2007年11月16日(金)〜11月30日(金)までのごはん。
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11月30日(金)
こないだから編んでいた、かぎ針編みの靴下が完成しました。感想。履き心地が悪い。どうしよう。 棒針で編むと、ふつうはメリヤス編みという、一般的な布地の目と同じような形になる。V字の糸目が縦方向に並ぶ、あの形。それがかぎ針編みで、靴下のような筒状のものを編むとなると、渦巻きにぐるぐる編んでいくことになり、編み目が横方向に並ぶ。これがよくない。しかも江口が入手した編み図では、踵部分を、長編みという大きい目で編んでいるから、実際履くとその部分が伸びて目の大きさの分だけ隙間が空く、こりゃよくない。 というわけで。これから編もうと思っているひと。棒針のほうが出来上がりはいいですよ、こりゃ。 何でかぎ針編みの編み図が無いんだろうと思っていたが、きっと無い方が世界のためだったんだね。
11月29日(木)
若者の献血離れが深刻、というニュースを見る。なんてこと、江口はこんなに献血したくてしたくてたまらないというのに、というと夫から「あんたは若者にカウントされていない」と言われた。ぎゃふん。 献血者数を増やすためには、もっと献血バスを走らせるべきだと思うのですが。ざっと調べましたが、香川県でうちの近所(西讃)では11月は7カ所でした。待機時間もそんなに長くない。香川県ったって広いので、東讃エリア、中讃エリア、高松市周辺とを合わせるとけっこうな数と時間になるのだけど、普通の人は、近所じゃないと行かないでしょう。休日の丸一日を潰して往復4時間かかるところの献血ルームに行きたがる誰かさんとは違って。それぞれのエリアで機会を増やしてくれんことには、行きたくても行けない。特にスーパーマーケットみたいな広い場所が確保出来るところなら、毎日ぐらいバス寄越したっていいでしょうに。人件費の問題もあろうが、代替血液がまだ本格的に実用化されていないのだから、それは仕方ないことでしょうよ。 かといって、献血って、献血者の安全を維持するためには、採血する側も安易な人材を入れるわけにはいかない。そのへんの育成の手間を考えると、単に実働時間だけの問題じゃないな。 じゃあ分かった。せめて西讃エリアにもう一つ献血ルーム作ってくれ。これでたぶん、愛媛県サイドでも問題は半減するはずだから。
11月28日(水)
芋ようかんが食べたくなりましてん。ありがたいことに夫の実家から芋がいつも大量に送られてくるので、さつまいもは常にあるから、食べようと思えばいつでも食べられる。寒天もあるしな、いつでも作れるぞ。 秋の初めに食べたいと思い始め、時は流れて今はもう冬。 しまった、冬って、台所立つの辛いんだよなぁ。フローリングって足下から冷えるし。あと、こたつから出たくないし。 今日になってようやく気合いが入って作ることにしたら、芋は芽が出ていた。君は春か。 とりあえず4本まるごと使ってみた。大量の芋ようかん。明日からしばらく幸せが続きます。
11月27日(火)
以前に、『大日本人』のセルDVDを買おうかどうしようかと悩んでいましたが。 とりあえずレンタルビデオ屋にあったので借りてきた。いや、借りるつもりは全く無かったのだが、新作の棚にあって、在庫があったので、つい。だって新作ビデオって、たいてい全部が貸し出し中じゃない。2本も残ってたんだもん、借りろという神の意志でしょう、これは。で、とりあえずざっと見た(江口だって日常生活に忙しいんだから、座って見る暇はなかった)。やっぱりいいなあ、ダメダメで。これは吉本興業の歴史に残すべき名作だよ。映画界に残すべきかどうかは知らんが。 で、もうすぐクリスマスですね。 夫とお互いに、何かクリスマスプレゼントに欲しいものはあるかと、リクエストしあっている。 だから江口はいったさ、「『大日本人』のセルDVDを」ってね。 「あんたは劇場に見に行き、レンタルをして、これ以上何がしたいんだ」と言われた。 手元に持っておきたいに決まってるがな。
