2005月12月16日(金)〜12月31日(土)までのごはん。

今月のごはんを読む  メニューページへ

12月31日(

 今日で江口の職場も仕事納めです。
 せっかくなので今日は、レジで「ありがとうございました」の後に「よいお年を」とつけるようにした。年に1度のことだしな、せっかくだから。
 そしたらさ、お客さんがはにかむことはにかむこと。
 更にせっかくなので、どうやったらもっとはにかむのか、研究してみた。
 一応、お客さんのタイプによって言い方を変えてみる。テレビガイド誌や手帳、パズル誌を買う明らかに正月準備のお客さん。最近発売の月刊誌を買う、普段ととくに変化のないお客さん。定期購読をしている常連のお客さん。数パターン用意する。特にレジ前に行列が出来て、前のヒトに言ったのを聞かれたときなんかは、同じ言い方をしないように気をつけつつ。
 勤務後半になればなるほど、はにかみ率アップ。かなりの高確率ではにかませることに成功。
 それではよいお年を。

12月30日(金)

 バタバタとしていた正月準備も、公私共々無事一段落付きました。意外と職場での作業が忙しかった。去年はこんなことなかったと思うのだが。要領が悪くなったか。
 それでは、この数日の、とある項目を振り返ってみましょう。
 それは使用した砂糖の量。ぜんぶ計量スプーン・カップで計ったので、容積で数えます。
 まず黒豆。500cc。煮〆。45cc。伊達巻き。45cc。八幡巻き。中のゴボウ・45cc、照り焼き・30cc。正月菓子。45cc+アルファ(あんこの含有量)。合計。710cc。グラムに直すと約430g。みるみる調味料入れの砂糖がなくなっていくと思ったら。それで、この上みりんも大量に投入されていたりする。ブドウ糖たっぷり。ヒトのからだがどんどん形成されていきます。
 ちなみに、砂糖というのは、煮詰めると粘度を増していきます。鍋のこびりつきがもうタマラナイ。
 念のために言っておくが、江口がこれらを全部一人で食べるわけではない。念のため。

12月29日(木)

 そうそう思い出した。いつも年末って、1階ファミリーがいなくなるんだ。だから真夜中に掃除機掛け放題。そうやって夜に大掃除していたなそういえば。ベランダと台所と金魚鉢終了。あとはもう、明日の午前中にガスコンロと、間に合えば換気扇洗えば完了。今年も何とかなった。なんていうか、最後に帳尻あわせをしているような感じがしなくもない。
 江口が配った黒豆、おかげで好評をいただきました。「甘さ控えめで美味しい」と言われました。そうか、あんなに砂糖を入れてまだ『甘さ控えめ』と評されるのか。世に出回っている黒豆とは、いったいどんなものなのか。実は江口、今まで黒豆食べたこと無い。偏食だからな。
 で、その好評黒豆。「どうやって作ったのか」と聞かれる。答える江口。「いや、レシピ通りに。あとはストーブにかけっぱなしで」。
 するとまあ、ストーブの評価あがるあがる。
 どうやら近頃は、皆様ファンヒーターやらエアコンやらをお使いのようで。江口は今の家に引っ越して暖房器具を買うときから、「上で煮炊きする」ことを前提に、灯油ストーブを使うことを決めていた。そして今まで、おでんやらカレーやら煮〆やらを炊きまくってきた。黒豆は、とろ火で炊くのがコツ。それもストーブに任せれば思いのまま。
 黒豆あげた人たち、口々に「ストーブいいなあ」を連呼。
 いいですよ、ストーブは。ホントに。
 話は変わるが。今もストーブに鍋が乗っている。煮〆を炊いているところ。で、毎度のことなのだが、なんで江口は一人暮らしなのに鍋にいっぱいの煮物をつくるか。どうする気だ。

12月28日(水)

 岡山の友人・M連からクリスマスプレゼントが届く。またしても大量のドラえもん。きみにもあなたにもありがとうありがとう。ものすごくハートにズギュゥーンなのですが、阪神タイガースドラえもんだけは殺意を覚えます。
 さて。
 洋菓子よりも和菓子の方がヘルシー、なんてことをいいますが。大嘘ですよ。なんでしょうな、この砂糖の量は。
 こなしを作っておりました。こなし、って名前ね。材料はあんこ。
 あんこってね、砂糖がはいってるんですよ。豆を煮て砂糖をぶちこんで煮詰めたものですよ。
 それをなんでまた砂糖まぶして練るんですか?
 細工をする際に手水を付けるんですが、それが水じゃなくて蜜なんですよ。あっちもこっちも砂糖砂糖。先日の黒豆といい、この数日で江口家の砂糖が大量に消費されてしまいました。ああ恐ろしい。
 そんな恐ろしいものなのに、抹茶ととても合うのはどうしてでしょう。魔物ですな。

