2007年5月16日(水)〜5月31日(木)までのごはん。
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5月31日(木)
実家(団地)の壁に、ツバメが巣を作ろうとしている。何度か作っては、失敗したのか(もしくは人の手によって落とされているのか)、壁にいくつもチャレンジの跡がある。今日、用事があって深夜に実家に帰ったら。作りかけの巣の上でツバメが丸くなってた。なんて無防備な。 巣、というのはもちろん、動物が拠点とするところである。子を産んだり、敵から身を潜めたり。 そして今日になって気が付いたことがある。 そんなふうに、巣を巣として活用している動物の姿をこんなにハッキリ見えるのはツバメぐらいのもんだ、と。 スズメの巣は軒下とか、雨樋の隙間とか、そんなふうに奥まった隠れたところにあってハッキリとは分からない。ハトの巣はどこだ。カラスの巣はどこだ。動物である以上、必ず持っているはずなのに、動物の巣を見たことがない。 それに引き替え、ツバメのなんと無防備なことよ。壁にムキダシ。そりゃ人間の暮らしていないところに生息出来ないってもんでしょうよ。
5月30日(水)
ふとん圧縮袋を開発した人は、なんて素晴らしいものを作った人なのだろう。 本格的に衣替えをしました。布団も夏布団になりました。「梅雨時になったら、ちょっと冷えるから、どうしようかなー」と悩んだりもしていましたが、たぶん寒けりゃ寒いでどうとでもするだろう、ということで冬布団は全てしまいました。ありがと圧縮袋。みるみるぺったんこ。 そして圧縮袋を見るたび、いつも思う。 アイロンで口を接着していた時代はどこへいったのか。 袋幅めいっぱいの長さのクリップで留めていた時代はどこへいったのか。 特許というか実用新案というか、なんかよくわからないけどその辺のものは、たとえばA氏が一番最初になにかを作って特許をとったとしても、そのアイデアを元にして次のB氏が改良品を作り上げたら、それらは別物扱いとなるそうで、今度はA氏が再びB氏のアイデアを元に改良して新たな特許を取って‥‥と、いかにして自分のアイデアが最終的な市場のてっぺんになるかの登り合いだそうな(って事を耳にした、ってだけなので、違ってたらごめん)。2重チャックタイプになった現在の圧縮袋、いったいどんな戦いが圧縮袋界にはあったのか。それをいつも考えてしまう。
5月29日(火)
住所録の整理をしていたら。ふと名前の欄をみたら、あるページの女友達の名前が6人いた6人が『○○子』ばっかりだった。おお、たまたまこのページだけの話ではあるが、わしら(昭和50年前後生まれ)ではまだまだ『子』が主流だったのだなあ。と思いながら男友達の名前を見たら。3人いた3人が『○○すけ』だった。何だろうこの一致。 江口梨奈は本名ではない。いまどき『一般的名字+名前』のハンドルネームを付ける人は少数派だからなのか、ときどき本名かと尋ねられる。んで、本名は別にあって、名前の一文字に『由』がある。それがこないだ結婚して、名字の一文字に『田』が付くようになった。 しまった、江口、『由』と『田』の字をハッキリと書き分け出来ていない! 特に『由』、明らかに縦棒が短い。それ、『田』でしょう、どう見ても。 いや、これまで何度か新フルネームを書いていてうすうす気付いてはいたのですが。今日、お世辞にも『由』とは読めない字を書いてしまってちょっと自己嫌悪。 こんなに字、雑だったっけ。
5月28日(月)
いやあ。カタバミの根って、ダイコンみたいなんだね。 寒い間は外に出るのがおっくうで、庭の花壇は放ったらかしにしていた。寒さゆえ、そんな、草が生えたりしないしさ。しかし5月ともなれば生命があふれんばかりに萌え出る季節。生えるね。わさわさ生えるね、雑草が。緑色のカーペットですよ。ふかふかですよ。 というわけで休日の今日になって、ちょっと本格的に雑草の処理をすることにしましたが。 なんでしょう、この根っこ。 そういえば小さい頃からカタバミを『摘み』はしたが、『抜き』はしなかった。思い返せば人生に於いて、カタバミなるものの根を見るのは初めてだ。何だろうこの凶悪な生物。半透明のぶっといモノを見て、ミミズか、そんな動物かと思った。本気で。んで、改めてよくよく見たら、その半透明なダイコンの上にトゲトゲのハリネズミみたいな球体が居座っている。表面の、ハート型の葉っぱとピンクの可愛らしい花に似つかわしくない禍々しさよ。 結論としては、こんなに根を張るまで雑草をほったらかしにしておくな、ということでした。
