2003年9月1日(月)〜9/15(月)までのごはん。
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9月15日(月) 敬老の日
さて、今日の夕飯はどうしようと、友人と相談した(遊んでいた。会ってる日はたいてい、晩ゴハンが一緒になる)。そういえば江口の家に、昨日から酢漬けにしていたママカリがあるよ、と言った。そうしたら友人が、実家から里芋が大量に送られてきたので、それで芋炊きをするべく材料を買い揃えている、と言った。じゃあ江口の家からママカリを副菜として持っていって、友人宅で芋炊きを主菜にしよう、ということに。その決定を聞いた友人が目を丸くして「海の幸と山の幸を一緒に食卓に乗せるか。なんと贅沢な。我々はお大尽か」と叫んだ。うん、大尽だよ。
で、今日はもう一つ。阪神がやっと優勝しましたね。この友人が、イヤになるくらい阪神ファンなワケだ。芋炊きを作っている最中にニュース速報でそれが伝えられたとき、何の迷いもなく部屋に置いてある応援メガフォンを片手に踊りだした。どこからか仕入れてきた、阪神パッケージのミネラルウォーターをエプロンのポケットに突っ込んで。
芋炊きはもういいから、本気で帰ろうかと思った。
9月14日(日)
朝、起きるとベランダの戸を開けることにしている江口だが、今朝そうすると、風の冷たさに驚いた。残暑だとか、真夏日のぶり返しとか、各地で熱中症相次ぐとか言われても、やっぱり9月中旬。立派な秋じゃないか。そして同時に思い出したのは、国語の教科書に載っていた和歌『秋きぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる』。そう、あれは小学校の時、授業開始時に先生がこの句を板書して、生徒に意味を答えさせて、その子が『おどろかれぬる』の部分を『気付かされる』と訳したこと。これで先生が激怒したんだよなぁ。「どう考えても『おどろかれぬる』は『驚く』という意味で捉えるのが普通だろう。おまえらが『気付く』という意味を思いつくはずがない。教科書の答えを見てズルをした」ってね。『予習』を全否定されちゃったよ。それで別の子を当てて、その子が先生の望むとおり『驚く』を用いた訳をして、やっと先生は納得して授業を再開したよ。で、今思い出したが、この『先生の望むとおりの訳をした子』って、江口じゃなかったっけ? 自分の記憶なのにウロ覚えだ。
今日は岡山から、車に乗ったMたちがこっそりやって来ました。相変わらず江口に大量の愛をよこしてくれました。本日のいただきものは、ドラえもんのお風呂でポン(固形入浴剤。溶けると中からドラ人形が出てくる)、ドラCD豪華缶入り2枚組(すてき)、OHKのOH!くん煎餅。缶がカワイイ。謎のキャラクターのストラップ。これはなんだろう。
それからもう一つ。「癒されてください」と、日本庭園風オブジェを貰った。電池式で、スイッチを入れると水が循環するやつだ。それはいいんだが、水が漏れた。取扱説明書もなかったことから、実はけっこうな年代物と読んだが、如何だろうか?
ちなみに、現在それは江口家の玄関に置かれるようになった。またママンから、「あんたの玄関は、なんやこれ」って言われるんだ。
9月13日(土)
今日の江口の困ったこと、4つ。
1つ。隣人が無防備すぎて困る。暑いだろうから、部屋の中で扇風機の前で半裸になって寝っころがりたい気分は分かる。でも玄関は閉めてくれ。あと、風呂場の窓って、歩いているときの目線の高さなんだから、閉めてくれ。視野に入るんだから、どうしても。
2つ。みうらじゅんについての説明を求められて困る。店長がみうらじゅんの本をどこの棚に置くべきかを悩み、わしに「みうらじゅんって、何する人?」って聞いてきた。いとうせいこうとか山田昇の仲間、って答えようとしたが、なんか違うと思って止めた。余談だが、雑誌『ガロ』って、やっぱり普通の人では知らないのか。
3つ。サルヴァドール・ダリって、志茂田景樹と同じレベルなのか、という思考に囚われて困る。いやさ、『たけしの こんなはずでは』見ていてさ、ダリが天才になるべく天才のフリをしようと、奇抜なファッションと奇行を繰り返していたと聞いて、江頭2:50とか楳図かずおとかの顔が連想された。困った。
4つ。キーマカレーを作ったが、なんか求める味に仕上がらなくて困った。コクがないのでウスターソースをぶちこんでみたら、ソースの味しかしなくなった。まだ1食分残ってる。でも明日は別のゴハンを食べる予定だ。困った。
9月12日(金)
あのね、ずっと江口、悩んでいることがあるんだけど。
ブラウザ画面から、その画面の印刷が出来ないの。なんで?
