2006年8月1日(火)〜8月15日(火)までのごはん。

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8月15日(火)

 厄年も迎えたいい大人なんだからさ、ゴキブリ1匹でたぐらいで足がすくんで動けなくなるって事態は止めようよ。しかし、足はすくんでも上半身はまだ動く。胃を痛めるほど息を呑み、筋を違えるほど肩を強張らせたが、右手は素早く前方の食器用洗剤のボトルを掴む。「きゃあ、いやぁ〜ん」を言うよりも先に「逃がすな! 殺せ!!」と脊髄が命令した。なんて人間は凶暴に出来ているんだろう。
 話は変わって、今日のホットな話題。
 朝起きてテレビを付けると、ちょうど首相インタビューの中継中だった。ので、そのまましばらく見る。
 久方ぶりに任期を全うした(勝手に終えたことにしているが、まさかあと1月もないって時期に辞めたりはしないだろ)首相が出たことに、なんとなく日本に対する安堵感を抱いております。同時に、もう終わっちゃうのが残念です。政治って、結果を出すのに4年じゃあ短すぎるだろうと思った。なんだかんだで支持率の高いままここまで来た純ちゃん(知り合いかよ)。そして江口が『支持している側』だったことを、今日はじめて自覚しました。こんな際々になって。

8月14日(月)

 芸能界では『おにいちゃん』という呼称で呼ばれる人が多数存在する。若乃花だったり、中川家の剛だったり。あと、うちのママン限定ならば鳥羽一郎。北野大や藤井フミヤも同じ業界に弟を持つ『兄』であるが、『おにいちゃん』とは呼ばれていない。人は他所の兄を気に掛けて『おにいちゃん』と呼ぶとき、自分を彼のおかあちゃんの位置に持ってきていて、おにいちゃんの言動を心配している。哀川翔や嶋大輔が呼ばれる『アニキ』になると、それは自分を弟の位置に持ってきていて、兄貴を見上げているのだが。まだまだアンヨがおぼつかない息子を心配する気持。それが『おにいちゃん』。剛を「おにいちゃーん」と呼ぶその時だけ、浜田雅功の目は優しい。
 あと、やっと思い出したが、今日がメルマガ発行1周年記念。去年の8月は何をしていたかというと、肉まんを蒸してはみんなに配っていた。
 こんな江口をこれからもヨロシク。

8月13日(

 久しぶりに、本当に数ヶ月ぶりぐらいに湯船に湯を張ってお風呂に入ったら、湯上がりの現在、汗が止まらない。血行促進。
 こないだ、うれしげ(方言※調子に乗る、の意)に100円ショップで『ロックアイスを作れる製氷器』を購入。なんか、面白そうだったので。最近暑さでアイスコーヒーに頼ることが多くなり、大きな氷が作れるならいいや、と思ったのも理由のひとつ。さっそく作って、アイスコーヒー製造のために利用する。
 ここで正しい冷コ(死語)の作り方。沸騰した湯で濃いめに抽出したコーヒーを、氷をぎちぎちに詰めたグラスに注ぐ。水では十分に抽出出来ないし、時間を掛けて冷やすと香りが飛ぶ。なので急速に冷やすこの方法。ただし元のコーヒーは熱湯なので、みるみる氷が溶ける。
 そこでこのロックアイスの出番。冷蔵庫に初めから付いている製氷皿の小さい氷ならみるみる溶けてしまうが、このロックアイスなら。
 なんてことはなかった。
 みるみる溶けた。
 熱湯の熱量を甘く見てはいけない。

8月12日(

 小市ひかりちゃんから、「背景の朝顔がなんかヘンだ」と、修正した壁紙をいただきました。ので入れ替え。
 今日は小ネタ。
 江口は若甦(じゃっこう)というドリンク剤を信者かと言うほどに愛飲している。数年前に、このドリンクを讃える歌というのを自分で作ってしまい、飲むたびに歌っている。今日も歌いながら飲んだ。もちろん家では一人だ。
 関東地方の天気予報を見る。「明日は必ず、折りたたみ傘をお持ち下さい」って言われていた。折りたたみ傘指定か。普通の傘では許されないのか。と友人に言ったら、「都会は紳士のように、傘をステッキに見立ててスマートに歩くことが許されないほどの雑踏なのだ」と返された。
 ついでに香川・岡山の天気予報。「香川県、明日はだいたい晴れるでしょう」「岡山県も明日はだいたい晴れるでしょう」。天気予報って、だいたいでいいんだ。
 ハンゲームのパチスロ(無料部屋)に入り浸っている江口。メダルを集めたところで何にもならないのに、なんでやっているんだろうと思う。
 今日はここまで。

