2008年8月1日(金)〜8月15日(金)までのごはん。
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8月15日(金)
今日は小ネタ。 さっき、『びん』って読める漢字って何があるかなあ、とこのパソコンで変換させて捜していたら、変換候補に『保栄茂』って出てきてびっくりした。いやさ、わしも便宜上、たとえば『り』一文字でメールアドレスが一発で変換出来るように登録してたりする、それの一環で過去に何か登録したかしらん、でもそんな記憶ないよん、と思ってたら。沖縄の地名だった。どうやって読めと。 ママンに対して怒りが。来週、一緒にご飯を食べに行こうという話をしていたのだが、「どこの店がいい?」と聞く江口に対してママンの答えは相変わらず「どこでも〜」。じゃあどこそこにするか、と提案すると「え〜、そこって、若い子の行く店でしょ? 自分みたいな年寄りも行きやすい店が良い」と。ならばと客の年齢層が高そうな店を提案すると「そんな年寄りばっかりの所は嫌だ」と。ついに江口もキレて、「あんたはそうやって、『あれが嫌』『これが嫌』って、じゃあいったい何だったらいいんだ!」と怒鳴りつけた。この怒りフレーズが、わしの小さい頃よくママンに言われていたフレーズそのまんまだと後で気が付いた。 江口は駄テイストが大好き。最近全身で欲しているのは、アメリカンドッグ。安っすい魚肉ソーセージを串に刺し、ホットケーキミックス味の衣を付けて揚げたアレ。自分で作るんじゃなくて、スーパーマーケットの惣菜コーナーで売っているやつがベスト。今日になってそろそろ欲求が熟成されたので買い物に行ったついでに惣菜コーナーを見ると。盆の今はオードブルばっかりだ。アメリカンドッグはどこだ。 今日はここまで。
8月14日(木)
茄子をね、カリカリに揚げて、適当な薬味をのせて、市販の餃子のタレかけて食べるの。んまいよ。 という話を、夏が来て茄子の季節になるたびに言ってました。簡単そうに言っているが、茄子を揚げるのって意外と時間かかる。中途半端な揚げ時間だと、茄子の実が油をじゅくじゅくに吸ってエラいことになるし。 さて、今日。晩酌のアテに何か無いかと冷蔵庫をあさると、茄子が。揚げるのめんどくさいので、テキトーに切ってアク取りも何もせずレンジでチンして。餃子のタレもないので、んもう酢と醤油を1:1で混ぜて、ちょっとごま油を風味付けに入れて。チン終わった茄子に、冷凍庫に入れてた刻みネギと、チューブ生姜とチューブにんにくに七味、さっきのタレかけていただきます。 あ。んまいや。 てゆうかこっちのやり方のほうが、手間もかからないしサッパリしているし油の摂取量が段違いじゃん。わし、このレシピを覚えてから今まで、余計な時間を使って要らんカロリーを摂取してたのだな。
8月13日(水)
わたくし、『湘南爆走族』が大好きでして。最初に読んだのは小学生のときか、確か。江口洋介にどハマりしてまして。友人に貸して貰って読んでたのが、古本屋でヒットコミックス版全巻3000円ぐらいのセットを見つけまして。当時の小遣い額からすればかなり高額のこの買い物を、家族に黙ってしたことがあります。記憶している限り江口の一番古い衝動買いの記憶です。たぶんママンにでもバレてたら没収だっただろうなあ。 で、高校生ぐらいになると、一時漫画離れが始まりまして。収納力の限界もあったのですが、新しいのを買うと古いのは売るというのを繰り返していた。その流れでコレも売ってしまったのですが、大人になって自由に金と収納ができるようになると、ああダメだね。買い直しちゃった。さすがにもうHC版は無いので、ヤングキングコミックスの愛蔵版で。 それで満足してたんですが、どこでどうなったのか、講談社から完全版が刊行になったんだよね。なんだよ吉田聡、少年画報社と何かあったのか。さすがに買うつもりは無かったが、完全版最終巻の14巻、これが描き下ろし新作だっていうのでそれだけ買った。 好きとか何とか言ってる割に、判型にこだわらないのって大ざっぱなのかなあ、とふと思ったのですが如何でしょう。
8月12日(火)
