2007年10月16日(火)〜10月31日(水)までのごはん。

今月のごはんを読む メニューページへ

10月31日(水)

 宇和島滞在3日目。今日の予定は特になし。夫の、実家に置きっぱなしの荷物を整理することに。まあ、昨日の日記に出てきた義父の生家は今は倉庫代わりになっていて、そこに夫が学生時代に買っていた本をしまわれていた、それを回収して帰ってきたんです。衣装ケース2箱。まだ残ってるが、とりあえずそれだけ。で、それの仕分けをして、不要分は売りさばくことに。なので宇和島に行ってまで、我々は古本屋を巡っていました。宇和島の古本屋は、販売価格が若干高いと思います。
 さて、もう一つ、夫が実家に置きっぱなしにしていた荷物とは。
 メガドライブ。
 しかもまだ、動作が不安定ながらも使える。
 なので話のタネにと、ソニック・ザ・ヘッジホックやディック・トレイシーなど15本ほどのソフトと一緒に持ち帰る。帰って荷解きもそこそこに遊ぶ。意外と遊べるゲームであることに驚く。
 ま、次にうちに来る機会があったら、ぜひ遊んでみて下さい。大魔界村でゲームセンターCXごっこもできますユエ。ではまた。

10月30日(火)

 宇和島滞在2日目。今日の予定は、これから高知へ向かいます。
 というのも元々の里(義父の生家)は高知であり、誰も住んでいなけどまだ家と墓は残っているので、時々手入れに行っているのである。田んぼと畑もあって、今は里芋やさつま芋が出来ているはずなので、それも収穫の予定。
 そしてメインイベントは、義父の持っている山を見せて貰うことでした。
 山と言っても、一つの山まるまるじゃなく、山の数区画なので、地図や写真を見てもよく分からん、なので実際に現地へ行こう、と。麓に車を停めて、あとは歩き。古希を迎えた義父に体力で負けるわし。
 収穫、家の手入れ、墓参り、その他イロイロ片付けを済ませて帰路につく。山を越えて走っていたら、鹿やら兎やらに頻繁に遭遇。ああ、鹿って四国にも実在するんだ、と驚く江口は現代っ子です。

10月29日(月)

 今日から2泊3日で、夫の実家に行ってきます。というか行って、帰ってきたところです。今日はもう31日。さくさくいきましょう。
 夫の実家は愛媛県の宇和島市であり、29日はちょうど八ッ鹿踊り祭があるそうな。なので早くから向こうへ行き、祭り見物をすることに。
 家へ着くと義母に空ビニール袋を渡されて「行くよ」と促されました。着いた早々、どこへ。
 近くの小学校で、餅まきがあるので、それを拾いに行くとな。縁起物です、そりゃあ拾いましょう。見れば続々と、近所中の人が集まってくる。そうこうしていたら御輿も到着。あれよあれよと餅がまかれ、余所者のわしは呆然としていたら全てが終わりました。
 午後からは商店街へ繰り出し、牛鬼と御輿が喧嘩して御札の奪い合いを見物した後、玉串奉奠に移ったのを引き続き覗く。その間、背後でテレビクルーが撮影をしていて、中央は厳粛なムードになっているというのに牛鬼を立ち上げさせていたのが邪魔だった。獅子舞と、メインの八ッ鹿、巫女さんの舞などを堪能して2回目の餅まき。地元の夫ですら、初めて見るという一連の行事を見ることが出来て、大変満足して一日目終わり。

10月28日(

 そういえばもう郵便局は無いんだった。あるけど。でも今はなんだ、日本郵便か。ジャパンポストで略してJP(ジェイピー)か。しかし我々はずっと『郵便局』と言い続けるんだろうな。JRをいつまでも『国鉄』と言い続けていた人らの気分を味わう側になったんだな。
 さーて、年賀状のことをそろそろ考えないとなあ。
 毎年のことだが、年賀状素材集の本が大量に入荷する。しかもこれがけっこう売れる。いいだろ、そんなに。今頃は無料でいくらでも出回って居るんだから、わざわざ買わなくていいだろう、と毎年思う。売っている側が言ってはいけない発言だろうけど。やっぱりみんな、毎年買ってるのかしら。1冊だけ買って、使い回したりしないのかしら。干支はしかたないけど、そうじゃない絵柄だってたくさんあるだろうに、やっぱり毎年新しいのがいいのか。あと、素材集を買って、そこには数百の絵柄があるのに、毎年そこから1点しか選ばないのかしらん。あとのデザインは毎年使い捨てなのかしらん。実際に使ってる人、どうなんでしょう。
 なお、今年の江口は喪中のため、寒中見舞いで送ります。よろしく。 

