2008年5月1日(木)〜5月15日(木)までのごはん。

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5月15日(木)

 今日は小ネタ。
 朝。家の真ん前で、お遍路さんに道を尋ねられた。たしかにこの近所に札所はあるが、なんで道のまったく違うココを歩いているか。わしの家は意識して曲がらないと入れない路地の奥にある。迷ったにしても豪快すぎるだろう。
 ママンが職場にて。社長の息子が中国に住んでいて、そこへ遊びに行ったからとおみやげに、天津甘栗を貰った。好意はありがたいが、中国土産で天津甘栗はちょっとどうよ、とたいへん困っている。
 隣の部屋で夫が最近、『STRONG HOLD』をプレイしていて、プレイヤーを『閣下』と呼ぶボイスが頻繁に聞こえる。範囲外を指定すりゃ、「そこには行けません、閣下!」。射程外を指定すりゃ、「そこは狙えません、閣下!」。食料が足りなくなりゃ、「食料が足りません、閣下!」と、閣下がしじゅう部下に怒られている。音声だけ聞くと、なんともカワイソウな閣下に思えて仕方ない。
 チュウリップをクリアしたよー。チュウのコンプリートは出来なかったが。唯一の可愛いキャラ・スズちゃんとチュウが出来なかったが、ヒロインの最後のチュウのポーズが思ったより可愛かったので良し。
 今日はここまで。 

5月14日(水)

 うちの夫が、わしの足首を掴んで、足裏の匂いを嗅いでは「くさー」と言いやがるので、「く、臭くなんかないんだからねッ」と言ったら、「つまりそれは臭いということか」と返された。しまった、ツンデレ語では伝わるニュアンスが変わってしまう。はい、我々は仲いいですよ、ご心配なく。
 夫婦仲はさておいてツンデレなんですが。
 わしはよく、ツンデレ語を使う。「べ、別にアンタのためにやったんじゃないんだからねッ」とか。これを言うたび、夫に「あんたのなかでツンデレはそれか」とツッコミが入る。
 その通りです。
 「〜ザマス」と言ったら教育ママであるように、「△△ちゃぁ〜ん」と言ったら日仏混血の怪盗であるように、「べ、別に〜ないんだからねッ」とくればツンデレだ。こんなに簡単に模写しやすいものもないだろう。例えばおでこメガネッ娘巨乳委員長を模写しようにも、カチューシャとメガネと巨乳と印章を用意せねばならない、なんとも手間のかかるものだ。一瞬で特徴を掴みやすい、それが世間で馴染むかどうかの境界線であろう。
 話題に関係あるようで関係ないが、さっきテレビで、中川翔子が出てた。リズムに乗ってゲームをしていたのだが、そのリズムの合間にジョジョ立ちをした。直前まで普通にリズムと手拍子をしていて、即座にジョジョ立ち。あんたは普段、どれだけジョジョ立ちをやり慣れているのかと言いたくなるほどの切り替えの早さ。すでに彼女の中では、境界線を越えてジョジョが日常に馴染んでいる。そんなことを考えた水曜日。

5月13日(火)

 義父(70歳)の昔話。
 ブラウン管テレビを処分することになって。集積所のひとに「バラしちゃったほうがいいよ」と言われたとかなんとか。ともかく、分解することになり。外枠は、ただの箱なのでどうとでも分解出来た。さて、残るはブラウン管。
 それを義父、自分の持っている山奥に運び込み、これまた粗大ゴミであるところのバスタブを用意し、ブラウン管をなんかの袋に入れた上でバスタブの中に置き、それから適当な石を、離れたところから投げ込み、割ったらしい。
 結果。
 「ボンッ」とすごい音がして、バスタブもろとも砕けたそうな。
 という話を昨日聞いた。みんなに「ブラウン管は割れたら危ない、なんでそんなことをするんだ」と責められた義父は、小さく反論した。「だってやってみたかったんだもん」。
 そうか、やってみたかったか。じゃあ仕方ないな。やってみたかったって言われちゃあなあ、それ以上何も言えんがな。
 尚、この話、いつの時代の話かは確認がとれていない。まあ昔話ということでひとつ。

5月12日(月)

