2001年12月16日(日)〜12月31日(月)までのごはん。
12月31日(月)
バイトの子に「江口(仮名)さんは、大晦日はドラえもん見てるんですか」と聞かれた。見てます。でも、仕事だったのでビデオに撮っていて、今見ているところです。普段の金曜日のドラえもんはまず見ないが、大晦日は見る。でも春だ一番ドラえもん祭りは見ない。コダワリ。
年末でございます。なんの感慨もありませんが、年末です。ママは「せっかくだし、今夜は1杯やるか」と誘ってきたが、先日の酒がかなりキておりまして、ワタクシともあろう者が酒を欲しくないと言ってしまいました。
結局今呑んでるけど。
というわけで2002年になりました。みなさまよいお年を。今年は喪中のため年賀状出してません。
12月30日(日)
大阪のMちゃんと腹黒いMちゃんと忘年会。『年末だから』を合言葉に暴飲暴食。ドクターストップなんてなんのその。往復8時間の距離を男の足で乗せて帰って貰ったり、嫁が実家に帰っている間に既婚男を連れ出して遊んだり、酔いつぶれて男の部屋におしかけて寝たり、じゃがいもとなすびが品切れだったり、年末コンパやってたり、とりあえず年下男はやっかいだったり、妹の結婚式に出席させた彼氏と別れたり、17号のカルティエラブリングだったり、結婚の近い女友達を話題には出すが宴会には誘わなかったり、車でのヤり方はMちゃんに聞いてくれだったり、とにかく年頃の娘らしく、かつ腹黒らしい話題で盛り上がりました。
結論としまして、疲れているときの酒はキます。以上。
12月29日(土)
おそらく世間では、昨日のうちに仕事納めをして、今日から正月休みに突入していることでしょう。新聞には各スーパーマーケットから売り出しの広告がぱんぱんに詰められていて、みなさまこの年の瀬、いろいろ買い物をしなくてはいけないでしょう。
うちの店。ガラッガラに空いてやんの。平日かと思ったよ。広告が入っていたのに、がらがら。他のスーパーの広告に負けてやんの。こりゃだめだな、と思った。
12月28日(金)
一週間ぶりの休みです。というわけで、嫁とデートです(2週間ぐらい乗ってなかった)。いい天気でした。でもストッキング2枚はいても寒いです。恐るべし、冬のムキ出シ時速60q。
夕方までしか時間がなかったので近場しか行けない、なのでとりあえずの目標を宇多津町に決定、臨海公園からゴールドタワーを眺めて帰る。で、この時点で3時半。夕方に観音寺に帰れない。というわけで、急遽高速道路に乗ることになりました。初高速。ドッキドキ。おおかたの予想通り、料金所でモタつきました。
ともあれ、久しぶりの夫婦生活でした。しかし、楽しいはずなのに心のどこかで嫌がっている自分があります。寒さとはかくも人を後ろ向きにします。われわれの仲は大丈夫でしょうか。
12月27日(木)
気が向いたのでコンタクトレンズを止めて眼鏡にして仕事に行った。度が合ってないもんだから頭痛。さらに「教育ママみたい」と不評。ダメじゃん。
話の流れ上ばらした方が早いので言っちゃうが、江口は現在、銘品街(モロゾフとかの有名メーカー菓子扱い)の責任者という地位を与えられている(ここしばらくは歳暮で忙しくてまったく仕事にタッチしていないが)。で、銘品に限らずこういう売場では、盆と正月はメーカーが休みと『帰省土産』で商品がよく動く、なので大量に発注するのだが。普段は動きが鈍い土産物、もともとのストックルームは狭い。なのでこういう年に2回だけ事情には、階段に在庫をおいて対応している。消防法思いっきりブッチ切り。
今日、管理マネージャーより連絡。「明日本部の偉い人がくるから、あの在庫を見えないところに片付けるように」。なので明日一日のためだけに、階段の3階にまで上って全在庫を隠す。今日一日で1年分階段を駆け上がった。足ががくがく。
