは好きじゃない、とくに対談モノ。
 何のことを指しているのかはあえて言わないでおこう。
 「キライなら読まなければいいじゃん」とは思うが、読んでしまう。そしてツッコミを入れたりケナしたりする。俺はファンなのか、違うのか。
 関係ないが、江口鬱モードに突入しているので報告しておく。

11月7日(

 友人の好意でバイクに乗せて貰う。免許を取ってちょうど2年半ぶりである(免許取得日:1997年5月7日)。しかも公道は初めてである(というか、教習所以外乗ったこと無い)。
 いやあ、怖いねぇ。
 運転の仕方、綺麗さっぱり忘れてました。
 運転の仕方は分かってるんです、右手がアクセルで左手がクラッチで、ギアを入れて発進、と。
 分かってるのに、出来ない。怖いねぇ、2年半のブランクは。
 得た教訓。乗るアテが無いのに免許だけ持つのは止めよう。
 ちなみに走行距離約100メートル。半泣きでした。脚が痛いです。
 しかしながら、忘れかけていたバイクへの愛が復活。いいなぁ、あのエンジン音は。なわけで、「借りたバイクが運転しづらかったのは、グローブが大きくて操作しづらかったからだ」ということで、とりあえずグローブだけでも買おうかな、と。そしてまた借りて練習しようと決意。。
 これで、例の友人からメットを譲って貰えば、あとは誰かがバイクを譲ってくれるのを待つだけだ、と。

11月6日(

 『おかあさんといっしょ』を久しぶりに見る。メインの人形劇(どれみふぁ・どーなっつ)を見る。主役のイヌ姉弟がいるが、そいつの両親の設定が、父=ケーキ屋・母=歯科医だというのに奇妙な感覚だった。虫歯がらみの感覚ではなく、純粋な職業決定として。たぶん、父=歯科医・母=ケーキ屋だったら、そう言う感覚は無かったと思う。悪い意味での女性的職業・男性的職業というのがあるんだよね。
 あと、『どーなっつ』では、登場する男の子キャラクター(イヌ・カンガルー[?]・ゴリラ)の趣味が“おままごと・あみもの・りょうり”である。それに対してスポーツが好きな女の子は、「遊びの趣味が合わない」事に対してのみ不満がるのである。NHK教育、新感覚だな。『ハッチ・ポッチ・ステーション』からこっち、なにかひと味違うぞNHK教育。どうした、大幅な配置換えでもあったのか。
 最近江口は松本人志についてよく考える。
 あの人は自分の使い方を間違っていないか。
 『わらいのじかん』見ていて、若手(若くないけど)の芸人と一緒になって騒いでる姿が痛々しゅう御座いました。あの人はまだ『アニキ』とか『師匠』とか言われて、周りからちやほやされる芸人ではないと思うし、ちやほやされてもいけない芸人だと思う。松ちゃんは純粋にボケに徹するべきで、突っ込ませる相手は浜ちゃん、もしくはそれ以上でなくちゃ。山崎邦正と絡んでるの見る度痛々しいよぉ。今田耕司がギリギリラインだ。
 などと、一日テレビばっかりみていたんだ、と言う事を書いてみた。

11月5日(金)

 1年ぶりぐらいにあった友人が、気持ちいいぐらい性格悪くなってた。「仕事が嫌なの」らしい。「もう、全てに苛ついて、周りのもの、何でも投げつけるねん、電話の受話器も叩きつけるし、この前はカッター投げつけた」そうだ。素晴らしい。なんて素晴らしい荒み具合だろう。辞めろ辞めろ、辞めちまえ〜〜。そしてみんなでプーになろう〜〜〜。
 そして江口は彼女に、仕事を辞めて、全く仕事をしていなかった時期の事を話した。「自分の精神が腐っていくのが、それは見事に分かるから」。傷を嘗めあう我々。しかしお互い、相手を思いやる様子はない。お互いがお互いを見下して、「こいつよりはマシだ」と再認識して、なんとか自分のプライドを保とうとする。我々は親友かも知れない。
 バイト先で思ったこと。
 24缶ケース入りを特売するので、売場にはケースが山積みになってる。
 「今日は別の商品が特売だから、このケース除けて」「このケース、あっちに積んで」。
 土の山を2カ所に延々移し替える拷問のことを思い出した。しかしアレは精神的拷問と言われるが、昨日今日の腰の加減をみると、やっぱり肉体的拷問なんじゃないかな、と思った。
 江口、ギックリ腰持ち。いやん。

11月4日(木)

