2001年8月16日(木)〜8月31日(金)までのごはん。

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8月31日(金)

 八月も終わりです。学生のみなさま、宿題は終わってますでしょうか。夏最後の思い出を作るために、わたくしたちは花火大会なぞを開きました。全員が夏休みなぞ微塵も関係ない立場ではございますが。
 というわけで、高校−大学時代の友人達と久しぶりに会いました。昼間はボウリング、夜は花火。花火はもう、夏が終わるせいか、取り扱いが少なく捜すのに苦労しました。ともあれ、花火と、花火で遊べる場所を無事に確保でき、線香花火をまとめて着火したり、土に花火を突き刺してみたり、“『SNOW BLIND(野猿)』ごっこ”を誰とも知らぬ通りがかりの電車の乗客に見せたり、飛行機の数を数えたり、燻されたり、やきそばがあっちこっちいったりしていました。
 ところでボウリング、最下位のヒトがトップに対して罰ゲームだったのだが。実行されたのかしら。たしかキスのごほうび(ビストロスマップ方式)だったはずなんだけど。見てないや。

8月30日(木)

 今日の日記は愚痴です。長いです。携帯で御覧になってる方は、容量がでかすぎて読み込めないかも知れません。でもいいです。今日の江口はエゴイスト。それくらい腹が立ってると思って下さい。
 入院中のパパと、それを看病しているママのために、親孝行な江口は緊急連絡用としてPHSを持たせることにしました。病院内は携帯電話は禁止だがPHSはOKだ、一応。先週の木曜日、勤務先に取り扱い代理店があるのでそこで申し込み。希望は二つ。@本体価格が0円のPHSを。機種不問。A現在既に1回線、プラン135(一番安いコース)で3年ちょっと契約しているが、これによる特典があれば利用したい。
 窓口の回答「ファミリー割引(一人が2回線以上契約による割引)があります。本体価格は¥6800のものしかない、それも取り寄せになる」。やはりPHS、肩身狭い。他にないのかと聞くが、「これしかないが、いちねん割引(一年間解約しないことによる割引)を申し込めば無料になる」。じゃあ、ということで申し込み。「納品に4,5日かかる」とのことで、待つ。
 4日後の月曜日、窓口に入荷確認をしてみる。回答。「日曜日に発注して、それから4,5日だから木曜日になる」。先に言え。仕方ないので待つ。
 そして今日。入荷連絡があったので、契約書にかりかり記入。そこで問題発生。「ファミリー割引は、主回線(既契約電話)が携帯のみ対応、PHSは対象外。更にいちねん割引も対象外」。いちねん割引じゃないと本体価格が定価になってしまうので問い合わせると、回答。「新規契約特典で¥5000引きにする。更に従業員割引で2割引、従業員用特別買い物チケット併用可なので、¥1000ちょっとで購入できる」。そのようにしてもらう。数分後。「すみません、この機種は値引き対象外です。定価になります」。ふざけるな。
 「本体価格が無料で、今日中に持ち帰れる機種はないのか」と尋ねたら、「DDIで在庫がある」とのこと。今在庫があるということは、おそらく先週の木曜日もあったはずだろう。なぜ1週間も待たせてNTTを取り寄せるんだ。まあとにかく、それで再度「本体無料、即日持ち帰り」を確認して貰って契約書再記入。基本使用料が若干高く、¥1980。しかし電話をかける先を3件に限定したものなら使用料は¥980。不便だが、それで契約することに。
 数分後。「番号限定はこの機種では利用できない。利用できる機種は¥0ではない」。じゃあ幾らなのかと尋ねると、「今から調べる」。調べてから言え。そして回答。「¥7800」。殴るぞ。
 現在時刻16時30分。なんとか今日中に契約は済ませたい、これ以上待てない。急いで店外の、直営ドコモショップに電話。「¥0で、プラン135が使えて、今日中に持ち帰れるPHSはあるか?」「あります」。あっさり。これで店内窓口での契約は全キャンセル。さて、ショップの営業時間は17時20分。「契約にいきます」「名前と連絡先を」「江口梨奈、070−○○○○−‥‥」「既にPHSをお持ちですね。ファミリー割引申し込まれますか?」「できるならやってください」「できます」。そして江口、休憩時間20分を、同僚にシュークリーム握らせて無制限に。店を抜け出してショップへGO。雨が冷たかったです。
 いよいよ契約へ。さすが直営店、照会なんかも早い早い‥‥と思ったが、受付ねーちゃんトロい。そして契約の最後に「申し訳ありません、ファミリー割引は主回線が携帯に限ります」。やっぱりそうなんか。まあ、さっきも言われたことなので諦めるが、直後。「最近システムが変わりまして、主回線がPHSでもできます」。じゃあ断る理由なんか無いのでやってもらう。数分後。「申し訳ありません、システムが変わったのは法人契約のみで、個人契約はファミリー割引できません」。笑うさ。もう笑うしかないだろう。
 40分後、無事契約完了、電話うけとり。ちなみに契約手数料は¥2100.おわびにテレホンカードもらった。「使うことはないでしょうが」とか言われた。使うよ。
 以上、愚痴終わり。『はなし。』並に長いなぁ。
 そして無事ママに渡したのであるが、江口は気を遣って着信音を、機械的なもの(病院の機器にありがちな音)なら耳障りにならないだろうと単純なアラームに設定したが、ママが嫌がって『ルパン三世のテーマ』になった。しかし時代は和音だ。すげえなあ。漢字も使えるよ。

