2005年6月1日(水)〜6月15日(水)までのごはん。

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6月15日(水)

 最終的に警察に行くってことで決着は付いたんだけどさ。
 江口ママンの所に、頻繁に架空請求のハガキが届いている。ママン、すっかり怯えてしまっている。でも本人も、これが架空請求であり無視するのが最前の対策法と知っている。江口も江口姉も、これがいかに偽物であるかを理論的に説明し続けた(「仮に未納金があれば、まずその業者から先に連絡が来る」「裁判所からの連絡が官製ハガキでくるはずがない」「そもそも、あんたがどこに借金を作っているか」等々)。にもかかわらず、なんだ、この怯え方は。架空請求の存在を知らない、実際に取り立てがあったなどの実害があったならまだしも、ただハガキが届いただけ、それも新聞・ニュースでなんども警告されているあからさまな架空請求。消費者センターにも相談した。四方八方周りの全ての人間から「詐欺だ、無視しろ」と言ってるのに。なぜ納得しない。
 夕べは夕べで、ケータイにアダルトサイトからメールが来たらしくて、そのメール本文を読んだことに怯えて真夜中に電話かけてきた。そんなのが積み重なったからなのか、もう警察に行かなきゃどうしようもないという事態になっていて。ここで警察に行ったところで、ハガキは止まらないのにね。ともかく、警察に行ってきました。警察の担当に兄ちゃんが優しくて格好良かったのでママンもようやく機嫌が直った。
 しかし何だろうな。情報の少なさによる不安感ならまだ分かるが、これだけ本人も情報をしっかり持っているのに、こんなに怯えるものなのか。いったい何処に不満があるのか、本気で謎だ。
 最後に。警察の兄ちゃんからのアドバイス。とにかく請求先に連絡をしないことと、新聞などによく目を通して最新の詐欺の手口に関する情報を知っておくことが重要。
 でもママンは、最近の新聞は若貴のことばかりでツマンナイから嫌いなんだって。

6月14日(火)

 久しぶりにバイクに乗ったら足攣った。
 江口宅には寒天が常備されています。江口はお菓子を作るのが大好きだからです。こないだもおいしい梅酒をもらったので梅酒寒天を作った。秋には芋羊羹つくる。今年の夏は水ようかんを作るつもり。
 それはいいのだが、ひとつ困ったことが。
 今年の夏は、寒天ダイエットが流行っている。おとといの『発掘! あるある大辞典』も寒天がテーマだった。肥満解消・血糖値低下・新陳代謝アップのいいことづくめであれやこれやらしい。ああそうですか、それはよかったですね。
 おかげでスーパーマーケットにはさまざまな寒天が並んでいる。糸寒天、粉寒天、棒寒天。
 買いづらいったらありゃしない。
 まるで江口がはやりに踊らされている人みたいでさ。しかも江口が体形を気にしないような人間ならいいが、「ああ、あの人寒天ダイエットする気ね」なんて見知らぬ人に思われるのかと思うととてもイヤだ。去年母の日に、ママンのためににがりを買おうとしたら、知り合いに見つかって生暖かい目で見られたことがある。その再臨。
 というわけで、寒天を切らしたのに買い足せません。どうしよう水ようかん。

6月13日(月)

 『魁! クロマティ高校』が好きでさ。でもDVD買うほどでもないじゃん、と思っていたけど。5巻の初回限定版・メカ沢バッグ入りに惹かれて買ってしまっていた江口。じゃあこれから買いそろえるにしても、やはりここは1巻初回限定版・マスクド竹之内のマスク入りを買うべきでしょう江口梨奈。などと数ヶ月思い悩んでおりました。また江口家の近所でDVD扱っているところがないから(って、自分の職場は本屋なんだけど)、なかなか買うに買えなくて。高松市のゲーム屋にこの限定版がいつまでの売れ残っているのは知っていたが、でも高松までいくこともないだろう、と悶々と過ごす毎日。
 それがやっと、今日になって高松へ行き、買うことが出来ました。
 で、さっそくマスクをかぶって喜ぶ
 やはりこれを買った人は、みんなかぶって遊ぶんだろうか。
 ちなみに、江口は景品を未使用で置いておくという感覚はない。全員プレゼントのテレホンカードだって、50度数みっちり使う。

