2003年1月16日(木)〜1/31(金)までのごはん。

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1月31日(金)

 そして社用車はミラからワゴンRへ。車高が高いー。シートが固いー。発進がスムーズー。でも、これってコラムシフトっていうんだっけ? ハンドルの横にシフトレバーがあるの。サイドブレーキが足元にあるのね。うわー。運転しづらいー。
 最近、夜になるとついつい仮眠をしてしまう。とても勿体ない。8時−10時という、テレビは思いっきりゴールデンタイムに、気が付いたら夜のニュースに移ってしまっている。見たかったなぁ、『芸術に恋して!』。今日のテーマはシェイクスピア。シェイクスピアと横山やすしに共通点が、というアオリまでは覚えているが、その内容は分からない。めっちゃ気になる。

1月30日(木)

 いやね、こないだから資格をとろうかと、参考までにいつものU−CAN(通信教育)資料請求をしたわけよ。送られて来ました、MOUS検定とかエクセルとかの云々。そしてパンフレットを見る。「Windows98以上」。‥‥自力で頑張れということですね。はい、頑張ります。
 江口は最近、慢性的な寝不足です。11月に転職して、それが車で通勤片道1時間かかる場所で。で、江口は原稿書きの仕事も変わらずしているもんだから、夜2時や3時に寝る生活は変わらず、でも毎日2時間の車の運転という条件がプラスされて、更に休日が、まえの職場の半分。休みの日ぐらい、大人しくしていればいいのに、なんだかんだ予定があるので早く起きて出かける。眠いですー。でも頑張るー。
 とか思っていたんですが。
 肌が荒れてる! 目の下のクマはまえから気づいていたが、今度は違う。口の周りだ。
 口の周りが荒れるのは、一番ヤバい現象だ。明らかに、胃腸を痛めている。ストレス? ねえ、ストレス?
 なのでがんばって、ぐーぐー寝なくてはいけない。今年の目標は早く寝ることだったのに、新年始まってひと月、1日も守れていません。
 あと、お肌の手入れをしなくてはいけません。週に1回ぐらいはパックをしよう。それもちゃんとして化粧水を使って。

1月29日(水)

 白に染まる香川県。『目の前で降り積もる雪』というのを、16年間の人生の中で初めて体験。こんなとこでまで年齢をサバ読むのも、まあ一応のお約束と言うことで。
 えー、以前から、ガソリンスタンドなんかで「タイヤがだいぶすり減ってますが、交換されませんか?」と言われていた。ま、交換となればいつものディーラーでするからっていうんで、断り続けて16年(嘘)。ごめん、今日ほど、車の整備不良を後悔したことありませんでした。
 凍結路面の上でつるつる滑る! 停止から発進しようとしたらタイヤが空回りして進まない! 後続車にえらく警戒されてしまう! 右左折しようとしたらハンドルと反対方向に車体が動く! 死ぬかと思った。マジで。
 やはり雪の中で、タイヤにはチェーンか。でもこの温暖な香川県で、購入することは可能なんだろうか。いや、そりゃ売ってるだろうけどさ、ぜったい売場の棚の上の方で、埃が雪のように積もって忘れられていると思う。だって必要ないんだもん。
 しかし、万一に備えて保険をかけることは正しい選択である。使わないかもしれない、けど用意しておく。きっとこれまで、臆病者と笑われながらチェーンを買った人は、今日は大笑いをして車を動かし回っているに違いない。堅実な人生設計をしている人間が勝った日。誰や。

1月28日(火)

 甘えびからびんとろへ。人間の好みは常に変化します。
 というわけで今日のゴハンは回るお寿司。しかし、閉店間際だったので既にベルトの上にはほとんど乗っておらず、他に客もいなかったので、店員がずっと江口のテーブルの隣についてひとつひとつ握ってくれていました。本当はごま団子も欲しかったんだけど、たった一つのために裏の厨房に行かせるのも可哀想なので止めました。食べたいなぁ、ごま団子。寿司屋で食べるメニューじゃないけどね。
 いっとき、江口は寿司と言えば甘えびばかりを食べていました。ひどいときには1回に食べた量の6割が甘えび。他にもいろんなネタがあったはずなのに。しかし、最近はびんとろ。一番安い皿なのに美味しい。すてき。
 さらに気に入ったものが、このびんとろを炙ったもの。激うまー。今日初めて食べて、目から鱗が沸いたね。しかし、これを調子に乗ってもう一皿注文したら、誰が焼いたのか知らないが、ものすごくガス臭い。最初の一皿がものすごく美味だったので、この落差に愕然。次の機会にも、きっと江口は炙りびんとろを食べるはずだ。そして愕然とするのだろう。
 どんなに素晴らしいものでも、第一印象を更に越えることは難しい。万事に通じる教訓と覚えておいて損はないぞ。炙りびんとろで人生を語ってみました。