8月29日(水)

 最近白髪が増えた。苦労してるんだ。
 江口はブルース・ウィリスがあんまり好きじゃない。遠回しな表現をやめよう、嫌いだ。今日なんか、じーっと観てたらゴルゴ松本に見えてきた。いや、ゴルゴは好きなんだけど。そして嫌いなのに、過去鑑賞作品ウィリスだらけ(詳しくは『よどがわながはるごっこ』参照)。理由は今日やっと分かった。江口は先入観なしにビデオを借りる。タイトルと、裏面に書いてるあらすじとかアオリ文と、インスピレーションで借りる。出演者なんかチェックしない。
 『パルプ・フィクション』。ここにもいたのか、ブルース・ウィリス。ウィリスがいるなら、そりゃこの作品はアクションでしょう。ミルクセーキが出てこようと、決してラブロマンスじゃないわな(余談だが、ウィリスの恋愛映画『ストーリー・オブ・ラブ』という作品があるが、どんな演出しようとウィリス一色だった)。
 ミルクセーキ飲みたいなぁ。唐突。

8月28日(火)

 『シベリア超特急』なわけである。いろいろな話題を呼んだ『シベ超』である。借りましたがな。観てましたがな。冒頭から『シベリア超特急2』の予告編が入っていて脱力しましたがな。で、まあ観ていたわけであるが、母の証言からすでにこれを父がレンタルしていたと言うことが判明。江口父は江口の会員カードを使っている。あの店のコンピュータには、江口が『シベ超』を2回借りた人物としてデータが残るのか。いやだなあ。ちなみに『ファイトクラブ』も2回借りたとして残っている。こちらは別にイイ、ブラピさまだから。でも水野晴郎(いや、この場合はかたせ梨乃でもいいかもしれない)が2つかぁ‥‥。
 江口は貧乏なくせに金遣いが荒い。まあこれは、収入がまるまる小遣いになって、生活に関係しないからだと思うが、とにかく自分のためだけに金を使う。昨日、誘惑に負けてサンマを買いました。3千円です(江口にとっては大金)。いえ、予約販売で、三陸沖かどこかの刺身用サンマがあってね。8尾あるって。最近の江口は一人でごはんを食べている。8尾どうやって喰うつもりなのか。まあ頑張ってみる。

8月27日(月)

