2009年1月1日(木)〜1月15日(木)までのごはん。

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1月15日(木)

 毎月1回、注射を打ちに行っている。これが皮下注射で、薬液自体も粘度があるので、痛い注射らしい。「らしい」というのは、打たれている江口自身、一度も痛いと感じたことがないからだ。これだったら点滴の方が痛い。同じ注射を打つのが今日で5回目なんだけど、それのどの時でも、過剰なほどに「痛いですか。すぐ終わりますから。あとちょっとですよ。大丈夫ですか」と気を遣われ、逆に恐縮したぐらいだ。
 しかし、今日。いつもと違う看護士が打ったら。
 すんげえ痛い。
 この看護士も、同じように「痛いですか、大丈夫ですか」と気を遣ってくれる、それはいいのだが。
 「どうしたら痛くなくなるんでしょうね」という発言は聞き捨てならんな。

1月14日(水)

 懲りない女と言われるだろうが。いいなあ、『天体模型 太陽系をつくる』。全52号(予定)ってことは、1年ちょっとか。むう。
 小さいときから、こんな「組み立てる」ものが大好きで。これがもし、定期購読誌じゃなく組み立てキットだったら、たぶん迷うことなく買ってる。いや、多少は迷うか。迷えよ、大人なんだから。
 あと、併せてピタゴラスイッチ的なものも大好きで。ドミノ倒しの仕掛けとかね、もうたまらん。だから『組み立て+ピタゴラ』の、スペースワープなんて、んもう心動く動く。子供の頃、永久軌道状のレールを車で走らせる立体おもちゃ(エレベーターで車を高い位置まで上げて、あとは下まで滑り降りて、またエレベータに乗るやつ。なんて名称なのか)を持ってて、しょっちゅう組み立ててはじっと見入ってた。おそらく今でも見入ると思う。三つ子の魂百まで。
 欲しいなあ。物欲に負けない心が。

1月13日(火)

 夫の実家に帰ってきました。2日目。
 実家は愛媛県です。我々の現住所は香川県です。ええ、同じ四国の中、隣の県、車で走ってせいぜい3時間、さして遠い場所ではないのですが。
 やっぱ日本って狭いようで広いね!
 距離にして150キロぐらい、それだけ離れると、気候が全然違うねフシギだね!
 というわけでタイヤチェーン買ってきました。だって雪降ってんだもん、積もってんだもん。わたくし、香川で30年以上暮らしていますが、雪が積もるなんてことはありませんもん。去年帰省したときにニュースにも載るほどの寒波がきて、ちょうど通る道路が国道、高速共に積雪で通行規制がかかっていた。その時はたまたま規制がとれた時間帯に通れたのでチェーンが無くとも走らせてくれたが、雪はだいぶ残っており、要らんドキドキを味わったものだ。江口だって学習ぐらいします、今年はいつ規制がかかってもOKなようにチェーン。でも使い方知らん。
 しかし、なんで愛媛ってあんなに雪降るのん? 山の上なら分かるが、平野だろあそこ。

1月12日() 成人の日

 夫の実家に帰ってきました。到着すると、いつも両親二人揃って出迎えてくれるのに、義父がなかなか出てこないなあ、留守なのかなあと思っていたら、裏庭でイノシシさばいてました。で、ひととおり片づいたようでやれやれと思っていたら、今度は缶容器と木くず持ち出してまた裏庭に出て行った。薫製作るとな。楽しそうでなによりです。
 さて、我々が帰省すると、ありがたいことに大歓迎をうけます。実家はもちろん、挨拶に行く伯母さんのところも(この話題に全く関係ないのだが、江口は未だ『伯』と『叔』の区別が覚えられない)。テーブル一杯に御馳走を並べられ、あれ食べなさいこれ食べなさい、と。
 最初のころの江口は、さすがに食事とおやつの区切り無く食べ続けることはしんどいのでほどほどのところで箸を置いていたが、「食べなさい食べなさい」と常に言われ続けるのを断るのも面倒になってきたので、今回は勧められるのを一切断らず食べ続けることにしてみた。
 結果。
 昼に実家で寿司を1.5人前、お煮〆と吸い物、続く伯母さん家でおはぎ2個と銘菓1個、するめとおかき適当、イチゴ3つ、チーズケーキ1個と食べ続け、夜のすき焼きとビールが全く味を感じなくなりました。
 えーん。

