2005月11月1日(火)〜11月15日(火)までのごはん。
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11月15日(火)
白湯スープがありません。 冷蔵庫にミカンと調味料しか入っていないという、典型的独身男のご近所フレンドMくん。とはいえ、その調味料は味の素とハウスの全てを買い占めたかのような充実ぶり。そのMくんが、「白湯スープをベースにした鍋が美味しいよー」というので、今日の晩ごはんはそれにしようと。 白湯スープがありません。どこにも売っていません。 鶏ガラスープなんていいの。金華火腿スープなんていいの。貝柱スープなんていいの。白湯を我らに! スーパーマーケットを3軒くらいハシゴしたよ。結局どこにもなくて、金華火腿スープベースにすることに。これはこれで美味しかったからいいのだが、どうして白湯は売ってない。 誰も使わないからだと言われたらそれまでだ。だって江口だって使うことないし。
11月14日(月)
Q:『キスだけじゃイヤッ!(現:キスイヤッ!)』は、キス以外に何を求めているのですか? A:メッコールです。 今日の江口は高松に出没していました。宮脇書店(香川県の大きな書店)本店が改装中で中が全く変わっており、すぐ隣にあったゲームショップまで買い占めて仮営業していたのに驚きました。そのゲームショップは全く違う場所に移転してました。しばらく来ないうちに世間は変わります。 そしてついでだったので、カーネリアン原画展にも顔を出してきました。 江口の職場に、無料入場チケットを置いてくれと言われ、せっかくだからと貰って帰り、知人を誘って行ってみることに。無料だったしな。 まー。入場無料のイベント(しかも最終日)だったので、その密度はご想像頂けると思いますが。 薄暗い会場の中、ずっと正体不明の二人組が椅子に座ってしゃべくっていたのだけが印象に残りました。 あの二人は誰だったのだろうと討議した結果、カーネリアン本人だということに。二人なので、一人がカー。もう一人がネリアン。二人組。
11月13日(日)
金魚続報。金魚が自分より小さい体の金魚を追い回しているとき。それは色気づいている可能性もあるが、相手の目玉や内臓を食べようとしている可能性もあるらしい。恐ろしいな、おい。水曜日に実家に養子に出します。 さて江口。まあそんなに愉快なこともなく今日一日という日を終了しました。 一日を振り返ってみるに、新しいバイトにぷりぷり怒ってばっかりいました。どちらかといえば不愉快な一日でしたでしょう。 しかし、そうして不愉快不愉快と口にしていては幸運も逃げてしまう。ここはムリヤリにでも、今日の楽しかったことを思い出してみましょう。 職場の休憩室にホットカーペット導入。わーい。
11月12日(土)
毎日1時50分のメルマガ到着を心待ちにしている皆様には申し訳ない。「あら、えぐぴょんどうしたのかしら? 体調でも悪いのかしら?」とご心配されている方もいらっしゃいましょうが、大丈夫です、夜遊びしているだけです。でもちゃんと帰ってきますよ。金魚が心配だし。うちの金魚は深夜3時でも餌にがっつく。飼い主に似たか。 江口家の金魚。なんだかんだで2ヶ月ぐらい生きてるな(1匹は水槽から飛び出て死んだ)。体もでかくなりました。残った2匹は同種ということもあるのか、いつも仲良く戯れております。 戯れ。トン吉(名前)がチン平(名前)のケツをずっと追っかけてんだよな。 これはもしかして求愛行動なのか? いやん、じゃあ産卵期には卵を産む場所でも用意してやろうかな、と考えてた。 しかし良く見ると。もしかしてこれは縄張り争いをしているのか? 金魚の生態はよく分からないので何とも言えないが、どうも不穏な空気だ。 そして今日。チン平が逆襲していた。もちろんトン吉も負けるわけがないから反撃。でかい2匹にチェイスされると水面が波打ちます。 これはもう確実に縄張り争いだ。こんな狭い水槽に同時に入れたら、どっちかが死ぬ。 なので急遽、洗面器にチン平を隔離しました。 でもいつまでもこのままではいけない。江口だって洗面器がないと困る。なのでどこかに養子に出そう計画を始動。結果は後日報告。
11月11日(金)
