2002年9月1日(日)〜9/15(日)までのごはん。
今時の子はカッターナイフを使えないのか。
こないだから、うちの売場に新しいバイトが入った。ちなみに24歳・女。作業の手が遅いとか、気配りが雑だとか、いろんなことが不器用だとか言うのは、まだ入って1週間もないんだから目をつぶろう。しかし、カッターナイフが使えないというのまで江口は不問にしていいのだろうか。
でも、この『カッターナイフを使わない』というのは、この彼女だけの現象じゃないんだよな。
江口、いままで何年か催事コーナー責任者になり、若いアルバイトをいろいろ教育してきた。『包装紙を半分に切る』、この作業を頼んだときに高校生バイト軍団、カッターを使おうと誰もしなかった。じゃあ何で切るのかというと、鋏で切ろうとする。「それじゃ真っ直ぐ切れないから、カッター使え」というと、1枚ずつ切ろうとする。「作業効率が悪いから数枚まとめて切れ」というと、のこぎりみたいにギコギコ切り出す。えー。
実は江口もあんまり笑えないんだが。だって初めの頃、カッターの刃を自分の方に向けて切ってたから。一歩間違えると切腹。間違わなかったけど。
まあカッター使うのって、せいぜい小学校の図工ぐらいだろうけど、だからって大人になって使えないほど特殊な器具だろうか? マジで分からん。使えるとの使えないのと、どっちが一般的なのだ。
ちなみにうちの新人バイトは、「包装紙を半分に切れ」といったら、前述の行動全てしてくれた。さらに、二つ折りにして折り目をつけた包装紙をまた机の上に開き、その折り目に沿って刃を立てて切ろうとした、定規とかのガイドもなく。どうやるつもりだったんだろうか。
新人が来ると仕事をいろいろ教えるが、まさかカッターの使い方とか、ふろしきの包み方とか教えるとは思わなかった。うー(←複雑な心境を表してみた)。
9月14日(土)
餅を2個喰うか3個喰うかでママンと大喧嘩した。我ながら大人げないなぁと思った。おわり。
9月13日(金)
前に髪を切ったのはいつだっただろうか。なので『むかしのごはん』を探る。前に車のオイル交換をしたのはいつだっただろうか。なので『むかしのごはん』を探る。載っている。便利。
そういったことをふまえて、ふと思いついたこと。
『むかしのごはん』、イベント毎に分類してみてはどうだろうか。
『江口、買い物をする編』『江口、ツレと外ゴハンする編』『江口、ひたすらにドライブ編』『江口、菊間町に出没編』『江口、ちょっぴり鬱編』『江口、〆切に追われる編』『江口、萌えミーと遭遇編』etc‥‥。「前にどこへドライブ行ったっけ?」「前に外ゴハンどこへ行ったっけ?」「なんかお金が無いけど、今月なに買ったっけ?」などという情報が一網打尽、違った、一目瞭然。ただ問題は、過去3年以上の日記からそれらを分類することが異常に大変なのと、分類したところで江口以外の誰もそんなものを要求していないことである。
確かに、江口にとってみればとても便利な情報源である、分類作業をしても無意味とは言えないだろう。だけど、ウェブにあげる理由はどこにあるか。そんなん自分とこのファイルに保存させておけばいいだろうに。でも江口はあげるだろう、誰も求めていないのに。嘘。あげない。だって分類してないから。
と、まあ、ありもしないことについて考えてみた。たまにはこういうのもいいだろう。「宝くじがもし当たったら」という会話のようで。
何が言いたいのかというと、前に髪切ったのと車のオイル交換した日が分からんということだ。かといってココで誰かに聞いたところで分かるはずもなく。覚えておけそのくらい。
9月12日(木)
法事なので親戚大集合。なぜか親戚中に、そして職場中に、友人の間で、最終的には取引先にまで『江口・来春結婚説』がまことしやかに囁かれている。なぜに。まあそれはいいとして(しかしこれって、直接否定しても消えない、というか、信じてくれないのは何故だろう)。今日に至っては親戚から『江口・妊娠説』がとびだした。それはあれ? 江口の下っ腹をみての判断かしら? それって、マイルドなイヤガラセ?