8月11日(金)

 今の時期は、夜になるとベランダ側のサッシ戸に、いろんなものがぶつかってきて困る。けっこうな音がするんだよ、あれ。で、次の日になるとベランダでセミが死んでる。寿命なのか追突死なのか。聞いた話ではこないだ、職場の出入り口ドアに、スズメがぶつかってきたらしい。それも2羽が立て続けに。そのまま気絶したのか、動かず。店長が気付けにとホースで水をぶっかけたそうだ。その後どうなったかは不明。
 その店長が入院してしまいました。ありゃ。
 おそらく春からこっち、新店をオープンさせたり何だりで忙しかったツケが回ってきたのだろう、というのが周囲の見方。最近めっきり新店の方に行ってないな、経営が落ち着いてきたのかな、と思っていた矢先だ。いい歳なんだから、無理はしないでいただきたい。
 しかし、店長が倒れたとして、今回は大事じゃなかったから良かったが、もし1ヶ月ぐらいいなくなったらどうしよう、ということを考えてみた。
 明らかに、店の営業が止まります。
 江口達従業員が出来るのは、せいぜい商品の出し入れだけ。それに伴う伝票の整理や、商品代金の支払い、従業員の給与計算とその振り込み手続き、果ては外に置いてある自動販売機の補充すら、わしらは何も出来ない。店長一人がどれだけ仕事を抱えているか、改めて思い知らされる。
 抱え過ぎじゃ。 

8月10日(木)

 バイトちゃんと『眼鏡男萌え』話で盛り上がる。バイトちゃん、「同じ趣味の人がこんな近くに!」って言っていたが、たぶんあなたの想像している以上だからね。
 さて。現在、江口家に『ジョジョの奇妙な冒険』(集英社)があります。ちょっとだけだけど。
 言わずとしれた大人気コミック、ジョジョ。昭和50−60年代に少年だった今の大人達なら誰でも知っているでしょう。江口は知りませんでした。少女だったからな。目にしたことはあったが、なんか絵が気持ち悪かったので読む気にはなれなかった。
 なんでそんな江口が、20年近く経過した今になって読んでいるかというと、周りの男友達が、ちょっと油断するとジョジョ語を使用するのがキッカケ。
 幼き頃の刷り込みが今も褪せずに残っているのだろう。「君が泣くまで殴るのを止めない」って言われながら殴られることもしょっちゅうだ。
 その友人の小学生時代なぞは、クラスじゅうの男子が「貧弱、貧弱ゥ!」と絶叫していたという。男子ってバカだ。
 きっと江口も覚えていないが、自分のクラスメイトも同じことをしていたのだろうなあ。そして「男子ってバカ」と、そのときも思っていたのだろう。
 少年時代を顧みるために友人が単行本を買い直している、それを借りたのでココにあります。いやはや、愉快ですなあ。8巻まで読み終えました。先は長い。

 私信。ジョジョ立ちポーズ集会をもう一度見たいだろう貴方に。ココ。 

8月9日(水)

 江口は眼鏡男が好きだが、その眼鏡にも好みがあることが分かった。フレームは細い方がいい。ぶっといフレームは、「ほらほら、ここにメガネがいるよー。かっこいい? ねえ、かっこいい?」と自己主張をしているようでムカつく。ちょうど、メイド喫茶のメイド服が、これでもかとフリルがぶりぶりしているのと通じる図々しさと言っていいだろう。地上デジタル放送を「地デジ」って自分で言ってるのと同じぐらい殴りたくなる。その眼鏡男性の顔を見たときに、「眼鏡を掛けている人」と、印象の主体が人間様側に来るのではなく「あ、メガネ」ってメガネの造形しか残らない、そんなしょぼい男に眼鏡かける資格なし。いかん、日記の本題に入る前の軽い前フリのつもりだったのに、なにを力説しているんだか。ともあれ、アスペクト『彼のメガネ』をちらりと読んでしまって、一日中眼鏡のことばかり考えていた。ちなみにココで『眼鏡』と『メガネ』は意志を持って使い分けている。そして江口が好きなのは眼鏡。だから力説するなって。
 話のついでに。竹書房『メイド喫茶制服コレクション』も一緒に並んでいたのでついでに見る。素人の手作りコスプレ衣装ではなく、きちんとした制服用素材としての布地を用い、工場機械で縫製のなされた製品であろうに、アニメ的嘘八百デザインのも、シンプルな地味臭いデザインのも、何もかもが地に足がついてない感じ(婉曲表現)なのは何故だろう。いや寧ろ、堅実な素材と縫製だからこそ違和感があるのか。てらてらサテン地を使った方がしっくりくるかもしれない、と思ったが、それはアダルトショップのランジェリーコーナーで売ってるヤツになるな。困った。嘘。別に何一つ困ってないから。