1月27日(月)

 丸亀の支店に応援に行ってきました。丸亀店には犬がいます。ここの店長の仕事を見てみます。犬と遊んでいました。店員の仕事を見てみます。犬と遊んでいました。お客さんの動きを見てみます。犬と遊んでいました。店内の様子を見てみます。犬グッズ専用コーナーがあります。いいなぁ。
 最近、戸別訪問の仕事をするようになって、よく犬に遭遇する。飼い犬・野良含め、江口のこれまでの人生の中でもっとも犬遭遇率の高い時期に入っています。こないだなんか、お客さんの家に店長と二人で行ってきて、店長がお客さんと話をしている間、江口は2匹のでかい室内犬に押し倒されていました。これがお客さんの前じゃなかったら、きっと一緒に転がり回って遊ぶ。おかしいなぁ、江口、こんなに犬好きだったわけじゃないんだけどなぁ。
 そういえば、江口の脳内ペットのフランベルジュは最近姿を見ないけど、元気だろうか。よけいな妄想をしている場合じゃないって事か。江口だって人並みには忙しいのだ。

1月26日(

 みなさまにいいことをお教えします。クリームシチューにヨーグルトを入れてみましょう。ものすごくマズいです。
 今晩のごはんは、江口胃袋がシチューを求めたのでシチューになりました。でも牛乳を買い忘れる。牛乳を入れた方がおいしいんだが、まあ諦めて普通のルウを使ったシチューならそれでいいなーと思っていた。
 仕事から帰って玄関のドアを開ける江口。外まで香ってくる料理のにおい。確かにシチューなんだけど、なにかが違う匂いが立ちこめる。そしてママンの告白。
 「牛乳が無いから、変わりにヨーグルトを入れてみた。そしたらものすごく不味くなって、なんとかしようとコーヒー用ミルクやらバターやら、とにかく手当たり次第入れて、ひたすら煮込んでみた」。
 食べました。よく煮込んだシチューはおいしいです。ヨーグルトの入ったシチューはまずいです。一つの皿においしいとまずいが混在しているこの味は、どう形容していいのやら分からない。
 どうなるんだろう鍋の中の残ったヤツは、と心配していましたが。ふと「カレーにはヨーグルト入れるとおいしいのにね」ということを誰かがいい、「じゃああのシチューにカレールウをぶち込んでみよう」ということになった。甘口カレーみたいになって、おいしくなりました。よかったよかった。
 余談ですが。昔って、ハウスからカレーシチューのルウって出てたよね? 江口の記憶違い?

1月25日(

 改めて小さいときからの自分を思い返してみれば。ええ、確かに、えらくナワバリ意識の強い子どもでした。
 江口の以前に住んでいた家は狭くて、子ども部屋は姉と兼用でした。狭い部屋に勉強机が二つ、二段ベッドが一つ。ベッドはときどき上下を変わることが義務づけられていました。なので、完全に自分だけのスペースといえば机周り、ここだけ。だからここを家族に触られるのが心の底からイヤでした。そして、ここの状況について口出しされる(「片づけしろ」とか「飾ってあるアレは何?」とか云々)ことも大嫌いでした。現在の家。4畳半の小さな部屋が江口専用空間として与えられています。ようやく与えられた自分専用空間です。よく籠もります。一番落ち着きます。しかし、ママンは容赦なくここを侵しに来ます。例えばペンを借りに来たとか、換気のために窓を開けに来たとか、酷いときには服を借りたいとかでタンスを開けたりします。「そこには服しか入ってないの知ってるから」って、例えそうでも勝手に開けるな。
 ママンはプライバシーを守る意識は一応あるが、それがザルだ。たとえば手紙とかでも個人宛なら開けないが広告DMだと勝手に開ける。小包も開けられる。そして江口は、プライバシー以前に自分の空間に入ってこられることを極端に嫌う。それが用のない広告DMかどうかは江口が決める、だから江口の許可無く勝手に見るな、ということだ。
 一人暮らしをしたい理由を挙げろと言われたら、なんかやっぱりここに尽きるような気がする。

1月24日(金)

