2004年3月16日(火)〜3/31(水)までのごはん。

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3月31日(水)

 江口は俳句や短歌にとても興味がある。で、ときどき考えてしまうのが、枕詞の存在。あれって、やっぱり、字数あわせのためにあるんだろうか。他の言葉をつかうとクドくなるとか、ちょうどいい言葉があてはまらないとかを解消するために。なので、現代の曲に当てはめてみると、『Oh YEAH』とか『WOW wow』とかと同じ意味なんだろうかとか思った。で、あと、小田和正の『Oh yeah!』って、ずいぶん人を喰った曲名だな、なんてことも一緒に考えた。
 ふと、昔のことを思い出してみた。
 江口、小学生時代は、登校拒否児でした。
 最近になってそのことを思い出したのだが、でも思い返してみたら、不登校による勉強の遅れ、という事態が無かったような気がする。なので、学校に行かなかったのは、ほんの数日だったのだろうか。
 ということを、今日、ママンに確認してみた。
 結果、たしかに欠席日数は、たいしたことじゃなかったらしい。
 でもそれより、江口の不登校により、ママンが教頭に直接呼び出しを喰らっていたことが発覚。ついでにいうと、江口の高校進学時には、ママン、職員室に駆け込んだりしていたそうだ。
 昔を思い出すにも、心の準備が必要。

3月30日(火)

 江口の友人は、自分が買ってきた本を自分が読む前に他人に読まれるのを何より嫌う性格であるが、そのくせ、江口の家の新聞を、家人である江口より先に読むので、たいそう不愉快である。
 江口は新聞をとっています。そうでもしないと、世界情勢が分からないからです。で、なにをとっているかというと、朝日新聞。理由はとくにないが、毎日新聞が高かった(ただし、夕刊込みの金額)のと、読売新聞がまったく面白くなかったから、という消去法による決定である。
 で、実家にいた頃は何を読んでいたかというと、四国新聞(地元紙)だ。江口は28年間、四国新聞を読み続けていた。
 しかし、実家が四国新聞をとっていた理由は、販売店が知り合いだったからだ。そして江口ママンは、とにかく四国新聞がつまらなくて嫌いだと言っていた(いまも言っている)。なので江口も、自然に、四国新聞はつまらないものとして刷り込まれている。
 ああ、なのに。
 正直、いちばん面白い、というか、読みやすいのは四国新聞だ。地元情報多いし。字もでかいし。カラー多いし。なんか、年寄りみたいな発言をしてしまったが、ともかく、28年の慣れというものにかなうものはない。

3月29日(月)
 
 快晴の休日です。あたたかくて、なんて気持ちのいい日なんでしょう。もう桜も咲き始めて、街中の花たちも咲き出して、世界がカラフルになってくる季節です。植木鉢の花たちも元気です。サボテンの鉢にアルファルファみたいなのが生えてました。抜こうと思ったけど、トゲが痛くて抜けません。何か新しい花でも植えようかと、うきうきした気分になります。
 なのに、今日は病院で検査だ。なにが悲しくて、こんないい天気の日に、MRの狭っくるしい円筒の中でじっとしていなきゃいけないんだ。こんな日こそバイクを磨いて、お出かけするべきじゃないのか。
 と憤っていたが、よく考えたら、この検査室にいる若いお兄ちゃんやお姉ちゃん達は、お外がとってもいい天気ってことすら知らないんだろうな、と思うとかわいそうになったので気が済んだ。放射線科は旧病棟側にあるうえ、放射線科特有の鉄板構造なので、陰気さ倍増。にこやかに談笑していても、おひさまを知らない。哀れよ。
 せっかくの休日を損した気分になったので、夜遊びをしに行きました。
 夜中の11時に古本屋に行く江口。
 休日おしまい。 

3月28日(
 
 普通、仮眠というのは、1〜2時間、軽く寝て疲れをとることを言うのだろう。
 『どうぶつ奇想天外』のライオンの赤ちゃんがピンチだー、続きはCMの後でーというのを見ていたはずなのに、気がついたらダウンタウンがトークしていた。江口はこの3時間、どこへ行ってたのですか? で、ライオンの赤ちゃんは大丈夫だったのですか?
 そんなふうに、えらく寝てしまったものだから、逆に体がだるい。せっかくの休みの前日なのに、なんだろうこのダルさは。しかも明日は病院で検査が待ってるし。めんどくさいなぁ。金かかるのに。
 さて。本日、江口はついにADSLの申し込みをしました。これで通信環境もばっちりで、オンラインゲームなんかにも手が出せるようになるんだ。え? 本気で手を出すのかなぁ。そんな時間あるのかなぁ。
 ちなみに、江口、この1年ぐらい、レンタルビデオ屋に出入りしていません。映画見る時間すらない。あるはずなのに、無い。
 寝てる場合じゃないって事か。