6月12日(

 最近、ご近所フレンドのMくんがわしのマシンを触りに来るんだが、デスクトップにファイルを一時保存することがよくあって、それが残っている。一太郎ファイル名『がちゃぴん』。思わず笑ってしまったのでたいそう不愉快。消して帰れ。
 職場の休憩室改造計画を進めています。
 江口の職場の休憩室は、倉庫を兼ねているので狭い。以前は気にならなかったのだが、今年から自動販売機を設置するようになって、それの在庫が部屋の半分を占めるようになってから不愉快になった。せめて寝っ転がれるスペースは欲しい、と、ちまちま片づけを繰り返していたのですが。
 『寝っ転がれるスペースの確保』。なんて消極的な目標でしょう。
 江口なんだから。
 江口なんだから、夢はもっと大きく。『快適空間の創造』、これでいきましょう。
 先週から少しずつ改造を始めています。とりあえず、散乱していたものを片付けたらだいぶ広くなって、のびのび空間が確保できた。あとは何を持ち込めば快適になるか考え中。何にしよう。アイスコーヒーはもう置いた。

6月11日(

 最近、ご近所フレンドのMくんがわしのマシンを触りに来るんだが、江口のパソコンデスクの下に足を伸ばしたいがために、そこに置いてある貴重品入れの類をかなり奥へ押しやって、足のスペースを作っているのでたいそう不愉快。戻せ。
 今日はなし崩しに夏準備が完了してしまいました。
 朝起きる。なんだか急に「あ、やらなきゃ」って思って、家中の掃除を始める。ゴミが吹き込みっぱなしだったベランダの掃除をする。目の前の神社の楠は、すでに青々としているのに、いまだベランダには春の枯れ葉が残っていた。蜘蛛の巣がみっちりで、模様のように虫がひっついていた。全部掃除して、シーツを洗って干して、クイックルワイパーまでかける。暑かったのでエアコンの電源を入れる。電源を入れたら、隣の部屋まで冷気をいれなくてはいけない。間の襖を外す。夏準備完了。今日はそこまでする気は無かったのに。

6月10日(金)

 お風呂タオルあるじゃない。体洗うやつ。江口はナイロンタオルを愛用している。それも固いの。
 最近、売ってないのな。
 どうやら主流はソフトタイプらしい。一番安いのが、薄いナイロン。ソフトと言うより、生地自体が薄くて強度がないだけのようなもの。これよりちょっと値段ランクがあがると、今度はコットンタイプとか、ボディーソープ専用の空洞がいっぱいあるやつ。どちらにしても柔らかい。江口は、たわしのようにごっつい固いナイロンタオルが欲しいの。でもどうして売ってないの?
 これまで使っていたのは、引っ越しする2年前に買った。さすがにそろそろへたってきたので買い直した。せっかく買ったのが安物の柔らかで、2日で新しいのを買い直す。『スッキリ洗い上がり、コシのあるハードタイプ』ってのを選んで買ったのに、まだまだどうしてへにょへにょのやわやわ(なんだこの擬音は)。もっと! もっと固いの! もっと分厚いの! 江口の背中を削るほどに!

6月9日(木)

 思いっきりスキップを踏んでみたいんだけど。さすがに30歳にもなったらそうもいかない。でも思いっきり踏んでみたいなあと常々思っていましたが。今日のお昼。他の従業員がお昼休憩でいなくなり、店長も銀行へ行くと言っていなくなり、客もまったくなくなった。ああ、今がチャンス。今こそ、思いっきりスキップだ。ツーステップもツーステップターンも全部踏んじゃうぞーと張り切っていたら。ガラス壁の向こうの駐車場では、いまだ発進する気配のない店長の車が。早く出て行け。とか待っていたら、また客が来だした。結局、踏めずに今日も終わる。
 昔、どっかのカメラマンが写真集を出した。人間の誰もいない風景ばかりを集めた写真集。銀座のど真ん中とか。正月の早朝のような一瞬を狙って撮影するらしい。そんな時間帯とはいえ、まったく人がいないわけではない。タイミングを狙って狙って、そうしてやっと押せるシャッターなのだそうだ。
 今日の江口はそんな気分。

6月8日(水)