 つくづく思うが、エレベーターって特殊な乗り物だよなあ。なんであれにのると、みんな社交的になるんだろう。駆け込みのヒトのために『開』ボタン押したり、「何階ですか?」って聞いたり、先に降りるときに一声かけたり。そしてあの中では誰もが静かに行儀良くなる。例えばアレが電車の車両なら、絶対同じにはならない。
 さまざまな枷が外れたのでビデオを借りに行く。江口はビデオを借りるとき、前評判などの情報を一切入れていかない。有名タイトルがあることを知っていても、それがどういうジャンルで誰が出ているのか、さっぱりわからない。先入観がなくなるので、よい癖だと自分では思っている。
 そして逆に、変な先入観を入れていってしまうときがある。江口が持っている本に『シネマ厨房の鍵貸します』という、映画に出てくる料理を取り扱った本があるが(今思いだしたが、『アパートの鍵貸します』借りるつもりで忘れた)。江口はそこに載っていた料理の印象だけでその映画を観たくなる。『パルプ・フィクション』を借りようと思ったが、ジャンルも出演者もわからず、載っていた料理がミルクセーキで、その印象からラブロマンスかコメディっぽいイメージが思い浮かんで、その棚を捜してしまった。正解はアクションの棚でした。
 というわけで、江口は今週いっぱい映画週間。 

8月26日(

 なんか立て続けに、恋愛相談(マジなもの)を持ちかけられた。わしにどうしろというのだ。あと、「相手の腰を抜かすような上手なキスをしたいのだが、どうやればいいのか」とか相談を持ちかけられた。だからわしにどうしろというのだ。練習台なら遠慮しとく。
 さて、きのう江口はスーパーで昼ご飯にサンドウィッチを買ったら、その中に髪の毛が入っていやがった。なので早速購入店にクレームを付けに行く。だが。江口は今の売場は総合サービスコーナーのようなところだ、つまりクレームがどのように処理されるのか、誰に言うのが一番正しいのかイヤと言うほど知っている。なので、スーパーの窓口店員に対して本気で怒るわけにもいかず、穏便に商品の交換で事を済ませたのだが。
 今日、その製造業者から電話があって、「おわびに伺いたいが、家に行ってもいいか」とのこと。もう出勤だったので職場に来て貰うことにした。わしの売場はサービスコーナー(正確には違うが)。クレームを毎日のように受けて、イヤな客に眉をしかめる回数が誰よりも多い売場。明日は我が身と思ったら、その謝りに来た業者に対してブチ切れて怒るなんかできるわけないじゃんか。わしって心が広いなあ。
 ちなみにおわびに図書券1000円ぶんもらった。ウチの店だとせいぜい500円分なのに。

8月25日(

 さっき、いつもいくレンタルビデオ屋にレンタルチケットを買いにいったら、そこのバイトに「江口(仮名)さん、来ると思ってました、お待ちしてました」とかなんとか歓迎されて、子供に配るアメとかくれた。そのあと、新作ビデオの予約をして、電話番号を教えていたら、「ああ! この番号は、ドラえもんの番号(注※江口のPHSドラえホンは、留守番電話がドラえもんで応対する)ですね。江口さんだったんですか!」という反応が返ってきた。100%顔覚えられてる! 以前も言ったが、江口はこおゆう店などで顔を覚えられて馴れ馴れしい接客されるのが大嫌いだ。なんとかならんかなあ。
 さて。江口は毎日生活していると色々ネタに遭遇するが、それでも下品すぎたり不謹慎すぎたりするネタは事前に検閲をかけカットしている。今日、とっても不謹慎で、しかしメチャメチャおいしいネタに遭遇した。ネタがあるのに載せられない苦悩。たいした苦悩を抱えちゃいねぇ。

8月24日(金)

 アルバイトの女子高生(18歳)の言う、「さっきのお客さん、綺麗な脚してたよな」から始まって、彼女の美脚友人に対する萌え発言連発。なぜ彼女は急にカミングアウトしたのか。わしから何かのオーラを感じ取ったのか。ちなみに彼女は、ストッキングよりナマ脚派なので、そこで江口と対立した。
 接客というものをしていると、腐ったムカツク客としょっちゅう遭遇する。江口はいろんな場所でモノを書くとき、意識して『お客さん』という表現を使っているが、その理由からここでは『客』と書かせて貰う。で、隣の売場のチーフが「ムカツク客に遭遇した時って、そいつにイヤガラセ電話のひとつでもかけたくならない?」と言われた。思いっきり同意しますがな。この客は結局名前も電話番号も分からなかったのでチーフは行動に移せなかったが、江口は以前、名前住所電話番号クレジットカードナンバーにいたるまで全部分かっている客からクレームが来たので、なにか一発カマしてやろうかと思ったことがあった。なぜしなかったのかというと、時間が経つに連れてめんどくさくなったからだ。人間の脳って簡単に怒りを忘れる。そうじゃなきゃやってられないけどね。