 昨日から夫の両親が来ておりまして。また行ってきましたよ、遍路巡礼。今日は18番恩山寺から、19番立江寺、20番鶴林寺、21番太龍寺まででした。
 この鶴林寺・太龍寺、12番の焼山寺と並べて、『遍路ころがし』の異名を持つ。どれも山深く、道もまともに舗装されていない険しい位置にあり、遍路巡礼をしようという者をくじけさせる難所なのである。歩き遍路だけではなく、車遍路ですら。
 さて、我ら一行。夫両親は巡礼は初めてだが、わしと夫はこれが2度目だ、という話を、立江寺からずっと同じタイミングで参拝していた他の遍路一行と話していた。テキトーな世間話をして、駐車場で別れる。丁度、駐車場で車を出すタイミングが、わしらの車含めて3台ほど重なった。何でかわしが先頭車両に。
 明らかに、わしのあとを付いてくるんですけど。そりゃ目的地が同じなんだから当然なんだけど、違う、さっきと比べて、車間距離が違いすぎる。
 しかし待って下さいね。わしら、太龍寺のロープウェイには乗りませんよ? あえて遍路ころがしのヘヴィさを体感しに行くのですよ!
 鶴林寺の前の道を下って、右折すればロープウェイ、左折すれば遍路ころがし。
 あああ、みんなが左折したよぅ!!
 1台後ろの車は気付いたのだろう、すぐにUターンした。でも2台後ろの車。いいんですか、本当にこっち来るんですか?
 という、すんごいプレッシャーを感じながらの巡礼でした。 

5月11日(

 今年もヤベチの季節が参りました。今だ語源が分かりません、ヤベチ。どぶさらいのことです。職場で、今年もやっぱりパートさんの自治体でもあったらしく、代わりに店長が出勤していて「今日は○○さんはヤベチで休み」と言われました。わしも素知らぬ顔をして「あ、○○さんとこもヤベチだったんですね。重なりますね〜」などと返していたが、ごめん、実はよく分からず使ってますよ、ヤベチ。
 で、この謎の単語ヤベチ。別名「いでさらえ」ともあるらしい。わたくし、33年香川県に住んでますが、どちらも馴染みがありません。どっか別のブログで、『今日はヤベチ(いでさらえ)がありました』という表現があったが、ちっとも説明になってないじゃん、とツッコんでみた。
 そんなわけで今日はヤベチ。夫が朝早くに出て行ったのを見送って、妻のわたくしは二度寝。ぐー。

5月10日(

 急に寒くなったね。天気予報でも「半袖ではやってられない気温になるでしょう」って言ってた。たしかにやってられなかった。
 そう、江口はこのことを予想していたんですよ。だからコタツとホットカーペットをまだ出しているんですよ。毛布はまだしまわないほうがいいんですよ。箪笥の中に冬物がぎっちりなのも、全然問題はないんですよ。そう、だって寒くなるんですもの。まだ必要なのよ、長袖が。
 いやまあ冗談抜きで。こんなに寒くなるとは思わなかった。職場なんか、そろそろクーラー出そうかと言ってたのに。まあこれで、クーラーのフィルターを掃除していなかった言い訳もできたということで。

5月9日(金)

 ふと思い出したこと。
 10代の時。はじめて化粧品を、スキンケアから一式購入することになりまして。ママンの行きつけにしている薬局兼サロンがあって、そこでいろいろと相談に乗って貰うことになりました。そこでおばちゃんに説明されたこと。
 「化粧水は、かならずコットンを使って、叩くように肌に馴染ませて」。
 で、実際にやってみましょうと、わしの手の甲を使って、まずは手でぺちぺち化粧水をつけてみる。
 「ほら、化粧水が全然肌に吸収されないで残ってしまう。けど、こうやってコットンを使うと‥‥ほら、全部肌に馴染んだ」。
 何も知らない初な娘さんであった江口は、そのときは「ほう」と思ったものだが、買い物を終えて家に帰って、やっと気が付いた。
 それって、コットンに吸収されただけやん。
 ということを思い出したのでここに残してみた。

5月8日(木)

 昨日の話の続きになるが。そういう江口の本名は、これまた平凡な名前である。全国に8万世帯近くあって、ランキングも40位ぐらい。旧姓のほうでも70位だ。よくある名字なので、他人に自分の名前について説明するときに、一度たりとも困られたことはない。ついでに言うと名前の方も普通の名前だ。例えば電話口で、「お名前の漢字はどのように書きますか?」と尋ねられて、漢字の説明の楽ちんなこと楽ちんなこと。
 で、今日はその話なんだけど。
 江口、この「電話口で名前の漢字を尋ねる」時の、「分かり切った説明」が何でか好きだ。
 オペレーターの方も、わざわざ聞く必要などないだろうという、分かり切った名前があったとする。「ヤマダさまのお名前の漢字はどのように書きますか?」。たぶん聞かなくても分かるだろう。それに対して「『ヤマ』に『タ』です」みたいな、ちっとも説明になってない説明を返すのが、どういうわけか好きだ。お互い分かり合ってます、みたいな絆でも感じるのか。そうか?