10月27日(

 やっとセーターが編み上がり、靴下の制作に移れます。まあ、靴下が編みたくなったから、急いでセーターを仕上げたと言った方が正しいな。1年かかってる。何やってたんだか。ところで靴下が編みたいのは、冬の寒さしのぎで必要で、でもお金かけるのが勿体ないので自分で作ろう、ということだ。でも作り方の本に700円かけたら、その金で靴下が2足ぐらい買えるんじゃないかなあ。
 寒さつのると靴下もそうだが、これから必要になってくるのがカーディガン。職場用ね。江口はこれまで、父のお古を使っていた。なぜかというと、買うのが勿体なかったからだ。これが、袖つけの周りが広く、振り袖のようで実は仕事に邪魔なのだが、あんまり気にしないことにして使い続けていた。3年ほど使い続け、去年、いいかげんちゃんとしたのを買おうと決意した。しかし、あちこち捜しても、江口の求めるものは見つからず。ちくしょう、せっかく人がヤル気を出したってのに。
 そしたら今日、夫がお古くれた。袖周り細いの。こりゃちょうどいいや。使わせて貰おう。
 こうしてまた、オシャレから遠のいていく。

10月26日(金)

 捜し物をしているんですが。かぎ針での靴下の編み方。どっかにないですかね。いちおう、出版物ではブティック社から、『かわいいかぎ針あみのこもの』ってのを見つけたんですが、こりゃまた初心者を置いてけぼりにした内容で。江口は棒針編みは人に教えて貰ってやりかたを覚えたのだが、かぎ針は100パーセント独学。独学ってのは語弊があるな、ママンがやってるのを見て覚えた。で、編み方の名称で、糸を針に1回巻き付ける『細編み』っていうのと、2回巻き付ける『長編み』ってのがあるのだが(この名称も正しいかどうかは知らん)、これを4回5回と巻き付けて、『長々々編み』とか平気でやってた。すごい隙間だらけになるの。応用にもほどがある。
 ともあれ、かぎ針あみ。棒針の編み図はいくらでもセーターでも靴下でもパンツでも、編めないものは無いかのように何でも無料で転がっているのに、かぎ針はほとんどない。それでもなんとか見つかるが、靴下は皆無。簡単にあるものかと思ったのになあ。
 あの本買うしかないか。編み図がもう暗号だけどね。

10月25日(木)

 夫が何か隠しています。
 何やら挙動が怪しい。部屋の中をいじっている形跡はあるが、実際何も片づいていない。「今日は何をしていた?」と聞いても、「んー? 別になにもー」とあしらわれる。そんなはずはない、何かやっているはずだ。
 そしたら昨日の夜中。ついに白状した。「怒られる前に言っておく」。何だ。何をやらかした。
 隣の部屋に連れて行かれる。灯りを付ける。室内を見回す。‥‥何か違う。
 本棚増えてるーーー!!!
 こっそり買われてたーー。いつの間にーー。そして我が家の事なのに気付かないっていったいーー。

10月24日(水)

 波田陽区が、江口の中学校の同級生に顔がそっくりで。ひょっとしたら本人じゃないかと思うぐらいそっくりで。他人のそら似と思ってその場はそれで終わってたんだけど、今日、テレビで、年齢が32歳だと知った。同い年か! え? ひょっとして本気で同級生じゃないのか!? と急に気になって調べたら、やっぱり他人だった。ほっとした。ごめん、すごいどうでもいい話。
 同級生と言えば、高校の時の同級生で、いまは音楽業界でけっこう有名になった人がいる。最初にそれを知ったのは、地元の新聞のコラム欄で、『香川県出身の○○さんの主催で、中高生のためのイベントを〜』という内容だった。地元の人間が地元の学生に対してあれこれするのはよくあること、さして気にも留めていなかったが、後々、実はめっちゃ有名人だったと知って心底びっくりした。音楽やってるなんて微塵も知らなかったが、そうか(まあ、仲のいい相手でもなかったし)。人間、どこで何が変わるか分からん。

10月23日(火)

 新聞にて。意味は分かるんだけど、でもなんか変な表現。焼きたてパンの紹介記事、食パンの写真を載せて、横にキャプションを。「その日焼きたてのパンなら、焼かなくてもおいしい」。意味は分かるんだけど、でも違う。
 うちで取っている新聞は、地元の新聞なのだけど、とある理由で最近興味が尽きない。
 北海道銘菓、白い恋人の不正問題の時のコラムで、赤福を褒めちぎった内容のものを書いていた。
 そしたら2ヶ月後にこのていたらく。さすがにコラムでも、「おまえもか」と嘆いていた。まあ、会ったこともない人を無条件に信用しちゃならんということだな。過去のコラムを無かったことのように、毎日不正記事を載せ続ける新聞が愉快で、なんとなく。
 ところで、ちょっと前の就職氷河期の頃。面接ハウツー本で、「『尊敬する人は?』という質問に、『両親』としか答えられないのは情けない」といったものがあった。本は、例えば歴史上の人物とか、そういったものを揚げろと指導していたが、会ったこともない人を軽々と尊敬しちゃいけんな。