結婚といえば、来月いとこの結婚式があります。でもあんまり派手な式じゃなくて、食事会程度のものらしい。なので平服で行うらしいが、何を着ていこうという話が最近の議題。江口姉のスーツを借りようと思ったら合いませんでした、特に胸が(←強調してみた)。なので江口もいい大人、ここらで一発、ちゃんとしたスーツを揃えておいたらどうだということに。本当は喪服とかも、自分用のをちゃんと揃えるべきなんだろうけど、結局ずるずると適当に済ませてきた。ちゃんとした礼服、ちゃんとした社会人として世間を欺くために揃えておくべきだろうか。ちなみに数珠はマイ数珠を用意してる。これでいつでも葬式に行ける。社会人ライク。
社会人を気取るためには、ちゃんとした服、ちゃんとした装飾品、ちゃんとした趣味、そしてちゃんとした料亭をひとつ押さえておけば完璧だと思う。というか、江口から見て社会人の定義はそれか。
9月11日(水)
明日法事なので餅をつく。去年は店に頼んだけれど、予約をめんどくさがって結局もっとめんどくさいことをするハメになったのを「今年は安くすませたい」という口実を作って家でつくことに。しかしつくづく思うが、なぜうちのママンは物事を計画的に出来ないんだろうか。12日が法事なんて、去年から分かってたことなのに、なぜ餅の予約が結局出来ないほどにギリギリになるか。御供菓子だって「前日に予約すれば大丈夫だ」とぬかしたりしていた。無茶言うな。宅配便とか前日の夕方に持ち込んで「県外ですけど明日につきますか?」。もっと物理的に物事を判断して、頼むから。やーもう。バレンタインとか誕生日とかそおゆうイベントの度に、江口が用意していたプレゼントを対パパとか対婿の為に没収されたこともしばしば。自分がルーズなのはいいが他人を巻き込むな。
ええと、なんの話だったっけ? そうそう、餅の話。
江口は餅が好きだ。正月に餅がないと年を越した気分になれないほど好きだ。市販の餅は嫌いだ、不味いから。なので家でつく餅が大好きだ。今日からしばらく、家に餅がある。ブラボー。どうやって食べる? どうやって食べる?
そこで江口が取り出しますのは『美味しんぼ』79巻。餅の食べ方をいろいろ描いてる。大根おろし! ワサビ漬け! バター醤油! いやーん、どれもこれも家に材料がないー。
以上。興奮終わり。
ちなみに、何かの漫画のネタで「餅を不味く食べるには」というのがあった。結果、答はなかった。『生クリームとチョコレート』など、逆に美味しいかもしれないと思わせてしまう。いかがでしょう、餅を不味く食べる方法とは。
9月10日(火)
愛媛県菊間町に、江口の友人M(もえおもえおダーリン)君がとってもお気に入りの喫茶店がある。チーズケーキがめためた美味で、さらに紅茶の品揃えが豊富、なおかつ店内の空間がとっても落ち着く素晴らしい喫茶店である。だがそこは菊間町。観音寺市から車で3時間は軽くかかる場所だ。ちなみに高速道路を使っても、I.C.とかなり離れている場所のため時間がかかるには変わりない。そしてもっと最悪なことに、一番の目的であるこのチーズケーキはいつもあるとは限らないのである。ちなみに、一番最近行ったのは7月1日。その日に「香川から来ました」といって店員をビビらせ、誰かのおやつ用に用意していただろうケーキをもぎ取って帰ってきた。
さて、そのM(もえお/略)君にとって特別な喫茶店。しかしそうそう頻繁にいける店でもなく、頻繁に行くのも無粋だということでなかなか行く機会がなかったが。ついに行く口実が出来ました。
M君、26回目の誕生日。さっそく電話予約しました、2日前から。
そして、ただ行くだけではつまらない。あの喫茶店の信者を増やそうと、白羽の矢が刺さったのが、江口の職場に一時期アルバイトに来ていたM(清純派)ちゃん。現在専門学校生であり、今日も本当は講義があるはずだろう彼女をかっさらって、菊間町へ行って来ました。午前11時に出発して、途中やまじ風公園でおべんと休憩を30分ほどとり、ローラー滑り台滑って2時半頃に店に到着。予約していたため今日は普通に出して貰える。で、1時間ほど堪能して帰ろうとしたら「失礼ですがお名前お伺いしてよろしいでしょうか」と、なぜか江口の名前を聞かれた。