5月27日(日)
こないだ結婚した江口。職場では旧姓で通すつもりでいたのだが、パートのおばちゃんの一人が「せっかく結婚したのに、新しい名字にしなさいよ」と勧めてき、それに他のおばちゃん達も同調したので新姓にすることにした。が、2ヶ月経った現在、最初に言い出したおばちゃんだけが未だ江口を旧姓で呼ぶ。どうしたものか。 テレビでスポーツニュースをしていたら、サッカーの試合結果の内容になったのでそのまま見る。しかし、サッカー選手とはどうして平気であんなに高く飛ぶのか。あっちこっち走り回るのか。脳天でボールを受け止めようなんて考えるのか。で、思いがけず胸がきゅぅうんとなったのが、サッカーボールを片手で掴む選手達。実は江口、小学校の頃から「バスケットボールを片手で掴む」男子のしぐさにメロメロであった。スポーツニュースで思いがけずトキメいてしまった。日常のどこにトラップが仕込まれているか分からない。余談であるが、夫に、片手で掴めるかと聞いたら出来ないとの返事。しょんぼりだ。
5月26日(土)
出版社って、いつ行っても作家や漫画家が入れ替わり立ち替わり出入りしてんだろうなーって考えてたら、「たぶんテレビ局行ったら、いつ行っても芸能人いるだろうしな」って合いの手が返ってきた。じゃあたぶん警備会社にはいつ行っても警備員がいるんだろう。家に帰ったらいつでもお母さんがいるんだろう。ちょっと良さそうな話に持って行ってみた。 ところで江口家では、家に帰るといつもお父さんがいた。毎日じゃないが。 江口父(故人)はタクシーの運転手をしていた。で、運転手と名の付く職業ならどれも同じだろう、勤務シフトがかなり変則的だった。4日に1日休みで、間3日は6時間ごとぐらいに出勤時間が毎日変わる。なので江口は逆に、公務員のような決まった時間で出勤するというスタイルの方が現実感が無い。そして実際、江口は定時に働く仕事に就いたことはない。今もそう。今までの仕事もそう。江口にとってはこれが普通。たまに仕事の話になると「大変でしょう」と言われたりするが、夜勤がある=遅寝が出来る、こちらのほうが何倍もありがたい状態。 で、何が言いたいのかというと。夜更かしですよ、と。夜更かしが普通ですよ、と。江口父が生きてたころは、深夜2時に帰ってくるそれまでには寝てないと怒られるからと布団に入っていたのだが。いなくなってからタガはずれまくり。しかしいい歳の娘が「お父さんに怒られるから」と布団に入っていた、それはそれでどうだ。
5月25日(金)
忘れないうちに言っておくが、というか今から言っておかないと忘れそうだから言っておくが、明日26日はすてきページ開設8周年記念。何かイベントをと考えて、「そうだ、すてきハンコ(昔作った、シャチハタ印。持て余している)のプレゼントでもしよう」と思いついたが、応募ゼロになるだろう悲しさが容易に想像出来たので止めます。あとは、同じくプレゼント企画だが、例のぷりパブ製作の、ごはん7年分の総集編本を景品にしようという案もあった。これは3千円以上するという予算面で断念。というわけで今年は何もしません。訂正。今年も何もしませんーー。 んで、全然話は違うんだが、いまここの文章を書いている途中で、我がマシンのDeleteキーの位置が分からなくなって焦った。30秒ぐらい捜した。ほんと。いや、たぶん理由は、最近職場でよく使っているマシンのキーボードのクセが付いたから、だと思う。若干、配列が違うのね。いかに自分の『慣れ』という状況が、根拠の不確かなものの上に成り立っているのかということを改めて思い知らされるね。
5月24日(木)
