2004年8月1日(日)〜8月15日(日)までのごはん。

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8月15日(

 1階ファミリー、朝には帰ってきていた。何だったんでしょうか。
 みなさま覚えておいででしょうか、江口の玄関先には、アサガオとユウガオが植わっています。長年の夢だった、アサガオの蔓を日除けのごとくいっぱいに広げる、あれを目指していたのですが。
 結論として。失敗。ユウガオに至っては、つぼみも付かなかった。
 いったいどうしてでしょう、と、昨日Mちゃんに相談したら。
 西日に当てるな、と怒られました。思いっきり西側に置いてます。西日、さんさん。
 今日になって、アサガオは撤去しました。では次に何を植えたらよいでしょう。まあしばらくは土を休ませるとして、また何か。10月頃にスズラン、というのも考えた。
 Mちゃんには「西日に当てるな」と、釘を刺されました。みはん。

8月14日(

 底を見るな、理想は高く持てと怒られました。肝に銘じます。
 今日はわれらがM(腹黒)ちゃんとゴハンでした。世間は盆休み、Mちゃんも盆休み(出勤してたそうだが)。わしは今日は5時まで仕事の日。勤務終了と同時にタイムカード押して、着替えておでかけ。まずはMちゃんの用事を済ませる。Mちゃん。最近太ってしまったそうな。それは大変だ、じゃあダイエット補助食品でも探しに行こう、と薬局を見て回る。手頃なのを買う。よかったよかった。
 では晩ゴハン。「誕生日割引DMが来たから」と、相変わらず宇多津のマリノにいくつもりでしたが、Mちゃんが割引DMを忘れていました。いまだから言いますが、そんな予感もしていました。
 それでもトマトソース食べたさに、マリノにいく我々。ぎりぎりまだ空いている時間に到着し、のんびりゴハンを済ませる。油がぎっとりなイタリアンと、ケーキセット。おいしいおいしい。でも車の中には、さっき薬局で買った何かがあったはずだが、忘れた。
 そしてあとはひたすらドライブ。いつものごとく、ひたすらドライブ。東に向いて走り、徳島を通過して、愛媛県に抜けて、途中で川之江のジャスコ(23時まで営業)でうらうら買い物をして、また走って終わる。今日は日付が変わる前に終わりました。
 なんか喋り足りない気がします。疲れていたんでしょうか。
 余談ですが、江口家1階ファミリーが、どうも今日から里帰りをしております。深夜風呂も気兼ねなく。やったー。

8月13日(金)

 さすがに夏日のピークが過ぎたのか、夜にクーラーをつけることがないね、風呂上がりに汗がだらだらなんてことがないね、扇風機だけで十分だね、と思っていたが、どうやら毎日冷房ガンガンの店の中でいるから、体が冷え切っているだけのようだ。まだまだ暑い。
 まあしかし。気が付けば夏も傾きつつあるわけで。以前は夜の7時なんて、まだ明るかったのに、最近ではもう外灯をつけねば暗くてたまらん。江口は去年に、職場の近くに引っ越してから、いつか歩いて職場へ行こう、と思っていた。さすがに真っ暗になると危ないので、明るい夏の内に、と思っていたのに、ふた夏を越しそうだよ。あと、江口の近所、暇なときにうろうろ散策散歩をしようしようと思いながら、やったことないな。
 江口は思い立ってからが長い。根気があるのか、逆に。

8月12日(木)

