2007年11月1日(木)〜11月15日(木)までのごはん。

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11月15日(木)

 この春に買ったコーヒーメーカーが壊れました。
 正確に言えば、買ったのはわしじゃない。壊れたと言っても、受けボトルにヒビが入っただけ。
 さて、どうしたものか。これが自分でうっかりどこかにぶつけて割ってしまったのなら諦めもつく、しかしぶつけた覚えはない。保証期限は1年だけど、ボトルって対象なのかなあ、といろいろ悩んだが、ともあれ分からない場合は聞けばいい。なので電話。サポートセンター。
 サポートセンターから県内の営業所に回されて、そこでの結果。なんだかんだで交換してくれた。ラッキー。
 ‥‥というふうには思えず。
 過去に電化製品をいくつも交換に追いやった江口は、同時にクレーマーでもあります。サポートセンターに交換を要請するときは、クレーマーのたしなみとして、いつ、どんなふうに使用して、どんな状況であるか、などの5W1Hを明確に答えられるように構えています。それのほとんどを尋ねられないまま、代替品を送付(破損品はそちらで処分下さい)で終わった、この事態が、なんとも納得いかない。調べる気ィないだろ、交換したら一番ハナシ早いからそれで済まそうとしているだろう、と。
 まあ、江口はこのボトル割れが、後の何らかの大きなトラブルの予兆でないことだけを祈っておきます。

11月14日(水)

 貧乏なのでビールが買えません。
 江口はビール派です。日本酒やワインが飲めないので、ビールです。350ml缶でべろべろになるほど弱いですが、でもビールが大好きです。お風呂上がりに、パソコンに向かって晩酌するのが楽しみです。
 しかし、そんな楽しみも、貧乏のために味わえません。
 先週、なけなしの金を持ってビールを買いに行きました。しかしお金は1円でも節約したい。選んだ結果、江口が手にしていたのは発泡酒。だって友人が、「今期のオススメはキリンの白麒麟だ」って言ってたもん。オススメされたら仕方ないなあ、飲まなきゃなあ。
 結論。普通においしい。
 ああ、しばらく発泡酒を飲まないうちに、発泡酒の世界も変化があったのだなあ。
 とりあえず、「ビールの代わりに発泡酒で」という選択肢が、虚しくも悲しくもないものであることが証明されました。んまい。

11月13日(火)

 実は「たま」が好きだ。
 江口もミーハーな気がありまして。世間で人気の、話題のものがあると興味をもち、飛びつくこと多数。「さよなら人類」でブイブイ言わせていたたまに、やっぱり興味を持って、でもこの場合の江口の興味の持ち方など可愛らしいもので、とりあえずCDを1枚だけ買った。ベスト版を。そして他の歌手にしたって、そんなにCDを持っていないから、こればっかり聞いていた。
 すり込まれるもんですね。
 今になって思う、たまが好き。
 CDを買い集めようと思う頃には、もうほとんど廃盤。
 そう、世間に流通するものは、早く「欲しい」感情に気が付かないと消えてなくなってしまうものなんですよ。

11月12日(月)

 なんで無糖ヨーグルトの少量パックって無いんでしょう。
 江口はヨーグルトは無糖で食べる。時々砂糖やジャムを入れたりもするけれど、たいていは無糖。でも無糖となると、大きいパックでしか扱っていない。大きいパックだと、食べるたびに食器を出さなくてはいけない、半端な量ずつ食べるので中途半端に余ったりする、あの溜まってくる乳清のせいで全体的に柔らかくなってくるアレが嫌、など、不便な事態が多々発生する。しかし少量パックがないんだから、しょうがないじゃない。
 と思っていたら。
 最近、新製品で無糖ヨーグルトの少量パックを見つけた。ほう、やれば出来るんじゃない!
 そして初めてそれを見たとき、他の加糖ヨーグルトを大きく残して、かなり売れて売場がスカスカになっていた。大好評じゃないか!
 そうか、加糖ヨーグルトの甘さに辟易していたのは江口だけじゃなかったんだ。世間はこんなにも、無糖の少量パックを求めている。さあ他の企業も、さあ!

