2003年5月16日(金)〜5/31(土)までのごはん。

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5月31日(

 江口姉が何度言ってもここに出入りしているみたいなので、ハジけたネタを使えない。姉だけならいいが、義兄にまで見られていたらどうしよう。そして姪や甥が大きくなって見るようになったら。すまん、可愛い姪達よ。おまえの叔母は職務にかこつけてマニア本を買い占めているような人間だ。
 任天堂が、ファミリーコンピューターとスーパーファミコンの製造を中止するそうだ。まだ作っとったんか。などと驚くが、もっと驚くのは去年一年で6万台売れていたことだ。日本人を1億2千万人として、2000人に1人が新しく買っているのか。観音寺市民を4万人とすると、20台も売れているぞ。何を思って。
 考察してみよう。
 新しく何かを買う、というのは、新規購入者ばかりではない。ずっと使っていたのが壊れてしまったとき、一度手放してもう一度欲しくなったとき、部品を使いたいときなどにも新品を購入する場合がある。
 そこでもう一つのデータ。スーファミの去年の売り上げは1万台だったそうだ。ファミコンより高機能で面白いゲームも多いのに、6分の1。
 マニアだな。
 レトロゲームのマニアが任天堂を支えていたに違いない。だからスーファミには目もくれず、ファミコンのほうを。彼らはマリオに空を飛ばせたりカートを転がさせたりするよりも、ルイージを下からつついて身動きがとれないようにする方が楽しいんだ。
 というわけで、日本経済はマニアが握っていると言っても過言ではないかもしれない。過言じゃ。

5月30日(金)

 今日から江口のマウスパッドが、さいとう・たかをになりました。ゴルゴ13じゃなくて、鬼平犯科帳の方です。誰に見せるわけでもないのに、生活の中にネタを仕込む。とても楽しく、とても哀しい。気が済んだら元に戻します。
 江口の現在の家は、ま裏が神社です。でっかい樹がいっぱい生えてます。最初この家を見たとき、一緒にいた友人が、「これは絶対、夏に虫が多いだろう」と言っていましたが、その通りでした。網戸の網目より小さい虫がわんわん入ってきて、キンチョールとノーマットのおかげで全部床に落ちていく。食後のコーヒーを入れてちょっと席を離れている間に、カップの中で3匹ぐらい泳いでいる。白いカーペットの上に虫が目立つので掃除機をかけたいのだが時間が時間なのでそれもできず、ガムテープでぺたぺたやっているが、アッという間にガムテみっちりになるのでちょっとイヤ。そして今日になって気が付いたが、備え付けの室内灯、笠の口が塞がれているタイプなのだが。ここに虫が溜まってるじゃないか。気づきたくなかった。これを掃除するのは江口だ。ケチらないで、室内灯を好みのに変えようかなぁ。みはん。
 と、頭を抱えている江口だが、『暑さを我慢して、陽が落ちたら窓を閉める』ということで解消できることがここ数日の生活で判明できたので良し。
 しかし、どこから入ったのよ。ムカデ。全部閉めてたよ。網戸の網目より大きいよ、あんた。

5月29日(木)

 神様。神様はなぜ江口を罰するのでしょうか。江口が何か罪を犯しましたでしょうか。己の罪に気づかないことこそが罪であるというならば、我が身の愚かさを悔いましょう。ああ、教えて下さい。教えて下さい神様。なぜ江口は、タマネギを切る度にこんなに苦しむのでしょうか。助けて下さい、神様。
 スーパーに買い物に行って、見知らぬ若い店員にナンパ(笑)される江口。向こうはこっちのことを知っているようだが、悪いがわしは知らん。ともあれ、彼が言うには。
 「昨日、〇〇書店(江口の職場)に行ったけど、いなかったね。レジで若いねーちゃんが一人いただけだった」
 ちょっと待て小僧。悪いが江口も若いねーちゃんだ。

5月28日(水)