と思ったが、全然疲れていない。これっぱかしの運動、普段の歳暮労働に比べると屁でもないのか。
12月26日(水)
珍しく早く帰れた。といっても残業30分したけど(バイトのババアがもっとテキパキしてたら残業なんかやらなくても済んだんだけど、それは言うまい)。帰ってきたのが8時半。なんて早いの。というか、なんでこんな時間で「自分は早く帰れた」と思うんだろう。ともあれ、今日はなんだかのんびり夜長。『笑っていいとも特大号』見ながら昨日のケーキ喰ったり、久しぶりにパックしたり長ブロしたりして、楽しい冬の夜を満喫。幸せ。
江口ママは趣味のない人です。で、こないだふと「ノートパソコンって安いかな?」と言い出すので、どうしたのかと思ったら「自分もパソコンをやってみたい」だった。まあそれはいい。いいとして。
いったいこの年代の人達は、パソコンをどういう機械だと思って居るんだろう。たしかにいろんな事ができる。でも、出来ることの大半が、日常生活において何の役にも立たないことばかりだ。あくまでこれは仕事用の道具であって、趣味にするモノじゃないだろうに。家計簿やハガキの宛名や日記なら手で書け。今現在の電話代でぴーぴー言ってんのにインターネットに手を出そうとするな。ゲームならプレステの方がリーズナブル。というわけで、『なんでもできる魔法の機械』だと思うのは大間違いだということを言いたい。
いやね、今日ママが読んでた雑誌で、「手作りで節約。パソコンのペイントツールで便せんを作ったりブックカバーを作ったり‥‥」。いいけど。べつにいいけどね。
12月25日(火)
朝出勤したら、予想通りケーキ屋とモメた。向こうも江口を責めてもどうしようもないと分かっているので怒るに怒れず、言葉はマイルド。しかし怒りの持って行き場がなくて苛ついているのがよく分かる。こんなとき、ハッキリした責める対象が居れば救われるのに。そう、例えば定期点検を行っていたはずのメンテナンスとか。代替冷蔵庫を用意していなかった管理マネージャーとか。スケープゴートって必要よね。誰かなってくれないかなあ、江口以外で。
ドライアイスを冷蔵ケースに入れて処理しようとしていたけど、あれはクリームを劣化させるので出来ないらしい。なのでケースにはサンプルとして各種1個ずつを並べて、他の冷蔵庫に在庫をおいて対応となった。当然、売れ行きガタ落ち。それもまた仕方なし。で、このサンプルとして使用したケーキは店側の負担で落とすことに。となると、使用済みサンプルの処分は江口に一任される。喰いましたがな。家に持って帰りましたがな。まだ冷蔵庫に残ってますがな。クリームが劣化してようとガスの匂いが移っていようと刺激味がついていようと関係ないですがな。
12月24日(月) 振替休日
例えば奥さん、買い物しようとスーパーに来たら、閉店の音楽が流れて電気も消されていました。どうしますか? ‥‥閉店時間10分も過ぎて売場に来て、警備の施錠を待たせながらじっくり買い物するんじゃねーよ。もっと急げ。8時が閉店時間の店から8時40分に出て行くんじゃねーよ。
と、やっかいな客のせいで閉店後に片付けたい仕事が全く片づかず、そして管理マネージャーは今夜の新幹線で広島の家(単身赴任中)に帰る予定だったのに帰れず。そうこうしているうちに江口管理のケーキ売場から「冷蔵ショーケースが壊れた! 明日ケーキを陳列できない!」との連絡が入る。なぜよりによってクリスマスに壊れるか。取引先のケーキ屋に、なんて言えばいいんだ。それの対応に追われて結局店を出たのは10時。素敵なクリスマスイブ。