11月11日(

 日常生活に役立つ、便利な讃岐弁講座ー。
 今日の讃岐弁は、『へっぱくげ』。『〜げな』は、〜気、〜のようだ、という接尾語です、前にはいろんな言葉が頭に付きます。代表的なのは『うれしげな』ですね。うれしげ(または更に省略して『うれげな』になったりもする)は、小生意気な、調子に乗っている、虫が好かない、といった風のニュアンスで使います。調子にのっている、という、自分より上位に感情がある人間をさして、それを生理的に自分が受け付けない場合に、相手を罵るために使いましょう。
 で、話戻して『へっぱくげ』。これは、何かおかしい、変だ、ちぐはぐである、などの表現をするときに用いますが、かなりマイナスの意味を含みます。ここで表記出来るギリギリの表現をすると、『狂人のなりをしている』になろうが、これでもまだマイルドな言い回し。似たような言葉に『ほっこげな』があります。ほっこ=阿呆、で、ほっこげなになると、悪ふざけをしている、馬鹿なことをしている、といった意味ですが、お気づきですか、これは、ほっこげなことをしている本人はまともで、ついついタガが外れた状況です。対してへっぱくげは、本人に自覚がありません。
 で、何の話かというと、こないだ散髪をした江口、どうやら夫がこの髪型を気に入らないらしい。全体の切り方が変だ、直線的でしっくりこない、いつもと違う、など、あいまいな表現しかしていないが、何か言いようのない違和感を抱いているようだ。
 きっと彼に、『へっぱくげ』という言葉を知り、正しく使いこなす能力があったなら、このもどかしさを瞬時に解消しただろう。そんなことを思った。
 あと、明後日にママンに会う予定なのだが、言われそうだな、なんか。 

11月10日(

 昨日の柚子りんごは、冷却時間の経過と共に柚子の苦みが増してえらいことに。なのでレモン汁と砂糖をちょっと足して火にかけてみる。ジャムっぽいような、そうでないような。
 江口はいろいろと、思いつきで適当にものを作ります。それこそ、こないだのみかんパンとかね。これらが、風味にクセがあるものは出来ても、食べられないものが出来たことはない。無理すりゃ、食べられなくもない、と言った方が正しいか。しかし、つまりそれは、無理をしなきゃ食べられないものである、というのと同義。
 なのであれこれ、手を加えて無理をする必要がなくなるようにしてみる。
 結果として、もとより嵩が増えたり、もっとアレンジの効かないものとなって、いつまでも食べ続けることとなる。
 しかもそれが、当初の目的を何も改善してなかったりするのな。
 とりあえず、柚子りんごジャムはまだ成功の部類で。もう柚子の味しかしないけど。

11月9日(金)

 これまで他人だった人間と生活するようになると、冷蔵庫に自分の知らないものがいつの間にか入っている事態になります。あと、付き合いが増えて、貰い物の量が今までの倍になりました。自分で買ったものなら、自分が貰ったものなら、用途が思いつくのですが、他人が絡むと何をどうしていいか分かりません。というわけで今日も持て余しています。柚子。
 一般的な利用方法は、果汁を絞って製氷皿に入れて凍らせ、必要なときの香り付けに使うというのが便利でしょう。皮ならマーマレードに、もしくはこれも彩りようにいくつかカットして冷凍しておけば、と。
 ここで気が付いた。江口は、ちまちま使うという消費の方法が肌に合わない。使うときは全部使い切る、在庫をゼロにする。こうしないと落ち着かない性質であったのか。
 なので今日も、ネットで消費方法を捜す。いいのが見つかる。ちょうど腐れかけたりんごもあったので、柚子丸ごと(種は取れ)とりんごの果肉をそれぞれ粗みじん切りにして、ちょっと砂糖まぶして冷蔵庫で冷やすと、しゃりしゃりデザートに。たぶんこのまま煮詰めたらジャムになる。そんなふうにしてみましたがいかがでしょう。
 あと、これでようやくりんごを消費したので、紅玉を買う許可を貰えます。買おう。