 人は1日を三つに分けて行動するそうだ。3分の1は眠り、3分の1は学校に行ったり仕事に行ったりの社会的活動に充て、あとの3分の1でゴハン食べたり趣味に費やしたりの自分のことをするそうだ。
 『きょうのごはん』は簡単に言えば日記である。日記であるということは、1日にあったことを書く場合が多い。ならば人が日記を書くとき、その内容は大きく三分されるだろう。すなわち、寝ているときのこと(夢の話とか、思想信条とかもこれか)、仕事に行っているときのこと、家でいたときのこと。たった分類が3つなんだから、ネタがかぶっても仕方ないだろう。いいじゃないか、新居のネタが続いたって。100の選択肢のうちに同じのが続くならそれは意図していることだろう。しかし、3つしかない選択肢で同じものが続くのは、決して意図してのことじゃないんだ。
 今日の新居ネタ。
 入浴剤を安物で色と匂いのめっちゃ濃いやつを使っていたら、風呂桶にピンク色が浸透してしまった。取れない。
 以上。

5月27日(火)

 職場で、話し上手になるためのなんだかんだとかいう本があったので、ちょっと読んでみる。『時にはユーモアを交えて話そう。簡単なダジャレからはじめてみよう』といって、極寒のオヤジギャグが並んでいた。ダジャレって、会話の中で一番やっちゃぁいけないことだと思うんだが、どうだろう。
 また新生活の話になって申し訳ないのだが。
 新生活が始まって1週間。やはり毎日の買い物をしなくてはいけないのだから、ちまちまいろいろ買ったりしています。で、さきほどレシートを見たのだが。
 一番合計金額が多いのが本代だったのだが、この状況は許して置いても良いのだろうか。
 とりあえず、今日も新刊買ってきたので読んで寝ます。

5月26日(月)

 江口梨奈のすてきページ、本日で公開から丸4年となりました。
 4年間のうちで、かつて存在したコンテンツを思い返してみましょう。
 『はなし。』『おもいでノート』『えとしゃしん』『へやのなか』『えぐちプロフィール』『うらなーうのへや』『別冊きょうのごはん/サミ・フレイタスへの道』『よどがわながはるごっこ』『なんとなくウィンドウ』『サイコマスターズえぐち』『すてきアンケート』『ひみつ掲示板』『あだるちっくBBS』『携帯端末用ページ』『おともだちのページ』きっともう少しあったはずだ。
 ついでなので、今まで作ったサイトも思い返してみましょう。
 第二サイト・名前も忘れたオリジナル小説サイト。第三サイト・『29号(仮)にホームページを作らせよう』だったと思う、もう正式名も忘れたHP作成支援サイト。第四サイト・『KIJISUTE(きじすて)』オリジナルアイコンと壁紙サイトだったが、自分のセンスのなさにいやになった。第五サイト・『眼鏡男帝国』イベントにあわせてシャレで作った、眼鏡男萌えサイト。きっと誰も知らない。
 ちなみに、現在、第六サイトの計画が進んでいる。しかし、それに必要なデジカメを購入した途端、計画が頓挫した。少なくとも、去年のクリスマスから止まっている。トップページまでは出来ているのに。
 全部知っているあなたは、すてきページ通です。しかし、通だからといってメリットはありませんが。
 ともかく、江口ページ4周年おめでとう。

5月25日(

 引っ越しの話が続いてしまったことを反省して、今日は違う話をしよう。
 皆さんはサザエさんで萌えられますか?
 最近気になって仕方がないのが、『サザエさん』のオープニング。あれは隔月変わりで各地方を回って観光しているサザエさんが登場しているが。今回のオープニングで、『露天風呂に入りバスタオル一枚のサザエさん、それを覗き見てカメラのフラッシュをたく男性(たぶん)の集団』というシーンが出てくる。
 おまえら、その被写体はサザエさんなんだぞ。本当に良いのか、それで。
 と思ったが、よく考えてみよう。サザエさんは24歳だ。若妻だ。『24歳、若妻』。このキーワードだけでみるなら、十分に萌えることが出来よう。しかし相手はフグ田サザエだ。なかなか複雑な味わいが含まれている。これはこれでいいのかもしれない。本当か。
 などと言う話を友人としていたら、彼曰く「何が流行るか分からないから、もしかしたらアリかも」だ。そう、有名な作品がなんでもパロられている現状を見ると、江口が知らないだけでサザエさんだってあるかもしれない。ちなみに、『何でも良いのか』というネタでは、江口は『ロビンマスク×ウォーズマン』というのを見たことがある。友人の話ではアンパンマン(ショタ)があったそうだ。おまえら、本当に良いのか、それで。
 で、もういちどサザエさんに戻る。もし磯野家というジャンルがあるなら、どんなシチュエーションが存在するのか。それで真っ先に江口が思いついたのは義兄と妹。しかもロリ。申し訳ない、こんな思考回路で。
 尚、サザエさんのオープニングは隔月で新しいのに変わる。きっと今バージョンは今日が最後だったのではないか。確認しようと思った人、見せることができずに申し訳ない。