 死んだパパが夢に出てきました。なんか不機嫌そうでした。わし、普段の生活で何か怒られそうなことをしたんでしょうか。何かに罪悪感を感じているのでしょうか。
 本日、江口監禁事件勃発。
 職場の裏にある休憩室で、いつものように休憩をとっておりました。時間なので、そろそろ出ようかとドアに手をかけたら。
 外から鍵がかけられてるよ! ああ、そういえば、さっき子供が中にあるトイレを使っていたな。さてはこっちがわに江口がいるのに気づかず、外から鍵をかけたか?
 江口の店の休憩所は南京錠で店舗側から鍵が出来るようになっているが、ご存じの通り南京錠のための止め金具だって、十分ドアストッパーとなる。
 さあ、困った。窓は全部格子が入っている。休憩所からバイトちゃんがいるレジまでは遠い。呼んでも聞こえない。ドアをがんがん叩いても気づいてくれない(あとで気が付いたが、ちょうど友人が来ていたらしく、くっちゃべっていた。こらー)。もっと叩けば気づいてくれるだろうが、それではきっと金具を壊してしまう。今晩の戸締まりが出来なくなるのは避けたい。電話の子機がある。しかし、子機から親機への呼び出し方法が分からない。子機から、バイトちゃんのケータイでも鳴らそうと思ったが、番号が分からない。1時間ぐらいねばれば、バイトちゃんもいいかげん気づいてくれるだろうなので、それまで待とうかとも思ったが、そんな呑気なことは言ってられない。
 そして江口が取った最後の手段。
 休憩室側にある配電盤で、店中の照明を消す。
 さすがにバイトちゃん、飛んできたね。そしてやっと気づいてもらえ、無事、江口救出。
 店中の人間に拍手されながら、奇跡の生還。
 最後の一文は嘘。 

8月11日(水)

 天下の講談社から電話がかかってきてビビるわしら。小市民。
 ただいまの江口。食虫植物捜しをしております。何度かここでも書いたが、江口は食虫植物好き。で、友人からの情報で、近所のホームセンターにも夏休み時期になるとハエトリソウが売り出される、と聞いたので、探してみようと決めていた。気が付いたが8月になって、そろそろ夏物最終処分で秋物とか出てきている時期になっていた。気のせい気のせい。
 現代人はすてきです。インターネットは便利です。『食虫植物』で検索すると、いろいろネット通販をしているところに出会います。
 あとは、どれを信用して買い物をするか、です。
 食虫植物を欲しがる29歳独身女。
 いかがでしょう、こんなキャラ立てで。 

8月10日(火)

  さて。最近の江口。常に気になって仕方ないことがあるんですが。
 皆さん、本屋って普段行きますか? 本屋でなくても、普段買い物をしているスーパーでもいいです、店ならなんでもいいです。
 売り場を全部見たり、しませんか? とりあえず、全部の棚をみませんか? 特に本屋なんて、コミック売り場に行ったら、じっくり見ることはなくても、棚の前を通ってみませんか?
 よく江口は、棚の一番端っこの、店長席に座っている。反対側の端が、新刊棚。あいだに15列ぐらい、棚がある。
 なぜみんな、新刊棚から7,8列目ぐらいで引き返してレジに行くのか? もっとこっちにも棚はあるんだよ! なんで? 3大少年誌だけが漫画じゃないんだよ? ほら、いま流行の『鋼の錬金術師』とか『ケロロ軍曹』とか、こっちがわに平積みしているんだよ? 
 と、日々、悶々と過ごしております。江口なんか、本屋に行ったら通路を往復するよ。右側の棚と、左側の棚をそれぞれじっくり見るためにさ。2往復なんてザラだよ。はじめて行く本屋なら、興味なくても医学書とか歴史書とかの棚もついつい見ちゃうぞ。はじめてじゃない本屋でも、児童書とか覗いちゃうぞ。何一つ買う気もないのに。
 ふと思い出したこと。こないだ友人が、「よく100円均一にある、ちっちゃい瓶のオリーブオイルがあるけど、あんな小さいのはどうするんだ?」と言っていた。江口の返事。「普通の家じゃ、そうそうオリーブオイルなんて使わないだろう、せいぜいパスタを炒める程度で‥‥」。
 俺らは普通じゃないのか? 500ml瓶のオリーブオイルや、その他3種類ぐらいの炒め油を常駐させる家なんて、ないのか? 店で全部の棚をチェックする人なんて、いないのか?
 もっと見てください。がんばってますから、江口。

8月9日(月)

