2009年10月1日(木)〜10月15日(木)までのごはん。
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10月15日(木)
予告通り、高松三越の北海道展に出没してきました。 寿司のイートインコーナーがあるというので、そこで昼ごはんにしましょうと、わくわくして行ったら。 しまった、北海の美味を集めた寿司って、そりゃもちろんイクラやウニがふんだんに使われてんだよね。 江口、魚卵がそんなに好きじゃなくて。寿司のセット内容は、イクラにウニにトビコと、江口にとって楽しくないものばかり。しかも注文を取られる際、その時の在庫状況かどうか知らんが、「ほっけの代わりにカズノコに変わっても大丈夫ですか?」と聞かれた。ごめん、それはやめて。 で、食事の後、会場内をうろうろと見て回るのですが、あちこちで試食を勧められる。イクラの試食を。ごめん、北海道が自信を持ってお送りしているだろうイクラを拒絶ばかりしておりました。 でもシシャモは好きでしてん。本日の戦利品は、シシャモ生干しと、チョコレートポテトチップと、チーズケーキ。満足。
10月14日(水)
明日と明後日と連休なので、高松市の三越にでも行こうかと思っている。今、三越で北海道展やってるの。おいしいもの勢揃い。行きたいにゃー。 しかし、難点が。 三越は遠い。車で1時間半ぐらい。 でもって、駐車場がどこか分からん。 江口は自他共に認めるイタチであって、自分が完全に把握しているルートしか使えない。車もそう、高松に何度も行ったことがあるのに、停める駐車場はいつも同じ。違うところに停めようとするとあたふたする。まして三越周辺、交通量も多かろう。そんなところへ単身乗り込むなぞ、ああ考えただけで恐ろしい。 え? 電車で行けって? 往復2千円で、ダイヤは1時間に1本だ。中途半端な田舎ですからね、こっちは。
10月13日(火)
ありがたいことに、うちの隣の家はキンモクセイを植えている。なんでありがたいかというと、あの匂いが好きだからだ。 キンモクセイって、昔は嫌いだった。だって匂いがトイレの芳香剤だもん。いちばん安物の匂いというか。学校のトイレは全部アレの匂いがしてた。『小さな恋のものがたり』で、チッチはキンモクセイが好きで、秋になる度にアレをくんくん嗅いでは喜び、「なんであんなものが好きなんだ」と思っていたもんだが。 時代と共に、芳香剤のにおいは変わっていき、今は逆にキンモクセイ臭のぷんぷんするトイレは無くなってきた。こうなると、悪いイメージも無くなるもので、純粋に秋の深まりを感じる匂いとなってきた。でもって、アレって一気に開花するのかしらん、昨日までは何も匂ってなかったのに、急に匂うようになる。秋だなあとしみじみ。
10月12日(月) 体育の日
本日の江口の出現場所は、愛媛県四国中央市にあります霧の森。 江口の休みとママンの休みが重なると、必ず遊びにつれていけと要求される。「お母さんは、どこへも行けないんだから」というのが口癖だが、社員旅行や、会社の若い人らとの集まりに頻繁に顔を出しあっちこっちに行ってるのをよーく存じております。それはさておき、今日のおでかけ。 相変わらず、「どこでもいいから連れていって」と、こっちにプランを丸投げされました。更にその上、「どこでもいいよ、観光ができて、食べ物屋があるところなら」と、めっさ高いハードルまで要求されました。えー。 そんなこんなで何とか見つけてきたのが、冒頭の霧の森。観光というか、単なる山の中をドライブした先に行き着く、レストラン併設の小規模自然公園ですが。 ココが意外とアタリスポットでした。お茶どころなので、茶そばや茶スイーツ、抹茶などが堪能出来る。おみやげももちろん茶。 けどまあ、長居出来る場所でもなく、周辺観光施設もなく、昼前に集合して夕方には解散した。ま、そんな江口家の休日。
10月11日(日)