11月8日(木)

 美容院捜しの旅を続けております。
 今まで行っていたところが、中学時代の後輩がいて、ついつい気安く話していたら、他の美容師までタメ口たたくようになってきて。江口はああいうところで喋るのは苦手で、出来るだけ黙って週刊誌を読みふけっていたいのだがそれが許されない状態になってきて。なので新しいところに行かんと捜していたのですが。いざ捜すとなると、どこがいいか分からん。なのでクーポンマガジンなどを頼りに、いろいろ捜して、今日になってやっとめぼしいところを見つけたので行ってくる。
 で、ここからが本題なのだが。
 今日は店が暇だったので、仕事の途中で抜け出して美容院行ってきた。店長には事情を言っていたが、他のパートさんにはわざわざ説明することもないだろう、と、「ちょっと抜けます」とだけ言って行ってきた。
 1時間半後。職場に戻る。
 誰にも髪型が変わっていることに気付かれなかった。
 「女が髪を切ったことに気付かない男って鈍いよね」などというのが、男の気の効かなさを端的に表したりしていますが。大丈夫、女だってたいして他人に気ィ配ってません。

11月7日(水)

 だるまさんだるまさん、にらめっこしましょ。わらうとまけよ、あっぷっぷ。
 江口はこれが、とてつもなく強い。というか、強烈な顔を持っている。何人もの友人達を腸捻転を起こさせるほど苦しませた。夫からは禁止令が出た。甥や姪に完全な敗北を味わわせた。江口自身が見ても笑う、そんな顔だ。
 眉間に指をあて、それを上に引き上げる、それだけの顔です。それだけの顔ですが、やってみて下さい。普通の人でも、かなりタイヘンな顔になります。ですが、江口ほどすごい顔になることはまず無いでしょう。
 お見せ出来ないのが非常に残念です。

11月6日(火)

 夫が、パソコンを買おうかと検討中。ネットショップでいいのを見つけたらしく、ほぼ確定。しかし、支払い方法をどうするか、と。夫はクレジットカードを持たない主義で、たいていの通信販売は代引きにしている。しかし、パソコンほどの大きなものになっては代引き手数料も大きい、わずかでも節約のために、カード支払いにしようか、という話。となると当然、カードを持っているわしが代わりに購入手続きをするのがスムーズ。
 いやさ、待て! わしに家電を買わせるな! わしが買った家電は、9割の確率で初期不良にぶちあたる!!
 もうここまで来ると、わしにそんな能力があるとしか思えない。昨日買ったヒーターも、夫に運ばせ、支払わせ、開封させ、組み立てさせた。わしは今回の購入に一切関与していない、そう騙し通すために。誰に。
 何と呪われた力よ。世界を破滅に導くやも知れぬ。みんな気をつけて。

11月5日(月)

 暖房器具がありません。
 江口は生まれてこの方、ストーブを愛用していました。直火の威力はすごい、6畳の部屋なんか、あっという間にぽかぽか。上にヤカンかけとけば、乾燥知らず。さらにおでんや煮物の鍋をかけておけば、ことことおいしい晩ごはんもできあがり。こりゃ便利。
 それがこの春、今の家に越してきてから。とにかくストーブは禁止令が出されました。新居はこれまた、機密性が高いんですの。換気窓無し。数分で一酸化炭素中毒になりそうなほどに。その上、3面が窓でカーテンが掛かっていたり、唯一の壁は服が常にある。可燃物だらけ。こりゃ危険。
 なのでこの数週間、電気屋を巡って新しい暖房器具を捜していました。そうしてようやく購入、シーズヒーター。で、シーズって何よ。
 ストーブしか知らなかった江口が、ここしばらくで色んな暖房器具を見ることが出来ました。知らんうちにいろんなものが出てきている。それなのに未だ灯油ストーブが主流だったりするのね。