 そう言えば、この夏、水着を買ったんですよ。先月、例の避暑地へ行ったからね。でも、それ以外に海やプールに行く予定なんか無い。この水着を着るのも、あの1回きりか、と思っていたら。
 ご近所フレンドのMくん(27歳・男)に、プールにでも行かないかとお誘いをうけました。Mくんはどうもプールに行きたくてたまらないそうです。そうだよね、プールなんて、つるりぺたりのおんなのこが水着姿でわらわら無防備に生えまくっているところだからね。と言いいじめていたら、さすがに怒られた。俺はよくロリコンのようなイメージを持たれているが、そんなことはないのだと。確かにちっちゃい女の子は可愛いと思うが、そんな犯罪者な目は持ってはおらぬと。じゃあ、女子高生ぐらいの若いぴちぴちが大量発生しているかもしれないよ(そういえば彼は去年ぐらいに、8歳下の当時女子高生とつきあっているという話があったのを思い出したよ)、と言ったら、今時の若い子は市民プールなぞ行かないだろうと一蹴された。なので結論として、現在の市民プールには劣情を喚起させるものが存在しないよな、と。
 でもね、Mくん。27歳のMくん。よく考えてみよう。
 たとえば、3歳の子供を連れたファミリーが泳ぎに来ているとして。
 その母親が25・6歳ってことは十分あり得るんだぞ。若い男子として、ものすごくストライクゾーンじゃないのか、その年代は!
 で、その論で行くと、3歳ぐらいの子供を連れたファミリーが泳ぎに来ているとして、その父親が25・6歳ってことは十分あり得るんだぞ。江口として、ものすごくストライクゾーンじゃないのか、その年代は!
 ダメ人ですか、わし?

8月8日(

 月刊アフタヌーン8月号を買うと、付録に付いていた大合作DVDで『ああっ女神さまっ』のベルダンディをいろんな作家が描いていた。2ch美味しんぼスレで話題になっていた、ゆでたまごの『グルマンくん』紹介サイトを見る。中居正宏のブラックバラエティに、ニイミ食器のでかい親父看板人形が映っていた。ローリング・ストーンズの名前を聞いたからか、三谷幸喜の新聞エッセイに野田秀樹の事が書いてあったからか、ともあれNODA・MAPの『ローリング・ストーン』が印象にあったのだろう。江口は普段から、『トリビアの泉』が大好きだ。昔は『欽ちゃんの仮装大賞』も好きだった。夜になって突然の豪雨で、すぐそばで落雷もあった。
 ぜんぶ夢に出てきたよ。こんなに支離滅裂な夢を見たのも初めてだよ。思わず、起きたときに全部の項目をメモしたよ。メモしたけど、その項目を一つのストーリーとして並べ直そうにも、まったく思い出せないよ。ツッコミどころが多すぎてツッコめない、下手な芸人のネタみたいだよ。人間の脳みそは、こんなんでいいのか本当に。 

8月7日(

 店長に、「悪いけど、明日、電気屋でプリンタ買ってきてくれ」と言われた。そんな、文房具屋で消しゴム買ってくるようなノリで言われても。
 昨日の江口の反省。
 晩ゴハンはカレーにしようと決めていた。水曜日から決めていた。
 分かっているんだから、昼ゴハンにカレーヌードル食べるの止めようよ。
 まあ江口は、カレーの多い人生を歩んでおります。カレー万歳。お腹すいてきたし。

8月6日(金)