『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』でついに、ギャランドゥの意味について言及していた。作詞をしたもんたよしのり本人曰く、あれは思いつきのデタラメ英語なので意味はない、と。そして同時に、巷で言われている男性の体毛説は誰が言い出したのかという話になっていた。歴史が闇に消えてしまわないうちに江口はここに記す。あれを最初に言い出したのは松本人志。『ガキの使いやあらへんで!』の中のハガキトーク『ギャランドゥの意味は?』に松っちゃんが「『ヘソから下の毛』です」と回答した。これが最初。そして世間に広めたのはタモリ。ダウンタウンとて分別ある大人、今更「アレを最初に言い出したのは俺や」なんてことは言わないだろう。だから代わりに江口が言う。余談だが、セックスを『エッチ』と最初に言ったのは明石家さんま、とさんま本人が言っている。どうなんでしょうそこんトコロ。 江口家。本格的に冬になりました。 こたつとストーブ、同時に解禁。 ちなみに去年は11月1日にこたつを出している。約10日の遅れ。地球温暖化の影響か。今頃になってベランダの朝顔が咲いたりしているしさ。
11月10日(木)
教えベタな人とは、教える人に一度に説明しようとする人だ。今は覚えなくてもいい余計なことまで教えて混乱を招く。まあいいけど。 何でか分からないが、急にホット・バタード・ラムが飲んでみたくなった。 過去に飲んだことなど一度もないし、ラムが好きなわけでもない。でもなんだかその名前の響きが妙に美味しそうで、気になっていたのですが。 今日、思い立って飲むことに。で、何を思ったか牛乳を買う江口。 違うじゃん。牛乳入れたらホット・バタード・ラム・カウじゃん。なに勘違いしたかなあ。 というわけで、ラムカウの方を飲んでます。結論として、江口はあんまり酒好きじゃないことの再認識。 ちなみにラムを買う予算が無くて、製菓用ダークラムを使ったのはここだけのひみつ。
11月9日(水)
いつもなら水曜日は実家に帰って買い物の手伝いをするのだが、今日はそれがない。なので今晩は7時に仕事を終え、のんびり材料の買い出しをしていっぱい料理して、先延ばしにしていた仕事を片付けようとランラン気分でいたのだが。 夕方6時半頃になって、ママンから職場に電話。 ママン、仕事帰り自転車ですっ転び、おニューの自転車を壊す(言い忘れていたが、盗難自転車こないだ見つかった)。その近くの店に自転車を預かって貰い歩いて帰ったら、家の鍵を無くして入れない。タスケテー。 何やってんだかなこの人は。 そう言う事情ならすぐに帰ってやりたいが、なにせもう一人のバイトは7時にならないと来ない。今いるバイトを一人にするわけにもいかない。ここはもう、ママンに我慢して貰う。7時まで待て、と。 で、急いで帰って鍵を開けて、ついでだからと毎週の買い物を結局して帰ったのだが。 なんかもう今の江口は平静じゃありません。 ママンのドジで呼び出される事態に怒ったり、ママンの怪我を心配する前に鈍くささに怒る自分に嫌悪したり。 しかし突き詰めていくと怒りの原因は、晩ごはんに鯖のおろし煮を作ろうと楽しみにしていた、それを台無しにされたことだったのだと気付いてしまったり。 自分を落ち着かせるために日曜日から食べたかった卵かけゴハンを食べました。美味しかったです。
11月8日(火)
双葉社から出版案内が届く。宛名シールの余白に『ペンネームをご利用のお客様もいらっしゃいます』とあった。どういう顧客管理なんだろうか。 店に新しいアルバイトが入って1週間が経過。とはいえ、実際勤務に入ったのは2.3日だが。 まあアルバイト。アルバイトなんだから、勤務条件さえあえばそれでいいんだろう。一生の仕事にするワケじゃなし、単純に時給だけでやろうと思っても、そりゃいいよ。でも指導する側から一言言わせて頂くとするならば。せめて取扱商品に多少の興味を持ってやってきてくれ。 過去に何人もアルバイトを育ててきたが。一番苦労するのが、文庫本と新書本の区別をつけさせること。あんなの本のサイズじゃん。しかも数ミリの微妙な違いじゃなくて、明らかな形の違いがあるじゃん。なんで分からないか。わしらはもちろん、説明されるまでもなく判断が付くし、それが普通と思っている。サイズ以上の区別方法を提示しろと言われても困るばかりだ。それとも江口自身が常々言うように、自分の常識が世間の常識と思ってはいけないのか。世間では、文庫と新書の違いはカレイとヒラメぐらいの違いでしかないのか。例えがわかりにくいか。 ともあれ、アルバイトというものは普段のわしらの考えでは及びも付かないすっとんきょうな間違いをする。そうか、おまえらはこういう判断をするのか、と逆に愉快だ。人の考えは千差万別。 ところで江口は、こおゆう新人指導は最初に全部教え込むタイプ。最初なんだから、些細な見落としがあったりする、それを一つ一つ見つけては全部指摘していく。どこからどうみても口うるさいお局。イヤな役回りだ。
