2007年7月16日(月)〜7月31日(火)までのごはん。
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7月31日(火)
椅子ってなんであんなに高いのでしょう。そりゃ何でもピンからキリまででしょうが、それにしたって仕事用椅子は高い。
座れたら何だってそりゃいいのだけれど、やっぱり背もたれとキャスターは欲しい。欲を言えば肘掛が欲しい。もっと欲を言えば、背もたれ部分が座面との間に隙間がないタイプ(背中から腰まで全部支えるタイプの)がいい。そしてこれらの条件を全部満たす椅子って一万円を越える。うわあ。
今、職場で使っている椅子が、明らかに座面の下がやられています。まるでロッキングチェアのようにゆらゆらします。座っているのに脚に力が入って空気椅子を強いられているかのようです。たぶん明後日ぐらいに折れるんじゃないかなあ、と思うぐらいにギリギリです。店長が「買わなきゃなあ」と言ってますが、あまりその口調に緊急性を感じられません。早く買ってきてください、折れて店内でズッコケを披露する前に。あと、トドメを刺すのが江口の尻じゃないことだけを祈っております。
7月30日(月)
鰻ッ!
ああそうさ、今日鰻を食べないで、いつ食べるって言うんだ。だってわしは日本人。日本で生まれて日本の産湯に浸かった、正真正銘の日本人さ。ああそうさ。郷土人の平賀源内が言うんだから、己のアイデンティティの為にも食べないとなあ、鰻をなあ!
テンション高くて申し訳ありませんが。土用ですからね、鰻を食べないとね。
江口は常々、行事食というか風物詩というか、なんといったらいいかそんなものが大好きで。さして好きでもないのに正月におせち料理作ったり節分に恵方巻き食べたりしています。そして今日は土用、とくれば取る行動は分かってくれるでしょう。
さて、うちの近所に魚屋がある。住宅地の真ん中にぽつんと、普段も営業しているのかどうか分からない魚屋がある。そこが毎年、土用になると屋台を出して幟を出して鰻を焼いているらしい。「らしい」というのは、そこの前を通るのがいつも深夜で、焼いている現場を見たことがないから。
そして今日。わしは休日、夕食は鰻に決定。どこのスーパーに行こうかなあと考えて走っていたら。
魚屋の前に人だかり。今まさに焼いている真っ最中。
買いに行きました! よく見ると人だかりは魚屋の一族(どうも3家族ぐらい集まっている。総出)でしたけれど。
無事に2尾購入、車内に立ちこめる香ばしい匂いに、帰りはずっと顔がほころびっぱなし。ご飯を炊いて、乗せて食べる。おいしゅうございました。今年の夏も乗り切れそうです。
しかし鰻なんて珍しいものでもなく、食べようと思えばいつでも食べられる。現に過去も何度も食べている。そして言うほど好きなものでもない。なのに何でこんなに嬉しいか。鰻の魔力か。
7月29日(日)
今日は店長が休みの日なのだが、昼頃にふらりと店に来て、ちょっと売場を触っていた。で、仕事をたくさん残している江口に向かって「レジ、代わろうか?」と言ってくれたが。言ってくれたのはありがたいのですが、Tシャツに短パン、ビーチサンダルの人をレジに入れたくないです。てゆうか店長、四捨五入したら50歳になるのに、なんてラフさですか。
ところで江口は32歳です。いまだに、休日の普段着がTシャツにジーンズです。最近でこそTシャツではなく、ちょっとフェミニンな感じのカットソーにするようにしましたが、基本は『丸首のトップ+ジーンズ』です。「劇団員ファッション」「女らしいんだか、男らしいんだか」と、決してプラスではない評価を頂いています。「せめてジーンズは止めよう」と、いくつかデニム地じゃないボトムを買いましたが、着回しが出来ずに結局ずっとジーンズでした。世間の妙齢レディはどんな格好をしているのかと観察することもあるのですが、どうすればオシャレな格好が手に入るのでしょうか。いい歳していつまでもジーンズはちょっとなあ、と悩む毎日。
7月28日(土)
9周年。なんの9周年かはひみつ。
今日は久しぶりに心の友・Mちゃんとゴハンでした。夕方から出て行って、いつものイタリアンレストランへ行って従業員が日本語を喋らないことにツッコミを入れ、高松ゆめタウンでうろうろするコースでした。ひとつ面白いことがあったと言えば、ゆめタウンのペットショップでトカゲが脱皮をしている現場に遭遇したことでしょうか。32歳の女ふたり、爬虫類コーナーにへばりついてトカゲに見入っている。後ろで少年が中を見たそうにしていたが、申し訳ない。こっちも珍しいものに釘付けだったもので。