 社用車、アルトに戻る。しばしの天国でした。また会おうね、デミオ。
 ママンと晩ごはんを食べながら。皿に盛られてあるさつまいもの天ぷらを見ながらママンがしみじみ仰る。
 「この鳴門金時がね、高かったの。1本200円ぐらいしたの。でもどうしてもおいしいイモの天ぷらが食べたかったんで、無理して買ったの。贅沢して良かったな、この天ぷら、すごくおいしいな」
 ママン、200円を贅沢だと、他の人に言うんじゃないわよ。うちはそんな、1円2円が切羽詰まっている家計じゃないんだから、鳴門金時ぐらい買っても罰は当たらないんだから、そんなみっともないことを会社のみんなとかに言うんじゃないわよ。
 と注意する江口。なのにどうしてこうやって全国に向けてバラすか。露悪趣味? 悪なのか。

1月23日(木)

 警察に指紋を押収されました。もう悪いことが出来ません。
 無くした免許証が出てきました。初詣のおみくじ、ハズレです。なので警察に返しに行きました。「書類にハンコを」と言われたけど持ってないのでそう応えると、「じゃあ拇印で」と言われました。サインぐらいでいいのかと思ったら、拇印か。ちょっとびっくりした。
 さてさて、免許証無くしてからこっち、なんかいろいろアンラッキーがまとわりついていた江口。これで、きっと運勢が好転するなーと楽観的に生きてみる。
 さっそくラッキーが訪れる。
 新しい職場で外回りの仕事を初めて約2ヶ月。初めての契約が舞い込んできました。
 いや、江口の手柄では何一つないのだが。
 昨日、江口は休みだったのだが、その間に会社に、名刺を配った先から電話がかかってきたらしい。うちの店長が代わりに聞いていた。「江口(仮)さんって、中学校の時同級生だった森さんですよね?」「観音寺の江口化粧品に嫁いで姓が変わったんですよね?」「知り合いだったら注文するので、家に来て下さい」。‥‥なんてステキな勘違い。で、このお客さんが結構強引に江口を呼びつけてしまったため、断るに断れない状況になってそのまま契約にこぎつけた。しかも相当な大口。
 免許証ひとつで運勢が変わる、人生、何があるか分からない。

1月22日(水)

 暇だったので、M(一条)くんちに行ってきました。やっぱりいました。モスバーガーでおごって貰いました。あと、ひがしやま(干し芋)のおすそわけをまた貰いました。夕食の予定がカレーだったそうで、それも持たせてくれるとか言ってましたが、残念ながら作り終えるのを待てる時間がありませんでした。江口はそんなMくんに、ガムのひとつをやるのも惜しみます。
 最近、資格試験の本を購入してそれを読んでいる江口。いや、今年こそは何かの資格を取ろうと決意しまして。だってせっかく初詣に学問の神様が居られる滝宮神社行ってきたんだから。というわけで、決意の現れのひとつとして、まず自分が欲しい資格がどうやって得られるのかを調べることにしよう、と購入に至ったわけだ。
 しかし、面白いなぁ資格の本って。噂には聞いていたが、これほどとは。『ラッピングコーディネーター』って資格はなんか予測できる名称だったが、『包装管理士』ってのもあるのか。格好いいなぁ、これ。取得に30万近くかかるらしいけどね。でも極めたくなったよ、ラッピング。誰でも憧れるだろうなのがきき酒師とかビアテイスター。受験料は低いが、ぜったい試験勉強中にかかる費用がえらいことになるのが目に見えている。そんなことも含めて憧れの資格だ。履歴書の記入欄に書き尽くせないほどの資格。もってみたいなあ。よく漫画のキャラに『資格マニア』みたいなのがいるが、気持ちは分かるよね。
 というわけで今年の江口は頑張ります。しかし、せっかくの予定もない暇な休日である今日こそ、勉強日に充てるべきだと思うんだけどね。

1月21日(火)