11月7日(月)
判決。被告、ラム焼肉の刑に処す。 初ラムです。最近ではスーパーでも普通にラム肉が出回るようになりました。まあ食べる機会なんてそうそうないだろうと思っていたのだが、今日、どういうわけか食べるようになりました。 友人がこないだ自宅で、焼肉をする際にラム肉を使ったら、これが案外おいしかったと。なので今晩の江口家のゴハンが焼肉なら、ぜひラム肉を混ぜてごらん、というわけで今夜はラム焼肉。ついでに豚トロ。牛肉はほんの少し。安上がりです。 感想なんですが。初めて食べる味に感動。これまでの人生に於いて口にしたことのある獣肉とはまた違う肉の味。そうか、獣によって味はこんなに異なるんだ。すっげぇ美味しいーってわけではなかったが。牛肉と比べたら、ごめん、牛肉の方が美味しかった。 美味しいものが生き残る。これ真理。
11月6日(日)
江口はナンシー関を心の師と仰いでいる。彼女はテレビ東京の大食い選手権が大好きであった。先月から、久しぶりに大食いをやっていた。以前は予選、今日は本選。師匠追悼のためにも大食いを見ることにしました。 時代って言うのは悲しいね。番組の最初にアナウンスが。「医師の監督下で行っております、また、選手にはよく噛んで食べるよう指導しております。大食いは健康だからできること。そして食べ物への感謝も忘れずに」。バカが真似なんかするから、こんな余計な説明しなきゃいけなくなったんだな。CMなんか見ていても「これは演出です」「真似をしないで下さい」のスーパーだらけ。こないだ見たCMでは、女性がサッカーのゴールを担いで走っている、その脇に「真似をしないで下さい」。出来るもんならやってみろ。 大食いだが。今期はこぎれいな男ばかりが残ってしまった。TVチャンピオンでしていた頃は、暑苦しい脂肪デブが見苦しく食べて、結構早い段階であっさり負ける様を見せられていたのだが。テレビ写りの良い若い連中ばっかり。食べ方も綺麗。みんなわんぱく盛りでモリモリ食べているようだった。以前まであった「こいつらバケモノだ」「ああ、あんなに食い散らかして」「勿体ない」と感じるだろう部分が希釈されてしまっている。番組を見ていた江口が純粋に感じた感想は「卵かけごはんおいしそう」だったもんな。 師匠。師匠は今の大食いを見てどう思われるでしょうか。
11月5日(土)
今日は11月5日。まちがっても9月23日じゃないです。なんで今頃おはぎ作るか。 9月頃から言っておりました、おはぎ製造計画。結局そのころはゴタゴタしていて作る暇が無かったのだが、とりあえずあんこだけ作って冷凍庫にしまっていた。 昨日になって、ふと「あ、そろそろ作ろう」と思って作ることに決めた。 で、今日の朝に餅米準備して、あんこ解凍して、仕事から帰ったと同時に製造開始、おはぎ伝道師となって実家他へ回ってきた。 萩の花が咲く頃がおはぎ。牡丹の花が咲く頃がぼたもち。 11月の花はなんだ。菊か。じゃあ菊餅でいいや。 しかしまあ。和菓子(というか生菓子)は花を象るし、季節の違うものは作らない。江口はこんな風流が好き。
11月4日(金)
実は新しいバイト、二人雇われたのだが。もう一人の女子大生が今日、勤務日でもないのに来た。初日で覚えきれなかったことを自主学習にきたらしい。メモを片手に職場をうろうろ。かわいいなあ、もう。ササクレまみれの江口のハートが一気に癒されました。 さて。今日の江口のあたらしい発見。 江口、17年前に教師に騙されていたことが判明。 中学校の家庭科の時間にさ。習ったのよ、先生に。『ゼラチンと寒天の違い』。 ゼラチンは動物の骨などを原料とし、凝固点は低く、再加熱で再び液体になる。寒天は海藻を原料とし、凝固点は高く、一度固まると溶けない。 溶けるじゃん。嘘つき。 江口、この話を今の今まで信じていたの。寒天は一度固めると溶けない。だから『ミスター味っ子』の中で、分厚いカキアゲの中にタレを寒天で固めたのを混ぜると、揚げたときにタレが溶けて中に味が入る、というネタを否定し続けていた。 昨日作ったトマト寒天。チーズもあるので、一昨日餃子作った時の残り皮で包んで、油で揚げてみようかなーと挑戦。 トマト寒天溶ける溶ける。水分で皮が破れ、中身が溢れて油がみるみる真っ赤に。肝心のものは食べられたものじゃないし、油も使い物になりゃしねぇ。 白川先生、責任とって下さい。