 環境が人間の性格の決定因子だとしたら、例えば4月から新学期が始まる日本と、9月からの欧米とでは、生まれ月の性格判断も異なるのだろうか。日本じゃ牡羊座がリーダーシップタイプと言うが、向こうじゃ乙女座がそうなるとか。思っただけ。
 見合い話を持ち込まれる。知らない人から。
 江口のバイト先に来たお客さん(オバサン)がどういうわけだか江口を気に入ったらしく、店長経由で江口に話が回ってきた。うっとーしいので即座に断ったが、相手の条件を全く聞かずに断ったことを後悔。
 一体江口にどうかと思われた男性とは、どんな人なのか。そうね、30歳未満ではあって欲しいな(しかし、いつの間にやら30歳がストライクゾーンになる年齢になったんだなぁ)。その昔、独身時代の姉(当時24)に持ち込まれた話は、相手が42歳の、従兄にあたる人間だった。怒ってた。
 ところで。
 ドラえもん好きの人のことはなんて呼ぶか。
 江口は便宜上「ドラー」と呼んでいる。しかし、『ドラえ本』では「ドララー」と表記されている。
 「ドラー」では語呂が悪いと言うことで議論がなされ、今現在「ドリスト」というのが候補に挙がってる。
 同じ方式で、くまちゃんが好きな人は「くまー」「くままー」「くみすと」どれかが与えられる。
 しかし俺って、有意義なんだか無意味なんだか分からん議論をしてるなぁ。

11月3日() 文化の日

 またも姉と姪が来る。姪も1歳を過ぎて、芸に磨きがかかった。コドモの可愛いのは3歳までだと誰かが言ってたので、せいぜい今のうちに堪能しておく。ところでこの前気が付いたが、よく考えると江口と姪とは血が繋がってない(江口家がある種の家庭環境と言うわけではない)。つまり、姪には、江口父母の血は姉経由で入ってるが、江口自身の血は一滴も入ってない。江口の中にも姪の血は入ってない。血の中身は共通点があるが、この場合に指す“血のつながり”は“秘密のつながりグランプリ”ぐらいのコジツケなのかも知れない。思ってみただけ。
 コドモについて、いつも疑問なのがあるが。
 帝王切開って、なんでダメなの? いやね、ドラマや体験手記なんかを見ると、帝王切開をする段になってすごく不安がったりするけど、アレは単なる手術に対する恐怖だけなの? それ以外の理由があるの?
 あと、今の少子化問題。いろんなトコで「コドモが少なくなると、こんな弊害が」とかパンフレット作ってるけど、あのパンフはつまり何が言いたいの? 結局は「コドモ産め」と言いたいんだろうが、それを明言しないのは何故? 少子化の弊害や、育児援助機関の紹介を載せるのは分かる、でも一番に言いたいことを何故言わない?
 最後。本当に今の少子化の原因は、コドモを埋める環境が(設備的にも意識的にも)整ってないから? 純粋に子供が嫌いで産んでない人って居ないのか? 以上。

11月2日(火)

 そういえば、ノストラダムス10月説も結局違ってた。しつこいな、俺も。
 今日、また学生時代の友人と数カ月ぶりに会う。どうした、3日続けてこんなのばっかりだ。
 友人曰く、「9月に仕事、辞めてやった〜〜〜★」。
 もちろん、江口の反応としては大喜び。だって仲間だもん。仲間仲間。
 こうやって、自分と同じ立場になるものを肯定して、自分のやってきたことを正当化する。姑息だな、俺。
 もぉう、えぐちゃん、結構小心者だから。ナルちゃんだって、時々自分が嫌いなんだぞ。
 誰かを好きになるとき、相手が完璧だから好きになるワケじゃなくて、欠点だらけでどうしようもなくても好きになる(ex. のび太に対するしずかちゃん)。
 江口は、こんなサイテーで姑息な自分でも愛してるのだ。
 救いようがないかもな。

11月1日(月)

 ワン・ワン・ワンでイヌの日なんだって。何故11日じゃないのかというと、ポッキーの日登場を予測していたからだろう。
 江口家で読んでいる四国新聞。「今日は何の日」ってコラムがある。おかげでどうでもいい日が覚えられる。江口にとって必要な日は、自分の誕生日ぐらいだ。なのに江口の記憶容量が、マグロの日だとか盆栽の日だとかに埋め尽くされる。大半の記念日は、語呂合わせでヤられる。酒場で聞かされたオヤジギャグを翌朝まで覚えてるみたいだ。言い過ぎか。
 江口はバイク好きだ。そしてペーパーライダーだ(約2年半)。
 バイクを持ってる友人がそれを嘆き、「自分用のヘルメット用意したら、バイク乗らせてやる」といった。
 「そーいえば、中学の時の友人が、昔一度乗ってて、今はもう乗ってないって言ってたなぁ。あのこがメット持ってないかなぁ。でも今、彼女は何処でなにしてるんだか」とか考えてたら、会ったよ、その彼女に。
 3.4年ぶりかも知れない。
 「やぁああぁあ★久しぶり〜〜〜。ところでMちゃん(仮名)、ヘルメット持ってない?」
 江口にとって友人とは、利用価値の有無なんだろうか。
 サイテー。