2004年12月1日(水)〜12月15日(水)までのごはん。

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12月15日(水)

 今日は小ネタをいくつか。
 冷凍食品の加ト吉の本社が、隣接するホテルにクリスマスイルミネーションを施している。でもよく見ると、サンタクロースかと思っていた人影は、加ト吉キャラクターのエスキモー親子。油断ならない。
 日本郵船の広告。サザエさんをイメージキャラクターに持ってきたようだ。ダイアの指輪とバラを散りばめた背景で、フネさんがマスオさんに向かって「マスオさん、いつかはサザエを世界一周クルーズに連れていってやってくださいよ」と微笑みながら言っている。キャッチコピーは『フネの会社です』。なんか、いろんな想像が出てくる。
 4コマ漫画『アサッテくん』にあったネタ。『残りご飯を活用』という料理番組を興味持って見ていたお母さんが、説明の一番最初に「電子レンジ使え」と言われて急速に醒める、というのがある。今日の江口。『はなまるマーケット』で、『フライパンでスポンジケーキを』に興味を持つ。でも説明の一番に「蓋のきっちり閉まるフライパンを用意」と言われて急速に醒める。無いんです。捜しているんです。でも30p幅のフライパンの蓋は、高いんです。
 最近の話題映画『ターミナル』はどんな話なのか考える。友人との協議の結果、『待ち合わせの日時を忘れて、しかたなく空港で待つことにしたら、なんだかんだで9ヶ月もそんな生活を続けてしまったうっかりさんの物語』ということに決定した。
 ストーブの威力はすごい。部屋中ぽかぽか。
 やっぱりタンスの整理はできていない。
 ではまた明日。

12月14日(火)

 悪魔を甦らせてしまった。江口家、ストーブ開始。
 収納を増やしました。といっても、押し入れ衣装ケース。江口は、押し入れの上段に普通のタンスを入れている。小さいタンスなので、冬物が入りきらない。押し入れなので、入りきらないものはそのまま押し入れに置きっぱなしと言う状況であったが、そろそろ限界を感じたので、収納を増やして対応することに。タンスを部屋に降ろして、ケースを押し入れに入れる。
 そして現在。
 どこの引き出しに何を入れるか、未だ決まらず、結局タンスにモノは入りきらないまま。 
 快適な生活まで、あと少しあと少し。

12月13日(月)

 こないだ、懐具合も顧みず麻雀牌を買ってしまって。で、せっかく買ったのだから遊ばねば。ちょうど麻雀のやり方を知っている友人が遊びに来たので、こたつの天板をひっくり返して卓を作る。勝負しながら教えて貰うが、あまり覚えられない。とりあえず、牌を捨てて、その2回後に先の牌と同じのを捨ててしまったときは、片山まさゆきに敬意を表して「見て見てー。ほら、『とまと』」と言わなければならない、ということだけは覚えた。

12月12日(

 バイトちゃん(20歳)が、『完全自殺マニュアル』(太田出版/鶴見済)を知らなかった。そう、あの本を江口が最初に見たのは、高校生の時。前の申年のときぐらいでしょうか。バイトちゃん、そりゃあ知らないか。でもその当時としても、どのくらいの知名度のある本だったのか。今に例えるなら『世界の中心で愛をさけぶ』と『電車男』のどっちだ。
 最近の子どもは本を読まないと言われます。ちなみに、江口が参考にしたデータに因れば、小学生は『朝の読書』の時間のおかげで、かなり読書量があり、高校・大学生の方が逆に読んでいないと。ともあれ、活字離れが進んでいるのはゆゆしき事態である。
 しかし、これは最近の事態なのか? 自分たちの子どもの時はどうだったのか、と、友人と話す。
 江口‥‥市立図書館・学校図書館・移動図書館に通い詰める子ども。各館で、それぞれ貸し出し上限冊まで大量に借りて帰って読む。
 友人‥‥クラスアンケート「月に何冊本を買うか?」で、4択回答の4番目『3000円以上』の、更に倍額にしても追いつかなかった。
 結論として、我々の尺度でものを考えてはいけないというコトで。
 しかし、『我々』と一括りにしたが、江口は本を買っていない。 