3月27日(

 なんだかんだ言って、いかりや長介が死んでショックを受けている自分がいる。今週いっぱいあった追悼番組、結局全部見た。ブロードキャスターもさんざん見た。
 そして思ったのが、江口の中では長さんはやっぱり、『8時だヨ! 全員集合』の長さんであり、それ以前の、バンド『ザ・ドリフターズ』ではなく、『踊る大走査線』ではなく、『GOOD LUCK』ではない、ということだ。自分はドリフ世代なんだと、つくづく実感した。
 しかし、享年72歳の長さん。ドリフ最年長とはいえ、他のメンバーも決して若くはない。昔、『−全員集合』が終わった後、時々やっていた『ドリフ大爆笑○○(←放送季節・放送年などが入る)』で、どんどん皺のはいる長さんや禿げ上がる志村けんを見て、ドリフも歳を取ったなぁと思っていたが。最近の映像に出てくる喪服姿のメンバーの、なんと年寄りなことか。特に中本工事。いつまでも加トちゃんって言われたり、バカ殿コントして昔のイメージを保持しつつ、時々茶髪にしてウクレレに方向転換したりして現役を誇示していたが、やっぱり素顔は年寄りだった。
 さて、次に誰か死んだとして、江口がショックを受けるのは誰だろう。萩本欽一。いや、それほど『欽どこ』は記憶にない。ビートたけし。かなりショックかもしれない。『おれたちひょうきん族』ね。
 あまり縁起のよい話ではなく。反省。

3月26日(金)

 誰も覚えちゃいないだろうなので、自分でいいますが。
 江口、来週が誕生日です。あと一週間です。うそーん。
 というか、3月があっというまに終わった気がする。もう下旬だよ。10日ぐらいからあとの記憶がない。この期間、なにかやったかと思い返したら、スパイダソリティアを延々やってたことしか思い出せない。
 店長(43歳)と、江口が来週誕生日だという話をしていた。江口が29歳になる、といったら、店長はしみじみと言いました。
 「それでも20代か。若いな。でも、あっというまに40歳になるから」。
 いえ、30代のことをとばさないでください。 

3月25日(木)

 NHK教育で再放送していた『プリンプリン物語』の最終回を見てしまいました。丁度職場での休憩時間で、見たり見なかったり、でもそこそこ楽しんでいたのだが(注※わくわく愉快で楽しいという意味ではない)、まさか今日が最終回だったとは。いきなり最後に三波豊和が出てきて挨拶をしたのがびっくりした。昔、鉄腕アトム実写版で、最終回で突然アトム役の子が衣装を脱いで「実はお芝居でした」な挨拶をして子供達の夢を台無しにしたというエピソードを思い出した。念のためにいっておくが、リアルタイムで見たわけではない。 

3月24日(水)

 よく、色白は七難隠すなんていいますが。愛想のいいのも七難隠す。新しいバイトちゃんがとっても元気であかるくて素直で字もきれいな良い子なのだが、けっこう仕事が雑であることが最近になって分かってきた。勤めはじめてひと月ぐらいになるのだが、なかなか気づけなかった。ちょっと困った事態になっているね。
 江口は以前、スーパーマーケットの店員であった。季節催事コーナーの責任者なんてことをやっていて、毎回新人バイトの教育に頭を悩ましていたのだが。
 その頃の日記を読み返すと、かなりなトゲだらけの文面に、ちょっと反省。よほど余裕がなかったのか、昔は若かったからなのか。

3月23日(火)

 さっきまで仕事の原稿を書いていて、いま、4回分のボタバラ感想と、2日分の日記を書き終わりました。
 眼球が光量を調整できない感じで痛いです。
 このへんで許してください。

3月22日(月)