昆虫は、例えばセミとか、さなぎから羽化しているときに外部から力が加わると、そこで成体の形が変わってしまうというのを聞いたが。爬虫類はどうなんでしょう。脱皮と言っても、人間が日焼けした皮を剥くぐらいのレベルであった。こんな皮一枚で何かが変わるのか、剥きたての下の体はふにゃふにゃなのか。いろんな疑問を残したまま、完了まで待てずに売場を後にした。
今日一日で興味あったことは、脱皮ということで。
7月27日(金)
最近よくシティーハンターのことを思い出して、何となく読み返したくなっているんだけど、その流れでエンジェルハートも読みたくなってきそうなのでぐっとこらえている。
そりゃあもうハマっていたさ。『コルトパイソン』なんて単語がスラリと出るぐらいハマっていたさ。リョウの漢字が当時持っていたワープロで変換されなかったり漢和辞典に載ってなくて頭を抱えていたさ。二次創作に持ち込んだりしていたさ。たまにこうして思い出しては、己の若さに悶え苦しむ。「若」と「苦」って字が似てるな。
まあしかし、残念なことに、今ではこんなにどっぷりハマりこむ作品というのに出会えない。漫画を読むことにそんなにパワーを使わなくなってきたのか、使ってる場合じゃなくなってきたのか。歳を取るごとに何事に対しても情熱が無くなっているようで、ちょっと寂しい。だからって今更そんな歪んだ方面に情熱を持ちたくはないし。まっとうな方面で熱くなりたいなあ。例えばなんだ、ハンカチ王子とか? ごめん、言うに事欠いて。
7月26日(木)
江口はよく鎮痛剤を飲むのだが、大衆薬では効果が薄れてきたので、数ヶ月前から処方箋を必要とするレベルの薬を飲んでいる。よく鎮痛剤の注意書きに、「服用後の車の運転は控えなさい」とありますが、バファリンやノーシンごときで眠くなることなどなく、平気で飲んではドライブなぞしていましたが。さすが処方薬、ダルいダルい。こりゃ車の運転、できないなあと思った。そんなときにアルコールの同時摂取は止めたほうがいいと思うんだな。大丈夫、最初の服用から4時間経過してるしな。んでタイミング良く、心の友・Mちゃんからメールがきたのだが、彼女のメールにも書いてあったよ、「扁桃腺が腫れて頓服薬を飲んでます。注意書きに『アルコールは避けろ』とあるが、100パーセント無視」って。心の友というか、同類というか。
7月25日(水)
いやー。更新が遅くなって申し訳ない。ちょっと子供が産まれたもんで。
というわけで相変わらず続けていますよ、ドラゴンクエストX。山の上の村で女房が具合悪そうにしていたなーと思ったら、山を降りてから臨月であることが発覚、直後に産みやがった。二人。名前をつけるのも一苦労。昔の女の名前を付けようと思ったら「その名前はダメです」って怒られた。ちぇ。
江口はロールプレイングをするとき、名前を変更出来る場合ならたいてい変更する。主人公は自分の本名の方を使うのが決まっているのであんまり悩まないのだが、2人以上になると悩む。「リナ」は語呂悪いし。やっぱり座りがいいのは3文字か4文字。だからって「エグチ」もなあ。腐女子の頃は、その時にお気に入りだったキャラクターの名前を充てたりもしたが、今はそんなに思い入れのあるものはいないので、はてさてどうしたものか。デフォルト名前は負けた気がして。
とりあえず名付けないことには進まないので、我慢してデフォ名にした。いっそのこと「むすこ」「むすめ」にしようかとも考えたが、思いとどまってたぶん正解。
7月24日(火)
一昨日から義父母が来ていた話をしましたが。お二人はテレビをNHKしか観ない人らであった。朝から晩までNHKをかけっぱなしにしているのも、初めての体験である。そうか、政見放送ってやってたんですね。でもなんで、こんな中途半端(朝8時半−9時半)な時間にやってんだろう。普通の社会人ならとっくに出勤している時間だろう。観れね。国政に関わる重要なことなんだから、より多くがテレビの前に座っていられる時間帯に放映すべきだとは思うのだが。録画してまでは観たくないぞ、正直。
いやほんと。毎度選挙の度に、各党と候補者の公約なんかが気になるんだけど、なかなか手に入らないのな。広報誌が回ってくるけど、期間の中盤頃に来ることが多いので、もうちょっと早く来てくれたらなあ、と思う。
で、何とはなしに政見放送を見る。昨日は女性党のを観た。明日(つまり今朝)は民主党・公明党・9条ネットだという。観たかったのに、気が付いたら9時半回ってた。なんてこったい。
そんなこんなで、今回もあまり考えずに期日前投票。わしの1票は何の影響も与えないのだとしみじみ思うのはいつものことで。
7月23日(月)
さて、今日の江口が何をしていたかというと。
遍路巡礼に行ってきました。
第1番の霊山寺から、第10番の切幡寺までね!!