1月11日(

 夫が家の鍵を忘れたまま外出してしまいました。あほーー。
 江口も出て行かなくてはいけない、しかし玄関の鍵をかけずに出て行くわけにはいかない。さてどうしたものか。鍵を郵便ポストへ入れる、そんな不用心なことは出来るわけがありませんね、郵便ポストの中って、一番隠しちゃいけない場所でしょう。いっそのこと、裏庭側(うちん家の近所はドーナッツ状に住宅が密集してて、全戸の裏庭が内側を向いてる。ここから侵入するには、どっかの家の敷地を通過するしかないので、ここから入られるという事態になったら、それはもうどんな策を講じてても入られる状況であったと諦めろという状態)の窓を開けといてやろうかとも思った。
 で、頭を捻ってとある場所に隠しておいたのだが。
 よくある防犯情報で、実際の泥棒・空き巣狙いから手口を聞くというもの、あれに「たいてい鍵って、こんなところに隠されてあるんですよね」と、頭を捻って隠したであろう場所をラクラクと見付け出してしまうものがある。自分が思いついたナイスな場所も、結局それになってしまわないかと一日ハラハラしてしまった。
 てゆうか、夫のあほーーー。

1月10日(

 正式名称は知らんが、小鼻の角栓が吸引出来るアレ。今、あれが我が家にあります。吸引用が大・小と、洗顔ブラシと、マッサージローラーの4つのアタッチメントが付いていて、顔面のケアはこれでバッチリさー、ってアレ。正式名称は知らん。とりあえず『鼻キュポキュポ』って呼んでる。「キュポキュポ」は吸引音。効果は正直分かりませんが、電気の力で吸ったり擦ったりさせるのが、なんとも乱暴だなぁって気分になる。おハダってこんなに強引な手段にでてもいいんだ。優し〜く、指の腹でマッサージしなきゃいけないもんじゃなかったのか。近い感情で言えば、餅を喉に詰まらせた対処法で掃除機をつっこむというのに似てる。そこまでやっても平気なんだ、と。
 と、おハダのケアに有効な道具が手に入りましたが。
 あのね、江口、化粧水とか乳液とか持ってないんダヨ☆ 正確に言うと、今あるやつが何ヶ月前のものか分からないので怖くて使えないんダヨ☆
 この事がママンに知られたら怒られます。いい歳の娘が母親に叱られる理由が「スキンケアをしない」。いやさ、これまでに何度も怒られたんだけど。 

1月9日(金)

 甘エビはうまいなあ。
 何時の頃からか、甘エビが大好きになってしまった江口。スーパーマーケットの刺身コーナーを通りがかるたび、売られている甘エビを見ては「ああ、こいつを片っ端からちぎっては食べ、ちぎっては食べとすればどれだけ幸せだろう」と思ってしまう。
 実行に移してみました。
 20尾ぐらい入ってるのが200円で売られてたから、買ってきて、ちぎっては食べちぎっては食べ。
 しかし、まだ不満です。1パックのほとんどを食べたくせに不満です、それは何故か。腹が膨れないからだ。じゃあ腹が膨れるほど食べるとすれば? 5パックぐらい要るか? 別に懐はそんなに痛まない、けれどそれだけの量の甘エビを一度に食べると、なんかジンマシンとか出そうだな。急性のアレルギーとか、食あたり起こすとか。
 書いている途中で気が付いたが、テイクアウト寿司で甘エビばっかりのパックを買ってくるのが正解であろう。甘エビを堪能しつつ、ごはんで腹が膨れる。やろう。

1月8日(木)