11月4日(

 みかんが大量にありまして。なんとか消費できないかと悩む(去年も同じこと悩んでいたな、そういえば)。ゼリーやシャーベットにしてもいいのだが、あんまりスイーツばかりもなあ、ということでネットで捜す。あんまりないなあ。そんな中でようやく見つけたレシピ。
 みかんパン。
 これを参考に。というか、その名称だけ貰って強引に自分アレンジをかまして、作る。
 みかんパン。
 まず果汁を取るために。一個ずつ絞るのもめんどくさいのでミキサーで済ませる。外の皮とか筋とかは、網で漉してね。400cc取れたので、これに合わせて粉を測る。600gだった。普段作る量の2倍。水の代わりに果汁を使って、普通のパンの要領で焼く。果汁なので、ちょっと砂糖は減らし目、油脂分を気持ち増やしてみて。作っているのはいいが、これ、失敗したら大惨事だよなあ。よりによって、こんな量で。
 心配しながらも、完成。
 普通のものが出来た。みかん臭かったり、べったり甘いかとも思ったが、そんな感じは全くなく、生地の黄色いパン、以上。成功なのだが、つまらん。
 結論として、しょせん果糖の甘さはショ糖の甘さには敵わない、ということで。

11月3日() 文化の日

 今日も小ネタ。
 昨日言ってた靴下。案の定、わしの編み方が間違っていた。独学でやるもんじゃないな。
 心の友・Mちゃんから写真添付メールが届く。「私はいま、ここにいます」。場所は霧ヶ峰。なんで。社員旅行か何かか、と夫が聞いてきたが、たぶん「思いついたから」が正解かと。
 ぎんなんを、殻のまま茶封筒(別に茶封筒でなくても、例えばキッチンペーパーでもいいだろうが)に放り込んで、ちょっと塩して、ポップコーンの要領で電子レンジに数分。なんかで作り方を知って、試してみたいと思っていたのが、ちょうど手に入ったのでさっそく。んまい。ちくしょう、これをお腹いっぱい食べてみたいなあ。
 最近の中国製品の粗悪さをニュースで聞いてから、なんとなく中国製品を買いたくなくなって避けている。今日、必要があって服を買いに行った。近所の量販店。9割9分が中国製。これが日本の現状か。
 今日はここまで。

11月2日(金)

 こないだ、無事にかぎ針編みの本を購入して、靴下を編んでいるのですが。爪先から足の甲の半分ぐらいを編み終わって思う。これ、本当に23.5センチの編み図なのか?
 ところで今年は、布ぞうりが流行りましたね。裸足にぞうり、健康にもよろしい。タオル地なんかで作ったぞうりなら吸水性もばつぐん。そして何より、作って楽しい、出来て可愛い。いろんなハウツー本が出て、この夏は書店の棚を彩りました。まあ、江口もちょっと手を出そうと思ったんだけど、けっこう下準備がややこしく、必要とする道具も多いので挫折しましたが。
 冬になってもそのブームは収まらず。今度は毛糸であったかぞうりですってよ。
 でもさ、冬なのに裸足かよ。毛糸であったかぞうりの前に、足をすっぽり覆う靴下をはこうよ。
 ついで話。本日、江口家コタツはじめ。

11月1日(木)

 今日は小ネタ。 
 先月。「ハロウィンだからカボチャでも炊こうか」と言ったら夫に、「炊くのは冬至」とツッコまれた。昨日、義母が「ハロウィンだからカボチャを炊こうか」と言った。同じツッコミをせざるをえなかった夫に同情。
 毎度思うが、家計簿を買うお客さん。家計簿を買った、そのレシートが要らないというのはどういうことだ。控えてなくていいの、その支出?
 『宇宙船サジタリウス』熱を発症してしまいました。DVD全15巻で総額約10万円。うひー。
 そろそろこのサイトへ、『クリスマスプディングのレシピ』を検索して辿り着く人が増える季節になりました。なお、今年の江口はパネトーネを作る予定。何や知らんけど、パネトーネ。
 えーと、うん、今日は何かノリ悪いのでこれにてドロン。
 
 


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