そりゃあ、電話予約したのも江口だし、まとめて支払いしたのも江口だけど、この店にはまっているのは江口ではなくM(もえお)君だ。でも店の人には、江口が「チーズケーキのためにわざわざ香川から来る人」と思われてしまったんだろうなぁ。
そして帰宅、どこにもよらず、まっすぐ観音寺へ。帰ったのは夜7時半頃。そうです。われわれは、ただチーズケーキを食べるためだけに、それ以外の目的は何一つ持たずどこへも寄らず、菊間町へ行って来ました。ある意味とてもストイック。我々はこんな自分が決して嫌いではない。
次はたぶんクリスマス。本当に行くかどうかは分からないが。
9月9日(月)
江口の現在の嫁は、カワサキZZR250である。なんで彼女を娶ったかというと、たまたま見に行った店で他の追随を許さぬほどに美人だったからだ。しかし実は、この時点で江口は一つの失恋を経験していた。当時より2年ほど前。江口は一人の可愛らしい娘さんと出会っていました。彼女の名はスズキvolty250。銀色のまるっこい車体にミルクティーのような茶色の皮シートがキュート。フレームもちょっと細目でこぢんまりしていてなんとなくクラシカルな雰囲気に惚れました。当時は買う事なんて出来なかったのでカタログだけもらって帰り、毎日眺めたりして哀しい片思いに耽っておりました。
それから月日は流れ。人に羨ましがられる綺麗な嫁ももらい、毎日楽しい暮らしを営んでおりました江口。もうすぐ結婚1年(ちなみに去年の10月に購入)、オイル交換をしようと購入店に行きました。で、待ち時間になんとなく展示品を眺めていたら。
ああ、江口、初恋の君と再会。
当時の彼女とは別人でしたが、また出会ってしまいました。94年式、走行距離24,000q。シートは黒ずんで決して美人ではありませんでしたが、まさしく初恋の君でした。値段は19万8千円。
嫁を持つ身でもう一人女を囲うことは難しいですか?
という話をしたら、友人に間髪入れず「バカ」と言われた。そして「浮気者」「嫁も持て余してる人間が、どうして二人も囲えるか」「嫁が可愛くないのか」とめためた怒られた。
というわけで、江口は同じ彼女に2回失恋。いいもん、江口いつか金持ちになってやる。
あ、現在の嫁はもちろん可愛いです。君への愛は他と比べられないぐらい別格ですよ。ねえハニー。
9月8日(日)
江口はにんにくが好きだ。ガーリックではなくて大蒜。本格的な中国餃子には大蒜は入れないと言われているそうだが、江口は本格的だろうが何だろうが餃子から薫る大蒜の芳香はトレビアンと思う。トマトソースを作るときに使う大蒜は、粉ガーリックではなく粒大蒜だ。あれを大量のオリーブオイルに溺れさせているときはこの世の至福だ。焼きにんにくが好きだ。粒の大きい大蒜をじっくり焼く食べ方を最初に見つけた人にノーベル賞をあげたいくらい好きだ。そんな権限ないけど。
だが、江口もこの社会に組み込まれている人の一人にすぎない。絶海の孤島に暮らしているなら大蒜だろうが何だろうが毎日食べて誰にも文句言われないだろう。家でにんにく焼いていたら「女の子がいい加減にしろ」と全力で止められた。仕事の前日に大蒜食べて、口臭ケア仁丹飲んだにも関わらず匂いが残ってて倍量の仁丹を手渡された。友人と焼き肉食べに行ってメニューに焼き大蒜を見つけ、「明日仕事だからやめておいた方がいいよね」と言ったら「明日の仕事より目の前の俺のことを考えろ」と怒られた。
にんにくたっぷりの焼き餃子にビール。この幸福を入手するにはあまりにも困難が立ちふさがりすぎている。ちなみに今日はこのセットを堪能した。だって明日から4連休だから。
だが残念なことに、冷蔵庫にビールが1本しか無かった。腹膨れねぇ。
思う存分ビール飲みたいなぁ。
なんか論点が変わってる気がするが、気のせい。