 今日は小ネタ。
 ラジオショッピングを聞くとは無しに聞いていて。本日の商品はテレビ。『やっぱり、同じ買うなら5年10年と保つものが欲しいですよね〜』って言ってた。えー? テレビって、5年10年保ったらOKなものなのー?
 夫とくだらない会話中。なんか意味ありげなことを口走った夫が「深いだろ?」と言うので「それは業が?」と言い返す江口。ふと思った。深いことが悪いことになるものって他に何がある? 逆に、深くていいのは何だ。今のところ回答で挙がってるのは前者が欲、後者が奥と情。
 職場にて。タバコの管理をする。うちの店ではタバコは鍵のかけられる場所に保管するように決められている。この年末年始に在庫を持ちすぎて指定場所だけでは置ききれず、離れた場所にある事務所の金庫を借りている。そこで作業をしてたらたまたま通りがかった店長に「大変だね」と声をかけられた。なので素直に「ええ、こんなに離れてては手間がかかります」と答えた。そしたら店長、即座にどっかに電話をかけ、鍵ロッカーの手配を始めた。権力ってステキ!
 ようやっと『笑ってはいけない新聞社』を見終わるが、今期のはあんまり面白くなかった。なので『大日本人』で口直し。
 今日はここまで。

1月7日(水)

 七草ですな。今年はちゃんとした七草セット買ってきました。セットで買ってきた時点でもう「ちゃんとした」って言うのはおこがましいんだけどな。しかしあれだ、どう言い訳しても七草は七草、そこらへんに生えてる草だよね。ナズナってペンペン草じゃん。ハコベラってひよこ草じゃん。うちの庭で4つぐらい取れるし、スズシロは冷蔵庫にあるよ。
 さて、七草粥。無病息災祈願と同時に、正月の御馳走続きで弱った胃を休めるためであるとも言われているが、粥ってのは決してそれだけで腹がふくれるほど食べるもんじゃないでしょうよ。鍋一杯作って、茶碗に2杯も3杯もおかわりしてんじゃないよ。その上この日の晩ごはんはステーキだ。オーストラリアの大地の恵みをふんだんに頂きました。七草だいなし。

1月6日(火)

 Amazonって、荷物が届くの速いな。今日、もう届いたよドリフ。いやん困ったなあ、先月に貰ったムーミンのDVDもまだ見終わってないのになあ。あと、年末に録ったガキ使いの『笑ってはいけない新聞社』と、『芸能人格付チェック』も消化してないよ。んもう、まいったなあ。
 と、分かっていたはずなのに。
 なんで『大日本人』のDVDまで買っちゃうよ!
 ごめん、買った! だってさっきブックマーケット行ったら売ってたんだもん! 2300円だったんだもん! 一緒に買い物に出てた夫に「ホワイトデーのプレゼント候補にして(はあと)」って言ったら「それまでに売りきれるかもよ」って脅されたんだもん! ああもう! ああもう!(江口の複雑な感情を分かって下さい)
 ともあれ、たぶん月末ぐらいまではこれの消化活動に入ると思います。えぐぴょんの夜更かしが続いてるなぁと読者諸兄がお感じになったとき、その時の江口はきっと大爆笑中。

1月5日(月)

 江口の職業はスーパーマーケットの店員なんだけど、どんな仕事をしているかというと、主に商品の管理と陳列ね。毎日毎日、流通センターから大量の荷物が入る、それを仕分けして売場に出していく。
 入った荷物は一旦、売区の決められたバックヤードまで移動させないといけないんだけど、その距離が、だいたい10メートルぐらい。そこを、重たい荷物を引きずりながら往復するわけだ。
 今日、まあ平日というのもあるんだろうが、昼間の人手が江口一人だけだった。平日とはいえ、世間では仕事始め。メーカーからの出庫も活発に。ええもう、平日とは思えない量の荷物が入ってきましたがな。これを江口が一人でやれというのか。いやもう、売場に出すとかどうとか以前に、搬入口からバックヤードまで移動させるのに一苦労。10数台のコンテナを運ぶんだから、そりゃ小一時間かかっちゃうよ。
 そこでふと気が付いた。小一時間、コンテナを動かしながら歩き続ける。
 これって、小一時間のウォーキング(負荷プラス)と同じなんじゃないか。金を稼ぎながらシェイプアップが出来ちゃうカモ?
 それに気が付いたので、手ぶらの時はウォーキング姿勢で歩いてみた。背筋伸ばして、腕を大きく振りながら。
 疲れた。