8月8日(火)

 一人暮らしをしていると、同じものばっかり食べている気がする。野菜はじゃがいもばっかり(日持ちするからな)。肉は鶏肉ばっかり(安いからな)。魚はアジばっかり(さばきたいからな)。健康のためには1日30種類の食品、などというが、江口が30種類食べるには30日ぐらいかかりそうだ。
 というわけで、今日は目先を変えて、普段では絶対に食べない、というかこれまでの人生で食べたことすらないかもしれないものに手を出してみる。
 高野豆腐。
 給食なんかがあったから、食べたことがないと言い切るのは乱暴であるが、食べた記憶が無いのは確か。江口家の食卓に上ったこともない。
 半分に切って、中に切り込み入れて、肉ダネを詰めて煮る。地味な和食はたいへんに落ち着く。美味し。残った高野豆腐も、乾物だからまだしばらくは置いておける。ありがたい。
 と、ここまで書いて気が付いたのであるが。一人暮らしを初めて江口、乾物・缶詰を大量に消費している。高野豆腐、ワカメ、麩、寒天、切り干し大根、干し椎茸、etc。理由はすべて、日持ちするから。
 そして実家には、乾物はほとんど置いていなかった。4人家族の食事を毎日作っていた江口ママンにとっては、食材はその日に使い切るもの、日持ちなんて考えは必要なかったのだろうなあ。
 使い切ってはいなかったけどね。

8月7日(月)

 あいたー。気が付いたら暑中見舞いを出すタイミングを逃している。確か明日が立秋だったっけ? この暑いのに秋だと思いたくないが、それが暦というものだから。
 今日の江口の衝動買い。
 バランスボール買っちゃいましたー。
 いえ、別にシェイプアップ効果を期待しているわけではありません。なんかあのぶにょぶにょが面白そうだったので。何となく覗いたスポーツ用品店で¥890だったので、3日遊べば元は取れると判断。購入。そして遊ぶ。
 でっかいゴム鞠と一緒なので、上に乗っては弾み、下に潜っては弾みして楽しい。
 しかし最大の問題が。
 安普請の団地で遊ぶと家が揺れる。
 購入1日目にして、読書中の背もたれ代わりに。らくちん。

8月6日(

 今日は小ネタ。
 りんごジュースが開栓より数日経過。このまま飲むのはためらわれる。そしてふと思う。煮詰めたらジャムにならないかなあと。砂糖とレモン汁足して煮てみた。無理だった。
 店長が、本屋ではないもう一つの店を持っており、そこの店のサイトを作ろうかという話になっている。頼まれてもないのにレンタルサーバを捜したりするわし。念のために言っておくが、江口とあっちの店は全くの無関係なので、口出し手出しする気は皆無。面白がってるだけ。
 まんが甲子園って、コミック作品を描くのかと今の今まで思ってた。フツーに運命を背負った勇者やら萌えっ子やら出てくるのかと思ってた。えらい誤解だ。
 で、まんが甲子園審査委員長・やなせたかし。氏は四国新聞で不審者情報を提供していたり、山内一豊関連みやげものグッズのキャラを描いていたりするので、江口の中ではそんな人。
 企業のコミックタイプ広告のキャラクターで有名なものと言えば、古くはがくぶんの『日ペンの美子ちゃん』、今ではとらのあなの『とらのあなの美虎ちゃん』あたりだろうが、そろそろいいものセレクションの『ボコたん』も名前を連ねても許されるのではないだろうか。
 今日はここまで。
 

8月5日(

 昨日、鰻を食べまして。で、ちょっと残して今日のお弁当のおかずに、う巻きを作ってみようかと。
 正直、う巻きってどうよ? とは思うんですがね。だって、卵焼きの真ん中に鰻。御大層な御馳走でもないだろう。でもまあ、卵も残ってることだし、ということで試してみた。
 うまー。
 いやさ、甘く見てたね。美味しいね、う巻き。お弁当のおかずにしたものは冷めていたが、出来たての端っこを食べてみると、天にも昇る心地。しかし、これが美味しいのは、蒲焼きのタレが卵に混ざって味が濃くなったからというだけかもしれない。イシイのミートボールを芯にしても同じ味になるかもしれない。そして美味しいと感じるかもしれない。ま、機会があったら試します。
 しかし江口がう巻きに感動したとき、同時に思ったのが「イールパイ(『美味しんぼ』のなかで京極さんが作った和洋中混淆の一品)を試したい」というものだった。試すのかなあ、江口。美味しいかもー。
 ついで話。山椒が無かったので、ミル付き瓶に入っている実山椒を買った。ああ、挽きたて山椒の感動。