9月7日(土)
なんだかんだ言ったって、世の中にキチガイはいるんだから。
超A級放送禁止用語だろうと思われる『キチガイ』、この単語にはどのような意味が付随してるでしょうか。そして、放送禁止用語であるこの単語を使わずに、人は他にどんな言葉に言い換えて表現してるでしょうか。
『狂ってる人』『精神を病んだ人』『普通じゃない人』とかあるだろうが、どれもこれも『キチガイ』には及ばず。例えば『精神を病んだ人』、これって、『町中で包丁振り回している人』も『社会性が無くて引きこもってる人』も意味する言葉になる。でも実際、この二人は別の症状であるので、一つの言葉でくくってしまうのはとても乱暴だ。他にも、精神病とだけの枠でくくると、ひきこもりも鬱病も躁病も妄想癖も潔癖症もヒステリーも、ぜんぶ精神病であり、だからってキチガイの単語で意味するところの『キチガイ』とは分類できないだろう。
『キチガイ』にもっともしっくりくる意味づけとしては『自分に被害を及ぼす危険性がある人』ではないだろうか。つまり、突然包丁握りしめて振り回すような人。いくら人類皆平等とほざかれても、自分を殺しかねない相手にラブ&ピースなんて言えない、少なくとも江口は。
いくら「これは差別用語です、使わないようにしましょう」って言われても、単語として使わないからって存在が無くなるわけではない。差別を無くそう、それはいいけど、その対策としてやってる行動がバカみたい。あるものはあるんだから。それに目をつぶる事なんて出来ないんだから。てゆうか、存在をシカトするほうがよっぽど差別だ。
しかし、放送禁止用語・差別用語があって、それの代替語があるけど、あれって本当に大丈夫な言葉に言い換えられてるのか? 『目の不自由な人』って、言ったら女を『男ではない人』と呼ぶような違和感がないか? あと、『身障者』『障害者』って表現、本当にいいの? だって『障』だよ『害』だよ。漢字のイメージがいいとは思えん。
そもそも、この言語規制って、誰がやってんだ? どんな基準で、誰の意見が元になって?
9月6日(金)
人間の生活リズムというのは、いつがきたら確定するんだろう。
生活リズムというものについて、小さいときは漠然と、『大人になったら夜寝る時間が遅くなる』と思っていた。そして予想通り、どんどん就寝時間は遅くなった。小さいときは9時に寝てたと思う。高校で11時か。11時を過ぎると「今日は夜更かししたなー」と思った。大学のころも、12時をまたぐことは滅多になかったと思う、たぶん。最初の就職の時はもう帰宅時間がバラバラだったので生活リズムもへったくれもなかった。で、直後に文章書きの仕事が来たので、夜中をこれの時間に充てるようになってからまた寝るのが遅くなった。パパが生きていた頃は、夜更かしがばれると怒られるので、パパが仕事から帰る時間である2時前には絶対電気を消して寝ていた。
生活リズムが変わるのは環境か変わるから、と思っていた。学校に行ってた時、就職したとき、プーになったとき、それらをきっかけにして、リズムは変わっていったと思っていた。そして、ある程度生活が安定してきた最近。
またどんどん寝るのが遅くなってんのな。
以前は、10時台にお風呂に入り(11時を過ぎるとうるさがられた)、11時のテレホになってパソコンをいじり、12時前にはホームページの更新も終え、12時から原稿を書き、2時には電源を落としていた。
今は違うのな。11時過ぎてお風呂入り、マシンの立ち上げは日付跨いだあとに。2時過ぎてようやく一太郎(江口は一太郎で文章書く)を開きエンジンをかける。4時寝とか、もう珍しくない。明日仕事だろうがなんだろうが。4時頃ビール飲む。もう全然普段のこと。
万物は水の流れの如く。決して留まることはなく変化を続ける。
関係ないが、最近ずっと「布団に入っても寝付けない」という状況が無い。毎日、睡魔限界までマシンをいじっているからか。布団に入ったら、速攻夢の中へ。健康的なのか、ある意味?