10月22日(月

 昨日のアフェリエイトプログラム情報。Amazonのサーチ結果、このサイトに一番適した商品は、江口寿史と江口光雄と江口克彦の著書であった、と。そうきたか。
 さて今日は、去年ぐらいに出来たばかりの、近所の多国籍レストランに行ってきました。店内のイメージは、インドネシア風とかなんとか、そんなエキゾチックな感じを演出しているらしい。量がとにかく多いので有名。前々から興味はあったので、今日はママンと夫と一緒に3人で乗り込んでみました。
 メニュー。意外とたくさんあった。けっこう悩むほどに。この店は多国籍を名乗っているわけではなく、メニューを見て勝手にわしらがそう判断している。ベースはイタリアンのようだが、カレーもあるし。餃子あるし。焼酎置いてるし。極めつけはロコモコ丼とイクラ丼が並んであったことか。ともかく、3人それぞれ選んで、注文を取って貰う。
 「サイズは?」って聞かれた。
 え? サイズって?
 そしてよく見ると、欄外にサイズ表記が。『ジュニアサイズ(1人前)標準価格より−150円/Sサイズ(1.5人前)−110円』って。
 Sサイズで1.5人前かよ! じゃあ標準はどんなサイズだ? 正解は3人前、これが標準。ちなみに今回頼んだ、ハーフ&ハーフオムライスは標準950円。そう考えたら安いな、これ。なお、1人前サイズは、「ご要望にお応えして新しくご用意」だ。これまでは無かったのか。わしはジュニアサイズを選んだが、それでも食べきれなかった。ましてや本物のジュニアをや。こんなに胃が圧迫されたのも何年ぶりやら。8時間ぐらい経っているのに、まだ胃が重いや。 

10月21日(

 ↑懲りもせず、アフェリエイトプログラムを導入してみました。
 実は江口、仕事(本屋)の関係で、こことは別のブログをひとつ動かしている。本屋関係の話なので、当然本に関する話題が増える。そうなったらそこに、中で触れた本の紹介ぐらいしたくなるじゃない。「ひょっとしたら小銭になるかも」なんて期待をしてもバチは当たらないと思うんだな。
 じゃあ、そっちのブログは話題が話題だけに分かった、でもなんでこっちのサイト日記にまで貼るの? という疑問もございましょう。
 Amazonのアフェリエイトプログラムはいろいろシステムを選べるようになっていて、自分がチョイスした単品だけの広告を載せたり、Amazonの一方的な広告を載せたりできる。その中で、ベータ版ではあるが、「あなたのサイトをサーチして自動的に一番適した商品広告を載せる」というのがあった。
 やって貰おうじゃないか、ここでどんな商品を最適として選ぶのかをな!
 というわけで、しばらく載せます。けっこう邪魔なので、たぶんすぐに消すとは思いますが、いつもの事だと思っておつきあい下さいませ。 

10月20日(

 予告通り、実家に行ってきました。祭りを見に‥‥のつもりが、実は昨日葬式でしてん。その準備と片付けに駆り出されていたママンが体力の限界で、祭り見物は無しで。代わりに今日が手術だった伯母さんの見舞いに行ってきました。
 江口の家系は親戚が多い。まあ、昔の人だから珍しくはないのだが、ママンは8人兄妹。もちろんそれぞれに子供と、更に孫が。けっこうな大家族であり、親戚の少ない夫はさぞや混乱していることであろう。先月、この亡くなった伯母さんの見舞いに行ったばかりの江口が、昨日その葬式を終え、今日もまた「伯母さんの見舞いに行ってきた」と伝えると、「どの!?」と困惑された。いっぱいいます。

10月19日(金)