12月11日(

 今日の職場での困った出来事。
 余所に漏れず、江口の職場でも、コミックスにはビニールカバーをかけており、これを外しての立ち読みはお断りしているわけで。にもかかわらず、『いちご100%』のカバーを外して読んでいたおっさん(30代後半〜40代前半ぐらい)がいたので、「中のご確認をされたいときは、係員まで声をかけてください」と言った。そしたら、それが気に入らなかったらしく。以下、わしとおっさんとの会話。
客「気分を害された。あまりわしの機嫌を損ねン方がええぞ。わしがその気になったら、こんな店ぐらい潰せるンや。ここの支配人を呼べ」
江口「責任者はわたしですが?(注※店長いなかった)」
客「おまえか。おまえ、うちの事務所に来い。わしは組のモンや」
江口「組とおっしゃいますと?」
客「組言うたら分かるやろ。組や、極道や」
江口「どちらの?」
客「それは、あ‥‥この辺や無くて、遠いところやけどな。神戸や」
江口「その、事務所に来いと言うのは、わたしに神戸まで来いと?」
客「いや、わしも大人やから、そこまで言わへんけどな。あまりわしを怒らさん方がエエっちゅうことや」
 もうちょっとイジったら、話はどこまで広がるのかなあ、やってみようかなあと思ったけど、わしもそんなにヒマじゃない。とりあえず、『いちご100%』は買ってったので堪えてやる。

12月10日(金)

 つかみの文章、ってのは大切だ。
 江口の取っている新聞は、朝日新聞。そしてここには毎週月曜日に、五木寛之がエッセイを載せている。こないだ、この新しい単行本が発売になった。『みみずくの日々好日』だったっけ、たしか。
 で、それを手にとって、適当にぱらぱら見ていたら。
 やっぱり、書き始めの一文が、いちばん力が入っているのが分かる。短いエッセイなんだから、まずこの一文で文章に対する興味をひかせようと言うのがよく分かる。分かる、というか、作家の本能でやっているんだろうな、きっと。純粋に、おもしろい。さすが、文章で飯をくっている人間は違うよな。
 しかし江口の、五木寛之に対する印象は、「頭を洗わないから黒いフケが出る人。しかもそれをごまかすために紺色のジャケットを愛用している人」。

12月9日(木)

 約束通り今日は『とんねるずのみなさんのおかげでした』見ました。想像以上に石橋貴明がこざっぱりしていました。それよりも、一昨日の『笑っていいとも』に続いてここでもドリームズ・カム・トゥルーがゲストだった。3年ぶりのCDを出すとか。セールスが大変。
 さて、年末は何かと物入りです。迎春準備だけじゃなく、コンタクトレンズも買わなくちゃ行けない、税金も払わなくてはいけない、忘年会とかの予定も詰まっている、ズロースも買わなくちゃ、と、いつも以上に節約を心がけなければ行けないのに。
 何やってんでしょうね、江口。
 麻雀牌購入ー。
 こないだから欲しかったんですよ。でも牌って高いの。6千円ぐらいするの。たんなる娯楽(しかもすぐ飽きるだろうし)にそんな大金は払いたくなく。でも麻雀やりたいしなぁと思っていた。で、もしかしたらリサイクルショップに売りに出されているんじゃないかなーと覗きに行ったら。
 あった。
 で、店の人の話に寄れば、売りに出ている時に来たのはタイミングが良かったと。なぜか、麻雀牌って店頭に出せばすぐに売れてしまうとな。まあこれも巡り合わせ。江口に二階堂姉妹の三女になれということらしいので、迷わず購入。2500円。
 よければ正月にでも江口家に集まって下さい。ルール知らないけど。

12月8日(水)

 年末は何かと物入りだ。財布がいくらあっても足りない。いや、果たしてそうだろうか? たとえば、コンタクトレンズとかって別に年末関係ない。買いに行かなきゃなぁ、この物入りの時になあ。
 江口は寒がりです。今日も、こたつから出られなくてなかなか風呂に入れず、結局遅くなったのでシャワーで済ませて、体がちっとも温まらず地獄を味わっておりますが。
 江口梨奈・29歳・独身乙女。
 ズロース穿くようになったら負けですか?
 いやね、上はいくらでも厚着が出来るのよ。シャツをいくらでも重ね着したりね。でも下が。下が寒い。江口の部屋着はボロいジーンズなんだけど、結果、それプラス靴下のみ。寒いわ。他に下半身に穿けるものといえば、ストッキング(タイツ)ぐらいだが、何か悲しくて、家に帰ってくつろいでいるときに、パンストなんて脚を締め付けるものを穿かなくちゃいけないんだ。
 ということで考えたのが、ズロォス。スパッツとか、タイツとかオシャレなものじゃなくて、ズロース。

12月7日(火)