9月5日(木)
朝、夢を見ていた。まあ、自分の家の中で知り合いが何人か集まってなんかしているような、そんな夢。しかし突然の電話で起こされた。それはいいんだが、夢のなかの登場人物が一斉に、その部屋の中で電話があるらしき方向に振り向いたのが我が夢ながらおかしかった。おまえら一心同体。バケルくんの人形か。
昨日に引き続き、『やっぱり猫が好き』(総額¥72,200)の話。
明らかに江口は、金の使い道が変わってきた。趣味ものに出費を惜しまなくなった。しかし、江口の収入は変わっていない(うそ。減ってる)。一方に金をつぎ込むようになったら、当然別の箇所で、『つぎ込まなくなった』ものがあるはずだ。それはどこだ。
正解は服飾費。
学生時代に比べて、明らかに服・靴・化粧品を買わなくなっている。買ったとしても安いものオンリー。ふと気が付けば、アイシャドー学生時代から買ってない。金が入ると化粧品かぱかぱ買っていた当時が嘘のようだ。靴をずらりと揃えていた昔が嘘のようだ。タンスに服が入りきらなかった当時が懐かしい。
きっと江口は『猫』を買う。そして秋冬のアイテムが増えない、きっと。木枯らしの冬。すべては『猫』のために。
9月4日(水)
誰か僕に2万5千円を3回に分けて下さい。ああ、でも、1回2万5千円か。無理をすればひねり出せない金額じゃないよな。人間ドック行こうと思ってたけど行かなくなったし。旅行の予定もなかったことにすれば。だってほら、初回限定生産なんだもんボックス入りは。早く買わなきゃ無くなっちゃう。
というわけで、心も体もメロメロな江口梨奈。欲しいよぅ『やっぱり猫が好き DVD全19枚』。すっげぇ欲しい。心の底から欲しい。どうすれば買えますか? どうやったら7万2千2百円は作れますか? 世の中の趣味人は、どうやってお金を作っているんですか? やっぱりアレかな、カードの締め日を待って、従業員販売かな。しかし『猫』DVD、全部揃えたら冷蔵庫より高いのか。
考えれば考えるほど、7万2千円って、無理すれば出せない金額でもないんだ。世の中にはリボ払いという存在もある。ああ、とうとう江口はそっちにも手を出してしまうのか。欲しいもののためには少々の利息も厭わない。破産への道破産への道。
唯一の救いは、カード利用限度額が10万円ってことか。可愛いなぁ。
9月3日(火)
今日はママのお守りで焼き肉とカラオケ。へとへと。こないだも焼き肉食べたけど、気のせい。こないだもカラオケ行ったけど、気のせい。世の中は気のせいがいっぱい。平和ってすてき。
9月2日(月)
バナナとはなんぞや。
というわけで、バナナを定義して下さい。黄色くて細長くて、厚い皮を剥くと中に白い、甘くて柔らかい果肉がある。20pぐらいの長さの食用の木の実。熱帯地域が原産。学名は知らないけど、たぶんなんかある。ピングーの絵が付いてる。数本まとまった房状に生える。スーパーの青果コーナーで売ってる。じゃあ、これらの条件を全て満たしたら、バナナはバナナと呼ばれるものになるのか。答えはノーだ。例えば緑のバナナはどうすればいい? ちっちゃいモンキーバナナは? バナナカステラは?
と、そういった意地悪な質問も一蹴できてしまう、バナナがバナナたる確固とした条件はなんだ?
そんな絶対定義を求めて、世界中の哲学者は日々奔走しているんだ。
先日の江口の職場にて。
売場の、全然関係ないところにバナナがぽつんと置かれていた。これはなに? 誰かの買い物? 返品? キズモノ? 忘れ物?
こういう場合、当然周囲の人間に聞きますね。これは誰が何の目的で持ってきたのか。
「このバナナ、なにー?」
「バナナはバナナだ」
わかっとるわ、そんなこと! 誰も仕事中にそんな哲学的会話は求めてない。
9月1日(日)
さっきまでアイコンを作ってたんだけど、絶対江口は作画の要領が悪い。
これって、ツールの問題もあるのかどうか分からないが。江口は、元絵をスキャナで取り込んで、加工ソフトで主線をとって、ペイントで着色して、また加工ソフトで開いて仕上げ作業をしている。ものすごく時間がかかる。世の中の、パソコン上で絵を描いている人は、例えばフォトショップとか使ってると思うけど、そんな人達はもっと素早く出来るんだろうか。
パソコンは何でも出来る機械というのは嘘だ。扱う人間が何もできないとパソコンだって何もできない。だから、絵も同じなんだろうか。どんなにすてきツールがあっても、扱うのが江口なら、どんな絵も仕上がりが遅いのだろうか。いやはや。こんなに遅くまで起きてるつもりじゃなかったのに。