テレビ『情熱大陸』にて。今日は実習でレストランをやってる高校の教師に密着。料理人でもある教師が、昼ごはんにマクドナルドを食べているのを見て、記者が「昼食にファストフードですか? 先生ならもっといいものを食べてるかと思ってましたが」と言ったのに対しての答え「だって世界のマクドナルドですよ」という一言に目から鱗が落ちたので、今日の心の宝箱にしまうことにする。 料理人ということで話が繋がっているようで繋がってないが、ふと気になった、江戸時代の外食事情。 料理屋があるじゃない、屋台ならまだしも、客を座らせて膳で料理を出すような店って、やっぱり金持ちじゃないと経営出来ないのか、と。 だってね、茶碗や徳利を数揃えなきゃできないんだろ? で、昔は今みたいな大量生産できないだろうから、そうそう安いものじゃないだろう。家族分以外にそれらの食器を一揃え買い集めるのって、どれくらいかかるのか。でもって、人を招き入れて座らせるスペースの店舗を確保するとなると。 ま、現在だってピンからキリまであるんだから、昔だって同じだろうけど。けどまあ、疑問に思ったのですよ。
10月10日(土)
10月10日でも体育の日じゃないんだ、もう。というのを毎年言ってる気がする。そんなこと言ってるくせに、1月15日を成人の日とは思ってないし4月29日を天皇誕生日とは思ってない。敢えて言うなら成人の日は正月のお屠蘇気分がようやく終わる日で、昭和天皇誕生日はゴールデンウィークの始まりの日だ。海の日は夏休みの始まりの日。敬老の日は、なんだろう、とくに何もないや。ここまで引っ張っておいて特にオチもありません、ごめん。 まーしかし、ハッピーマンデー制度って、誰が得してんだろう。これももう何度も言ってる話だが。アレはいちおう、3連休を作って休みを充実させるのが目的だったはずだが、家族・友人そろって3連休がとれる人というのはどのくらいいるんだろう。3連休もよこす理由は、やっぱり遠出をさせたり、1泊や2泊ぐらいの大きなレジャーをさせたりするためだろう。となると、やっぱり家族揃って、もしくは友人連れ立って、と行きたいじゃないか。けどまあ、メンツが揃ってカレンダー通りに休める、というのは多くないと思うよ。そんなこんなで集まりはいくつも企画されても、なかなか出席できなくてね。仲間はずれにされる奴が出てきたりね。悲しいね。
10月9日(金)
義母と電話での会話中。「寒くなったね。そろそろ厚い布団、出しなさいよ」。いや、そのぐらいの知恵はありますからご心配なく。 しかしこれは、40歳になっても50歳になっても言われるのだろう。逆に言うと、わしが親の心配を始めるのは何歳からだろう。もちろん、今だって心配している。でも、実母60歳、義母66歳で、足腰はしっかりしているし、具合が悪くなったら自分で病院に自由に行ける環境にある。60年以上の人生をなんとかしてきた人らに対して、わしが何を心配しろと言うのだ。そりゃあ、こっちが心配される側だろう。最後の最期まで、頼ることはあっても心配することは無いのだろうなあ。よくないのかなあ。
10月8日(木)
チロルチョコの、今期限定でホットケーキ味がある。おいしそう。 まあしかし不思議なもので。チョコレートがどうしたってホットケーキの味になるわけがない。きな粉味やら、あんみつ味やらあるが、モノはチョコレートだ、どんな味を足そうと、チョコレートの味をマイナスできるはずはない、と思っていても、確かにその宣言フレーバーどおりの味がしてしまうのだから不思議だ。例えばホットケーキチロルは(まだ食べていないが、パッケージにそう書いてあるので)バターとメープル風味、だそうだ。バターとメープルなら「バターとメープル味」と名乗るのが正しいだろうに、ホットケーキを名乗って通用する。人がホットケーキを認識している部分とは、バターとメープルなのか。小麦粉とか砂糖とかは必要ないのか。同時に、チョコレートの味わいも何ら障害ではないということか。 とはいえ、バターとメープルで「ワッフル味」と言い切ってしまっても、たぶんおおかたの人は納得すると思う。言った者勝ちの世界ではあるな。
