2008年12月1日(月)〜12月15日(月)までのごはん。
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12月15日(月)
もうすぐクリスマスですね。なので最近、欲しいものが買えません。 なぜなら夫が買ってくれるかも知れないからな! この時期になると、お互いがそれとなくプレゼントのリクエストをしあいます。これまでのプレゼント履歴を確認したり、訳も無く(無いのかよ)一緒にショッピングに行ったり、「あ、○○が欲しいなあ」と、ときどき露骨なおねだりをしてみたり。去年に至っては、欲しいもの一覧を書き出した。そしてお互いの性格からして、明らかに欲しがっているものはプレゼントしない。なんで自分からハードルをあげるか。 ともあれ、会話の中で欲しそうにしていたアイテムを覚えてそれとなく用意し、クリスマス当日に包みを開けてわあビックリ、というのが毎度の演出だ。なのでここ数ヶ月の間に会話に出したものをうっかり買ってしまっては、ダブることになりかねないので控えている。なので今、たとえばクッキングペーパーと無塩バターが欲しいと思っても買っちゃいけないんだ。買ったけど。
12月14日(日)
江口は昔もスーパーマーケット勤めをしていて、そこでギフトコーナーを担当していた。これがもう、地獄で地獄で。とにかく客が集中する、スタッフは全員短期アルバイトだからとてもそれをさばけない。毎日泣きながら残業してたもんですわ。 今日、「江口(仮名)さん、ラッピングできるよね」と、ギフトコーナーの応援に駆り出された。行ってみると、新しい店のギフトコーナーは、上記の条件に加えてあらゆる全てが新設という、複数の悪条件が重なってとんでもないことになってた。何をどこに片付けるかが未だ決められておらず、備品は散乱し、作業動線が定まってないの。うへえ。たぶん来年は、今年の経験者が残り、反省をふまえてもうちょっとマシになってるだろうが、まあ頑張ってくれ。わしはもう無関係なんだ。応援に出されたところで、気楽で気楽で。いやほんと、仕事を辞めた後も、季節が巡るたび「ああもうやらなくていいんだ」と言ってたぐらいだからな。のんき。
12月13日(土)
『江口梨奈』は本名じゃなくて、他に名前がある。 小さい頃から何度か、己の名前の由来をママンに尋ねたことがある。そしたらさ、聞く度に答えが違うの。「語感のいい音を探した」だとか「自分の名前の一文字を使いたかった」とか、なんか曖昧。その曖昧のうちの1つに、「歌手の○○を見て、その名前がいいなあと思ったので、それに漢字を充ててみた」というのがある。ママンの性格を顧みるに、一番説得力のあるのがそれだったので、江口はずっと己の名前の由来はその歌手だと思っていた。 今日になって。テレビを見ていたらその歌手が出てた。 そこで知った事実。 デビュー1984年。 江口が生まれた後じゃん!!