11月26日(月)
爪ってすぐ伸びるなあ。どうすりゃいいよ。 江口は小さい頃、爪を噛むクセがあった。一説には、爪を噛むのは親の愛情が不足しているというのがあるが、江口は幸いなことにそんなことはない(わしの小学校入学と同時にパートを始めたママンは、心当たりがあるばかりに気にしていたようだが)。江口が爪を噛むのは、もう噛みたいからなのだと思う。指しゃぶりと同じ感覚で、とにかく囓っていたい。爪が無くなったら、周りの皮膚まで囓ってた。あと関節部分の皺ね。ここもよい囓りポイント。さすがに人前ではしなかったが、足の爪を噛んだこともある。そうまでして噛みたかった。自分の歯の丈夫さに陶酔していたと言った方が正しいかもしれない。悪癖と言うよりも悪趣味だな、こりゃ。 で、何の話かというと。 三つ子の魂百まで。 実は未だに、伸びた爪があるとつい噛んでしまいます。今も噛んでいる。理性を以て制御は出来るが、油断してると噛む。 悪癖は3歳までに直しとけ。
11月25日(日)
地元出身作家のイベントがありまして。で、そこで書籍の即売(隣で作家先生本人がサインいれてくれる)をすることになり、急遽わしが販売スタッフとして駆り出されました。 この先生と言えば、思い出すのが高校1年生の頃。地元を舞台にした作品が直木賞を取りまして、その作品があれよあれよと映画化、町を挙げて撮影協力、当時わしが在学していた高校にまで撮影カメラが入り込む事態となっていました。で、今日もイベントで、先生の隣に座っていたので、この時のことを話題にしてみた。「そんなこともあったねえ」と、遠い目をされた。それもそのはず、この映画って、わしが高1の頃、つまり16年前だ! そりゃ大昔だろうて。どうりでなあ、映画原作の作品が、背表紙にバーコードも何もない理由は、消費税が3%の時代に初版が出てたからだー(5%に対応したバーコードや分類コードが付いていない)。バイト君(20歳)に、「先生のイベントに行ってきた」と言ったら「誰、それ」って返されたのも納得だあ。先生自身に、「まだこの本、ハードカバーがあるんだねえ」と言われたのも当然かあ。 16年前の映画でこれだけ盛り上がり続けるんだ、セカチュー舞台の庵治町は今はどうなってるんだろう。
11月24日(土)
今日も朝に起きるのが辛くて、夫が出勤するときにも起きるに起きられず。見送りぐらいはしてやろうかと目を開けたら、頭がパソコンデスクの下に入っていて、目の前にマウステーブルがあった。ああ、このまま起きあがっては頭をテーブルにぶつけてしまうなあ危ないなあ、と思ったので起きるの止めて寝直した。という話をさっき夫にしたら、「そのバカな話を全国に発信して、いかに自分がバカかを世間に問え」と言われたのでこうしてしてみる。どうでしょう。 今日の江口は、職場をクリスマス色に染めてみました。といっても、クリスマスツリーを出しただけ。去年、告知用スペースの飾り付け方法を思いついて、ダイソーで300円のを買って飾っていた。それはいいのだが、今年は飾り付け方法が思いつかなくて悩む。去年にツリーを出して、今年は何もしないというのもヘンだしなあ。何でも思いつきでやるもんじゃないなあ。ともあれ、強引になんとか思いついて、それに沿った飾りをしてみる。強引な思いつきだから、なんかキチャナイ。まあいいや、どうせひと月も無いんだし。 毎日が思いつき。
11月23日(金) 勤労感謝の日
今日も朝に起きるのが辛くて、アラームを鳴らしっぱなしにしていたら、急に止まった。どうしたのかと思ったら、隣にいた夫がすごい形相で睨んでた。怖かった。 さて、今日にふと疑問に思ったこと。 個人ブログにせよ匿名掲示板にせよ、ネット上にいろいろ書き込むのは、果たして未だ「陰に隠れてこそこそと」なのだろうか。今やネットほど、多くの人目にさらされる場所も無いんじゃないだろうか。まあ、匿名掲示板はまだ『匿名』なのだから、陰口の部類になるだろうが、ブログはなあ。また最近のブログって、簡単に顔出しあるからね。何度も言うが江口は古い人間なので、ネット上では個人を特定する情報は控えている(一応)。だってネットは怖いところばい。なので、普通の人が自分の顔写真、家族の写真などを普通に載せてるのに大変違和感を感じる。大丈夫なのか、おい、と。それほど簡単なツールになっているんだね。もうおばちゃん、ついていけない。 時々、芸能人がブログに不用意な発言をして炎上、というのを聞くが。てことは最近は、もう本人が事務所などのチェックを通さずに本当に書いてんだろうね。芸能人のサイトって聞くと、日記部分は誰かの代筆だと思うのは、やっぱり江口がおばちゃんなのか。