 坂本ちゃんがテレビに出ていた。『ニョッキン7』という、香川のローカル番組の、しかも再放送。この人も『電波少年』で一時ブレイクしたけど、それっきりで、こうしてローカル番組で糊口をしのいでいるのかと憂えていたが。
 ある一つの可能性を思いついた。
 ローカル番組というのは、全国47都道府県どこにでもある。そしてその番組に出ている人間というのは、その地方ではかなりの知名度があるはずだ。
 ローカル番組専門タレント。各県のローカル番組に、全部出演していたりしたら。
 「ああ、この人も全国番組に出なくなったね」と言われながらも、知名度は全国区。どうでしょう、そんな生き方。
 そして話は全然違うのですが。とんねるずは今、何をしているのでしょう。
 いや、ゴールデン枠に長期バラエティ番組を持っているのは知ってる。スマップと組んで最新歌番組やっているのも、深夜枠で粋な番組を持っていることも知識として知っている。
 でも江口、気が付けばとんねるずを、ここ何ヶ月か、全く見ていない。ガレッジセールとかドランクドラゴンとかのほうが、よっぽど目にする。
 好き嫌いを含めても、テレビをしょっちゅう付けていれば、たいていの芸能人は目にするだろう。ある番組を見終わって、チャンネルを変えずにいたらそのまま次の番組が始まったとか、CMがかかったとか、機会はいくらでもあるはずだ。なのに。なのに江口はとんねるずを全く見ていない。『みなさんのおかげでした』の番宣すらも。
 なぜだろう。そんなに別世界の人になってしまったのか、とんねるず。今度の木曜日は、『どっちの料理ショー』は止めて、『した』を見ておこうか、一応。

12月6日(月)

 友人に、「玄関先に、何の魔除けを吊ってるんだ?」と聞かれました。柚餅子です。
 今日はデートに誘われました。歳くっている友人が出来ました。
 というわけで、本日の江口の出現場所は、香川県琴平町。金比羅さんです。石段で有名なこんぴらさんです。
 現在、金比羅さんは、125年ぶりだかに奥書院とか表書院が公開されているらしく、それを見に友人のご両親が観光にいらっしゃいました。で、江口もそれの相伴を。とはいえ、地元の観光地は地元の人間が一番立ち寄らないところ。まったくナビを出来ず、とりあえず後に付いて歩くだけを。まあしかし、江口にとっては近場とはいえ、全国的に名は知られているであろう金比羅さん。立派な観光地然とした作りで、ベタな土産物屋とか、籠かきとかいて、江口なりに堪能致しました。小さいときは、こんな、いかにもボッたくり精神マルダシの観光地って修学旅行とか含めて大嫌いだったんだけど、この歳になると遊び方を覚えてきたのか、あきらめの精神が育ってきたのか、こんなベタであればあるほど楽しい。
 今日は本殿までで飽きたらず、最上段まで行ってきました。江口の筋肉は大丈夫でしょうか。せめて明日、明日には筋肉痛よ、やってきてください。

12月5日(

 今日は柚餅子の江口梨奈。
 柚餅子です。何か知りません。こないだ買った『美味しんぼ』に載ってた。柚の中に、味噌やら餅粉やらあれこれ入れて、蒸し上げた後、干して食べるお菓子の一種。
 作りました。
 江口の持っている、『手作り食品大百科』に作り方が載っているし、前の休みに友人の実家に行ったらおみやげに柚貰ったし。いいタイミングが揃ったので。
 それはいいのだが。作り方を見れば、材料は、赤みそ・白みそ・みりん・くるみ。しかし、味噌がない。スーパーには味噌がない。ダシ入り合わせ味噌なんて要らない。普通の赤みそをくれよ。いや、確かにあるよ。あるけど、「本格赤みそ」とか言いやがって高いの。高くて、2sぐらい入ってるの。要らない。
 なので、江口家常備の合わせ味噌(ダシ無し)にご出陣いただく。さらに『美味しんぼ』を信用して、餅粉とはちみつを。初めて作るくせに、作り方にまったく従わず。味を見るも、はたしてこれが正しい柚餅子の味なのか。そして今は味が良くても、1ヶ月干した後の味はどうなるのか。来月をオタノシミニー。
 で、今夜は当然ゆず湯です。からだぽかぽか。
 もひとつ余談。29年の人生で初めて蕪を食べる。嫌いではないが、好きになるにはもう少し時間がかかりそうだ。

12月4日(

 忘年会ですのよ。
 高校の時の同級生を集めて、忘年会をしないかと思いまして。実はこの中の一人が、来年早々に結婚するのです。なので、独身を惜しむ会とか、のろけ話を聞こう会とか、適当な名目をいろいろひっさげて、忘年会でした。とりあえず4人そろったので、カドリールでも踊りましょう。

12月3日(金)