その辺からくみ出してきたミネラルウォーターじゃなくて、なんか人工的でもいいからさ、不純物のない水って売られないかなあと言ったら、「そんな水は不味い」と一蹴された。そうか。 アイスティーを作るのにさ、水出し法があるじゃない。ボトルに水を入れて、ティーバック入れて一晩じっくり、ってやつ。やっぱさあ、水道水って抵抗があるじゃない。だからってミネラルウォーターがいいかというと、アレも開栓してしばらくすると衛生上いいもんじゃないんだよね。手を加えていない水であればあるほど、殺菌力は弱いはずだ。 最近、エコパックだかなんだか、ペットボトルに入るサイズのティーバッグが話題になっている。江口だって、毎度毎度、茶を買うのもイヤなのでこういうのにも興味はあるんだけど、でも生水を飲むという結果になるのがどうもいまいち。いやさ、ここは日本の浄水技術を信用するべきか。
8月11日(月)
放射線科って、いろいろあるんやね。本日の江口の検査は骨密度検査。江口はこれまでも、レントゲンからMRI、CT、マンモグラフィといろんな検査を受けてきたが、まだあったか。なんかロボットアームみたいな機械なのな。てゆうか、こんなに検査の形によって機械ががらりと変わるほどに細分化されたのか。医学の進歩ってすごいなあ。 で、なんで骨密度検査かというと。わしが以前によく使っていた、持病の治療薬。これを頻繁に使うと、骨粗鬆症をひきおこすと言われたからだ。先に言えー!! けっこう長期間服用してたぞ! まあしかし。その投薬も、複数の医者に、何度も診断されて、何回も使用していたことを申告していたにも関わらず何も言われなかったって事は、当時はさほど重要視されていなかった問題なのかしらん。骨粗鬆症って病名だって、最近になって耳にした言葉だしなあ。 ともあれ。乳製品大好きの江口の骨は多少の副作用には負けない丈夫さであると信じて。
8月10日(日)
トマトジャム続報。めっさ甘かった。どうしてくれようかと思った。砂糖入れすぎか。30%まで減らしても大丈夫かな、どうせ保存性とか関係ないんだ、すぐ食べきるだろうしな。 そうそう保存性と言えば。 ミンスミート作りたいのにな。肉入りのね。肉の保存性を高めるためにとかなんとか、酒やスパイスや砂糖やドライフルーツと一緒に煮込んだイギリス料理。時代が変わって現在では、肉がないドライフルーツミックスを指してミンスミートと呼ぶ。ケーキやパンに混ぜ込んで焼くという使い方らしい。 これのレシピが見つからないのですよ。一応、ネットでひとつ見つけたのですが、出来上がり量が8キロとか言ってた。レーズン3キロ使ったりして。そんなに要らん。 これはもう、図書館で文献を繰らないといけないのか、とも思って(あんまり探しに行く気は無いけど)。たまに大きな本屋に行ったときに料理本コーナーを探してみるのですが、イタリア・フランス料理の本は多々あれど、イギリス料理の本は無い。何かを意味しているのかしらん。
8月9日(土)
トマトが実って実って実ってさあ。消費が追いつかないのな。一日1個食べたら医者要らずとは言うが、正直、さっち生トマト好きでもないし。 なので大量に消費すべく、まずはトマトソースにしてみた。皮を剥いてタネを取って、たっぷりのオリーブオイルにバジルとにんにくいれて、ひたすら炒める。出来上がったら冷凍して保存。今日のごはんは、ハンバーグ作って焼き上がったところにこのトマトソース放り込んで、やっぱり同じように冷凍しっぱなしのコーンとグリーンピース入れて、まるでミックスベジタブルを使った手抜き料理のごとくな見た目の料理を一品。 と、こんな風に使っていても、ソースの消費よりも早く実る。でもこれ以上ソースは作れない。どうしたもんか。 ジャムにしてみた。 トマトでジャムってさあ、かなりゲテモノだよねえ。最近、トマトスイーツなんて流行っているらしいが、でもトマトだよ。フルーツトマトならまだしも、うちのは桃太郎(品種)だ。いったいどんな味さー。 ともあれ、作ってみる。やっぱり皮剥いて種取って、残った実の50%の砂糖‥‥と思ったけど、わしはあんまり甘いジャムは好きじゃないので、40%ぐらいに減らして。あとは普通のジャムと作り方同じに。実に砂糖まぶして水分が出てくるのを待って、アクを取りつつひたすら煮る。仕上げにレモン汁をいれてトロミ出し。 そうして出来上がったものは。 見た目は綺麗。匂いはトマト。味はレモンと砂糖。いうほどゲテモノじゃなかった。とりあえず、明日の朝のトーストに塗ってみることにします。