 牛肉の佃煮。牛肉を醤油とみりんで煮詰める。以上。こないだ作る。おいしくない。友人にも一応食べさせたら、おいしいよと返事をいただけた。でも江口にとってはおいしくない。なぜなら、江口ママンの作った方がもっとおいしいからだ。
 一人暮らしを始めてからまともな料理をやり始めた江口。2年以上、けっこうな回数をやっているのに、いまだママンの味に追いつけない。と、友人が「でも江口(仮名)はお母さんが作らない料理を作れるだろう」とフォローをしてくれた。でもたぶん、江口ママンが例えばイタリアンとか作ったら、江口よりおいしく作ると思う。恐るべし、親のそこぢから。
 友人と時々話題にする、お互いの親のこと。なんだかんだ言って二人とも親に頭が上がらない。学歴だけ言ったら勝ってるが、それ以外が全て負けている。若いときの江口は自分の学力の高さを理由に、親をかなり見下していたが、この繰り返し話題のおかげで江口も親の偉大さを再認識させられております。
 俗説で、『足の人差し指が親指よりも長かったら、親よりも出世する』というのがありますが。ママンはこの俗説に対して、「人間の足の指はみんなそうだろう。第一、子どもは親よりも出世しなくちゃいけないものだ」と言っていたが。ごめん。江口の指は短い。勝てそうにない。

6月7日(火)

 江口は接客業をしている。自分で言うのも何だが、愛想の良い店員で通っていると思う。というか、巷に氾濫している『接客マニュアル』というものは、愛想良く見せるために構成されており、それさえ守っていれば客に不快感は与えないと思う。例えばファストフードのような、マニュアルだけが特化した接客態度(「ようこそデニーズへ!」っても、誰も「ようこそ」なんて本気で思ってないよ、みたいな)であっても、それは『愛想良く見せるための努力』が存在しているので、少なくとも江口にとっては不快なものではない。
 マニュアルを守るのは簡単だと思っている江口。だからこそ、そのマニュアルすら守れない店員というのが心の底から大嫌いだ。「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」というのは接客の基本中の基本だし、ましてや客と店員という初対面の人間関係に対してぞんざいな応対をするというのは、社会構成員としてどうなのだオイ。
 さて。近所にディスカウントショップが出来ました。
 友人の話では、ここがものすごく店員の愛想が悪いそうだ。最近オープンしたばかりの新しい店なのに、雰囲気がとても悪いとのこと。さっき電話の向こうで友人が、その店のムカつきぐあいに対して熱弁を振るってくれたが。そこまで言われると逆に見に行きたくなるのが人情。しかし、江口は自分の性格をよく知っているので、そんな店に行ってはきっとものすごくムカついて帰ってくるに違いない。分かっているのに行きたい。怖い物見たさ。そして間違いなく後悔する。でも早く行かないと店自体が潰れそうだ。今が旬。

6月6日(月)

 友人が何を思ったか、いちご酒を作りまして。春先に漬けて約1ヶ月。そろそろ果実を取り出して、飲むには十分な程度にはなりまして(もちろん、長く漬けた方が美味しいが)。そして江口は江口で、こないだ避暑地へ行ったときに梅酒のお裾分けをいただきまして。
 二つの酒をもちより、試飲会となりました。
 結論として、どちらも甘く、美味い。難を付けるなら、いちご酒の方がまだ若くてアルコール臭が鼻につくことか。しかしそれも炭酸水で割ると気にならず、ぐいぐい行けちゃう。
 そのあまりの飲み口の良さに、これは女の子とかを酔わせるにはいいかも、と結論を出す。
 もしあなたが江口の友人で、「こんどうちで飲むけど、来る?」と声がかかったら、何か甘くておいしいジュースを勧められるかも知れません。騙されないように気をつけて下さい。

6月5日(

 サンプルでもらった高価な化粧水と乳液を使ったら、ものすごく脂分ぎっとりでたいそう不愉快。というか、サンプルってたいてい『しっとりタイプ』だが、世の中そんなに乾燥肌だらけなのか、本当に。
 昨日から忍者ツールズをとある数カ所に導入いたしております。とりあえず、アクセス解析だけを。いちおう、トップに張っているけど、ページごとのアクセスを見てみたくなったので、つい。これが楽しいなあ。いや、まったくカウントは増えないんだけど、まさにアクセスを解析できてたいへんに楽しい。つまり、情報量がたくさんある。江口が自前でセットしている、KentWebの簡単な解析もあるが、情報はたかがしれてる。それにひきかえ、やっぱりプロが作るものは違うなあ。あと、こんな複雑な解析を難なくやってしまう光回線はすごいなあ。
 で、新しいツールを引っ張ってきたので、『使用素材情報』のページを久しぶりに整理する。けっこうリンクが切れている。あと、バナーの表示が消えていたことが判明。直す気、あんまり無い。