 色恋沙汰とセックスのない作品を見たいなぁ、と思った。
 と思ったので、振り返って背後に置いてる自分の本棚を見たら。色恋沙汰とセックスがメインテーマの作品は、皆無だった。誇張表現なく、裸体の男女が絡み合ってるシーンは一ページも一コマも一行も無い。今、真剣に探したけど本当にない。あ、『焼きたて! ジャぱん』でピエロ(脇役)の回想シーンに出てきた。これだけか? これだけだな。念のために言っておくが、男同士も無い。現在、江口家にあるストレートなセックスは、正月に自販機で買ったAVだけだ(男優の腹が出ているため不評。現在封印中)。なんだかなぁ。高校生とかの時の方が、まだ持っていたぞ。男女に限らず、男同士だって女同士だって。
 どうも江口は、「どきどき冒険活劇が好き」「SFファンタジー萌え」とかの理由で恋愛作品が減っているのではなく、明らかに恋愛モノがキライである。反吐がでそうにキライである。もともと、冒頭の一行を言い出したきっかけは綿矢りさの『インストール』だったわけなのですが。読んでいる途中でゲップがでて放り投げた。もういいです。えーと、ごめんなさい。きっと江口は『世界の中心で愛をさけぶ』でも、泣かずに一気に放り出してしまうと思いまス。今日、『金曜ロードショー』で『天使にラブソングを‥‥』やっていた。これは面白がってみていた江口。わかりやすいー。
 なんでまた、これほどまでに江口は色恋沙汰とセックスを遠ざけているのでしょう。私生活で何かあるんでしょうか。

8月5日(木)

 江口梨奈、29歳。大人。
 悪魔のささやきを聞いてしまいました。
 「大人の方だけでも」。
 あのね、8月21日・22日と、トヨタカローラのお店に行くとね。ドラえもんのぬり絵イベントをやっていてね、そのぬり絵カードを付けたドラ風鈴が貰えるの。
 当日ご来場のかたなら、どなたでも。大人の方だけでも!
 参加者全員にプレゼント。
 大人の方だけでも。

8月4日(水)

 今日になって気がついたことがあるのですが。
 江口、ものすごく言葉が汚い。
 なぜ今日まで気がつかなかったかというと、やっぱり職場ではそれなりにネコかぶっているし、友人と会ってるときもそれなりに気を遣っている(‥‥と思うんだけど?)からだ。
 今日、病院に行ったママン。その結果を聞くために、電話をしました。
 「あんた、病院行ってきたんな。どんなんな」。
 当然であるが、家族と会話をするときは、方言がモロに出る。さらに江口家語も混じる。その上、『あんた』呼ばわりだ。江口の交友関係で、江口が『あんた』という二人称を使うのは、ママンと姉だけだ。しかも、姉にはときどき『ねーちゃん』というが、ママンを『おかあさん』と、ここしばらく呼んだことがない。見下してるとかじゃなくて、思い切り油断している、と言った方が正しい。油断しまくり。

8月3日(火)

 こないだの台風の大雨の日。わしの傘、パクられる。
 大学の時に買った、緑色の大きな傘で、気に入ってたんですけど。当時持っていたお気に入りの、魚の形のイヤリングを目印につけていて。
 まあ、車に乗るようになってから、使うことは滅多になくなって、しかも車の中に放り込みっぱなしにしていたら、たたんである状態のまま日焼けして、緑一色のはずがすてきな縞模様になっていたりしていて、ママンにも「いい加減、捨てなさい」と言われていたけれど。それでも、まあ、お気に入りだったわけですよ。
 それがパクられた。悲しい。
 てゆうか、パクるな、クソ野郎(お気に入りが盗まれたので気が立っています、江口梨奈)。

8月2日(月)

 友人の家に遊びに行っていて、夜中にヘロヘロになって帰ってきたのに、ビール飲んで寝るわし。早く寝ろ。

8月1日(日)

 江口ママンもすっかり回復して、無事退院いたしました。やれやれ。
 しかし、ふと思ったのですが。江口梨奈、29歳。母親の入院に際して、その手続きやら準備やらを一通り済ませて、ママンの会社に挨拶に行ったりした。病室でぐだぐだ喋るのに、「最近、白髪が多いんやー」とか話していた。
 江口ママン、自分が最後に産んだ子がここまで成長していることを、どう思っているんでしょう。
 なんか、聞いてみたい気もするが、気恥ずかしくもある。いずれ分かることでしょうか。永遠に分からない感覚となるのでしょうか? さて。

 


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