 なんか夕べから、どこかからニャーニャーニャーニャー猫の鳴く声が聞こえていた。確かに隣の家は猫を飼っているが、こんなに鳴く猫じゃない。どっか屋根の上とか高いところに昇って降りられなくなっているのではないかと心配になるほどだ。しばらくしたら消えたので、それきり気にはならなかったが。今日になって。裏庭の物置と庇の間に座り込んでいる三毛猫を発見。いつの間に。で、やっぱり隣の猫ではなく、初めてみる三毛。まさか庇に挟まって抜けられなくなっているのかと思ったが、そうではなく。単に気に入っただけのようだ。それはいいのだが、雨がざんざんと降る中、しじゅうニャーニャーニャーニャー鳴いている。何が不満だ、何を訴えている。逃げるでもなくこっちへ来るでもなく、何がしたいのか分からないので、しばらく猫を肴にティータイム。猫見茶。
 明日も来るんだろうか。なんだかんだで猫は可愛いので嬉しいのだが、花壇もあるし、あんまり来られると困るなあ。

10月18日(木)

 あ、キンモクセイの匂いだ。
 車で走っているとあんまり気付きませんが、世間ではすっかりキンモクセイの匂いが満ちています。今日、職場から歩いて2分先のコンビニに行こうとしたらどこかから匂ってきた。秋だ。
 しかし我々にとって、キンモクセイの香りとはすなわち、トイレの芳香剤の匂いである。どこのトイレへ行ってもこの匂いは立ちこめていた。小林製薬の功罪は大きい。
 しかししかし。この芳香剤が世に満ちる現在。まして無香、消臭剤なるものも現れ、果たして今でもキンモクセイ=トイレの芳香剤、となるのだろうか。特に今のお子様達、むしろラベンダーやグリーンアップルの方がトイレの匂いだったりしないのか。
 などといろいろ考えてみたが、誰が何と言おうと柚の匂いは冬の風呂の匂いという部分は譲りません。

10月17日(水)

 無駄遣いだと言われるのは分かっているんです。でもいい大人なんだから、このぐらいの無駄金使ってもいいんじゃないかなあ。でね、同じ無駄遣いなら、4千円と6千円、どっちがいいかなあ。
 というわけで悩んでいます、『大日本人』のDVD。通常版約4千円、初回限定版(特典映像DVD付き)約6千円。セルビデオの特典映像が当たりだった試しはなく、撮影の裏側、休憩中のダベり隠し撮り、スタッフ達の苦労アレコレなんぞを何の構成の工夫無くダラダラ見せられて、何が楽しいか。特にこの映画なら、CGと特撮の要素が大部分なので、そのモーションキャプチャーを付けての撮影シーンを見せてくれるんだろう。見たくないやい。こないだ、本屋で『大日本人アート&シナリオブック』なるものを見つけて立ち読みしたら、そんなシーンの写真がずらずら並んでいた、あのときでも「ケッ」って思った、それと同じものがあるのかと思うと何ともはや。
 こんな風に江口は、特典映像に何一つ期待をしていません。裏切られ続けたからです。なのに限定版を欲しがっています。本当にそれは払う価値があるのか、自分が好きなのは本編だけであって、それ以外を見てどうするんだ。結論が出ません。このまま考え続けたら結論が出るという自信もありません。ふう。

10月16日(火)

 うちのバイト君の怪談。「近所の○○交差点に夕方、車で行ったら、幽霊に呼ばれる。現に立て続けに4件、まったく同じ時間帯で死亡事故があった」。場所はつい最近まで信号も無かった、交通量の多い五差路。4件の事故というのはこの10年の間に。そして近寄ってはいけないという時間帯は夕方4時から6時の間。逢魔が時の運転には気をつけよう。
 さて、今日は念願の、献血ルームにようやく行って参りました。タイミングを外し外して、ようやく今日。長い道のりでした。本当は今日も予定より起きるのが遅くなって、だいぶくじけそうになったが、行って良かった。感想は、まあ噂通り。みんなに歓迎されて、ジュースやお菓子のおもてなし有り。粗品も貰った。ずらりと並ぶベッドを見て「野戦病院!!」と思ったが、それはそれで。あと、採血袋を持たせてくれた。友人Mちゃんも持ったことがあるそうだ。あそこの看護士達は持たせたがっているのか。今日は時間が無くて全血だったが、成分もぜひやってみたいところである。
 夫に、「なんでそんなに献血が好きなのか」と聞かれた。本当に理由が分からん。前世でなにかあったとしか。
 ともあれ、今日はそうやってルームに行けたので満足です。しかし残念ながら、次に行けるのは来年の2月以降。4ヶ月開けなきゃいけない(全血なら。成分ならもうちょっと短い)。これからしばらくは、どんなに行きたいと願っても許して貰えません、しょんぼりです。
 そして思った。ルームの人らに顔を覚えて貰うほどの常連になろうと思うなら、数年単位で通わなければ。そして常連になっていたといううちの父(故人)め。どんだけ行ってたのか。

 


江口梨奈のすてきページ

江口梨奈のすてきページ