5月7日(水)

 珍しい名字について考える。
 地元ではよくある名前だし、同級生や他にも身近な人にもある名字なので、ちっとも珍しいとは思っていなかったのだが、他の地方から見れば珍名扱いというのはよくある。
 香川県ではダントツで『六車(むぐるま)』だな。データベースによれば、だいたい2800位。『業天(ぎょうてん)』も捨てがたい。あれ、でもこっちのほうが15000位と、レア度は高いのか。まあ、わしの周囲で業天は4〜5人いたけど、六車はゼロだったから、その感覚の違いだな。
 まあこんなふうに、人名として馴染みのない漢字が使われているのは珍名かもしれないと予想はつくが、山・川・田などの入っている、かつ平易な漢字を使っていながら実は珍しい名前だった、というと、なかなか気が付かない。
 あのー。もしかして『合田』を『ごうだ』って読むのは、珍しい方なんでしょうか。
 香川県ではポピュラーな名前です。ジャイアンの『剛田』が違和感あるほどです。でも昔、香川県を舞台にした小説がカセットブックになったとき、読み手がずっと『あいだ』『あいだ』って読んでたのに驚いた。『合田』は『あいだ』って読む方が世間ではポピュラーなのかひょっとして。あと、友人で、『好川(よしかわ)』という名前の子がいます。「シャチハタ印が特注になる」と困っていました。主流派は『吉川』らしい。そうなんや。
 で、話は変わるが。わしの大学時代に所属していたサークル。どうしたのかというぐらい珍名揃いだった。上記のデータベースで調べたら、全員25000位以下。全国に19世帯しかない名前とかあった。偶然ってのもあるもんだ。 

5月6日() 振替休日

 まあそんなわけでね、昨日はママンと姉ファミリーと集まって、みんなで一日遊んだわけですよ。お好み焼き屋へ行ったわけですよ。そこのお好み焼き屋、なんだかビールの注ぎ方がおいしそうだったのですよ。ちなみにサントリーモルツ。それを義兄と夫だけが、ぐびぐび飲んでいるわけですよ。
 キーーーー。
 丁度江口、自宅での仕事があって飲んじゃいけない状態だったのですよ。だから泣く泣く我慢した。なのでその仕事を終えたら飲んでやろうと、その時のために最高のツマミを用意するべくスーパーマーケットに寄る。
 選んだツマミは、イカ姿フライ。
 安いよぅ。この子は安い子だよぅ。 

5月5日() 子供の日

 7歳の甥と10歳の姪と、同じレベルで遊んできたので力尽きました。
 お好み焼き屋で義兄と夫だけがビール飲んでて殺意を覚えました。

5月4日() みどりの日

 元々みどりの日は、4月29日でした。元は天皇誕生日ですね。時代が昭和から平成に変わって、この祝日も無くなる議論があったらしいが、無くなるとゴールデンウィークがゴールデンウィークじゃなくなってしまうから残したらしい。そして今は『昭和の日』。これもいろいろ議論があったらしい。昭和に改号した12月25日の方が適切なんじゃないかとかなんとか。詳しくはWikipediaにあるから、そっち見といて。でも、この案が通ると、現在の天皇誕生日と挟まれて、結果的に連休になるから、ゴールデンウィークが無くなるという不満も解消されるのではないかとも感じましたが。
 しかし。しかし江口は思ったね。ゴールデンウィークがゴールデンウィークになる理由は、単に休日が密集しているだけじゃない。
 土・日曜を挟んで、どんな日数の連休になるかが毎年違う、そのギャンブル性が好まれているのではないか。
 まあ実際は、ずっと計算していけばこの先何年もゴールデンウィークの休日の並びを知ることは出来るのだが。年末年始、新しいカレンダーを見て新年に希望を抱く頃に、「さてさて今年の連休は?」とカレンダーを捲る、あの瞬間の楽しみがあるから良いのではないか。これの無い、只の祝日の連続だとあんまり面白くない。どうだ。
 という話の流れで思い出したのだが。5月4日って、もともとは休日じゃなかったんだよな。『国民の休日』って、これまたワケの分からん休みが出来たのは、1985年だ。最近だ。「飛び石連休」って、何時の頃から言わなくなっていたか。そう思うと、休日って頻繁に変わっている。よく手帳やカレンダーに、「祝祭日は法改正により変更します」って注意書きがあるが、珍しいことじゃなかったんだな。

