2008年10月16日(木)〜10月31日(金)までのごはん。
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10月31日(金)
毎年毎年、江口は「なかなか定着しないねー」、とハロウィンを話題にする。定着させたいのか本当は。 ハロウィンが定着しない理由について、何年も考えたが、やっぱり行き着いた結論は「決まった料理がない」ことであった。去年も同じ様なことを言ってたのは、もうこれしか結論が思いつかないから。 ハロウィンと来れば、かぼちゃ。しかしこれは、『かぼちゃ提灯』であって、かぼちゃ料理ではない。だから、装飾用のおもちゃかぼちゃはよく見かけるが、食用のかぼちゃが話題になることはない。これはいけない。一応、菓子業界が、かぼちゃケーキやかぼちゃチョコやら何やらを発売しているが、しょせんかぼちゃへの便乗であって、「ハロウィンにはコレ!」という押しの強さがない。「ハロウィンにはかぼちゃケーキを食べるもの!」と言い張ってしまえばそれでよかったのに、クッキーやプディングやらにも同等の発言権を与えてしまったために結果、印象が薄まってしまった。 そして且つ、夕食に出せるものでなければならない。菓子は、菓子として別に買ってこなければならないし、おやつ、デザートとしてわざわざ食べる時間枠を用意しなければならない。しかし夕食なら。夕食は毎日必要なものだ、そこへ滑り込ませなければ、一生定着はしないだろう。土用のウナギだって、節分の恵方巻きだって、それがそのまま夕食の食卓に載せられるから定着したに違いない。 だからハロウィンには、かぼちゃの煮物を推すべきだ。味噌汁の実をかぼちゃにしなければならないとかでも可。あとは関連づけね。ハロウィンにかぼちゃを食べると風邪を引かないとか。冬至? 大丈夫、その頃にはみんな10月にもかぼちゃを食べたことは忘れてるから。
10月30日(木)
だって我慢ができなかったんだもんな。おでんが食べたい。おでんが食べたい。だから作った。いいじゃん。 おでんは簡単で美味しい。でも厄介だ。なぜなら、材料を一から揃えなくてはいけない。大根だけがあってもおでんにはならないだろう。天ぷらもコンニャクもすじ肉も用意しないといけない。場合によってはガンモやゆで卵も必要だ。あんまり揃えすぎると今度は鍋に入りきらない。折り合いを付けるのが難しい。調理は簡単だ、しかしそこへ行き着くまでの道のりはなんと遠いことか。 ところで常々思うのですが。おでんって『鍋』じゃないよね。 冬が来るたびに、人気の鍋物ランキングみたいなのがニュースの話題になるけれど、この場合の『鍋』って、寄せ鍋とか水炊きとかを指すのであって、おでんは鍋のカテゴリに入れちゃいけないよね。分かってくれるでしょうか、この憤り。いや別に怒っちゃいないけどよ。
10月29日(水)
最近になってやっと気が付いたんだけど、別に伊達巻きっていつ食べてもいいんだよね。 こないだ『和風総本家』で寿司の特集をしていて、やっぱり見入る。あの番組は、ひたすら食べ物それ自体を追いかけるので、何もかもが美味しそうだ。今週はその被写体が寿司なんだから、そりゃあもうダイナマイトでしょう。マグロやコハダも美味しそうだけど、卵がこれまた美味しそうで。白身魚を擂って、鮑も擂り入れて、山芋も入れて、たっぷり卵をふっくら焼いて、簀巻きにして伊達巻き風に。ああんもう、たまらんなあ、食べたいなあ。 それを見て気が付いた。 あ、伊達巻きって、別に正月じゃないときに作っても誰にも咎められることはないんだ。 餅だってお屠蘇だって黒豆だって、ボジョレーじゃあるまいし、解禁日なんてものは存在しないんだ。 とはいうものの、ケに食べるおせちなんて、これ以上つまらないものはないだろうけどね。
10月28日(火)