Webページを一旦保存して、オフライン時にいつも印刷しているんだが、何回やっても、外枠だけで、中身がいっさい印刷されない。フレームとか、関係なく。で、どうやっているかというと、印刷プレビューで一旦確認し、何も表示されないとキャンセルし、印刷メニューに移り、プロパティで実際印刷するかのように設定を変え、そこでまたキャンセルし、再びプレビューを見ると、今度は表示されるから、やっと印刷が出来る。出来ないときも多い。ちなみに、オンラインでやっていても同じ。
以前はこんなことで悩んでいたことは無かったんだけど。フツーに、印刷を実行するとフツーに印刷された。
あまりに印刷ができないときは、HP作成ツール(江口はFrontPage)でひらいて、その画面のまま印刷する。制御記号とかぜんぶ印刷されるけど、仕方ない。
というわけで、本気で悩んでいます。「こうすればできるよ」という情報をお持ちの方、教えて下さい。
9月11日(木)
たいして好きでも嫌いでも、自分の嗜好の中に選択肢すらなかったものが、いつから『好き』になるか『嫌い』になるか。まず、『これは好き嫌いの判断を付けるべき項目である』という前提を掲げられ、それに対してさまざまな情報を伝えられる。これによって最終的に、好きか嫌いかを考えるようになる。江口、これによって『いままで気にもしていなかった』ものから『大嫌い』になったものが、ガンダムをはじめ5つは思いつく。そりゃあ、相手は自分がそれが好きだから、過剰に情報をこっちに呈じてくれてるんだろうが、その好意を一言で表すなら、『うざ』だ。便利な言葉だ。
さてさて。最近、凶悪犯罪がおおいですね。なんか大きな事件がことごとく死刑判決下っている気がする。サリン以前は、死刑廃止とか叫んでいたのに。江口は死刑賛成派なので、この風潮は別にいいのだが。
例の小学校の事件。犯人控訴の動きに、被害者遺族の反対の声、だそうだ。『控訴は遺族の苦痛を長引かせる。1日も早い死刑執行を』とか言っているが、ふと思ったが、これだけ『おまえ、早く死ね』って言うことが許されている状況ってのも、それはそれでどうだろう。
江口が常々言っていることだが、『この犯罪は特殊だから、異例の判断を云々』というのには納得できない。そりゃぁね、どうやっても最終的には死刑になるだろう。でもだからって、控訴できる権利まで剥奪することはできないはずだ。サリンの時も、別件逮捕がまかり通っていた。江口が怖いのは、これらが前例となって、後々普通に行われることになるってことだ。それはいやだ。江口、ちゃんと税金も払っているんだから、日本人の権利は使わせて貰う。
人が人を裁くのは、とても責任が重い。裁判官ってたいへんだなぁ。
9月10日(水)
職場(本屋)にて。60歳ぐらいのばあちゃんが、インターネット接続のための本を買いに来た。どうやら故障して修理に出して、帰ってきたときには回線接続を一からやり直すようになり、それがまったく手も足も出ないらしい。それはいいのだが、話を聞いていると、「最初はWinMEを使っていたが、修理に出したときに、『動作が安定しているから』という理由でWin2000に入れ替えられて帰ってきた」そうだ。えーと、江口はあんまりパソ事情に明るくないのでよく分からないのですが、いいんですか、これで? ともあれ、あのばあちゃんがちゃんと接続をできていることを祈ります。
ところで、2003年現代のパソコン事情はどうなっているのでしょうか。
昨日、休みだったのでふらふらと、電器屋巡りをしていたが。
パソコン、置いてないのな。デスクトップになると特に。カタログすら置いていないよ。
江口は最初、マシン本体だけしか買っておらず、後々追加でプリンタやらスキャナやら買うようになったが、そのときさんざんお世話になった店も、すっかり売場縮小されてしまっている。
パソコン・インターネットは現在の社会にではどうしても必要なものだろうなので、廃れていくことはないだろうが、それにしてもなぁ。業者用アイテムみたいな扱いになるのか?