12月27日(火)

 『えぐちず 2』が引っ越しをしました。えぐちずを始めてから、これまでのすてきページではありえないほど大量の画像を投入したもので、みるみるTikiTikiから貰っている容量10MBを食いつぶしてしまいまして。なので、えぐちずだけ忍者ツールズのレンタルサーバへ移動。独立コンテンツと称しております。ちなみに忍者は200MB。広告が表示されるが、バナーじゃないからステキ。えー。サイト内リンクの確認はひととおりしたと思うのですが、見落としがあったらゴメンナサイ。以上、報告終わり。
 正月準備、着々と進行中。昨日の日記であんなふうに書いたものだから、もう掃除を諦めたのだと思われてしまったようですが、一応進んでいます。今日は実家の買い出しに付き合わされた。悔しいので100均店でしめ縄買ってきて玄関に飾った。テレビの上に鏡餅置いてみた。黒豆無事完成。
 ふと思い出したことですが。
 江口の小さい頃の正月準備のひとつに、『お正月に食べるお菓子を買う』というのがあった。
 何のことはない、普段じゃ買わないような徳用パックのクッキーアソートなんかを買ってきて、それを家族みんなで分けておく、というものだ。たいていこの時期には、『りぼん』の付録にジュエルボックスやらの箱状のものがついているので、そこに正月用のおやつをため込むわけだ。この習慣、江口がかなり大きくなるまで続いた。『りぼん』を買わなくなっても、適当な箱を見つけてはおやつを詰め込む。3が日はそれを大事に食べる。
 で、こんなに大きくなった江口だが、未だそれをしたくてたまらない。しかし徳用パックで買うことなどなく、そもそも菓子を食う習慣そのものが無くなってしまい、やりたくてもやれない状態に。
 今日、実家に帰ったら、ちゃぶ台の上に100均カゴがあって、そこにアソートクッキーぶちこまれていた。ママンにとっては意味のない日常の一コマなのだろうが、実はすごく羨ましかったのはココだけの話。 

12月26日(月)

 世の中には、たとえ真実であっても口にしてはいけないことがあります。掃除をしなくても正月は来ます。ああ言っちゃった。
 今日と明日の2連休で、江口も正月準備を始めました。
 江口の正月準備とは、主に大掃除。洗車とオイル交換(あー! カレンダー貰ってくるの忘れた!!)。TVガイドのチェック。ビデオテープの用意。
 しかし最近の特別番組は2時間以上している。江口は標準録画派なのに。160分テープってあんまり売って無くて割り引きもしてないのに。
 などと憂えながら特番の用意をするが。
 歳と共に、チェックすべき番組が確実に減ってきている。面白い番組が減ったのではなく、あきらかに江口のテレビに対する興味が失せている。録画してまでみたいものって、無い。以前は深夜にやってる映画など欠かさず見ていたが、心底どうでもよくなっている。TVガイドのチェックも途中でイヤになって止めた。
 小さい頃、テレビばかり見る江口を親はよく注意しており、なんで親はテレビを見ないのだろうと不思議に思っていたが。そうか、大人になるとテレビばっかりに構ってられなくなるんだな。
 古畑任三郎は録る。 

12月25日(

 我が姪の元にも、無事サンタクロースが来てくれたそうです。そしてプレゼントについていた保証書を見て、姪が一言。「サンタさんもトイザらスで買うんだね」。買うでー。
 ふと思い立って、過去日記を読み返す。
 以前に、どっかの占いサイトで遊んでいたときのことが書いてあった。その占いによると、江口の人生のピークは93歳。運命の人との出会いは2005年に訪れるとな。
 今年は2005年だ。もうすぐ終わる。
 今年の江口に、どこか出会いはあったでしょうか? 今年から始めたコトってなにかあったでしょうか?
 茫漠と毎日を過ごしております。何一つ変化がありません。平和です。いいことです。
 あと、昔の江口は金谷ヒデユキが好きだったという記録もあった。すっかり忘れていた。いまや顔も思い出せない。思い出そうとしたらU-turnの土田がでてくる。違う違う。 

12月24日(

 雑誌というものは、翌月数を号数にしている。例えばいまなら1月号が出回っているもの。それが数年前に規定がイロイロ変わって、20日ごろから再来月数を冠することが可能に。もう2月号が出回ってやがる。そして表紙は振り袖姿で「あけましておめでとう」。違和感が。で、思い出したのだが、たしか去年だったか、講談社アフタヌーンとメディアワークス電撃大王の協力企画で、お互いの表紙を『ラブロマ』と『よつばと!』の繋ぎ絵にしたことがあった。12月25日発売の2月号で、サンタクロースの格好で。1月になってもサンタクロース表紙の雑誌が2種類も。更に違和感が。
 世間的には今日はクリスマス。
 でも江口の中では正月準備計画を始動。黒豆を炊こうとしているのだが、あいかわらずこういう料理のなんて砂糖が多いことか。2.5カップって。500グラムぐらいあった。0.5キロか。いろいろ換算してみると怖いなあ。
 まあしかし。やはり目出度いものだから甘いのか。砂糖は貴重品だからな。と思ったが、きっと保存の意味もある。砂糖が大量に入ったモノって日持ちがする。ジャムとかね。でも砂糖に限らず、大量の塩とか大量の酢でも入ると日持ちがする。なんでもいいのかもしれない。