ポストペットって、まだあったんな。 15年ぐらい前に流行った、アレ。わたくしも飼っておりました。しかしその当時から、誰からもメールが来ず(現在も)、簡単に飽きました。 ちまちま手をかける育成系ゲームやら何やらは好きなんだけど、たいていが「お友達との交流☆」が成長条件だったりするから困ったもんだ。ブログをいっぱい書いたりしてね、来訪者にいじらせてコメント残させて大きくなるの。そんな要素のない、ただ水槽や盆栽をいじるかの如く、一人で飼える育成系は無いものかと捜したが、無いね。 インターネット通信って昔は、「遠く離れた共通の趣味を持つ見知らぬ人と知り合いになれる」というのが売り文句だったけど、だからって「知り合いを増やさなければならない」というわけでもないでしょうに。マイペースでそこそこ遊べるものって無いかなあ。あ、Ogameはまだやってますよ、あれはいい。
10月27日(月)
研修に行っておりますが。主任がものすごく歩くのが速くて、わしら研修生は追いかけるときに小走りになるほどでした。それを見た副主任が、「この売区に居たら皆もいずれ、こうなるから」と言いました。 それから3週間経過。アルバイトの子が、ふともらしました。「昨日の休日に、近所の店に買い物に行ったら、すごく速いスピードで店内を見て回っていた」と。それを聞いた他のバイトさん達、まあまあそれはそれはと笑っていたが、今日気が付いた。全員、速くなってるよ。研修所から駐車場まで移動するちょっとの距離、他の売区の人間をどんどん追い抜いて歩いてるよ皆して! あと1週間で研修も終わります。
10月26日(日)
ママンがこないだ、金縛りにあったそうな。その呪縛から逃れんために、動かない体で必死に「おまえらになんか負けるか、おまえらになんか負けるか」と唱え続けていたらしい。おまえらって誰だ。 そのママンに呼び出されて買い物に付き合ってきました。ママンは車の免許を持っておらず、週に1回わしが連れて行っている。簡単に呼びつけられてはこっちも迷惑なので、決まった曜日だけにしてくれと言っているが、それでも不測の事態は発生するので電話がかかってくる。雨とか。 で、さすがにママンも急な呼び出しを申し訳なく思ったのだろう、「何でも好きなもの買ってあげるから」との申し出が。そうか、じゃあ仕事帰りで疲れているから、甘いものが丁度欲しかったのよ。チョコレートがいいなあ、フツーのね、徳用の大袋に入っているようなの、とリクエスト。 そしたら、アーモンドチョコ買ってこられた。あのー、おかあさん、わたくしがアーモンドチョコ嫌いなのを何故知らないか。6年ぐらい前まで一緒に暮らしてたよね、ママン。 チョコレートチョコレートとわくわくしていた所にこの仕打ち。このガッカリを分かって頂けますか。帰り道、涙が出そうなぐらい悲しかった。どれほど落胆したかを読者諸兄にも同調して頂くために、似た喩えをずっと考える。「おいしい新米が手に入ったよー、さっそく炊こう」と言われて待っていたら、カレーやチャーハンが出てきた、これが一番しっくりくる喩えだと。
10月25日(土)
4時間経過。元気。とっても元気。毒をちょっとずつ食べて耐性をつけていく忍者の如く、賞味期限切れを頻繁に食べて耐性をつけた江口。ええ、頻繁にありますからね。 さて今日は、心の友・Mちゃんとゴハンでした。 先月に入院した江口、その快気祝いをせねばならぬとMちゃんに提案されてました。しかし、さすがに手術直後、アルコールは控えた方がいいのかなあ、と話していました。そしたらMちゃんの名言が。 「切った体をアルコール消毒しなきゃ!」。 その通りだ、Mちゃん!! 念のため言っておきますが、病院側からも特に制限はされておりませぬゆえ、今日に限らず普通に飲んでますよ。でも今日はさすがに飲み過ぎたな、飲んで帰って横になって気が付いたら朝陽にオハヨウ。服着たまんまでした。休日おわり。
10月24日(金)