8月8日(金)
さて、今日の日記も何を書きましょうかと悩んでおります。そうそう毎日ゆかいなことがあるわけでもなく、さあ何かネタが無いかと夫に話をふったら、「じゃあタイムリーに、北京五輪のことを書けばいいじゃないか」と。 そうねえ。確かにあの開会式、すんごい盛り上がってたよねえ。中国ってやっぱり絢爛豪華って言葉が似合うわ。ワビサビとは真反対の、赤と金のきらんきらん。マスゲームとかね、例えば日本人にあれと同じことをやれと言って、あそこまでの統率は無理だと思うよ。始まるまでは施設が紙製だとかプールに藻がわいたとか色々耳に入ってきて不安だったけど、ちゃんとそこらも片がついてホッとしたわ。 ただ問題は、江口が開会式の映像をまったく見ていないと言うことですね。はい、ごめんなさいよ。嘘話ですよ。夫に「イマジネーションだけでどこまで書けるかやってみろ」と言われたのでチャレンジしてみましたが、だって江口は夫ほど大ボラ吹きじゃないから。 そんな夫へ、この言葉を捧げます。 講釈士 見てきたような 嘘をつき
8月7日(木)
とゆうわけで手術だ。決定だ。来月だ。1週間ぐらい入院だ。そこんとこよろしく。 それはさておいて、先週の話だが。体調があまりにもよろしくなくて、「先生は誰でもいいから、とにかく診て」と病院にかけこんだら、若い女医が出てきた。このアマがまあ、話し方はつっけんどんで、やけにトゲトゲしい、感じの悪い先生だった。手術を薦めたのがこの先生で、「なんなら来週(つまり今日)、手術の執刀をする教授先生が来るのでその人の診察も受けたら?」と言われたので、こんなアマの言うことなど聞いていられるかと今日の診察を希望したのですが。 今日の診察室にも担当医欄に女医の名札がかけられてあったので、アレ? と思ってたら、どうやら教授は女医を指導するために出てきているらしい。で、教授と女医と2人がかりでの診察となったのだが、この女医が先週とはうってかわって何とも和やかであった。この変わり身は何だろうとよくよく観察してみると、この女医、教授に対して萎縮してるのな。萎縮っていうと言葉が悪いな、教授の指導を熱心に聞いているが故にあたふたして、その結果トゲが取れている。ああなるほど、先のトゲトゲしさも、若さゆえのことだったのですね。それに気付くととたんに可愛らしく思えてくるから不思議だ。 まあ、医者に限っては、未熟な部分は人あしらいだけであって欲しいな。
8月6日(水)
うちのママンが引っ越しを考えてまして。 今、住んでいるのが公営団地なのだが、そこがもう閉鎖されるとな。一応、退居までの準備期間があと10年ぐらいあるんだけど、それがこの2年以内に退居したら、敷金が全額帰ってきたり補助金が出たりと、なかなか好条件なわけだ。 というわけで、早速いろいろと住宅情報を探してみたのですが。 なんで最近の家って、収納がないんでしょうな。新築物件になればなるほど、収納スペースがない。アレか、現代人はものを持たないのか。扇風機とかストーブとかを季節ごとに入れ替えず、ぜんぶエアコンで済ませるのか。ベッド置いてあるから布団を入れる場所を考えなくていいのか。 まあしかし。ママンも独り身なので身軽と言えば身軽、嫁入り箪笥も全部処分するつもりでいるらしい。それを聞くと寂しくも思うが、でもひょっとしてずっと邪魔だと思っていたのかとも考えてしまう。だってねえ、貧乏人の三男に嫁いで借家暮らしなのに、要らんかったでしょうよ、その大きさのは。でもそれが昔の風習だしなあ。昔の家だから収納もたっぷりで、その上に大量の箪笥か。そりゃ押し入れに箪笥入れておくよね。
8月5日(火)
今年も買ってきました、近所の魚屋のうなぎ。 去年の丑の日に、タイミング良く魚屋の前を通りがかったので買ったらたいへんシアワセになったので、ぜひ今年も、ということに。ありがたいことに今年は丑の日が2回ある。今日が休日と重なったので、おいしくいただきました。 ところで、そもそも丑の日にうなぎというのは、「『う』のつく食べ物を食べると良い」が起源らしいが。だからウドンでもウノハナでもいいわけだ。もちろん、ウシでも。しかし、今更「ウシの日だから牛を食べよう」と言い出すと、「このひと、丑を牛と勘違いしてるのかしらん。もしかして土用を土曜と思ってたりして」と、いらん誤解を受けそうだ。焼肉屋や牛丼屋でそんなキャンペーンをしているらしいが、難しいんじゃないかなあと思いました。まる。