8月23日(木)

 1から1億まで数えるとする(ちゃんと○千○百○十○と、ケタを含めて)。寝たりゴハン食べたり学校・会社に行くことを考えて、一日3時間(この時間はうろ覚え。違うかもしれない)数える時間に充てるとして、80年かかるそうだ。
 1万という数字がある。例えばそう、洗濯石鹸が1万個あるとしよう。これに一つ一つ熨斗を付けて包装しなければいけないとしよう。さあ、何日でできるでしょう。
 8個入り段ボールを開けて中味を出し、熨斗を付け、包装紙で包み、元の箱に戻す。一箱終わらせるのに約15分としましょう。1時間で四箱(32個)ですね。一日3時間、この作業に充てるとしましょう。12箱(96個)です。要員が10人としましょう。1日にできあがる個数は960個。1万個仕上げるのには、答えは10日とすこし。11日目に完成です。
 江口たち、この作業を今月16日から始めました。単純計算でこの週末に仕上がるのか。あと少しだ。ファイトだ僕らー。 

8月22日(水)

 江口の悪い癖に、企業商品を購入する際、その選択基準に、企業が使用しているキャラクターで決めてしまうというのがある。トム&ジェリーに動かされた四国銀行。ドラえもんのために口座を作ろうとしたさくら銀行(近所にない)。そして今、生命保険に加入しようとしている江口。明治生命はムーミンか。そしてとんねるずか。ああんクラクラ。
 ここ数日、江口は家でずっと一人である。怖い番組を見ても一人である。怖い。いや、それよりももっと怖かった事があった。今の家に引っ越して6年。初めて遭遇したチャバネゴキブリ。しかも殺し損なって、どこへ行ったか分からない。そして江口は一人。キャーーーーーー!!! 泥棒より、幽霊より、怖い。一人って辛い。
 ところで江口は、普段のキャラクターからは想像しづらいが、虫が嫌いである。そして思い出すのが、昔の職場で嫌いだった先輩社員(女なら誰でもいいモテナイ君で、初期から口説かれててめっちゃキモかった)の前で、バッタに遭遇して硬直してしまい、「節足動物が嫌いなおねえさん」と言われたことだ。その半笑いの顔からにじみ出た「なんだかんだ言って君も女の子なんだね」というおぞましいオーラ。あー、ヤな事思いだしちまった。 

8月21日(火)

 土曜日のハナシの続きであるが。今日久しぶりにその台湾出身の同僚と会った。やっぱり既に帰化完了したらしい。選挙権がまだないという話をしていたので、こないだの選挙後あたりだろう、どうでもいいが。
 というわけで、彼女の名前は『T・S子(仮名)』から『M・S子(仮名)』に変わった。そこから面白い話を聞いたのだが、彼女は未だ、旧姓を当然のように使用する。台湾も、別姓が一般的だそうだ。そして彼女は新姓の方で呼ばれるのを嫌う、その理由は、「名字のMにしたら、家族全員Mなのに、それはおかしい。私はS子だ」からだ。なので銀行のハンコなどは名前の方で作っているとも言っていた。
 なんていうか、やはり日本って考え方が古いなあとか、訳の分からんモノに固執してんだなぁとか、いろいろ考えさせられた。
 日本人、夫婦別姓議論がいまどっか行ってるが。大丈夫なのか? 結論は近いうちに出てくるのか?