 今日はママンに呼び出されました。彼岸なので、墓参りにいくからです。
 豪雨で断念。
 なのでホームセンターやら和菓子屋やらの買い物巡りになりました。
 ホームセンターの中で、やれ座椅子が欲しいやら、カーテンが欲しいやら、台所をどう改造しようかと盛り上がります。春だから花壇に花を植えて、あれこれいじりたいと夢を膨らませます。
 でも買ったものはトイレットペーパーだけ。
 そんなもんです。

3月21日(
 
 紅茶ケーキが! 紅茶ケーキが!!
 ご近所フレンドMくんから、手作りの紅茶ケーキをもらいました。
 激美味でした。
 なぜならMくんは、いい紅茶を持っているからです。肉なら100グラム128円で嘆き悲しんでいるところを、100グラム1500円ぐらいの紅茶を買ったりしているからです。
 で、なぜ彼がケーキを焼いたかというと、ホワイトデーのお返しとして作ったからだそうで。仕事先の女の子から、手作りカップケーキとクッキーをもらったので、意趣返しをしようと一発かましたそうで。江口のはそのおこぼれ。
 純真な女の子の淡い初恋が木っ端みじんにならないことを祈ります。
 おいしゅうございました。

3月20日( 春分の日

 たしか5年ぐらい前、このサイトを立ち上げたばかりの頃、NHK教育で深夜に放送した、劇団キャラメルボックスの舞台をビデオにとって、いつか見よういつか見ようとずっと言っていたのだが。今日、うっかり『ビートたけしのこんなはずでは』を上から録画してしまった。こんなオチか。 

3月19日(金)

 ♪今夜はがんばらなくっちゃー。疲れている暇なんてないんだもーん。
 ♪今夜はがんばらなくっちゃー。きっと寝るのは午前4時ー。
 ♪そんな江口のつよーい味方。
 ♪じゃこじゃこじゃっこう、じゃこじゃこじゃっこう。
 ♪わーかーさーが、よみがえるー。
 ♪江口の味方、若甦♪
         (若甦を讃える歌/作詞作曲・江口)
 気がつけばもう何年も愛用しています、若甦。正直、その名前だけで面白がって飲んでいます。
 でも一度も自分で買ったことはありません。
 今日も、ママンから差し入れでいただきました。残り物とか言われたけど。

3月18日(木)

 週間文春、販売中止。
 まー、問い合わせ殺到することすること。みんなそんなに、田中真紀子の長女について興味があるのか。
 そりゃあ、江口も話を聞いて、いったいどんな記事が書かれていたのかと興味を持ち、文芸春秋の公式HPをチェックしたが、そこにでかでかとあった『独占スクープ。田中真紀子長女離婚』を見たときに熱は冷めた。独占するほどの記事だったのか。
 それよりも江口が気になったのは、近所のサークルKのレジに表示されるニュース。
 柳美里、朝日新聞に連載中の小説を『構想がふくらみすぎて完結できなくなった』ために連載中止。
 おまえ、それは、フロシキひろげすぎて収集がつかなくなった同人小説家と同じ事を言っているのですか?
 しかし、江口もこのニュースをなぜコンビニで知るのか。朝日新聞を購読しているくせに。

3月17日(水)

 江口は信じない。江口は信じない。江口は信じない。
 江口が花粉症にかかったなんて、江口は信じない。
 ここ暫く、のどが痛いのやくしゃみが止まらないのや鼻水がずるずるなのや目が痒いのは、風邪気味だからだ。季節柄埃っぽいからだ。江口が花粉症だなんて、そんな馬鹿な。
 というわけで、江口は自分のアイデンティティのためにも、この症状を忘れます。明日からは元気なえぐぴょんです。

3月16日(火)

 朝から病院に行っていたわけですよ。まあ、いつもの定期検診で。で、決して快方ともいえないので、そろそろ時期的にも精密検査もしましょうということになった。月末にMRIのお世話になる。いちまんえんって言われた。頑張る。
 しかしなぜ、医者ってみんな、患者はいつでも来院できると思っているんだろう。検査の日を入れるなら、まずこっちの都合を聞いてほしいのだが。勝手に入れて、「この日に来てください」って。仕事の都合もあるんだからさ。あんたも2度手間だろうに。普通の働き盛りの若い娘さんが、そうそう平日の昼間にうろうろ出来るわけがないだろうよ。
 で、これってどの医者にかかっても同じ眼に遭う。なんでだろう。マニュアルでもあるんかいな。

 


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