11月22日(木)
江口は朝が弱いので、目覚まし時計と携帯電話のアラームとのWセットをしている。それらが、スヌーズ機能も加えて5分おきぐらいに30分ほど鳴り続けたりする。そこまで鳴っていると、最後の方はもうどうでもよくなってくるので、放っといて寝ていたら、隣にいた夫がピーピー鳴ってる携帯電話をわしづかみにしてわしの顔に押しつけてきた。その姿はさながら、手榴弾を投げつけているように見えた。 その夫ですが、マシンを買い換えました。さっきから自分の部屋でがちゃがちゃと、セットアップに勤しんでおります。作業をしていたらお腹が空いてきたそうです、30分ぐらい前、夜食代わりに『ぐーぴた』を食べてました。それが今、やっぱりお腹が空いてきたそうです。教えといてあげる。ぐーぴたでは何一つ「ぐー」はぴたっとしないよ! 江口も過去に何度か食べたが、ぐーが止まった試しはないよ! 「まさか」という夫が、もう一度パッケージを見る。『おなかがぐーぐー鳴る前に』。オゥ、手遅れ。 手遅れなので新しい夜食を用意し始めました。セットアップ完了までもう少しのようです。
11月21日(水)
まだビリーズ・ブート・キャンプやってますよ。サボる回数の方が多くなってますけどね。今日も4日ぶりぐらいにやった。そしたらバテた。あんまり無理をしてはいけない、流行の初め頃ならやりすぎで倒れても、よくあるニュースのひとつとして流されていただろうが、いまビリーで倒れたとなってはいい笑いものだ。流行とはそんな速度で流れます。 で、6月頃から続けての結果ですが。いまだ応用プログラムに移れません。バンドなどの負荷は一切かけていません。基本プログラムばっかりで、時々腹筋プログラム(時間が短くてラク)です。体重は1キロも減っておらず、むしろ筋肉が付いて体格がよくなって、全体的にボリュームアップしました。今日になってふと、「もしかしたら平熱があがっているんじゃないか」と思いついたので測ってみました。今日の体温は36度2分。普段の江口は35度ちょいなので、確かに上がっているようです。ということは、基礎代謝量は増えているのでしょうか。どっちにしても結果は何一つ出てないのでしょんぼりな毎日です。
11月20日(火)
肌が荒れる季節ですね。江口は本屋という職業柄、毎日紙を触って脂分を紙に吸われ、冬はいつもガサガサで辛い。しかし商品を素手で触る職業なので、保湿クリームなど使えるはずもなく。あと、クリーム塗ってたら気軽に本が読めない。江口は暇なときは本を読んでるか、キーボード叩いている。手術用ゴム手袋とか、アレは細かい作業にいいのかなあ。いいとして、どっかで手に入るのかなあ。 と思ったので、いまざっと調べてみたら。オカモトが真っ先に該当した。素肌感覚とな。さすが。んで値段が20セットで4千円〜6千円。もうプロ用品でした。 逆に、手術用品が、軽々しい値段で取引されていたら、それはそれでいやだよな。100円均一の店で売っているようなもので、自分の腹を切られる。ごめん、そんな病院、行きたくないや。 あと、専用の業務用品は、単価は安くてもロット数がバカ多いというパターンもある。こないだ必要があってストアテープ(レジ袋に入れる代わりにテープで済ませる、アレ)を買おうとした。1巻ずつちまちま買うのも面倒くさいので、専用の窓口から買おうとしたら、ロット100巻だった。要らん。
11月19日(月)