1月4日(

 買っちゃったー。てひー。
 はい、そんなわけで、たった今『8時だヨ! 全員集合』のDVDを買いました。とりあえず、一番古い、結成40周年のBOXを。『結成40周年』『放送50周年』『番組誕生40周年』とあってどれがどれか分かり難いがな。普通に123って言ってくれよ。
 それはともかく、初Amazon購入です。
 あらためて振り返るに、商品の購入ってなんだかんだで直接店舗へ赴いて買うことが多いのだと改めて気付かされました。我々、こうやってネットをうろうろしている人種なので、何でもかんでもネットで買っていたように錯覚していたが、実はネットで調べた情報メモを持って近所の店のカウンターへ走ることが一番多かった。Amazonって、ショッピングサイトの有名なものの代表格であるが、今の今までそういえば使ったこと無かったや。さすがにDVDは、その辺の店で買うと定価だから、ネット購入。ええ、単純に値段の問題ですよ。だってネットショップって、家で宅配便が届くのを待機してなくちゃいけないのがネックで。どっちが便利かっていえば、近所の店へ行く方がそりゃ自分の都合に合って便利だ。そんなニーズに答えてくれるのがコンビニ受取なんだろうが、コンビニにもそんなに行かないのでね。いったいどうなれば満足なのかと考えた結果、近所の店がAmazon並の価格ってのがベスト。無理か?

1月3日(

 姉ファミリーと集まって新年会です。初売りを攻めに行くも、世間はとうに迎春ムードがしぼんでおりました。今年はモロゾフとか東京風月堂とかの、お菓子福袋が欲しかったのに、かけらもありませんでした。だからみんな、なんでそんなに生き急ぐ。
 うちは注連縄を付けてるんだけど、3が日をすぎるともう外さなくちゃいけないのかとそんな気分さえしてしまう。松の内いっぱいまで付けてると、いつまでお屠蘇気分が抜けないのかと言われそうで。誰も言いやしないだろうが。年明けすぐに世間では、もう雛人形の話に移ってるからな。ほらほら、もう桃の節句がすぐそこですよー。
 でもテレビプログラムは、いつまで引きずってるのかと言いたくなるほど月末ぐらいまで番組名の頭に「新春」って付ける。あれはいったい何故なんだろうな。

1月2日(金)

 ちょっと実家に里帰りしてました。1泊で。特に理由はない、まあ正月だしな、ということで。でも夜の10時に仕事が終わってから行って、すぐに風呂に入って寝て、次の日朝起きたら帰るのな。滞在時間12時間の内、9時間は布団の中。こんなタイトなスケジュールにする必要もなかったのだが、わしの勤務シフトの都合上。
 さて、そんなママンとの雑談の中で、話題に出てきた『8時だヨ! 全員集合』が。
 ママンが言いました。「今見ても面白いよなー」。
 えっ、そうなん? だって我々が子供の頃、ドリフってのは当時の親たちが眉をひそめて「下品だ」「くだらない」と非難していた対象じゃないの? わしらは、子供時代の刷り込みで今も面白く感じてしまうのかと思っていたが、なんだよ、親も面白がってたのか。
 そんなわけでまたも全員集合DVD欲しい熱が出てきました。全部揃えて3万円ちょっと。どうしよっかなー。

1月1日() 元旦

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
 正月だから朝ごはんは雑煮でした。特に具にはこだわりは無く、ダシ昆布を敷いた上に普段の味噌汁用の合わせ味噌で、薄切りの大根と人参。風味付けを兼ねて、てっぺんに削り節をトッピングしてみるか、と夫に提案。夫の返事。
 「こんな、何の思い入れもない雑煮のトッピングなど、どうとでも」。
 ええ、そうでしょうとも。あなたの実家の雑煮は、高菜がどっさり入ったアレですものね。
 結婚前、夫の里では雑煮に高菜が入っていることは聞かされて知っていた。ああ、彩りに、餅の上にこう緑色を乗せているのかと想像していました。そして去年、初めて見たそれは、想像を遙かに超える量の高菜で埋め尽くされた汁だった。野菜嫌いの江口、泣いた。
 餅シーズンになって。夫にそれを作れと時々言われる。でもあれは。あれだけは本当にこらえてくれ。泣く。


 


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