実は昨日から、夫の両親がうちに来ています。それでどこかに遊びに行こう、ということになり、「じゃあ遍路へ!」と提案したらノッてきたのでみんなでレッツゴーでした。
はい、まだ最後まで回っていないというのにまたスタート地点に戻ってきましたよ。一人前に先達気分ですよ。久しぶりに回ったら、いろんなところが改修されていて小綺麗になっていましたよ。2回目なので気分にも余裕があって、池のコイにエサをやったりしてましたよ。
しかし2回目になると気が付く、これまでの見落としの多さよ。忘れているだけなのかも知れないけれど、「あれ、こんな建物あったっけ?」という事態多数。そのおかげで2回目でありながらも新鮮な気分で楽しめたのですけれど。
ご両親にはずいぶん楽しんで頂けたらしく、「11番札所からは、いつ行こう?」と張り切っています。ですがお気を付け下さい、そこから先は遍路ころがしの始まり。
7月22日(日)
昨日の話の続きですが。クイーンズブレイド、早速売れました。前日に夫(今回の情報源)から「人気があるのは巫女とエジプシャン」と聞いていた、まさにその二つが売れたのでちょっと笑った。あと、買わないにしても棚を見ているお客さんの反応を見るに、そこそこ順調。夏休みいっぱいまで展開します。
うちの夫ですが、普段からニュースサイトを見たり総合掲示板でお友だちと楽しくおしゃべりを楽しんでいたりする人なので、わしとは違った毛色の情報を入手してくるのでたいへんありがたく、利用させて貰っている。
その夫が、いつもの巡回路を見ながらわしに話しかけてきた。「『セカンドライフブーム、もう終わり?』って記事が出てるよ」。
ごめん、今まさに妻は、そのセカンドライフをダウンロードしたばかりです。
3日ぐらい前だっけ、日本語ベータ版が出来たというニュースが。なので気になって、今日になってDLしてみたのですが、ファイル展開しているときにそんな話されたのでちょっと笑った。笑ってばっかし。
で、肝心のゲームですが。もうダメ、わしのマシンではこんな重たいゲームは動きません。普段のMMOですら満足に動かなくて泣いてばかりなのに。セカンドライフがどんなゲームかを知る間もなく、わしの中でブームはもう終わった。
テイルズウィーバーしたいなあ。
7月21日(土)
以前に話題にしていたクイーンズブレイドが全巻入荷しましたよー。なので早速、特設コーナーを作ってみましたよー。エグいものが出来上がりましたよー。いつものことかぁ。
さて、世間では夏休みです。
書店員の江口、夏休みが嫌いでもあり、好きでもあります。
嫌いな理由はなにより、朝からガキどもがたまるようになること。騒ぐわ散らかすわ駐車場に好き勝手に自転車停めるわ、頭痛いのな。
好きな理由は、棚が大きく回転すること☆。
いわゆる「まとめ買い」ですな。コミックスを全巻まとめて買ったり、画集のような大きいものを買ったりされる。これは嬉しい。なぜか夏休みじゃない大人まで、触発されるのかよく買っていく。だから江口は今月の頭ぐらいから、売れそうなものを大量にストックしていた。その読みが当たったときの幸せと言ったら。毎年江口はお客さんに挑戦しているのを、きっと誰もしらない。ひっそりと勝者。とりあえず今年は『ジョジョの奇妙な冒険』。入れても入れても無くなる。たいへんだ。
クイーンズブレイドでも勝てますように。ここで負けたら全てが水泡に帰すほどの、ハイリスクアイテムだからな、コレ。
7月20日(金)
そろそろクーラーを付けても怒られないよな。
気が付けば7月も下旬です。学生は夏休みですか。なんとなーくまだ梅雨の残りがあるようですが、セミもわんわん鳴き始め、ヒマワリも咲いているんだから夏でしょ。
クーラー付けても、怒られないでしょ。
なんとなく、いや、なんとなくなんてあいまいな理由じゃなく、はっきりと貧乏性だからなのだけど、クーラーを付けるのに抵抗があります。まして今まで暮らしていた環境では1件に1台、稼働させたら家中涼しくなるという環境だったのが、今は1部屋に1台、計3台。部屋を移動するごとにクーラーを入れ直さなければならない。どこのブルジョワ様だ。わたくしめがそんな贅沢をしてはなりませぬ、そんな気分になるのでついつい我慢してしまう。
でもさあ、暑いよね。付けたって怒られないよね。