何もすることが無いので夫と2人で録画してあったドラマやアニメや深夜番組をダラダラ観る。寝るタイミングを失い、気が付けば3時。 まあ、見ていたアニメって、ゲゲゲの鬼太郎なんだけどね。こなきじじいがフランケンシュタインとガチバトルをしていてカッチョEというので見てみたくなった。ので見た。満足。 ところで、西洋の怪物がフランケンシュタイン・ドラキュラ・オオカミ男と並ぶのは、やはり藤子A先生の影響なのだろうか。 それも、フランケンがまともに人語を話さず、巨体で、ボーダーのシャツを着ているというのは、んもうA先生だ(正直、A先生以前のフランケンを知らないので暴論に近いのだが)。あと、あの怪物の名前が『フランケンシュタイン』になってしまっているのもA先生の影響なのか。罪な人よ、A先生。 てゆうか、例えば今、アニメなどの制作に関わっている人らって、わしらと同じ年代ぐらいだろう。幼い頃に見た印象って、簡単に拭えないんだろうなあ。ついついドラキュラを「ざます」って、オオカミ男を「がんす」って言わせてしまうんだろうなあ。フンガー。
11月18日(日)
昨日の話の続きだが。あまりにもフレッシュな鹿肉だったので「刺身でも食べられるよ」と言われた。いや、でもさすがに、野性の肉を生ではあんまり食べたくないです、ナニがいるか分からんし。 江口はなんだかんだで現代っ子です。衛生管理の整った企業的流通ルートで手に入った物が一番安心して口に出来ると思っています。 しかし、ここしばらくの不正・偽装問題。そういった企業の衛生管理が疑わしくなってしまっている。じゃあ自宅で作ろう、と材料を揃えようにも、現代人の我々が物を入手しようとすると、スーパーマーケットや商店になる、だったら同じこと。 ならば、自給自足、自ら地を耕し海に潜り山に分け入り、そうして手に入れた材料で一から自分で作るとなると。 とたんに多少の虫だろうが埃だろうが気にしてられなくなるのが不思議だ。 そう言えば一人暮らしの頃は、よく切り干し大根やら魚の干物やらを作っていた。色んな物にまみれた物を。
11月17日(土)
鹿が手に入りました。 とある場所で鹿が生け捕りに出来まして。せっかくだから山の恵みとしていただきましょう。屠る現場に立ち会ってたら後ろ足と背中部分が手に入りました。 貰ったはいいが、どうやって調理したらいいのでしょう。 何年か前に貰ったときは、焼肉にした。今回もそれでいいのだが、我が家は屋内で焼肉をすることを固く禁じている。なので他の手段、本日の採用レシピは、赤ワイン煮です。ちょっと焼き目付けて、タマネギや人参、生姜とにんにく等の香味野菜と一緒にひたすらくたくたと。 んまい。 木の皮みたいな繊維たっぷりの肉が、とろとろに煮えて、噛むほどに味わい。野性の獣はクセのある匂いがするというが、たぶんそれはない。なぜ「たぶん」と言うかというと、江口が自分の味覚を信じていないからだ。まだ半分ぐらい残っている。次は生姜醤油に漬け込んで、竜田揚げにする予定。なお、肉の熟成期間とかそんなのは無視。 余談であるが、この話の流れで、四国内の狩猟に関する情報を調べていたら。ツキノワグマと思われる爪痕が見つかっていて警報出てた。いるんだ、クマ。
11月16日(金)
うちの隣の家は老夫婦が住んでいて、そこでは猫が何匹か飼われてある。おばあちゃんがよく猫を相手に会話しているのが聞こえてきて、たいへんほほえましい。 そんな中で萌えに萌えた今日の会話。 どうやら猫が、テーブルの上に乗るような、行儀の悪いことをしているらしい。それを叱って、おばあちゃん。 「ハナちゃん(猫の名前)、そんなことしたらダメでしょう、そんなに悪い子は、捨てに行くよ」。 などということを数回言った後、しばらく静かであったが、ついにテーブルの上の何かに口を付けてしまったらしい。ああこれがもう、おばあちゃんの逆鱗に触れた。 「ハナコ(←これが本名らしい)! あんたは何回言ったら分かるの! もう知らん、ばーちゃん、いまからあんたを捨てに行く。捨てるからね、知らないからね」 猫にそんなこと言って分かるかー。 その、人間の子、それも小さい子に叱るさまのまんまだったのが、とても可愛らしく、隣で聞いていてずっと笑いが止まらんかった。 萌え萌え。ばーちゃんに。 |