10月7日(水)
寒いな。 ここしばらく暑くて、今頃になって残暑になったのかよと思っていたら、台風の到来と共に寒さが。寒いので冬ふとんを出そうにも干せません。樟脳くさいです。でもって、毎度の事ながら衣替えが間に合ってません。大丈夫、そのうちなんとかなる。 寒いときの朝ごはんに重宝するのが、カップスープ各種。主にクノールのポタージュ。なんで限定的かというと、徳用サイズがコレしかないからだ。コーンはあんまり好きじゃないので。食パンとスープとがあれば、それなりの朝ごはんとして許される献立になる。そこそこ腹も膨れる。ぬくい。いい事ずくめだ。 ところで皆様ご存知ですか。今年からクノールのカップスープ、値上がりしてんの。 去年までは、ノーマルサイズでポタージュやコーンといったスタンダードのやつは4袋入り、栗かぼちゃや男爵いもといったちょっと豪華なやつが3袋入りだった。 それが今年は、全部3袋だ。値段同じ。そして徳用サイズも、それまで10袋入りだったのが8袋になった。 いろんなものが、リニューアルと銘打って実質値上げとなっている。たしかに、わしらは10年前と比べて、かなり良質で美味なものを口に出来てはいるのだろう。いいものは高いというのは真理だが、それにしたって物価は下降することはないのだなあ。
10月6日(火)
こないだ読んだ光文社新訳版『幼年期の終わり』が存外おもしろかったので、この足で夫の持っていた早川文庫版『2001年宇宙の旅』を読もうとしたら、その書式のえげつなさと一番最初の漢字が読めなくて止まった。『旱魃』が。いかん、江口はしょせんイマドキの若者か。ええ、若いよ。 さて今日の江口は。またいつもの入院でした。朝の9時に入院して、夜7時に退院するというスケジュール。平日の昼間なんて、ヒマに違いない、なので大量の本を持ち込むことにした。『−宇宙の旅』は、職場の休憩時間のオタノシミにするとして、今回はさあ何を持ち込もうかと思案。 そして覚えてますか。そもそも江口が今月になって急に本を読み出したのは、夫と互いのお薦めを交換しあおうという話があったからだ。 はい、ここは夫のお気に入りの本を、さあ薦めてもらおうではないか。 そうしてチョイスされた本日の一冊。 『卒業U〜春・絶対ブルー〜』。 しかも昼頃に様子を見に来た夫に、『夏・空があれば』も渡されそうになった。そして存外おもしろかった。何でも読んでみるもんだ。
10月5日(月)
案の定、『ハーヴェストグリーン』にどっぷり浸かってますよ。 やりこみ系農家経営シミュレーションゲーム、というコピーに何ら疑うことなく、やりこむ部分しか遊ぶ要素の無いゲームです。ストーリー性皆無。ひたすら作物を育てて、売って、農地広げて、育てられる作物の量を増やしていく。簡単そうに見えて難しい。なぜなら、ゲーム序盤は資金が無いからだ。そして困ったことに、このゲームは利益がマイナスだからと言ってゲームオーバーになることも、ペナルティが課せられることもない。目線の泳いでいる地主に「次はがんばれよ」と言われるだけだ。 2週間以上遊び倒して、ようやくコツが掴めてきました。作物とは別に、それを弁当に加工したり、家畜を育てたりできるのだが、そんな脇道にそれずにひたすら畑を耕すのがベスト。なんかやけにリアルだな。しかし遊び始めた当初は、あれもこれもやってみたいので、一番簡単な家畜として鶏育ててた。こいつが卵をコンスタントに産んでくるので、料理としてゆで卵を毎日作る。結果、農家なのにゆで卵弁当を売り、自分の体力が落ちたときもゆで卵で回復するという毎日に。主人公のコレステロールが心配です。
10月4日(日)