何年か前に、うちのママンが突然倒れて救急車で運ばれたことがある。激しい下痢と嘔吐だったため、夏場だったこともあり、食中毒が疑われた。ママンも、悪いものを食べた心当たりがあって医者に「さっき食べた○○が悪かったんだろうか」と言ったところ、医者の返事は「食中毒の腹痛は、食べて3〜4時間後に症状が出る。そんな直前に食べたものなら、原因ではない」という話だった。この話を聞いて以降、我が家でのルールは、どんなに悪いものを食べても4時間乗り切ればセーフ。 今日の江口。疲れていたのでしょうか、甘いものが食べたくなった。家を探しても何もないので、簡単なケーキを作ることにした。材料は小麦粉・片栗粉・砂糖・ベーキングパウダー・卵・サラダ油。この辺の材料はたいてい家に常備されてるから考えずに作りはじめたら。ベーキングパウダー無かった。しまった、切らしていたか。しかしこの時点で行程の8割が進んでいる。どうしたものかと思ってもう一度棚を捜したら、重曹見つけた。ああ、これでいいじゃん。 賞味期限が2006年だったけどね! さあて、あと30分ぐらいで4時間が経過します。どうなる江口。待て次号。
10月23日(木)
今日は雑多ネタ。 公休日。最近の勤務は朝が早いので、今日はゆっくり寝ようと思ってたのに、病院に行かなくてはいけません。起きる時間同じ。しょんぼり。 ただいまの治療はリュープリン注射。1回でいちまんえん越えた。これをあと4回打たなくちゃいけない。今年の医療費ってえらいことになってるんですが、予定では年をまたいでの治療になるので2年分割で計算されると思う。何かもう色々。 診察にて。コムスメ女医に「体重は減ってますか?」と聞かれた。イヤ、その前に、体重調整しろなんて話は全く聞いてませんよ? てゆうかこのコムスメは、言ったつもりの話が多すぎる。気をつけてよ医療従事者なんだから。 先週に言っていた、ママンの自転車をようやく受け取れました。車には載せられそうにないから、夫の車でわしを送った後にわしが自転車に乗って帰るという段取りにしていたのに、いざ受け取りに行くと夫の車に積まれそうになった。話を聞け。そもそもこの段取りはそっちから提案したことだろうが。 せっかくなのでそのまま慣らしサイクリングに。今の職場まで自転車通勤に切り替えてもいいかなと時間を計ろうとした。家から1キロぐらいの地点でイヤんなったので引き返す。引き返すのもイヤな距離だ。 今日はここまで。
10月22日(水)
江口の新しい職場は、今度新しくオープンするショッピングモール。なので今は、別の支店に研修に行く毎日。そこの支店の社員さんと話をしていたら、年末の新店オープンは忙しいと脅された。もちろんオープニングセールに忙しく、直後に歳暮が来て、クリスマス、正月、バレンタインデーとイベントが続く。死ぬよ、と。やだなあ、もうちょっと長生きしたいんだけどねえ。 ところでショッピングモールの勤めの経験がある江口からひとこと。確かに年末年始、イベントの集中しているときは忙しい。 でもそれは、もちろん来客の多さとそれに伴う在庫補充が忙しいのもあるけれど、もっとキツいのは通常通りに仕事が回らないことだ。 例えばね、歳暮。みんながギフトコーナーに集中する、特設会場の在庫ばっかりが減っていく、そっちで作業することが多い、だから台車なんかが全部特設会場で使われている、通常の売場でいざ台車を使おうと思っても使えない。そんな些細な軋轢が積み重なって、仕事が回らなくなるんだ。 風が吹いたら桶屋が儲かるのと同じ原理。同じ原理。
10月21日(火)
イエティの足跡が発見されたんだってね。へー。 UMAの話で思い出すのが、ゴリラ。ゴリラも最近まで未確認生物だったらしいね。最近っても2〜3年って意味じゃないよ。アレもさ、捜してた人は「ゴリラなんて空想の生き物じゃん」って思いながら捜してたら見つかって、「うわっ、ホンマに居た」とか言って驚いたのかなあ。シーラカンスを確認した学者は発狂しそうになったらしいけどね。雪男がどうなのかは知らないけど、存在しないと言い切るのは乱暴だと思ってる。ネッシーにせよUFOにせよ幽霊にせよ、現在の科学が完璧でない以上は、現在に観測出来ないから100%存在しないと言い切ってはいけないでしょうよ。 同じくUMAの話で、ツチノコ。おそらく多くの日本人が、実際見たこともないくせに、ツチノコの特徴がすらすら言えてしまうのではないでしょうか。江口も言えます。胴体がビール瓶ほどの太さで、しっぽをくわえて丸まった状態で転がり、30センチほどジャンプが出来る、第一発見者は剛田武。 えーと、この辺って、一般常識でいいんですよね?