エッシャーの球体パズルを組み立てました。ジグソーパズルの組み立て方の基本は、まず特徴的な絵柄の部分から組み立てる。で、仕方ないと言えば仕方ないが、幾何学模様とだまし絵だらけのこの絵柄の中で、一番分かりやすい部分はエッシャーの顔。一番最初に出来上がったのはひげ面のオヤジ。約2時間で終わりました。そして持て余してます。 ところでこの球体パズル。実は裏面に、ガイド番号と称して全ピースに番号がふってある。そして一部分(ガイド番号の頭5ピースと最後5ピース)はすでに組み立て済みで箱に入ってある。なんだよこの親切設計。なんだよパズル業界はここまで過保護になってしまったのか。まったくもう、これだからゆとり世代はよ! ととりあえず怒ってみた。いやほんと。ジグソーパズルなんて、四苦八苦して組み立てるのを楽しむもんなんだよ。ただ番号順に並べていくなんて、そりゃどこの工場の作業だっての。んで、番号があるもんだから、ついつい組み立て途中であってるかどうか確認するために裏返してしまう。やだやだ、楽に流されていく自分ってのも。
5月23日(水)
来たよ来たよ江口の本領が発揮されたよ。 3月に買った新車がさっそくぶち壊れたよーー!!! 新しい物を買ったら結構な確率で初期不良を掴まされるというイヤな星の元に生まれた江口梨奈。車を買うときもそれに怯えて、頭金の支払いに行くときは友人を連れて行き、彼の手から金を渡させる、という厄落としまでしたというのに。江口の力はそれほどまでに大きかったのか。いっそ何か政治的陰謀に使えたりしないか。あんまり意味分からずに言ってるけど。 まあ、壊れたと言っても、エアコンが効かない、ということなので、すぐさま我が運転者の命に関わるものではない。明日直させます、明日中には。
5月22日(火)
今日の予定。墓参りと、再び親戚集まっての宴会。『フラガール』のDVD観て帰ってきました。実は江口、ああいう「みんなで努力して成功させる」作品に弱いです。ちょっと涙腺ゆるんでたのはここだけの話。さっき帰ってきました。 んで、日記は書き足すよと言っていたけど、めんどくさくなったのでこのまま。その時の気力も書き残してこそ日記。
5月21日(月)
今日の予定。 足摺岬ーーー。 そして金剛福寺ーーー。 はい、行って参りました遍路道。高知県制覇と、愛媛県入り。詳しくは『えぐちず2』にて。まだ萩編終わってないけど。
5月20日(日)
今日から2泊3日で宇和島に行きます。目的は、結婚して初の夫里帰りと、ご近所回り。夜は親戚集まっての宴会。そしてバタンキュー。
5月19日(土)
なにやったっけ、この日。
5月18日(金)
うちの店の作りは出入り口が一つで、その脇にレジがある。一番奥、レジから一番遠いところに事務机が置いてあって、江口はたいていここに座って仕事をしている。時々、お客さんに「会計お願いします」と、レジじゃないここで品物を渡されるときがある、まあそれはいい、「おそれいります、お会計はあちらのレジでお願いします」とでも言えば済むのだし。で、たいていのお客さんは勘違いだったと分かってくれるんだが。一度だけ言われて困ったことが。「じゃあおたくはここで何をしているんだ」。仕事やっちゅーねん。
5月17日(木)
いやー。ついに買っちゃった。球体ジグソーパズル。 だいぶ前から欲しい欲しいと外聞無く騒いでいたのでご存じのお方も多いでしょうが、江口はずっと球体ジグソーが欲しかった。しかし、好みの図柄が無く。水木しげる妖怪コレクションか、虎と龍か、東海道五十三次か、といった狭い選択肢を選ばざるを得ないと思っていた。ふと思い立って、総合カタログを申し込んだら。あるじゃん、他にも図柄が。ドラえもんとかあるじゃない!! さあここで江口はドラえもんを買うのか、と思いきや。新たな問題、これではピース数が少なすぎる。江口はハードなピース数じゃないと満足できないの。やっぱり妖怪か、と悩んでついに辿り着きました。 マウリッツ・コルネリス・エッシャー。 エッシャーのだまし絵パズルですな。ピース数も満足! インテリアにも最適! 念のために言っておくけどココ笑うところ! というテンションの上昇と共にさっそく申し込み。ああなのにどうしたことだ。製造中止だってよ、エッシャー。人気無かったのかなあ。 さんざん捜して、在庫持ってるネットショップ見つけてようやく購入完了。やれやれでした。 でもたぶん持て余すんだろうなあ。
5月16日(水)
こないだ新聞で、『通販生活』の折り込み広告が入っていた、そのときの表紙で紹介されていた商品が、携帯電話に繋げる黒電話の受話器(でかい)。ケータイを、家庭電話のようなスタイルで利用出来る、と言うスグレモノだ。その記事が詳しく読みたくて、思わず今日になってカタログを購入。ああ、これもジャケ買いって言うのかなあ。 |