12月12日(金)
最近、イラストロジックパズルが大好きで。 このところ更新が大ざっぱなのはそのせい。気が付けばロジックってる。しかし、困ったことにオンラインで自分の気に入った無料ゲームはやり尽くしてしまったんだな。あとは操作性の悪いところか、有料の所しか残っていない。雑誌を買ってくるのはいやなの。なぜなら手が疲れるからね。ただでさえ、走り書きメモの文字を書くのですら手が疲れてくるんだから、黒く塗りつぶすだなんて、そんな。 人は衰えるときは一瞬だよ。だよ。
12月11日(木)
会社のパート・アルバイトたち(女10人)だけで集まっての忘年会だったのですよ。議題は仕事のグチ。溜まっているのは知っていたが、ああ恐ろしい。 わしの勤務は、夜10時まで。なので8時から始める予定の忘年会、仕事が終わって急いで行っても、開始から2時間半は経過しているだろう、そろそろ帰る雰囲気になっているのではないかとの懸念があったが、全くそんな心配はいりませんでした。しかも全員シラフなのな。待って貰った身でありながら言うのもなんだが、よくもまあそんなに間が保つな。よっぽど溜まってたのか。ああ恐ろしい。 それにしても、みんな何故に飲まない。女だけの宴会って、9割の人間が飲まないので寂しい。いや、別に寂しくはないが、自分だけ飲んでコストを上げているのが申し訳ない。みんな飲んでよ。
12月10日(水)
つい。 えっとね、送料あわせて4350円でした。「何かに使うかなー」と思って10個で注文したんですが、正直持て余してます。どうしよう。 で、話変わって今日の日記に。 こないだ職場で文書で通達が来たの。「裁判員候補の通知が来たら報告を」って。会社としては、選任されたら休ませなければならない、だから来たことを知らせなければならない。でもって文書の下の方に、「守秘義務に反することになると思われるかもしれないが、事実として唐突に休まれるわけにはいかないので、会社側は必要な範囲で知っておかなければならない」みたいなことを付け足していたのね。 なんだろう、この矛盾。 まあ正確に言えば、会社は会社で社員の個人情報の守秘義務云々があるのでプロテクトはかかってるんだけど。ツッコみたくなる気持ちも分かってくれ。あと新聞ね。「通知が届いた○県在住のAさん(△歳)は『〜〜』」って記事ね。さりげない記事のフリをして、そのAさんが情報漏洩している部分は無視か。あともう一つツッコみたかった記事。「Bさんは『自分はおしゃべりなので、守秘義務を守れる自信がない』とのコメント」。普段も黙ってろ、Bさん。
12月9日(火)
職場のバックヤードで行き違いざまにふと耳にした、地元民と非地元民と思われる二人の会話。 地元民「だから、『書かないから来ない、来ないから書かない』ですよ」 非地元民「えー、なにそれ?」 『かかんきんこん、こんきんかかん』の事かー! ちょっと説明しますが、これは方言ネタ。『チャウチャウちゃうんちゃう?』と同じ。出典は、香川県のタウン情報誌の、読者投稿欄『笑いの文化人講座』。ネタの掲載は、はっきりとは分からないが十何年か前だと思われる。その、大昔のローカルなネタが、こうして時を経て、他県の人の耳に入るのか。こうやって口コミというのは広がっていくのか。あと思い出したけど、『チャウチャウ〜』を江口が最初に耳にしたのは、テレビでトミーズ雅が言っていた時。あの時は永久チャウチャウネタ(チャウチャウじゃないのを信じない会話パターン。説明しづらいな)だった。 地方の情報誌の、読者コーナーというたいへん閉塞的な場所から出たネタが一人歩きする事象というのも興味深いが、もしかしたら意外と世の中にはそんなのがいっぱいあったりして。『ジャンプ放送局』とか。
12月8日(月)