実はこの日、一条もえるから「せっかくクリスマスだし、ガストごはんでもしよう」と誘われていた。ディナータイムもとっくに過ぎ、そして深夜料金が取られる時間になって何かもういろんな事が嫌になったけどとりあえずごはんは食べようと一条の家に行ったら、中でハーブなチキンとスパークリングワインとワイングラスとケーキが待っていた。『外ごはん』と思わせといて実は、という作戦だったらしい。ちくしょう、惚れたぞ一条。
おかげで、世間で騒がれている程度にはクリスマスを満喫できました。マネージャーも家族と素敵なクリスマスをお過ごし下さい。
12月23日(日) 天皇誕生日
さすがにクリスマス直前日曜日らしく、お客さん殺到。おまえらもっと計画的な買い物しろとか言いたくなる。bなんでこんなギリギリでプレゼント買ったり歳暮買ったりするか。混雑する上に、いい品物が売り切れているのは分かるだろうに。しかしそれでも数分おきにフロアにお客さんが居なくなるという事態が起こるので、やっぱり売れ行きは悪いのだ。
そうそう、倒産の影響がもうひとつあって、従業員が増やせないのもあった。まず、募集広告が打てない。そしてようやく許可が下りて広告をうっても、人が来ない。なので歳暮コーナー、慢性的人員不足。仕方ないので他の売場から応援を頼むが、他だって年末は忙しい。だからどうするかというと、店長・人事管理マネージャー・営業企画マネージャー・食品部門マネージャーに手伝わせている。現場に出ていない管理職って、案外時間に余裕があります。てゆうか、一日中現場手伝いして大丈夫なのか。そうなのか、店長。
12月22日(土)
というわけで今日の歳暮コーナー。ヒマ。
話の流れ上ばらした方が早いので言っちゃうが、江口の会社は9月に倒産している。で、そのアオリが我ら歳暮コーナーにもモロに来て、まずお客様への歳暮コーナー開催案内とカタログ一式が送られなくなった。そして取扱アイテムも激減した。先日経営破綻した同じような量販店では、歳暮売り上げ実績が前年比6割ぐらいに落ちこんだらしいが、それってつまり、現場がこうなることなんだなぁと実感しまくり。
この江口ページにも役立つことがあって、去年の今頃江口がどうしていたかが『むかしのごはん』で分かることだ。というわけで、参考までに去年の今の時期を読み返してみたら、パパの病気を口実に仕事サボってた。
去年バイトに来ていた女子高生(今は他の売場)に、「去年ってどうだったっけ?」と聞いたら「月末まで忙しかった」と言われた。歳暮コーナーもあと少し。
12月21日(金)
話の流れ上ばらした方が早いので言っちゃうが、江口は現在、お歳暮コーナーの責任者という仕事を与えられております(いちおうココでは隠していた、つもり)。諸事情によりサブ責任者がおらず、江口が休めば誰も江口の仕事を片付けてくれないのが現実。まあそれでも、江口の判断がなくても出来る仕事は片付けてくれていたのでよかったのだが。今日出勤すると、昨日の仕事が何一つ片づいていなかった。激怒。急ぎの仕事があったのでそれを最優先でやれと言っていた仕事すら片づいておらず。サイアクは、入荷させていたカマボコ(生ものなので、入荷したら即出荷しないと痛む)が、一晩出荷もされず冷蔵庫にも入れられず、売場に置かれッ放しで腐らせていたこと。おまえら、1万円近い損失の責任をどうとってくれるか。もう一つは、指示していた仕事が『済』と書かれてたのでとっくに済んだと思っていたら済んでいなかったこと。殺すぞ。
というわけで、今日もヘコむ。
12月20日(木)
故・江口パパの百箇日法要だそうです。なにもしなかったが、とりあえず寿司は食った。
江口ママ、だいぶまえから足が痛い痛い、ねじっただろうか体重でも増えただろうかと言っており、今日になってようやく病院に行くと、剥離骨折ということが判明。しかし、家族の誰も剥離骨折という症状の詳しいことを知らず。とにかく骨が剥がれていると言うことで落ち着く。なので江口ママの足の中は、剥がれた骨でいっぱいだそうです。