11月3日(木) 文化の日
新しいバイトはやっぱり手ぶらだった。 さて。今日の江口のあたらしい発見。 江口、トマトジュースが飲める。 何度もここでいっているが、江口は偏食だ。野菜類がほとんど食べられない。でも成長と共にいくつか克服している。そんななかでトマト。 ケチャップ→トマトソース→ブルスケッタ→フルーツトマト、と順を追ってクリアしつつある。そして今日になって、トマトジュースに挑んでみたのですが。 あら、飲めるじゃん。いつも飲んでる野菜ジュースと変わらないじゃん。ああ、これなら大丈夫。ついに江口はここまで成長したか。次は生トマトか。大丈夫かな、特にあの内側のドロドロ。 で。江口がなんで今日トマトジュースに関わったかというと。 寒天で固めてみたんですよ。ごめんね。こんな流行に流されやすい子で。だってトマト寒天とチーズのサンドウィッチが美味しそうで食べてみたかったんだもん。美味しかったよ。
11月2日(水)
もしあなたが、近々就職なり新しいアルバイトなりすることになっていたら。なにはともあれ、筆記用具ぐらいは持って行け。手ぶらで行くんじゃないよ。 江口の友人で家庭教師を生業にしているひとがいる。私立校もない田舎なので、「一流校を目指して個人指導を」ではなく「勉強が出来ないからせめて」という子が対象。 話を聞くと、これがもう揃いも揃ってボンクラ。ボンクラがどうして勉強できないかというと、勉強したことを覚えきれていないからだ。どうして覚えきれないか。耳だけで覚えようとするからだ。なんの根拠があって自分の記憶力をそんなに過信しているか。 まあしかし。差別といわれようと、江口は学歴をみるね。「学校の勉強が将来何の役に立つの?」というが、じゃあ学校の勉強もまともに出来なかったやつが社会で何をする気だ。もしかしたら中卒で進学せずにそのまま事業を興してなんだかんだ〜と言っている人もいよう、でもきっとその人は高校受験以上の努力をどこかでしているはずだ。少なくとも、知識ゼロで出来るほど起業は甘くない。 フリーターのバイト先の代名詞のように使われていたコンビニ。しかし最近ではコンビニも生き残りのために優秀なスタッフを揃えようとしている。いっておくが、事業主はいくら人手が無くてもボンクラは雇わないよ。 ともあれ、優秀な人材がほしいと思うことでございますよ。超エリートじゃなくていい、普通の人でいいんですよ。まともに義務教育を受けてそれなりの知識を身につけた人で。 明日から職場に新しいバイトが入ります。今から胃が痛いです。
11月1日(火)
いつかやるとは思ってたんだよな。江口家外階段踏み外し。いやさ、江口、アパートの2階に住んでるんだけど、ここの外階段、暗いと足下が全く見えない。電気付けても明かりが届かなくて。で、コンクリの、幅が狭くて高い台座が1段あって、そこから階段が始まるんだけど、このコンクリ台座が暗いと見づらいの。階段が終わったつもりで足を踏み出したらまだあった、しかも幅が違うもんで踏み外し。まあ江口は若さゆえの敏捷さで耐えたんだけどね。 友人にお茶に誘われる。どっか外でお茶しない? と。おお、いい喫茶店かケーキ屋でも見つけたのかと思ったら。スコーン焼いたので、天気も良いし紅茶を持って公園でピクニックでもしないかという意味だった。優雅だな、おい。 宇多津町方面まで行く予定があったので、臨海公園をポイントに選ぶ。ここは海を一望できる位置にベンチが4つ並んでいて、そこが絶好のピクニックポイントなのであるが。 行ったらすでにカップルがいた。そして一人で仕事をさぼっているらしき兄ちゃんも。 彼らと間を開けて座り、スコーン食み食みしていたら。 そのカップルが去り、新しいカップルが入れ替わりで座っていた。なんだここは。時間制で入れ替わりか。ベンチ順番待ちか。そりゃ一人お兄ちゃんもいなくなるって。 |