とお伺いを立てているが、たぶん付けないだろう。自分でスイッチを入れる勇気がない。どこまで染みついてんだか。
7月19日(木)
ガンダムとは、かくも夫婦仲を悪くするものなのでしょうか。
うちの夫は昔から、ガンプラが好きな男で。コレクターというわけではないのだが、プラモデル売場で見つけてはデザインの多彩さに茶々を入れて、時々妙にハートにヒットしたものを購入したりする、というレベルで。一時期は塗装もしていたのだけれど、最近のバンダイの技術革新の恩恵にあずかり、手軽に組み立てられるようになったおかげで以前ほど気負わずに作れるようになったらしく。
なんか、2,3日前から、数年前に買ってからほったらかしのを引っ張り出してきて、思い出したように作り始めた。
で、一度火がつくとダメだね。立て続けに2体作り、「なんか、もう一個欲しいなー」って言い出して。
買ってきてやんの。今日。
バンダイの技術に興奮してやんの。
そしてご存じのお方も多いでしょうが、江口はガンダムが嫌いです。
ある時にザクの角が折れていたら、それはきっと江口の矛先。
7月18日(水)
最近の漫画の、限定版の多さはどうにかならんか。
江口の仕事は書店員であり、担当は男性向けコミックスである。小さい店なので、他店との差別化をいろいろと図っている、その手段の一つが『限定版情報を多く提供し、かつ店頭に並べる』というものであった。あった、と過去形なのは、今はあまりしていないからだ。
なぜなら多すぎるから。
あれもこれも限定版に。正直、どうしようもないオマケしかついていないものもある。その上限定版って、どうしたって通常版と並べて陳列しなきゃいけない、そんな中途半端な商品で場所を取って、他に売りたい商品のスペースを圧迫するのがなんかアレなので、最近は、かなり売れ筋のタイトルでないと入れないようにしているのだが。わしの思惑と関係なく、限定版は売り出される。付録過剰によって己の首を絞めている雑誌業界を知らぬワケでもないだろうに。
一昨日、仕事が終わって自宅で一服していた江口の元に、店長から電話がかかってきた。「明日ファックスを頼まれている『一騎当千』の限定版の発注だけど、たった一つの注文でいいのか、もっと売れる商品じゃないのか」。イタバサミ。
7月17日(火)
我慢の限界がきたので、マウスを買いました。もとい、買って貰いました。
何度も話題にしているので皆様ご存じでしょうが、江口の買うものはことごとく壊れる。3月に買った新車をさっそく修理に出したのは皆様も記憶に新しいことでしょう。
なのでこの呪いをなんとか遠ざけんと、あの手この手を使っている、その一環が「第三者に買って貰う」というもの。
先代のマウスもこの方法を用いて、友人に買って貰ったのだが、それも只の気休めか、ここ数日で全く使いものにならなくなって、もう少しでマウスのせいで家庭崩壊を起こすところであった(本気)。
で、昨日電気屋に行ったついでにマウスを見てみる。
安いな、マウスって。680円でした。
もう消耗品だと割り切って買うことに。調子が悪くなったら、また買い直せばいい。家庭円満のためなら、680円ぐらい。
そこまで割り切ったのに、夫に売場から取らせて、レジに行ってもらい、接続までやってもらう。ちっとも割り切っていなかったり。やれやれ。
7月16日(月) 海の日
ママンと姉ファミリーとで集まって、今日はビアガーデンに繰り出すことになりました。
台風一過で午前中は陽射しも見え、ああ、日頃の行いがいいから屋上で楽しく飲み明かせるだろうと思っていたら。
夕方から降りやがんの。
まあ、それにしても屋内でバイキングパーティーにはなるので、楽しみにしていったら。
誰もいないでやんの。
誰もいないというのは言い過ぎだが、わしらと、もう一組だけだった。祝日だから混むだろうと、わざわざ予約までしていったのに。必要なかったな。
ほとんど貸し切り状態で、料理取り放題で堪能してきました。でも正直、あそこのホテルのビアガーデンは飽きてきました。次はどこへ行こう。
余談ですが、江口は翌日が飲み会のときは、前日に「慣らし飲み」と称して必ずビールを飲むようにしている。初めて明かすヒミツ。きっとコレを言ったら顰蹙を買うだろうなあと思って今まで黙ってました。