8月20日(月)

 よく推理モノで、消えた凶器がどうのこうのと。正解はつららが凶器で、溶けて無くなってしまったというもの。氷の破壊力を侮ってはいけません。ポリ袋に入れた氷、袋の角っこ部分は鋭く尖っております。今日の江口、流血沙汰。
 江口は昨日まで催事売場に出向していたが。この時、どういう訳か年齢その他を一切不詳にしていた。しかしまあ隠し事は出来ないもので、同じく出向していた長期アルバイト(女子高生)の口から、様々な情報が漏れ出ていて、とっくに年齢はばれていた。
 しかし今日、この長期バイトに『実は江口は結婚している』『ここ(現在の職場)に来る前に結婚したから、もう2年半になる』『ダンナの職業は船乗りなので、1年に2回しか帰ってこない』など言ったら、それは本気かと思うぐらいあっさり信用された。
 女子高生は世の中の汚れというモノを知らないのか。簡単に他人を信用するモノじゃないわよ。

8月19日(

 江口の現在の担当売場は催事場。ここは15日に終わるはずだったが、店長が、みんなが既に売場撤去を始めているっていうのに突然『週末まで継続売場展開』を言いだしやがった。というわけで、今日まで続けていたわけですが。今日の店長のひとこと。「長かったな、やっと終わりか」。長くしたのはどこのどいつや。
 ところで、この催事というのは、3カ所ぐらいの部門が絡み合っている。そのため、江口はその3カ所からそれぞれに、打ち上げに誘われていた(合同ではしない。人数が恐ろしくなるし)。というわけで、どこに出席するかどこを断るか考えていたが(一応、最初に上がっていた計画に乗ることにはしていたが)。パパ入院のためぜんぶ断り。どこにもカドが立たなくてステキ。
 ちなみに、今朝、出勤直後にチーフにこの話をされて、「江口父が入院してるので呑みにいくヒマはない」と返事をし、「どこが悪いのか、大丈夫なのか」と聞かれたので正直に答えたところ、チーフのサワヤカな朝を思いっきりダークにしてしまった。すまん。

8月18日(

 ドラえもんコンプリート。最後の話が『ガラパ星から来た男』かぁ。よかったのかなぁ、それで。
 江口家のウーロン茶(煮出し用ティーパック)が切れた。ふとみると、台湾出身の同僚からもらった茶葉がでてきた。本場物とか聞いていたが、側面に日本語の説明文がある。まあそれは気にしないとして。『瀬戸物のお椀で飲まれますと、よりいっそうおいしくなります』なんだそうだ。瀬戸物の成分とかがしみ出すのかなぁ。そっちの方が気になった。
 ちなみに、味は香りが強くて、普段のウーロン茶よりクセがあります。でもまあ、美味しいです。さっきはホットで飲みました。そろそろ冷えてるでしょう。アイスで飲んでみます。ありがとうTさん。
 そういえばTさんは、8月ぐらいに帰化できるとか言ってたんだけど、どうなったんだろう。江口が催事場から元の売場に戻ったとき、Tさんは日本語名になってるかもしれない。

8月17日(金)

 ついでがあったので、昨日から病院に泊まり込んでいるママのところに手作り弁当を持っていったら、この上なく感激された。教訓。大きな感動のためには、普段はなにもしない方がよろしい。
 江口は現在、催事コーナーで朝から晩までラッピングをしている。こないだ、友人が店に買い物に来て、江口の働く姿を見たそうだ。「眉間に皺を寄せながらカルピスを包んでいた」とのこと。同じ日、親戚の叔父さんが買い物に来ていて、江口の働く姿を見たそうだ。「怒りながら包装していた」とのこと。
 それは怒っていたんだろう。昨日で終わるはずの催事が日曜日まで延びたので、怒りに皺を寄せていたのだろう。はやく元の売場に戻らないと、棚卸しの前の裏帳簿付が間に合わないので焦っていたんだろう。タスケテー。

8月16日(木)

 人間動揺すると、自分ちの住所電話番号がとっさにでてこないってのは、アレは本当ですね。江口父、ゆうべぶっ倒れて救急車に乗り、再入院となりました。江口、はじめて119番電話しました。どっきどき。ちなみに救急隊員ってあんまり救急してない。緊急事態じゃない限りああなのか。
 なぜわざわざ救急車を呼んだのか。答えは江口が酒呑んでいて車を動かせる状態じゃなかったから。そしていまも、何で呼び出されるのか分からないので酒をひかえております。