江口もいいかげん、パソコン買い換えを念頭に置いた生活をしなければ。こないだ買ったジャンクディスプレイ、やっぱりちょっと信用できないんだよね。
9月9日(火)
病院へ行くのは1日仕事だ。なぜか江口のいく病院は、午前中しか受付をしておらず、自然、江口の一番だいきらいな早起きを強いられることとなる。9時過ぎに受付をしても、診察は11時頃。人が集まって、順番に診察をしているのだから仕方ないといえば仕方ない。改善策っていったって、スペースと人手を増やすぐらいだろう。それは一朝一夕には無理だ。なので、泣く泣く眠い思いをしなければならない。江口から睡眠を奪うのは、この上ない拷問である。眠いなぁ。
江口は現在、経過観察の方針で治療をしている。なので病院に行ったところで、薬を貰うわけでも注射をするわけでもない。いろいろ診察をして、「異常ありません」という返事を貰って帰ってくる。とてもありがたい。とてもありがたいのだが、ソンした気分になるのは何でだろうな。いや、もしここで病気が見つかって、治療継続となったらもっとお金と時間がかかってしまうんだから、異常なしの今の方がよっぽどトクだろうに。
目先のことでしか判断しない。それが江口。
9月8日(月)
みなさま、ストレスは溜まっていますか? 江口だって人の子、生きていればいろんなことがあります。なので今日は我らが腹黒フレンド・Mちゃんとのドライブゴハンでした。同じく、生きていく上でいろんな事が発生したMちゃんもものすごく溜まっていたらしく、「ゴハンはさっさと済ませて、長距離ドライブ希望」とのこと。親不知が痛んでいると言うのに。江口もそれはもちろん願ったり叶ったり。これですっかりガス抜きが出来るだろうなーと思っていたら、今朝(正確には夕べ)になってとどめの一撃をくらい、とても4・5時間程度のトークでは毒が抜けませんでした。あのMちゃんに「いつもなら最後はフォローしつつ丸く収まるのに、今日はいったいどうしたことだ」と言わしめた江口。重症です。
ところで江口、最近お気に入りのCMがあります。
線香作ってる千年灸の、フレグランス香のCMなのだが、『雨の中をずぶ濡れになりながらひたすら家に向かって走り、ドアを後ろ手で閉めてそのままものすごい絶叫。お香を焚いてすっきりリラックス♪』というやつ。
このシャウトっぷりが、ものすごく大好きだ。あのシャウトは、一朝一夕のストレスで出来るものではない。あのCMを見る度、すっきりする。もちろん、香のせいではなく、あのシャウトのおかげで。
でも江口がこの家で実行したら近所迷惑だ。車の中ではときどきやってる。えへ。
9月7日(日)
どうやら隣の部屋に入居者があったようだ。引っ越しのあいさつとかされるんだろうか。ドキドキ。しかし、今日ちょっと見たカンジでは、家財道具が何もなかった。なので、今日は掃除とか小さいモノを運び込んだのかと思っていたが、さっきゴミ捨てに通りかかったら、ちゃんと泊まってた。引っ越し完了なのか、試し寝なのか、なにかの調査なのか。
で、さっき(午前3時)、明日の早起きがイヤでゴミを出し行ったのだが。
こんな時間に起きてるのって、江口と2号棟のひとぐらいだ。
我が家の周りは田んぼばかりで本当に何もなく、家の電気が消えると鼻をつままれても分からないぐらいに真っ暗だ。本当。例えば部屋の中で、電気を消してもまだ何とか室内の様子って分かるものなのに、外は広くて目印が無いぶん、まったく周囲の様子が分からない。これがまだ2時ぐらいだと、1号棟でも起きてる人がいるのでわずかに明るいが、3時ともなると。
そんな中で、2号棟の2階の人だけがいつも電気をつけている。起きてるのだろうか。何をしているのだろうか。そして向こうの人も思ってるのだろうか、「あそこの人はいったい何時まで起きているのか」と。
9月6日(土)
江口父の三回忌法要だったわけで。我々はホストなので、寺へ一番乗りしなくてはならず、朝っぱらから叩き起こされる。7時起床なんて何ヶ月ぶりだろう。6時間は寝ているはずなのに、ものすごく疲れた。堅ッ苦しいタイトスカートスーツのままで姪と遊び倒したのも理由の一つかもしれないが。