8月4日(金)

 今日も丑の日。今晩のゴハンは鰻にしようと考える。最近の江口。梅干しを土用干ししている最中。帰ったら取り込まなくちゃなあと考える。頭の中で食べ合わせが発生したー思った。くだらない話ですな。
 昨日の話の続きですが、ラヴクラフト全集、違うお客さんがまた買っていった。昨日買ったのは30代半ばぐらいの男性(4冊まとめ買い)。今日買ったのは高校生ぐらいの男子(1冊のみ)。
 売れるな。
 江口の判断基準として、「2人から反応があったら売れる」がある。以前、秋田書店の『京四郎』が同時期に2人から問い合わせがあり、思い切って揃えてみたらガンガン売れたことがあった。それにしても未だこの現象は謎である。とうの昔に単行本は完結し、出版社販売ランクもノーマーク(かなり低い)だ。テレビか何かで紹介でもされたかと思ったが、そうでもない。ウケる絵柄でもストーリーでもない、なのに売れた。なんでだ、本当に。
 今日になって店長による、コーナー視察が行われた(今まで見たこと無かったのかというツッコミはさておき)。あまりの混沌ぶりに反応に困っていた。そうだろうな。

8月3日(木)

 職場(本屋)で江口の一人称が『江口(仮名)さん』であることに気が付いた。自分で自分を『梨奈(仮名)ちゃん』と呼んでいるのと変わらんな。
 さて、以前からお伝えしておりました、『職場に於いて江口の担当棚を好き勝手に変える』計画の第2弾、クトゥルフ神話コーナー作りでありますが。本日、注文していた書籍が全て揃い、本格始動を致しました。
 ラヴクラフト全集を並べる。その2時間後に売れる。
 うわー。
 というわけで、さっそくの反響に大喜びをしている江口と、この計画の発案者(友人)であります。ま、数字で見たらいっぱい売れたが、買ったお客さんはたった一人なんですけどね。
 しかしこういう売れ方は、本当に判断に迷う。コアなお客さんがたまたま一人いただけなのか、本当に売れ筋でこれからいっぱい仕入れても大丈夫なのか、と。長い時間置いていたら、立ち読みした形跡からいろいろ判断するんだが。
 そして早速売れてしまって棚が開いてしまい、仕方なく『機神咆吼デモンベイン』のコミックアンソロジーを代わりに置いた。売れ残っていたからな、ちょうどいいや。

8月2日(水)

 ひょっとしたら江口は水木しげるが好きなのかもしれない。
 毎度の事ながら、ハンゲームばっかりやっています。7月末からのキャンペーン『プチハンゲーム(ミニゲーム)をすると、ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターが出てくるよ!』。ゲームクリアで数種類のキャラクターが出てきて、その集めた数と種類によってアバターや豪華賞品が当たる、というもの。必死で集めまくるわし。まだ数種類しか集まらない。鬼太郎ばっかりが出てくる。
 毎日の貴重な時間を潰してまで、本当に欲しいか、鬼太郎キャラクターが?
 欲しいな。
 これもずっと前から言っている話であるが、球体ジグソーパズルが欲しくて、一番心惹かれる図案は水木しげる妖怪図鑑だったりする。
 ひょっとしたら江口は水木しげるが好きなのかもしれない。

8月1日(火)

 今日は記念日。何の記念日かはひみつ。
 話は全く違うのですが、江口の小さいとき、近所にパン屋さんがありました。田舎の、総菜パンを置いてあるちっちゃい店です。はっきりいって美味しいものではない。でも大好きだった。その安っすい味が、合成肉が、脂肪分の酸化したマーガリンが、江口はたまらなく大好きでした。
 その店は友人宅のすぐそばに場所を変え、未だ営業しています。ラインナップは20年以上前から変わっていません。
 ああ、その友人ちにはしょっちゅう遊びに行くのだから、これから店を利用する機会も多いだろうと期待が高まる。しかし田舎ゆえ閉店時間の早いこの店、なかなかタイミングが合わず、買いに行けない。食べたいのに。食べたくて仕方がないのに食べられず。フラストレーションも限界、でもどうやっても解消できない。
 昨日はその友人ちに泊まってました。なので今日の朝ゴハンはここのパンに決定。反論不可。
 ようやっと気持が落ち着きました。これでなんとかこれからも頑張って行けそうです。


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