12月19日(水)
19日といってますが、今日は本当は25日です。いえ、日が変わってますので26日です。色々あって更新できずに1週間経ちました。こんなに更新しなかったのは2年前のモデムぶっ壊れ以来だ。というわけで、ここから25日までの日記をダイジェストでお送りしますが、記憶が曖昧なので日付とイベントの起こった日時とは違うかもしれないが、これまでだってテキトーだったのでここであえて言う理由もないわな。
とりあえず19日の出来事。文章書きとしての無能さを指摘されてヘコむ。えぐちページ存続の危機。以上。
12月18日(火)
今、親戚のおっさんが泊まりに来ている。で、隣の部屋で江口母と一緒に江口姉ファミリーのビデオを見ている。義兄が延々、姪に対して松田優作のマネをしながら「なんじゃこりゃー」を連発していた。みんなバカだ。
例えばシャンプーとリンスを同時に使い始めてもどちらかがが残っちゃうように、化粧水と乳液を同時に使っても乳液が余っちゃう。で、手荒れのひどいえぐぴょん。今年はハンドクリームをまだ買っていないので、とりあえずこの余り乳液で間に合わせていたら、これが結構いいのな。よく考えたら¥5000のハンドクリームだ、そりゃ¥880のメンソレちゃんと比べてはいけないだろう。ハンドクリームの売場でイイやつだって、せいぜい¥2000だろう。というわけで乳液の虜。でも残り1/5瓶しか無い。この冬保つか。
余談だが、ママが最近余ったリンスを洗濯の柔軟剤代わりにしている。なかなかイイ。ただし匂いが残る。
12月17日(月)
最近の童話は、お子様向けに残酷描写などといったものを削除しているが。そのうえ放送時間が15分となると、演出にとても工夫しないとやっていけないのは分かっているが。今日のNHK教育『人形げき』は『マッチ売りの少女』。初っぱなから少女が「マッチー♪ よく燃えるー♪」と歌いながら明るい売り子をやっている。たしかこの少女は親方みたいなやつに無理矢理に外営業(笑)やらされていたような、もっと陰惨とした雰囲気があったはずなのに。まあそれはいいとして。でも明るい少女はダメだろう、だってその後の、少女の幻覚の中に出てくる死んだおばあちゃんとの会話。「あたしもおばあちゃんと一緒に天国に行きたい(当然明るい口調)」。はしょりすぎだ、いくらなんでも。
あと、最近のNHKはおもいっきり企業をアピールしています。いえ、各職業の現場を見るような(『はたらくおじさん』のもっと現代的なヤツ?)なんだけど、思いっきり企業名だしてんのな。こないだ見たときはトヨタの工場だったので、車体にロゴが見えて「ああ、トヨタだ」って分かる程度だったが、今日は広告業界として携帯電話auのCM(CMプランナーの密着取材だった)を取材して流してた。海外ハワイでも使えるリカちゃんの携帯の、アレね。もちろん一切のモザイク無し。まあNHKでも番組によっては企業密着取材するけど、それって夜にやる1時間とかの特番でしょう? でもコレはこんな密度なのに、いつもの教材テレビの15分と変わりなし。贅沢な気分だ、NHK教育。
12月16日(日)
ところで江口は毎日が忙しい。スーパー店員以外にいろいろやっている。いそがしい。だけど今年も作りました『ケーキがもらえる券』。残業をざかざかやらしているアルバイトに、せめてものボーナスということで、江口管轄のケーキ売場のケーキをプレゼント。サンタさん気分。
関係ないが、最近江口の職場ではサンタクロースが練り歩く(しかも紛争しているのは本部の偉い人/だって一番店でやることなくて手が空いているし)。でも「良い子は居ねぇが」っていいながら歩く。あんたはナマハゲか。たぶん狙って言ってるんだろうけど、心優しい江口はあえて突っ込んであげる。