5月24日(

 たいへんだよ奥さん。味噌汁作ってさあ食べようとしたら汁碗が無かったよ。いやん。
 なぜ汁碗がないか。それは注文をして、納品を待っているからだ。
 一人暮らしを始めようとする乙女なら誰でも同じ事を考えると思うが、自分の周りのインテリア・雑貨類を自分の好みに揃えたい。食器からカトラリー、カーテン・カーペット、家電だって可愛いのを買いたい。江口なんか座布団カバーに大散財しちゃったぐらいだ。後悔はしてないよ(なぜわざわざ言うか)。
 その延長で、汁碗の可愛いのを捜していた。
 江口は具の多い味噌汁が好きです。根菜とか肉類がごっちゃり入ったような。なので普通のお澄ましでも入ってそうな汁碗だと小さい。両手で持たないと落としそうなぐらいの大きさで深い汁碗が欲しい。さらに、塗碗は可愛くないので木目がでているタイプがいい。で、捜していたんだが。
 案外、汁碗って高いのな。江口が望む大きさのになると1個500円ぐらい平気でする。100均で売ってると思ったのに。
 ところで覚えていらっしゃいますでしょうか。江口、以前ギフト取扱店に勤務していたのを。
 そこで毎日、商品カタログを見ていました(ちなみに、8時間勤務のうち7時間ぐらいはカタログを見ていた。あとの1時間は休憩時間)。そしてその時から目を付けていた可愛い汁碗5客組があった。
 なので買いました。
 ギフト用なんて高いだろうとお思いでしょう。しかも一人暮らしなのになぜ5客も必要か。さらにそれには収納用藤製のカゴ付きだ。邪魔だ。でも買った。すべては可愛いから、その一点に尽きる。
 そうやって江口は江口の空間を自分好みに揃えている。
 引っ越しして1週間。
 だいぶこの部屋が好きになってきました。
 いかん、最近引っ越し関連の話題ばかりだ。これではつまらん。明日は頑張る。

5月23日(金)

 肉ッ気が食べたい。
 ともあれ、新しい生活が始まって5日目の江口であるが(このパターンもいつまで続ける気か)。
 さっそく食生活に憂えています。
 まともに調理をしていません。仕事が始まってからは夜勤続きなので、晩ゴハンはお弁当です。で、まえも言ったが江口の作る弁当は貧相で、弁当箱に詰まっているときならまだしもディナーの皿として見た場合は悲しくなるものばかりだ。今日もゆで卵入っていたし。
 で、一番時間をかけて調理をするだろう晩に居無いから、当然ナマモノをまだ買っていない。今、豆腐が冷蔵庫にあって、さっそく腐らせそうな勢いだ。別に帰宅してから台所いじってもいいんだが、材料が無いし、仕事が終わってから買おうと思っても夜中11時に開いているスーパーは隣町(往復30分ぐらいか)まで行かないと無い。最後に残されている江口家の肉ッ気はベーコンだ。ダシもとれない。
 新生活はいろいろな『無い』ものに出会います。一昨日なんかカボチャを揚げ煮にしようと調味料一式揃えたのに、油を切るためのザルも網もクッキングペーパーも無かったので諦めた。昨日になって、魚焼きグリルの網を利用して揚げたが、こんどは使用済み油を濾して保管するものがない。仕方ないから鍋に入れっぱなしだ。どんどん濁っていくよ、油。
 明日は何とかしよう、せめて冷蔵庫の豆腐を使い切ろう。肉ッ気はその後だ。

5月22日(木)