テレビ買ってきました。最初は、江口がクレジットカードを持っているからそれのポイントを稼ぐためにクレジット払いにしようかと計画していたが。いやさちょっと待て! 江口の呪いを忘れたか。スキャナやファンヒーターみたいな簡単に運べるものや、自動車みたいに自分で動けるものならまだしも、テレビって。重いよ。そんなやつが初期不良にぶちあたって修理交換になったら。いやだもう。 なので急遽、カード引き落としようにキープしていたお金を夫に渡し、後は終始しらんぷりを決め込んだ。ついつい店員と話をしそうになったが、ぐっとこらえて。うっかり夫が「このテレビに決めるか?」と聞いてきて、「うん、それにしよう」と答えてしまったのに大後悔。いまのナシ。購入を決定したのは江口じゃありませんよと天に向かって叫ぶ。ちゃんと後で夫が「これにします」と声に出し、最終決断をした人物であるとアピールして丸く収まる。 購入手続きの間、カウンターに座って茶なぞを飲んでいるその間も、とにかく店員と目を合わせないようにする。例えば夫が書類を書いている間、保証書やら領収書やらを店員が持ってきて江口に渡そうとするが、いっさい手を出さず。すんごい気の利かない嫁と映ったであろう。かまわぬ。
12月7日(日)
私信。例のシャツ、作りました。私信おわり。 今日の江口は、こないだ焼肉を食べられなかったのと、夫が一人でお肉を食べた2つの恨みを晴らさんと、自宅で一人焼肉でした。わあい。 いっそ今日は日曜日で例の焼肉屋は昼から営業しているから、一人焼肉屋という案もあったのだが、やはり家の方が。そうそう、家の方が気兼ねなくビールを飲めるからね、って? 違うね。 家だと白米を思う存分食べられるからだよ! 焼肉に合うのはビールじゃない、白い飯だ! 焼肉屋に行ってね、ご飯を頼むじゃない。大・中・小・まんが盛り(五苑)とあって、食欲に任せるなら中サイズを頼むんだ。でもさ、ああいうところのご飯は炊きたてじゃないし、米自体も古そうだし、それに初めっから沢山盛ってあると食べてるうちに冷めてくるし。しかし家なら。好きなペースで炊きたてご飯を好きなだけ食べられる。なんてパラダイスだ。なんてパラダイスだ!! だがしかし、江口、ここで1つ勿体ないことをしてしまった。ご飯を固めに炊いたんだな。江口は柔らかめが好きなのだが、夫が固め好きなのでいつもそっちで炊いている。そうだよ、夫もいないんだから柔らかめで炊けば良かったよ。ちくしょう、せっかくのチャンスが勿体ない。
12月6日(土)
33歳になって初めて、体験しました。 二日酔い。 ゆうべ、夜中に鯵の刺身を肴に晩酌をしておりました。はじめは熱燗をちびちびとしていたのですが、だんだん興が乗って、ツマミを次々と出してきて、ビールに切り替えてそれの本数も増えてきて、気が付いたら潰れてました。化粧を落とさずに寝たのも初めてですな。 で、翌朝(つまり今朝)、なーんか頭が痛い。寝過ぎたかなあ、と思いつつ朝ごはん。 あれ? なんかこみあげてきた。ヨーグルトがむつごい(※方言。くどい、胃もたれする感の意味)。 ああっ、これが二日酔いか!! もっとも、朝食はしっかり取り、午後にはお腹が空いてきて、「なんか、ソース系のごってりしたものが食べたい」って思ってお好み焼き食べたけどね。
12月5日(金)
予告通り届きました。鯵。 新鮮な鯵なので、刺身にして食べなさいとの指示。じゃあ食べるか、刺身でな。 ところで、うちの夫。魚好きです。海の近いところで育ったので、近所の魚屋にはいろんな種類の新鮮な魚介類が並んでおり、それを食べて育ってきました。そんな彼にとって、香川県は魚の品揃えが悪い土地であるようだ。「何で漁港もある市のくせに、スーパーで売ってる魚はシャケとサバだけなんだ!」と怒ってました。そもそも魚屋も無いしね。なので刺身も、満足するものが食べられないと常々言っております。たまに帰省するときは、刺身を用意してくれとリクエストするぐらいですから。 さて、ここで届いた、刺身にもできそうな鯵が20尾ほど。 さすがに全部も刺身には多すぎるな、半分ぐらい食べて、残りはそうだな、焼いたり揚げたり、すり身にしてさつま揚げなんかにしてもよさそうだな、などと考えてたら。 せっかくの新鮮な鯵になんたることかと怒られた。 だから食べたさ! 全部刺身でな! 一日でな! 旨かったさ、ああ旨かったよ。