江口はまあ、俗に言うオシャレに全く気を遣わない質でして。だからといって俗に言わないオシャレに気を遣っているかというとそうでもなく。てゆうか俗に言わないオシャレってなんだ。 ともあれ、そんな感じで。行きつけの美容院は2500円。理容室に行ってる夫より安い。一度、千円カットの店に行ったこともある。この話をすると姉に泣かれた。化粧品は、無印良品のリキッドファンデーション。でもこれに限って言えば、いろいろ選んだ結果、無印がいちばん気に入ったから使っている。安さの追求の結果が無印なのではなく、相性の追求の結果だ。 でも難点が。無印って、遠方にしか無いの。一時期は近所のファミリーマートで扱ってたからそこで買えてたのだが、気付けば無くなっていた。だからファンデが無くなったとき、買いに行くことも出来ず、仕方がないので安さで選んでちふれのリキッドを買った。確か300円ぐらいじゃなかったかしら。あんまり使い勝手よくないけど、間に合わせのモノなんだから、無印のを買えたら、いつでも処分すればいいやと。で、直後に無印買ってきた。 はい、お気づきの通り、処分せず使い勝手悪いまま、最後まで使い切りました。「ました」じゃないね、まだ使ってる。チューブを絞ったらいくらでも出てくるんだもん。そんなにムキになって絞らなくてもいいじゃん、って言われても、だって中身が出てくるんだもん。
10月3日(土)
無粋と言われながらも、リモンチェッロのソーダ割を飲んだら、ダメだね、即座に倒れた。倒れたというか、睡魔に襲われたというか。飲み口はすごいイイ。おいしい。しかし、それがアダとなってごくごく飲んだら正気を保てなくなった。その昔、サントリーのカクテルバーが出始めた頃、好んでスクリュードライバーを飲んでいた。オレンジ味で、飲み口がよくて、まだ酒を覚えたばかりの小娘の口に一番ちょうどいい味だった。それを飲んでいたらママンがよく言っていた。「スクリュードライバーって、別名『女殺し』やで」。こんな母に育てられました。
10月2日(金)
今日は小ネタ。 病院で貼り紙。『インフルエンザ様の症状がある方は云々』。インフルエンザさまって誰よー、なんで敬称つけてんのよー、と正しい意味に気付くまで笑ってた。 まんが喫茶にて、何を思ったか『漂流教室』一気読み。胃の腑がじくじくします。しかしアレって、連載で読んだら、そりゃあ毎週ハラハラドキドキだったろうなあ。 しばらく前に、足の指をサッシに蹴躓かせて爪の根元が黒くなった。爪がどんどん伸びて、その黒い部分を切るのを楽しみにしている。もうちょっと。 リモンチェッロがキツすぎるのでソーダで割ろうとしたら、無粋極まりないって怒られた。んなこと言われても。 江口の本名は『○○美』なのだが、今日の病院で貰った薬袋に書かれた名前は『○○三』。なんだよ、画数が少ない方に流れたのか。 今日はここまで。
10月1日(木)
江口の前職場は、本屋である。 人間の活動って、さほど他方に影響を与えるものではないが、どうやらココに限っては、江口の努力が今なお残っているらしい。 どマイナーな本の初回入荷数が、めっさ多いそうな。 江口の在職中、己の個人的な嗜好により、いわゆるオタク系出版社の本を念入りにメンテナンスしていた。発売日に入ってくる新刊の入荷数は問屋が決めてしまって小売店に決定権はないが、その後の追加発注はできる。でもって、この追加発注、大手出版社よりマイナー出版社の方が確実に受注してくれるんだな。大手は制限が多すぎて。そんなわけで、「よそに無い本も、ここなら有る」と常連客に言わせしめるほどの実績を作り上げた江口ですが。 それが未だ続いているらしい。ありがたい話だ。 だが、これって一歩間違えると、「よその書店が取り扱わない鬼子を押しつけられている」事態でもある。オタク系とオヤジエロは、似ず非なるものですから。 ま、今の江口は新刊コミックスよりも醤油と味噌のほうが大事なので。
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