12月23日() 天皇誕生日

 今日は小ネタをいくつか。
 職場にて。中学生男子ぐらいの集団。B6判コミックスが¥514だったことに驚愕していた。「何でこんなに高いのか?」「カラーページがあるのか?」などと大騒ぎ。おまえらは新書判¥410しか知らないんだな。
 クリスマスなのでケーキを焼いて職場に投入する。ケーキっても、焼きっぱなしバターケーキ。その準備に夕べは夜中の3時ぐらいに台所立っていた。なにやってんだか。
 ものすごい今更なことを聞くのですが。「ひのえうま」って何ですか? 人口グラフ、一カ所だけ出生数がものすごく少ないところの、ひのえうま。あれ何よ。
 納豆だいすきえぐぴょん。いろんなメーカーのを試して、一番お気に入りなのは近所のスーパーで3パック¥78の。安上がりな自分が嬉しくあり悲しくあり。
 今日はここまで。

12月22日(木)

 江口は電化製品と相性が悪い。
 過去にいくつか電化製品を購入したが、それらはことごとく修理に出される。先代のパソコンもそうだった。スキャナもそうだった。ビデオデッキもどうもアヤシい。車に積んであるMDプレーヤーも壊れている。電化製品じゃないが、車もキーが回らないトラブルがあったな、そういえば。ほとんどが保証期間内での故障ということで、わしの懐は痛んでいないのだが、それにしても愉快な現象ではない。
 江口の職場。先日、コピー機を導入しました。ファックス、プリンタの複合機ね。
 入れたとたん、調子が悪い。まともに動いていない。搬入日から今日まで、毎日のようにメーカーの人が朝から晩まで貼り付きっぱなし。
 店長は困ったふうに頭を抱えているが、ごめん、江口のせいかも。
 実は店に入れてる防犯ゲートの一部、これも調子が悪くて修理に出すも原因分からず、最後には撤去された。
 やっぱりこれも江口のせいでしょうか。 

12月21日(水)

 江口がよかれと思ってしたことは裏目にでる。いや、些細な事なんですが。例えばどこかへ行くのに2つのルートがあって、選んだ方がたいてい遠回りだったり。2つの店があって、選んだ方がたいていハズレだったり。占いでたいてい大凶だったり。本当にそんな小さなしょうもないことではあるが、どういうわけか続く。まあ、人間、印象的なことほど記憶に残りやすいから、たぶんこれと同じぐらいかそれ以上に、選択が正しくていい目にあったことも多いはずなのだろうが。
 こないだクリスマスプレゼントに、茶碗をもらいました。飯椀じゃなくて、茶碗ね。
 秋頃から、和菓子欲求の高まった江口。和菓子の本を買い、小豆あんに手を出し、作ったり作らなかったり。で、和菓子にはやはり抹茶でしょう。抹茶飲みたいなあ、でも茶碗がないなあと憂えていた。
 なにせ茶碗、そのへんのスーパーやホームセンターには売っていない。たまにせともの市なんてのが開催されるが、運良く出会えるものでもなく。やはりちゃんとしたお茶屋さんに行かなきゃなあと思っていた。そんなところにクリスマスプレゼント。さんきゅーさー。
 ちなみに絵柄はアヤメ。お茶屋さん曰く、「これからの季節にちょうどいい絵柄」とな。そうか、道具は四季によって使い分けが必要なのか。しかし、西洋のイベントに和の贈答品をもちだした時点で、我々が四季を語ってはいけない気がする。

12月20日(火)

 昨日はそんなふうに酒とにんにく料理のオンパレードだったので、今日一日たいへん。ブレスケアありがとう。でも効いているのか本当に。
 と、江口の中ではもうクリスマスが終わってしまったので、気分はもう大晦日。いまから黒豆を煮る段取りを立てねば、と大忙しです。
 ところで、この黒豆なのですが。
 みなさまも、おせち料理ぐらい目にしたことがおありでしょう。黒豆。いったい重箱の中の、どれだけの割合を占めているモノですか? 箱を9分割したとして、その1画。ほんのちょっぴり。だからって、さあ炊きましょうというときに、ほんのちょっぴりだけ炊くわけにはいかず。鍋一杯の黒豆になるのか。どうしようか、おい。
 なのでみんなに配る、ということも実は考えています。お歳暮に黒豆。なぜか空き瓶は大量にある。いろんなことを企む。それが江口。