12月4日(木)
鯵がもう、次から次へと。 義父が、ここしばらく鯵釣りにはまっているようで。鯵って、どんどん釣れるらしい。義母はそれを丸ごとだったり三枚に下ろしたり開きにしたりして冷凍をしておくそうな。 それがこないだ、大量におすそわけされました。 そして明日、今度はフレッシュ鯵が届くようです。 夫が、「そんなに食べきれない、冷凍庫にも入らない」と言うと、「順々に食べたらいいじゃない」との返事。いやだから、その順々に食べるのが追いつかないんだってば。 しかし、なぜ我々はそんなに食材を余らせるのか。今日になって気が付いた。三度三度のゴハンを食べてないからだ。 昼頃に起きて、朝食のような軽い食事をし、夜用にそれなりの料理をするが、鍋一杯作って2日ぐらい保たせるようになる。 つまり、我々の食材消費ペースは、三食作ってる義母の6分の1ぐらいの速度なんだな。 無理。
12月3日(水)
加齢臭が大好きなんだけど、これを言ってもたぶん誰からも賛同を得られないんだろうなあ。でもいいぞ、あの匂いは落ち着くぞ。 おっさん達から発せられる匂いは、廊下ですれ違っただけでぷんぷんするのな。女の香水よりもハッキリとわかる、あの匂い。おそらく娘達からは「お父さん、臭ーい」などと罵られているのだろうが、こーのコムスメ共め、その匂いの良さを分からぬとは。だからコムスメなんだよ。 だがしかし! 『!』で強調することもないだろうが、だがしかし! ここにタバコの匂いが入ったら、ああもう、とたんに凄まじい悪臭となるのだ。酒も、度を超すと悪臭ゲージを振り切ってしまうところだが、タバコに比べれば可愛いもんだ。 だから世のお父さん達よ、娘にいつまでも飛びつかれたいなら、タバコだけは止めておけ。ねえ主任。
12月2日(火)
今日は何をした。 今日はお肉を食べられた。 昨日、焼肉を食べたくなって。気が付いたら何ヶ月も食べてないや(自宅内では激しい油とびの為焼肉禁止令)、久しぶりに食べに行こうと夫と二人で計画。夜は普通にゴハンが食べたいから、そんな動物性蛋白質ばかりの食事は昼にしましょう、といつも行く焼肉屋へ行ったら、平日は昼間やってないのな。しょんぼり。ひどくしょんぼり。すっかり胃も心も焼肉のつもりだったのが裏切られてしょんぼり。せっかく口臭ケア剤もふんだんに用意していたのにしょんぼり。あまりに悔しかったので、銘々がチャンスがあればその時にそれぞれで勝手に食べるがいいさと言い合っていたら。 今日、さっそく夫が食べてた、お肉。スーパーマーケットで半額の国産牛ステーキ肉を見つけたんだってさ。半額だったから2枚買ったんだってさ。そして2枚食べたんだってさ。 妻のは!?
12月1日(月)
テレビを買います。 現在、うちに置いてあるテレビは、江口が1人暮らしの時に使っていた21インチブラウン管テレビ。これから地上デジタル放送に切り替わるので、そうなったらもうテレビは必要ないかな、とも考えていたが、夫の両親から江口の快気祝いとして贈って貰える段になったので素直に受け取る。やったー。 なので今日から、電気屋巡りです。それまでは冷やかしでしか近寄らなかったテレビ売場に、今日は堂々と乗り込みます。 ‥‥誰も相手をしてくれないのですけど。 それまでは、近寄ってくる店員を「見てるだけですから」と追い返すのに難儀していた店で、こんなに全身でテレビ購入を見当している姿を見せながら、誰も声をかけてきてくれないんですけど。ほら、パンフレットを集めてますよ? 値段をチェックしてますよ? 買う気満々ですよ? なんで声をかけてくれないんですか? 正直、かなりヘコんだ。そんなにわしらは、テレビを買う人種に思えなかったのか。 しかし、今改めて思ったが、『値段をメモ取りチェックする』、これって同業者が価格チェックをしに来た姿に思われたのだろうか。もっと何も知らないお嬢様然としてたほうが正解だったのか。
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