というわけで、夕方4時頃に帰宅して、そのまま江口はまた夜の仕事に備えて軽く仮眠をとることに。
土曜日のこの時間のテレビは面白い番組をなにもしていないので、『トム&ジェリー』のDVDをかけ流し、ママンから貰ったグレープフルーツワインをのみのみ、クーラーをつけて座布団を敷き布団代わりにして寝ッ転がる。
結果。ものすごいぐーたら。
疲れがとれるわけでもなく、起きて何かをしようと思うわけでもなく、ものすごくぐーたら。7時頃にようやく体を起こし、昨日から溜まっていた洗い物を片付け、とりあえず晩ゴハンを食べておこうと準備をして、正直あんまりぱっとしなかったゴハンを食べて、また寝る。本当は、法事の御供えにあった饅頭でコーヒーブレイクを企んでいたのだが、そんな気分にもなれず。さっさと風呂に入って早めに仕事を始めようと思ったが、『世界ふしぎ発見』と『虹色ラーメン』に気を取られて結果、いつもと同じ時間。
いちおう、風呂のおかげで意識は冴えたが、人間はぐーたらに一度取り憑かれると大変な目にあう、と改めて思い知らされた。
それでもやりたいけどね。ぐーたらは魔物だ。
9月5日(金)
ごめん。本当にごめん。
8月30日と9月1日に、M(腹黒)ちゃんからFAX来ていた。気が付いたの今日。本当にごめん。えー、月曜日にはMゴハンです。また電車に乗っていきます。とても楽しみです、いろいろと。
はい、私事が終わったので、今日の話題へ。
我々が普段、常識と思っていることは、決して常識ではない。ついつい忘れてしまうが。
今までに何度かココでもネタにしたが、例えば『スクリュードライバー』と聞いたら何を指すか。ねじ回しなのかカクテルなのかゆでたまごなのか。そしてどれを答えることが『一般認識』なのか。
そして『同人誌』とは。
江口の中では、これはもう『コミック系同人誌』である。しかも、一番最初に出会ったのが『鎧伝サムライトルーパー』のパロディ本の巻末にある通販広告だったから、もう同人誌=パロ本(当然やおい込み)が確定されている。大学の文芸部時代、ごく普通の小説同人誌に触れたこともある(今まで忘れていた、この事実)というのに、この認識だ。
こないだ職場の副店長と話をしていて、同人誌の話となった。彼女の中では同人誌とは、俳句・短歌・小説集のようなもの、であった。与謝野晶子が関わっていそうな。
そりゃあそうだよなぁ。たぶん、江口母あたりにに同じ質問をしても、そう答えると思う。
というわけで、江口の常識はかなり偏っていることを再認識し、同時に江口はいったいどんな世界で生活をしているのだろうと思った。コミックの2冊買いを普通と思っていてはイケナイ。
9月4日(木)
オウなんて事。
昨日がドラえもんの誕生日であるって事をうっかり忘れていたわ。
そう、江口が出入りしている、ドラえもんサイトでいろいろあるらしいのよ。スクリーンセーバーが出来たり!
なのでついさっきまで、壁紙落としたり、ウェブショップうろうろしたりしていました。しかし哀しいことに、キャラクターグッズとはどうしてああも必要のないものばかりなのだろう。全然食指動かねー。ミチビキエンゼルとか、嫌いじゃないけど、あれをどうしろというのだ。
さて、最近もうひとつ気になるキャラクターといえば。
新潮社・新潮文庫のYonda?パンダ。正式名称知らないが。
夏休み中には、文庫2冊買ったらパンダキーホルダーが貰えるって言うから、よっぽど買おうかと思った。エプロンは手に入れた。そして今日、店頭拡材として、プラ製パンダがお座りを始めた。かわいー。めちゃかわいー。ちくしょー、欲しいなぁ。でもきっと他の誰かが持って帰るんだろうなぁ(そういえばサンプル展示のキーホルダーもあったはずだが、無くなってる)。江口は職場で一番地位が低いから。江口も文庫担当になったら、パンダ放題なんだろうなぁ。
いいなぁ、パンダ。
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