10月20日(月)
塊魂の100万本のバラ、3万本で飽きた。やってられっか。 さて、最近の江口。誰に言ってもきっと分かってもらえないだろう悩みを抱えて困っております。 うちの上司なんですが。イノウエという名前です。年齢は知りませんが、たぶん30歳代後半から40歳代前半ぐらい。やけに背が高く、そこそこ男前。 なんでかこの人を、「この人はアキヤマという名前が似合う」と思ってしまうんですが。 名前の覚え間違いとか、過去の知人のアキヤマさんに顔が似ているとか言うのではなく、ただ顔のイメージがアキヤマさん。「なんでこの人はアキヤマさんじゃないのか」と首を捻ってしまう。名前を呼ぶときに、「えーと、(アキヤマさんじゃなくて)イノウエさーん」と一拍置いてしまう。誰に言っても同感は得られないだろうし、こうしてココに書き記しても、読者諸兄には「ハァ」という反応しか出来ないのは分かっておりますが。でもまあ、江口の悩みですのでここはひとつ。 関係ないんですが、さっき夫に、「ドラクエとかはいいよな、木の実や種を食べたら頭が良くなるんだからな」と言われました。ハァ。
10月19日(日)
入院前に、こりゃ便利そうだと思ってブラカップ付きのタンクトップを買ったのですよ。丁度安売りしていて、「リラックスタイムに最適」「自然なつけごこち」「カップ着脱自由」なんてソソるコピーも付いていてね。入院して寝ているときにブラジャーなんて着けてたら窮屈だし、だからって誰が来るか分からない状態でノーブラというわけにもいかないし。これなら、退院後も通常の休日着にできるじゃーん、と思って買った。結果、失敗。 カップが固定されていないもんだから、洗濯機で回したらすぐにズレるの。でもってこれがまた、カップの出し入れが面倒なんですよ。脇の、ちょっとした隙間に指を入れて形を直さなきゃいけないタイプで。腹が立ったのでカップを外し、普通のタンクトップになった。ああんもう。 しかし、わたくしも反省すべき点があるのです。 そもそも、女性下着というものは、洗濯機で乱暴に洗うものではないのでしょう。洗濯の度にカップを外し、ネットに入れたり手洗いをしたりせねばならぬのでしょう。そして面倒だろうが機能的でなかろうが、毎度毎度カップの調整をせねばならぬのでしょう。やってられっか。夫曰く、「女は全力でリラックスする」と。だからリラックスに全力を注げない江口はもう女じゃないんだって。オバンだって。いやいや、ちょっと待って。いきなり老婆にしないで、もうワンステップよろしく。
10月18日(土)
あー。『みんな大好き塊魂』のイトコハトコをようやくコンプリート。これで100万本のバラステージに突入です。 ご存じない方のためにご説明致しますが、塊魂は玉を転がして障害物をくっつけて大きくしていくアクションゲーム。で、かくれキャラを全部捜し出すと、ひたすらバラをくっつけていくボーナスステージが出てくるわけだ。誇張ではなく、100万本のバラを集めることが最終目的。本日の江口、1時間ぐらいかけてようやく2万本。毎日同じペースでプレイするとして、2ヶ月弱か。それまでまだ飽きずに遊んでるかしらん。 ゲームと言えば。たった今『イースY』をクリア致しました。結果的にレベルをかなり上げていたらしく、魔法の連発で勝てました。いやいや、やっぱりボスキャラに対しては最高レベルで挑まないとな。赤子の手をひねるかの如くにボスが倒れていく様はなんと気持ちの良いことか。 じゃあ次の目標はね、塊魂のラスボスを倒すこと。ここで言うラスボスはもちろん王様。巻き込むよ。
10月17日(金)
うちのママンが自転車をくれるというので待ってました。 ママンは自転車を2台持っている。1回、盗難にあって買い直して、しばらくしたら戻ってきた。で、うち1台を会社での置き自転車にしていた。それを、フィリピンから勤めに出てきていた女の子達に貸してあげていた。その子達が、フィリピンに帰るというので返して貰うことに。きっちり返して貰わないことには海の向こうまで督促に行かなければならないため、ママンは「娘に必要なので、6日には返して」と念押しをしていた。しかし6日、いざ返して貰おうとすると、「○○さん(彼女たちに仕事を斡旋した日本人)が返してくれるというので、その人に渡した」と言う。なんだかんだでちゃんと帰ってきたのはその1週間後。「日本と習慣が違うってのはこれだから!」とプリプリするママン。そのママンから自転車を貰うことになりました。 はい、ここまででオチが読めた人、手を挙げてー。 来ませんでした。この怒りをどこにぶつけたらいいか分かりません。
10月16日(木)
手の届かない位置にある雑草をどうにかしたい、でも除草剤はないという場合、便利なのは熱湯。うちの家の前の用水路の脇に生えているヤツなんかはコレでイチコロ。田んぼに使う水だろうから、うかつなものは使えない。そこで熱湯ですよ。冷めればタダの水。誰も困らない、しかし確実に生命を破壊する。恐ろしいですね。 ところでお気づきですか。イースト菌も生命であることを。 そうか、発酵がうまくいかないのは、材料のぬるま湯がぬるいどころの温度じゃないからなんだな。 今日もパンを焼きました。分量どおりに材料を用意し、十分な発酵時間もとりました。しかし上手くいかない。あと考えられる原因は湯か。 イースト菌の根性なしめ。
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