 給湯器も無事に直り、2日分の垢をキレイに落としてさっぱりな江口。好きなときにお風呂に入れると言うことはとても贅沢なことです。なのでしずかちゃんなどは世が世ならまさしく湯水のように風呂をつかいまくる、超贅沢な小娘ということだ。そんなことしているといつか痛い眼に遭うぞ。
 ともあれ、新しい生活が始まって4日目の江口であるが。
 さっそく次なる出費がひかえています。
 その名は車検。そして恐らく、保険の更新も同時にあるはずだ。今日、実家のママンから電話があったが、ひょっとすると保険屋から連絡でもきたのだろうか。
 ところで、先月ぐらいの月刊アフタヌーンに、『寄生獣』のミギーフィギュアが付録についていました。
 そのミギーを貰ったので、一部を車内に搭載していました。正しくは、ミギーの支柱部分だけをクーラーの吹き出し口に突き刺していました。
 今日、愛しのディーラー兄ちゃんが車を取りに来ました。そのまま乗って帰りました。
 どう思ってるんだろうなぁ。
 ちなみに、ミギー本体は江口家の玄関で魔除けとして奉られている。嘘。表のガスメーターの上に置いてる。
 あ、今日、修理に来たガス屋、あのミギーをどう思ったかなぁ。

5月21日(水)

 江口姉、頼むきんあんまりわしのサイト見に来なやー。
 ともあれ、新しい生活が始まって3日目の江口であるが。
 さっそく風呂に入れません。
 いや、江口の部屋は給湯器が付いていてそこから風呂に湯を貼っていたのだが。
 その給湯器が動かないでやんの。
 テキトーに蛇口捻って『トム&ジェリー』のDVD見て、さあそろそろいいかと浴室に行けばそこにあったのは水風呂。
 というわけで、結局風呂に入れていません。とりあえずガスコンロでぬるま湯を作って、それで体を拭いたが、それだけだ。まだ温かい季節でよかったよ。冬だったらきっと死んでる。嘘だけど。
 あと、ゴミ捨て場所が不動産屋が言っていた場所と違っていて、朝からゴミ袋抱えて近所を放浪してしまった。明日からは仕事も始まり、日常生活に戻っていきます。では、おやすみなさい。

5月20日(火)

 電話は繋がっているがテレホ契約が来月からだ。なのでしばらくネット生活に制限が課せられる。でも1日一回は回線繋がないと生活できない。痛い。
 新居の生活2日目。まだ階下のひとに挨拶に行ってません。だっていつ行ってもいないもん。
 ともあれ、新しい生活が始まった江口であるが。
 さっそく寂しがっています。
 いや、ヒマとか話相手がいないとかじゃなくて。『音』と『光』を欲しがっています。
 一人暮らしをしている友人が、いつも見るでも聞くでもないテレビやMDプレーヤーをつけっぱなしにしていて「もったいないなぁ」と思っていたが。
 無いと寂しいのー。今もNHK教育かけているけど、何やってるか全然頭に入ってない。
 ついでに、隣の部屋が電気点けっぱなし。
 暗いと怖いのー。そう、江口は怖がり。
 あと、油断しているとなにもしなくなる。いやそもそも、今日は休日なので何もすることがなくて正解なのだが。「なにもしないでテレビ見てゴロゴロ」ということにすごく心の焦りを感じる。なんて勿体ない時間の使い方をしているのかと。だからって片づけやら掃除やらは一通り片付けたし、こんな時間(現在時刻午後10時半)にやりたくもないし。早く風呂に入ってビール飲んで寝ようとも思うが、なんかそれは違う気がする。
 とここまで書いていて、やっと気が付いた。
 江口、まだ一人暮らし生活が確立できていない。
 今の状況は、「両親が旅行に行って一人でお留守番している」状況に近い。いつもとはちがう特別の晩。だからやりたいことが空回りして、結局何もできないことに苛ついているし、明日以降のことが予測できない。
 なので江口がすべきことは、一刻も早くいつもの(実家にいた頃の)生活に戻すことだ。
 仕事せねば。

5月19日(月)

 新居よりこんばんは。
 何かというと、江口、引っ越しをしました。念願の一人暮らしです。独立です。自分の稼ぎだけで生活を賄っていきます。いままでの日記でそんなことはおくびにも出さなかったが、引っ越しの準備は着々とすすんでいたんです。なぜ書かなかったか? それは江口が突然の生活の変化をしてみせて、みんなを驚かせたかったからだ。しかし、この時点でほとんどの知人に転居案内を送っている。きっと今日のこの『ごはん』を読んでも誰も驚かない。寂しい。
 連絡。転居ハガキ貰ってない人。それは江口が住所を知らなかった人だから、こんど会ったときに教えます。
 というわけで、今日はとにかく疲れたから寝ます。冷蔵庫には早速ビールが入っています。家が変わってもいつもと変わらない生活。ある意味とても正しい。
 しかしさっきまで疲れて眠かったのに、お風呂に入ってパソコンに向かった途端眠気が冷めた。興奮しているのか。大丈夫か、江口。