8月4日(月)
7月下旬にオープンしたばかりのイオン綾川に行ってきました。こんな、オープン直後で混雑している時に近寄るつもりはなかったのですが、たまたま通りがかったのでつい。平日だというのに混んでました。おはぎとか団子とか売ってる店で買った、きなこ団子とごま団子が本日の戦利品。あと箸置きと。 なんか、寝具の専門店が入ってまして。ぴったりの枕を作ってくれる売場があった。で、サンプルのところに、ソバガラとか綿とかビーズとか、中身の違う枕を8種類並べていて実際に感触を試せるものをおいてあったが、それらにそれぞれ『もっちり』『しっとり』『ぷにぷに』『ぽよぽよ』と、擬音でサンプルを表示していた。 やっぱり商品なんだから、あそこの店員は、どんなオッサンだろうが「こちらの『ぽよぽよ』とあちらの『ぷるぷる』のどちらになさいますか?」とか「お客様には『もちもち』がお勧めですよ」とか言ったりしているんだろうなあ、とか考えて萌え。 まあ、枕に限らず。やけにメルヘンな商品名って、オッサンに対しての意地悪としか思えない。『つるるんゼリー』とか『森のきのこ』とか『すやすやくまちゃん』とか、テキトーに名前を作ってみましたが、これらをネクタイ締めた真面目くさった、たぶんイイ歳の娘とかいるだろうオッサンが口にするのか。いいよね。
8月3日(日)
ムゲンえだまめ買ってしもた。 いやあ。こんなバカバカしいの、大好きでさあ。ヤマダ電機を覗いてたら見つけたんだもん。しかもポイント溜まってたからさあ、500円の商品だったけど104円で買えた。くだらなさに見合う、いい価格で買えたと思います。 あと、さっきムゲンえだまめの公式サイトを覗いて、そこのムービーがあったので軽い気持ちで見たら、「マメつまめ〜♪」のテーマソングが延々頭の中でリフレイン。いらん弊害が。
8月2日(土)
こないだ宇和島に帰ったときに、けずりかまぼこ貰った。 夫の伯母さんが近所に住んでいるのでいつも顔を見せに行くんだけど、その時にいつもおみやげを持たせてくれる。ありがたい。で、今回のおみやげが、そのけずりかまぼこ。「こないだ、ケンミンSHOWで紹介されて、今は大人気」と説明された。ごめん、わしらはケンミンSHOW見たことないねん、たいていその時間って家にいないし。 ちなみにけずりかまぼことは。その名の通り、かまぼこを乾燥させて鰹節みたいなビジュアルに削ったもの。ちょっと固い。元がカマボコなので、塩気がある。ごはんにかけたり、うどんのトッピングにしたりして食す。夫に言わせれば、小さい頃からよく食べてた、さして珍しいものでもないとな。 さて、そのけずりかまぼこ。大量に貰ったので、わしのママンにもおすそ分けする。ママン、それを見て。 「あ、ケンミンSHOWで紹介されてたやつだ!」 どれだけ世間ではケンミンSHOWなんだ。
8月1日(金)
色んな意味で8月1日です。 でさあ、ゴーヤって、なにがおいしいねん。 だって苦いんだよ? 人間の感じる味覚で『苦い』は、それは毒だ。苦いもの=毒と、人間の体の本能がもうそうやって記憶しているはずなんだ。本能がせっかく、体内に入れてはいけないと感知しているんだから、食べちゃダメでしょうよ。あと、秋刀魚のハラワタとかさあ。誰だ、最初に食べたの。最初に見つけて食べて「おお、これはうまい」と言ったのは誰だ。 うちの夫がどういうわけかゴーヤ好きで。「この、『にがッ』って言いながら食べるのがいい」なんて、ビール飲みの言い訳みたいなセリフをほざきながら食べるのですが。その夫ですら、ゴーヤの下ごしらえは丹念にしている。ほらみろ、そうやって出来るだけ苦みを抑える一手間をかけているんじゃないか。苦くない方がやっぱりいいんじゃないか。料理番組なんかでもさ、牛乳に漬けたり下茹でしたり、苦みを抑える努力を怠らない。ほんとは苦いの嫌いなんでしょ、みんなだって。 と、こんな話をしていると、ブロッコリー嫌いを公言して大量に送りつけられた海の向こうの大統領の話を思い出した。
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