12月19日(月)

 メリークリスマスー。
 今日は江口家でクリスマスパーティーです。なんでこんなに早いんですか? だってまともな社会人がクリスマスだからってほいほい休めるかっての。なのでクリスマス前の休みにすませちゃいます。今日が江口のクリスマス。今日が江口の聖誕祭。いや、べつに江口が生まれたわけではないのだが。
 そして今日の江口は気合いが入ってますよ。
 ローストチキン焼きましたがな。
 骨付き腿肉じゃなくてよ。まるごとの1羽ですよ。鶏の丸焼きですよ。2.2キロ! オーブン入らへんがな。
 この辺の詳細は、近々ご報告するとして、ともあれ今日はメリークリスマス。
 浮かれてます。

12月18日(

 年賀状を作っている。実は愛用の筆ぐるめ、去年のデータをとばしてしまった。住所録いちから作り直し。もしかして年賀状が届かないひとが出るかもしれない。スマヌ。
 ふと思い出した遠い昔のこと。
 江口は中学時代、家庭科部に入っていた。主に手芸をしている。こう言うと、お裁縫の得意なお嬢様というイメージをもたれてもおかしくないだろう。
 しかしみなさまご存じですか?
 はとめカンというものがあります。身近なモノで言うと、ベルトの穴を塞いでいる金具。
 アレを付けるには、ハンマーが必要なのだ。お裁縫の得意なお嬢様、ハンマー片手にコンクリートの土台の上でどんがらどんがらいたしますのよ。今でこそ、くるみ割り器のようなワンタッチで装着できる道具もあるが、昔はそんなのなかった。場合によっては手芸用品店のおっちゃんに頼んで付けて貰ったりしていた。江口は自分で付けていたが、それも土間に下りて、だ。あまりに叩きすぎるもんだから、コンクリートのタタキの一部を割ってしまったこともある。
 こうやって昔は訳の分からない手芸用品をいっぱい持っていた。そして今、記憶の片隅に『コキカン』という単語が現れた。これ、どんなパーツだったのかが思い出せない。カンって言ってるから、金具の一種だと思うのだが。何に使った、コキカン。

12月17日(

 江口も人並みにサンタクロースを信じているわけで。お願いサンタさん。よいこの江口にプレゼントちょうだい。お風呂用の櫛が欲しいです。丸いの。変な機能の付いてないシンプルなの。
 覚えてますでしょうか、先日カラーボックスを入手できた話を。
 なので今日は、さっそく本棚の入れ替えを致しました。
 これまで使っていた本棚、新書判が2列入るサイズのところに棚幅を変えて文庫判・A5判1列ずつ入れるようにしていた。ここからA5判ものを全部カラーボックスに移し替え、棚板を元に戻す。なのでこれで、新書判を入れるスペースがまるまる一つ空いたって事だ。ああ、これで本を買い足せる。いままでスペースが無くて我慢していた『巨人の星 愛蔵版』の続きが買える。ようやくようやく。
 ところで、どういうわけか江口の本棚には他人の本が1列ほど埋まっています。本当は返したいのに、元の持ち主が受け取ってくれません。そんな彼は本を買うときにスペースのことなぞ気にかけたこと無いそうです。江口は知っています、彼の家には本棚の空きスペースを待っている本達がいることを。一度をそこを離れたこの『炎の転校生』達、一度譲った席に座り直そうと思ってはいけないのか。

12月16日(金)

 江口梨奈、30歳。
 「歳を取って味覚が変わった」という事態はいつになったら訪れるのでしょうか。未だ獣肉をおいしくいただく。今、全身で鮪を欲している。深夜の美味しんぼは凶器。
 最近控えなきゃいけないなあと思うこと。
 コミック雑誌の創刊号を押さえるのを止めよう。
 江口、職場(本屋)では男性向けコミック担当。なのでどうしても、新創刊誌というのは気になる。
 でも、ここで落ち着いてもう一度考えてみよう。
 江口は"コミックス担当"であり、"雑誌担当"ではないのよ。
 新創刊コミック誌。そこから単行本が出るのはまだ先のこと。新創刊誌なんて、まだどれが人気連載になっていくのか全く不明。そんな時点の雑誌を押さえたって。
 先日押さえた、講談社の『少年シリウス』が、今月からコミックス刊行スタートです。創刊号表紙&巻頭カラーだった作品も1巻がでますが、ぜんぜん人気タイトルの気配ではなく。
 というわけで、すこし反省しつつ、たぶん直らないだろうと予測しつつ。

 

 


江口梨奈のすてきページ

江口梨奈のすてきページ