 江口には友だちがいません。
 いきなり暗い書き出しで申し訳ないが。いやさ、休みだって言うのに一緒に過ごす相手がいない、常時。そのことにふと気が付いてしまった今日の午後。
 江口は『親友』という表現が嫌いだ。言葉のイメージの悪さが先行しているのかもしれないが、なんかべったりな人間関係の事を指していそうで。もともと人付き合いが得意ではない方なので、人とはある程度距離を取った方がいい。例えば、何か頼まれ事をされて「友だちなんだからやってよ」と言われたときに「いや、都合がつかないので出来ない」と断ることが出来るような。あ、先にあげた『親友』のイメージの悪さはここだな、『親友』って簡単に言う友人ほど人を都合のいい相手としか見ていない、ってやつ。ともあれ、そおゆうことがあって、江口には『親友』と何のためらいもなく言える相手はいません。
 一番会う頻度が高いのはM(腹黒)ちゃんとM(一条)くん。Mちゃんはいつも言っているように、お互い相手を悪者にして自分の身を守ろうと謀る間柄です。友情に対して薄いとか狭いとか非道いとかそんな修飾語が付きます。Mくんに至っては、暇つぶしの相手と言った方が正しいかもしれない。いつ部屋に行ってもいる、電話をかけても繋がる。あと、時々食料物資をおすそわけしてくれる。そんな都合のいい相手。なんか人間関係の方向が友情以外の所に行っている。
 で、夕べこのMくんと電話で話をしていて。彼には県外に友人がいる、その友人とどのくらいの友情で結ばれているのかという話になった。Mくん曰く、「自分と彼はまさに刎頸の交わり」。自信を持ってそう言い張るので、よしそれなら、と江口がその相手に確認をとってみる。
 否定されました。首を刎ねられるのはやっぱりイヤみたいです。
 はい、これが今日のオチ。

1月20日(月)

 などと昨日うかれていたら。早速擦っちゃったよ、デミオ。うわーん。社長に怒られるー。
 ところで、江口はなぜ、こんないいタイミングでネタが発生するんだろう。『昨日の今日で』という話を、何度も書いた気がする。実は、社用車が変わったのだって数日前で、他に書くことがあったので昨日になってようやく本文書いたわけで。江口の人生が、すてきページ中心に回っているのか。それはそれでなんかイヤだ。
 しかし、このすてきページ。江口の毎日の生活に於いて、かなり重要な位置を占めている。これがなければ、きっと毎日なにからも情報を受け取らずに、些細なことを日記ひとつ分の文章にまで膨らますことなく過ごしていることだろう。毎日パソコンを立ち上げることもないし、毎日キーボードをタイプすることもない。新しいコンテンツのことを考えたりもしない。きっと毎晩、暇を持て余してどーでもいいテレビ見て酒呑んで寝る毎日が続いていたと思う。
 でも、そんな生活をしたいとも時々考える。つまり、このサイト管理は江口に義務感とプレッシャーも与えてしまっている。それはいったい、誰が何のために。いや、どう考えてもそれは自分自身だ。不思議だ。なんか不条理の渦に飲み込まれたカンジがする。
 というわけで結論。すてきページは江口を日常から解放し、非日常へ導く為のドアなのです。
 でも江口が本当にこんな結論を欲しがっていたのかどうかは分からない。

1月19日(

 最近、社用車が普通車に変わりました。今まではスズキのアルトだったんだが、保険が切れて、事故を起こした関係で保険更新がトラブっており、その問題が片づくまでの代車として、本社で使っていたマツダのデミオが使えるようになった。
 うわー。いいなぁー。車内が広いよー。シートがゆったりしてるよー。車高が高いよー。走行が安定しているよー。加速が滑らかだよー。いいなぁ。大きい車、マジでいいなぁ。
 江口の自分の車は、ダイハツのミラだ。自分で車を購入するとき、なんの疑問も持たずに軽自動車を買うことに決めていた。自身の扱い易さや、維持管理費の事を考えて、普通車を買うことは全く念頭に置いていなかった。家族乗りにするならまだしも、一人で乗るのに大きな車は要らないだろう、不経済な、なぜみんな買うのだと思ってたが。ごめん、江口が悪かった。
 昔、友人M(腹黒)ちゃんは軽自動車(車種忘れた)に乗っていた。現在は1800cc車を乗り回している。なんでこんなでかいのに乗っているのだと思ってたが、今なら彼女の気持ちが良く分かる。一旦あの乗り心地を覚えたら、もうちっちゃいのには乗れないな。
 というわけで、最近外回りが楽しくて仕方ない。本当に、店に戻って駐車場に停めて、そこから降りるのが辛くて仕方ない。
 いや、江口のミラちゃんはもちろん愛しているわよ。当然じゃない。別に捨てるとか、そういうわけではなくて。