 ベルギーワッフル、美味ー。
 覚えていらっしゃるでしょうか、江口、だいぶまえにワッフルパンを買いました。たぶん9月ぐらいに。で、ワッフルを作ろう作ろうと思いながら、材料をぜんぶ買いそろえているにもかかわらず、なかなか面倒で行動に移れず(こんなんばっかり)、ホットケーキミックスで単なるワッフル型のホットケーキを焼いたりしてお茶を濁したりしていたのですが。
 今日、ようやっと思い立って作ってみました。
 ベルギーワッフル、美味ー。
 ああ、ベルギー人はいつもこんな美味しい思いをしているのか。江口もベルギー人に生まれたかったと思うほどに感激。
 そして同時に、ベルギーワッフルってやっぱりベルギー発祥なのかなあって考えてた。アメリカンコーヒーはアメリカ発祥なのか。ダッチコーヒーはオランダ発祥なのか。ウィンナーコーヒーはウィーン発祥なのか。たとえがコーヒーばっかりか。

12月2日(木)

 そうそう江口に愉快な話を求められても困るんだってば!
 すんません、日記のネタが何一つ思いつかないです。いや、そもそも『ネタ』を用意しようと言うのが間違っているのかも知れないが。だってこれは日記なんだから、今日一日に会ったことを書くべきでしょう。今日あったこと。11時起床が出来なくて、12時過ぎまで寝てた。ローソンで『焼きたて! ジャぱん クイニーアマン』買ってきた。パートの人が売り場の棚を勝手に触るので困るが、善意なので何も言えず。『ガラスの仮面』42巻が本当に発売になることをやっと知る。寒い。
 そうそう、ガラスの仮面(話の途中でアレだが、この文頭の『そうそう』と冒頭の『そうそう』は意味が違う。それだけ)。42巻が7年ぶりに発売になるんだよ。
 いや、以前から、2chのガラかめ板を覗いている友人から情報を聞いていたのだが、あの板では42巻発売の話は頻繁に出てくるガセネタで、全く信用していなかった。友人は「本当に出るみたいだ」と言っていたが、本屋勤めの江口の手元に、そんな情報が届いていなかった。毎月上旬頃に、翌月発売一覧表がくるのだが、それに情報が載ってないんだもん。なので、やっぱりガセと思っていたが。
 今日、白泉社から回ってきた、注文一覧表と、それに一緒に入っている情報誌を見る。
 発売になるじゃん! しかもあと2週間足らずで!
 大急ぎで店頭告知を出して、定期購読注文のお客さんのリストを作る。
 で、この定期購読のお客さん。うちの店で定期にしていること、覚えてるんだろうか。7年ぶりに連絡することになるからな、ケータイ番号とか変わってないだろうか。電話したところで「誰? 何の用?」って言われたらどうしよう。それが心配。
 日記が埋まった。

12月1日(水)

 テレビネタを少し。
 かつて、戦闘機のプロペラの枚数に言及したことから、かなり濃いオタクではないかと睨んでいるSMAPの稲垣吾郎。先日の深夜番組でも同じように熱く語り出し、もう決定的だと思っていたが。こないだの『SMAP×SMAP』では、ハガキ投稿の他愛ない質問「皆さんの好きな、女性のヘアスタイルは何ですか?」に対する回答に『夜会巻き(イブニングドレスに合わせたアップ。ヤドカリみたいな)』と答えていた。もう揺るぎようのない真実。そしてこんなのがアイドルとしてテレビの向こうにいることへの不安。
 今日の『笑っていいとも』。杉田かおるが40歳の誕生日だそうで、特別企画として、杉田にいつもと違う格好をさせようとしていた。3パターンぐらいあって、その3番目がゴスロリ。品川庄司がそれを終始「メイドさん」と言っていた。「柴田(理恵)さんが着たら、ベテランのメイドさんみたいになりますよ」とか。テレビ見ながら言いようのない苛立ちに、両の握り拳を床にたたきつけていた。嘘。
 同じく今日の『ザ・世界仰天ニュース』。医学の進歩がテーマで、すごい技術の手術を紹介していた。「このあと、衝撃映像が!」って、顔の整形手術シーンがあったんだけど、確かに衝撃であったが、ボカシ入り。でも、その後の、視力回復手術。モロだし。眼球の手術だから、グロいのなんの。本気で、これは放送事故じゃないのかと思った。というか、いまだに思っている。
 ニュースを見ていて。流行語大賞が決定。『チョー気持ちいい』。まあ、オリンピックがらみが来るとは思っていたが、工夫のない言葉が選ばれてしまった。もっとこう、一発で誰の言葉か分かるような、後々『○○さんの名言』として残るようなものがないか。チョーなんて、キムタクとかが普通に使ってるでしょうに。まあいいけど。で、とりあえずの候補語が、背景のパネルにずっと並んでいた、その中の一つ。『萌え』。って、これは今年の流行語なのか? まあ、昔からあった言葉が台頭してくるのはよくあること。じゃあ、今年のいったい何が、誰が、『萌え』を流行語にするほどに押し上げたのか? 功労者は誰だ。あと、アニマル浜口うるさい。

 

 


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