5月3日() 憲法記念日

 夫がメープルシロップを買ってきました。メープル風味シロップじゃありません。サトウカエデ樹液です。お値段じつに4倍。しかも買ってきたこと黙ってた。「ようし、ホットケーキでも焼こう」と言い出して焼いて、食べ始めて、途中で持ってきた。最初から出せーーー!!
 あこがれの食品でした。メープルシロップ。存在は昔から知っていましたが、その、りくっちょげな(方言※偉そうなの意)ボトルデザインと、たかがシロップとは思えない値段で、決して買い物カゴに入れることはなかったメープルシロップ。人間、長生きしてみるもんですよ。ついにメープルシロップですよ。ホットケーキにだぼだぼかけてみましたよ。んまいなあ。んまいなあ。
 で、そんなふうに美味しいものに感動しているときに言うべき事ではないのですが。
 昔のホットケーキミックスに付いていた、粉末のケーキシロップの素、あれはあれで好きだったのですよ。「水で溶いて」とあるけれど、ちっとも溶けない、ざりざりした舌触りの残る、あの嘘まみれシロップ。同じ理由で、プリンミックスの嘘カラメルソースも好き。寧ろ溶け残っている部分が好き。ざりざりが。

5月2日(金)

 職場(本屋)の売り上げが悪い。
 2年ぐらい前から、レジにPOSシステムを導入したので、細かいデータを管理出来るようになった。で、その一環で、月間の総売上と部門別売上とを記録するようにしたのだが。毎月右肩下がり。なんぢゃこりゃ。そりゃ最近、店長の気が滅入るのも当然ってもんよ。
 で、ふと気が付いた。
 わしの担当は、男性向けコミックスなのだが。まあ、これも前年比をみるとすこぶる悪い。わしも胃が痛いなあ、と思っていた、その時気が付いた。
 書籍コミックスの売上が上がっている。
 コミックスの分類は2種類。雑誌コミックと、書籍コミック。大半は雑誌なんだけど、角川書店とか、ジャイブとかワニブックスとかは書籍。その書籍だけが、右肩上がり。
 これに気が付いて、客単価を計算してみた。
 毎月、あがってるうううう〜〜。
 何コレ。このデータは何を意味しているのだ。うちの店には大っきなお友だちが多いということなのか。これは良い傾向なのか悪い傾向なのか。とりあえず店長とも相談して、今も頭を悩ませてます。

5月1日(木)

 本当は今日は5月3日。ずいぶんサボってしまいましたね。
 なんでかってーと、ひとつはチュウリップに首っ丈なこと。先月に買ったPS2のゲームね。飽きずにやってますよ。というか、攻略のコツをつかみだしたので、ようやく面白くなってきたというところでしょうか。しかし残念なのはあのゲーム、キャラクターがちっとも可愛くないことだ(ぼんのう寺のスズちゃんは除く)。主人公は冒頭でヒロインに一目惚れするのだが、これがちっとも可愛くない。どこに一目惚れする要素がある。しかもデフォルト名前が『チラパンこ』だ。それを言っちゃあ、主人公のデフォ名は『パンチラたろう』なんだけどね。
 でもってもう一つのサボり理由は。
 ごめん、『シティーハンター』読破大会を開催しちゃった。
 何度も申し上げましたが、江口の10代にどハマりしたマンガです。しかもアニメから入ったよ。ワイルドをゲットしてアスファルトを切り付けたよ。さっき夫とこの話をしていたら、「あんたの黒歴史だな」と一蹴されたよ。まあしかし。第二次性徴期に要らん要素が入ってしまったのは否めないな。すっかり成人した今の江口の中に、シティーハンターはすっかり浸透していて、未だ読み返しては熱中してしまう。改めて読んだら、荒唐無稽なマンガであるのに、んもう首っ丈。とりあえず読破大会は終了したので、次は『こもれ陽の下で‥‥』と『ファミリーコンポ』と続ける予定。まだまだ続く。

 


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