1月18日(

 本日のキーワード。『道に非ず』と書いて『非道い』。
 春に結婚が決まったというM(もうすぐS)ちゃんと、いつものM’(腹黒)ちゃんとガストゴハン。中学からの仲間で、「われわれのうちで誰かが結婚することになったら、その披露宴で残りメンバーは振り袖を着よう」と言っていたにも関わらず、彼女の式が兵庫県で行われるため初っぱなから断念。夢と現実は必ずしも一致せず。
 この日、江口はいつもの原稿〆切を抱えていました。なので、あんまり長居はしないようにとゴハンが済んだらすぐ店を出た。ガストの前で別れて、歩きだったM(腹黒)ちゃんを江口の車で送っていくことにした。
 と、M’ちゃん。
「チョロQが欲しい。川之江(愛媛県)のジャスコだったら23時まで開いてる」。
 ごめん、M(S)ちゃん。あれから江口達、江口の車でM’ちゃんの運転で、結局ドライブ行ってましたー。ええ、〆切のことなんか忘れてー。ああ、自分で自分の首を絞めるってどういう意味なのかなぁー。
 というわけで、21時半ごろにジャスコ到着。江口が欲望を全開にして台所用品売場にこもる。可愛い寸胴鍋を見つけて抱きかかえて他の客に不審がられる。M’ちゃんも負けじと全開にして、玩具売場で座り込んでチョロQを物色する。途中ぽつりと「実は今日のお昼に4台買った」と告白したが、聞かなかったことにする。閉店間際で売場に誰もいないのをいいことに、子ども玩具サンプルで遊び回る江口。店員の眼が少し痛かったです。
 酒も買い込んで、閉店間際にジャスコを後にする。そしてまっすぐ帰りゃぁいいものを、徳島に回って琴平に抜けるルートを選択して走る。国道319号を走り善通寺まで入ったときに、そこで西に向かえばいいのに東に向けてウインカーを出すM’ちゃん。目的は、坂出市にあるという酵素風呂の場所を捜すこと。深夜の住宅街を低速でうろうろ同じルートをぐるぐる回る我々。あと3分滞在していたら、きっと不審車両として通報されていたはず。結果見つからず、諦めて帰る。ここでやっと「帰る」選択をする。この時既に午前1時。
 江口もM’ちゃんも、毎度毎度の深夜帰宅をお互いのママンに叱られており。今日がいつもにも増して遅い帰りになってしまうことを嘆いた我々の出した結論。
 江口:「M’ちゃんがいつまでも引きずり回した」ことにする。
 M’:「江口がなかなか家まで届けてくれなかった」ことにする。
 お互い相手を悪者にして保身を謀る。我々の間に友情は存在してますか?

1月17日(金)

 きょうは、びょういんと、びよういんへ行ってきました。
 給料の入った江口梨奈。病院でまた新しい病名を頂いてきたり、散髪に行って美容師達にバイクを見せびらかしたり、税金を払ったりしてきました。一気にすかんぴん。がっかり。
 久しぶりに嫁とデートです、といっても、本当に近所まで。なかなかエンジンかからないの。ごめんね、ほったらかしで。美容院にいったら、美容師全員に口々に「かっこいいー★」とおだてられて、しまいには「帰るとき、店の前の道を通って★」とまでリクエストされた。どっちにしても通らなきゃいけない道なのでそこを通ったら、ガラス壁の向こうで美容師全員がこっちをみていた。暇なんか。かんべんしてください。 

1月16日(木)

 いやいや、きょうはさんざんな1日でした。アンラッキーは一度にまとめてくるから凹みもでかく、しかし1日で済むのだと思えばそれはそれで良し。
 誰にも言ってないし言えることでもないのでずっと黙っているが。
 今日、仕事の途中で一旦家に帰りました。「外回りに行ってくる」と言って、社用車に乗って。家のストーブを消し忘れたかもしれない、という不安に狩られて。いや、毎朝江口は指さし確認をして家を出ているんだが、今朝に限ってそれをやった記憶が無くて。で、一度そう思うと、気になって気になって。だから帰りました。外回りの用件、全て無視して。
 ええ、高速道路に乗って。坂出IC−大野原IC往復、¥1700かけて。
 結局、ちゃんと消してたんだけどね。
 というのが午前中のさんざん。午後のさんざんは、仕事の関係で社長にものすごく怒られちゃったこと。怒り社長に本店に呼びつけられて、そのまま本店の手伝いをやらされた。人から怒鳴られるのが嫌いな江口はかなり凹んだけど、社長が肉まん買ってくれたのでもう忘れた。
 ところで江口はこの社長が大好きです。愛していると言っていいかもしれない。なぜかというと、とても可愛いからだ。みんなに肉まん買ってきて、自分だけはあんまん買ってきて嬉しそうに食べてた。そうか、社長はあんまんが好きか。その他、犬をしょっちゅう連れて歩いていたり、車のハンドルを握るといつまでも離さなかったり、可愛い所作を挙げるとキリがない。
 おや。前の職場の店長といい、江口、意外とジジイ好きだな。ジジイフェチかもしれん。嘘。