6月4日(

 江口は箸を、先を上に向けて箸立てに立てる。江口の友人は先を下にして立てる。たぶんこの二人って、微妙なところでソリが合わないんだろうなと思う。
 江口の嫁が入院することになりました。
 江口の嫁と申しましても、ここに来られているほとんどの方はご存じと思いますが、我が愛機kawasakiZZRちゃん。わざわざここで注釈を着けると言うことは、ここしばらく嫁の話題を出していなかったからだ。話題にしてなかったということは、相手にしていなかったということだ。で、その嫁に。やっと今日は時間の余裕と気力が重なったので、3ヶ月ぶりぐらいに動かしましょうと思ったら。
 エンジンかかんないでやんの。
 3ヶ月ほったらかしだったからなあ。
 というわけで、急遽販売店に連絡して、直してもらうことに。バッテリーが上がっちゃってるので、とりあえず充電し直して。2千円ぐらいって言われた。最初は、バッテリーを交換して1万ぐらいと言われていたから、まあ安くあがったんだろう。
 いやいや。実は1万って言われたとき、そこまでしてこの嫁を修理すべきかと考えた。いっそのこと売っぱらってもいいんじゃないかと。でも修理することにした。次に修理する羽目になったら、その時は手放す。さあどうだか。
 おかげで今日は予定が狂い、夕方から時間がみっちり余ってしまった。ぬいぐるみを縫ったりお肌の手入れをしたり、優雅なんだかヤケクソなんだか分からないアフターファイブ。 

6月3日(金)

 世の中に要らないものが1つある。菜箸の頭のヒモ。なぜ結んでいるんだろう。世の中に要るものが1つある。そのヒモを切る気力。早く切れ、江口。
 さて。江口の職場(本屋)近況。コンピュータ書籍コーナーのイロを変えました。
 ゲームプログラミング関連書を充実させました。
 いやあ、濃いなあ。いや、一応コンピューターの専門書だから、装丁は不細工だし愛想がないし、隣に並んでいるWORD解説やらEXCEL練習帳やらと一見では区別がつかない。ところがギッチョン、同じ棚にCGテクニック解説書を並べたら。あーらこれはこれは。すっごく一本芯の通ったコーナーが出来上がりました。江口は喜んでますし、後悔もしています。あと、店長にまた事後報告です。こんな江口を野放しにしている店長はフトコロがデカいと思います。

6月2日(木)

 で、今日になってコロッケ作ってやんの。朝から大量のコロッケの仕込みにかかる。江口の欲求に従い、カレーコロッケにした。油はないが、たっぷりの油で揚げることを諦めれば大丈夫。ヤマモリのカレーコロッケは、朝ゴハン(うそ。昼)になり、晩のお弁当のおかずになり、職場のみんなのおやつになり、明日のおかずになった。冷凍しておいておこうかとも思ったが、冷凍したコロッケ(というかジャガイモ)は不味いので避けた。なので無くなるまで、一生懸命食べます。さあ次はエンドウ豆。何にしよう。

6月1日(水)

 昨日いただいたエンドウ豆の莢を剥く。1時間以上かかって剥く。ところどころで虫と遭遇して悲鳴を上げる。ザルに大量の豆。江口家最大の鍋で茹でる。どうしようなあ。
 そして大量にいただいたモノはまだありまして。ジャガイモがあるの。タマネギもあるの。で、今日、挽肉を買ってきて、コロッケを作ろうと計画中(なぜ実行に移さなかったかというと、揚げ油買ってくるの忘れた)。大量にコロッケを作り、おやつとして職場に持ち込むとか考えた。しかしおやつにコロッケってどうだろう。いや、江口の中では、コロッケは買い食いのイメージ=間食というのがある。もちろん、ディナーのメインディッシュでもある、というか、むしろそっち。学校帰りに肉屋に寄ってコロッケを買うなど、江口の30年の人生の中で一度たりともやったことない。なのに何故だろう、このイメージは。『美味しんぼ』のなかで買い食いするシーンが数回あったからか、それとも昔の職場(スーパーマーケット)で『おやつコロッケ』って2個入り¥100のコロッケを売っていたからか。

 


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