5月18日(

 熱心な読者諸氏は御存知のことと思われますが。
 以前江口は、shockwaveのゲーム、ZOO-KEEPERにはまっておりました。
 現在の江口。
 まだやってます。
 しかもかなり熱心に。
 そして江口は、誰に恥じることなく『こんなことをしている場合じゃない』状態に身を置いています。
 こんなことしている場合じゃないのに。こんなことしている場合じゃないのに。

5月17日(

 だから江口に天ぷらを作らせたらダメなんだって。なんで失敗するかなぁ。なにが悪いのかなぁ。
 さてまあ、いよいよネタがないので上(↑)のネタを使わせていただこう。
 こないだから、座布団カバーの可愛いのを捜している。和風の部屋に合う、シンプルなデザインのがいいのだが。
 無いのな。
 集会場にあるような白いフリルの着いたのとか、アップリケとかパッチワークとかの絵が印刷されている似非カントリーとかはよく見つける。だれもそんなのを部屋に置きたいなんて思ってない。で、たまに可愛いのを見つけたと思ったら、クッションカバーだったりする。入らない。
 どうしてだろう。普通の家では、座布団を使わないのか? 座布団にカバーを着けて使わないのか? 江口はただ、生成っぽい生地で無地、あったとしてもワンポイントぐらいのものが欲しかったのに。無いの? 無い物ねだり? 『何もない』ことを求めることが、実は贅沢を求めることになっていたとは思わなかったよ。
 ちなみに、以前の江口は箸置き捜しの旅に出ておりました。延々探し回った結果、どんぐりのワンポイントが入った白くて丸い陶製箸置きが見つかりました。とりあえず2個買ったが、あとで追加注文も可能とのこと。妥協しなくてよかったよ。あせっちゃいけない、あせっちゃいけない。

5月16日(金)

 日記のネタに困ったときのために上(↑)のネタを書き留めているのだが。まあ、当初から予想はされていたことだが、まず使いそうにない。いや、ネタが溢れんばかりにいっぱいあるわけではなくて、ネタ自体がかなり古くて今更使う気になれないのと、メモとは言え一度書いてしまえばそれで満足してそれ以上広げようがないのと、大して面白くもないネタであることが理由だ。まあ、標準設定のフォントを残しておくために必要って事で(日付のとこにある太字オリーブ色の設定がいつも残ってしまうので)。
 さて、転職してもうすぐ3ヶ月になる江口であるが。
 現在の仕事は何をしているかというと、本屋さんである。
 しかも江口の担当は、男性向コミックである。
 その上、店長はほとんどこのジャンルにノータッチ。
 もうお気づきでしょう。江口のような種類の人間が本屋になったら(しかも野放しで)まずすること。
 売場の棚を自分の趣味に染める。
 例に漏れず、江口もやっております。正確には担当に付いたのは4月からなので、まだ2ヶ月なのだが。すっかり中身が変わってしまいました。前任者(仮名:Mさん)はどう思ってるんだろう、この状況を。
 さてさて。本屋になり、本を注文する側になると、「ああ、こんな本が出版されていたんだ」ということがよくあります。そう、いままで知らなかった本の存在を知ることになるのです。そして今までそれが店頭になかったということは、つまり売れないからもう納品をしなかったということ。最近刊ならまだしも、何年も前のになると尚更。
 しかし趣味に走った江口は、構わず発注しました。売れ残ったら自分が買う覚悟で。
 そう、『売れ残ったら』買うつもりだった。
 でもどうしよう、ものすごく欲しくなったよ。『大合作』(講談社アフタヌーン/¥1000)。
 出版からだいぶたつのに、初版が入ってきたよ。発行部数少ないんだろうなぁ。そんなに少ないんじゃ、古本屋に並ぶこともないかもしれない。すげー欲しい。でも定価で買うには高い。
 というわけで、来月まで待ってみることにします。来月まで待ってまだ欲が残っていたら、その欲は本物ってことでひとつ宜しく。


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